唐突で済まないが、みんなは二次創作物の『転生者』というものを知っているだろうか?
二次創作物での転生者は必ずと言っていいほど原作と関わることになる。
例えば主人公の家族だったり、幼馴染だったり、クラスメートだったり、事件に巻き込まれたりなど様々な方法で原作と関わる事になる。
薄々、気付いていると思うが実は俺もこの二次創作物の転生者という奴である。
原作?それは、インフィニット・ストラトス。通称、
この作品は所謂、鈍感系の主人公ハーレムものだ。二次創作物では主人公、織斑一夏、通称、ワンサマーの兄弟だったり、幼馴染だったり、友人だったり、おホモダチだったり、クラスメートだったりなどで俺たち、転生者と関わってくる。
因みに、俺と一夏の関係は幼馴染であり、友人でもあり、クラスメートでもある。そして、原作通り、一夏がISという機械を起動させてしまい、それに俺も巻き込まれてIS学園に二人ともいる。
さて、ここまで長々と語ってきていたが、みんなはこのISという作品に対して、どんな感想を抱いているのだろうか。
好きだという人もいれば、嫌いだという人もいるだろう。だが、俺はそのどちらでも無い。そもそも俺は
それは、
────織斑一夏の股間がもっこりしていない事だ。
は?と思う人もいると思うが良く考えてくれ。一夏は思春期男子で、しかも周りが俺を除けば、女子しかいないところにいるんだぞ。それなのに、それなのにっ、何故、奴はあのぴっちりしたISスーツを着ているのにもっこりしていないのか。
…男だろ!?なんだ、主人公補正か!?ふざけんな!?
ふぅ、済まない。あまりに理不尽な事でイライラしてしまった。
え?そういうお前は、もっこりしてんのかって?それは──
「ねぇねぇ、いぬいー?いぬいーは、なんで股間がもっこりしているの〜?」
「いや、ここにアレだ、貴重品を入れているからもっこりしているんだ」
はい、してます。もっこりしてます。だって、男だし。ふざけんな、一夏(逆ギレ
因みにさっき、俺に話しかけているのは布仏本音というひとでほのぼのとしている。そして『いぬいー』とは、俺こと
「あれ〜?なんか、さっきより大きくなって──」
「いやー!授業はまだかな!?取り敢えず、屈伸運動でもして準備しとこー!!」
因みにこの後、一夏の姉であり、学園の教師でもある千冬さんに裏に連れて行かれた。…泣いていない。ただ、雨が降ってた。