千雨からロマンス   作:IronWorks

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第9話

――0――

 

 

 

 暗い部屋で、モニターを見る。

 たった一人の異分子が、どこまで我々に影響を与えるのカ。

 それを、何としてでも確認しておく必要があっタ。

 

『愛玩……人形という意味でしょうか?それならば、肯定です』

『はい。マスターは私を愛しています』

『はい。愛しています』

 

 茶々丸のログが流れる度に、ハカセの悲鳴が聞こえル。

 その悲鳴を耳に入れている私モ、先ほどから胃薬が手放せないガ。

 

 これは、千雨サンにマッサージをして貰う必要が……ハッ!?

 

「わ、私は科学に魂を売り渡しタ! ダカラ、こんなトラップにはかからないネ!」

「そ、そうです! 超さん! ここで私たちが屈することは……科学の敗北です!」

 

 そうダ。

 私は……私たちは、負ける訳には行かなイ。

 どんな障害が立ち向かおうとも、突き破らなければならないネ。

 

「でも、千雨さんにマッサージをして貰ってから、寝付きと寝起きが爽やかなんですよね」

「あー、私モそうだナ。妙に、一日が充実しているよーに感じるネ」

「…………」

「…………」

 

 ち、違う! 違うアル!

 って、これじゃあ古ダ……違うヨ!

 

 私たちすら洗脳しかけるとハ……長谷川千雨、侮れないヨ。

 

「とにかく、検証ですね。彼女のマッサージが、どこまで影響を与えるのか」

「そうだナ……まずはそれが必要ダ」

 

 計画に変更はあり得なイ。

 私ハ未来を変える為……未来を救うために、この時代に来たのダカラ。

 

 私ハ負けんゾ!

 長谷川千雨!

 

 

 

 ……うぅ、胃薬がきれたヨ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千雨からロマンス 第九話 ~フレンドリー/ヴァンパイア~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――1――

 

 

 

 エヴァンジェリンさん、友達百人計画。

 その計画を実行するために、僕は新たにメンバーに加わった綾瀬さん達に、相談をした。

 

「ふむ……ネギ先生」

「なんでしょうか?」

 

 早まる鼓動を押さえて、努めて冷静に応えた。

 友達百人計画には、クラスの三分の一の生徒が集まってくれて、会議室代わりの屋上は、賑やかだ。

 

 千雨さんを中心に、木乃香さんや明日菜さんも議論を交していた。

 

「将を落とすには、まずは馬から……という日本の格言を知っていますか?」

「あ、はい……それが、なにか――」

 

 大将、つまりリーダーを倒すには、外堀を崩す必要がある。

 ……確か、そんな意味だったと思う。

 

「――つまり、まずは茶々丸さんから下すのです。比較的話しやすい茶々丸さんと仲良くなることで、エヴァンジェリンさんが私たちと仲良くなりやすくなる“きっかけ”を作ってあげるのです」

 

 夕映さんの的確な案に、僕は思わず息を呑んだ。

 エヴァンジェリンさんだって、自分と仲の良い友達が仲良くしていれば、話しやすいだろう。

 

 綾瀬さんは、すごい人だ。

 あの千雨さんの親友をやっているだけあるなぁ。

 

「――ネギ先生が茶々丸さんやのどかを中心に仲良くなってくれれば、私も千雨さんと過ごす時間が……」

「夕映さん?」

「なっ、何でもないですのですよ?」

 

 語尾が変だ。

 けれど、顔を赤くしているところから察するに、きっと“噛んだ”のだろう。

 それなら恥ずかしがるのは解るし、僕もイギリス紳士として流すべきだろう。

 

「それでは、僕は千雨さんに相談してきます」

「えぇ、それがいいでしょう」

 

 綾瀬さんに見送られながら、端の方で議論をしていた千雨さんに近づく。

 千雨さんは今、どうしてそうなったかは解らないけれど、長瀬さんをマッサージしていた。

 ちなみにバカレンジャーのみんなも参加しているので、早乙女さんたちだけではなく、長瀬さんや古菲さんもいるようだ。

 

「長谷川さん、凛々しいなぁ」

「あれ……えーと、和泉さん?」

 

 集まったメンバーは、図書館島で魔法の本に関わった人たちと、それから和泉さんと超さんと桜咲さんだった。

 

 超さんと和泉さんは、聞きつけて自分から参加してくれたようだ。

 桜咲さんは物陰で見ているだけで、何をしているのか解らないけれど。

 

「和泉さんも、千雨さんのマッサージを受けたことがあるんですか?」

「はいっ……部活の先輩と色々あって、落ち込んでいる時に」

 

 独特なイントネーションを弾ませて、和泉さんが答える。

 その時の思い出を噛みしめているのか、少しだけ頬が赤かった。

 

 僕も千雨さんのマッサージを、受けてみたい。

 そうは思っているはずなのに、何故か拒否してしまう。

 

 うぅ、いったいどうしてなんだろう?

 

「――終わったぞ」

「おお!楽になったでござるよ」

「そうか、良かった」

 

 そうこうしているうちに、千雨さんのマッサージが終わったようだ。

 千雨さんは、僕に気がつくとすぐに手を挙げて、近づいてきた。

 いつも思うのだが、どうして視線が少しずれているのだろう?

 

「どうかしたか?ネギ先生」

「はい、実は、綾瀬さんが――」

 

 綾瀬さんの案を伝えると、千雨さんは抑揚に頷いた。

 

「それなら、最初は少人数で絡繰に近づくか。……私と綾瀬、ネギ先生と神楽坂辺りで」

「――私も同行して良いカ?」

 

 千雨さんがメンバーを考えていると、最近常に錠剤の入った小瓶を持ち歩いている超さんが名乗り出た。

 

 超さんは顔を引きつらせて僕たちの計画に参加したのだが……風邪だろうか?

 

「超か……もちろんだ。メンバーはこれでいいな」

 

 僕たちがしっかり頷くと、千雨さんも同じように強く頷いた。

 これはまだ、エヴァンジェリンさんを孤独から救い出すための第一歩に過ぎない。

 

 父さんが残した傷痕を、息子の僕が癒さなければならない。

 自己満足にしかならないかも知れない。

 

 けれど……けれど、僕は。

 

「助けたい……友達に、なりたいです」

「――行くぞ、ネギ先生」

「はいっ!」

 

 さぁ、頑張ろう!

 父さんの所業にはショックだったけれど、辛いのは僕じゃない。

 

 一番辛いのは、他ならぬエヴァンジェリンさんなんだから!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――2――

 

 

 

 マクダウェルを過度なストレスから解放するための作戦。

 それが、“友達百人計画”だ。

 

 綾瀬の提案により、私たちは絡繰を追うことになった。

 協力を願い出てくれた超は、胃が痛そうだったのでマッサージ済みだ。

 

 今は、実に良い笑顔で私たちに着いてきてくれていた。

 

「千雨さん、見つけました」

 

 マイ双眼鏡である“ジョニー”を構えていた綾瀬が、私に合図を送る。

 私はネギ先生に神楽坂、それと超に視線を合わせると、頷いて見せた。

 

「早速追跡するぞ」

「はいっ」

 

 ネギ先生も、気合いを入れて返事をした。

 行く時はどこか落ち込んでいたようにも見えたが、もう大丈夫なようだ。

 

「声はかけないのですか?」

「もう少し人気のないところまで移動しよう」

「茶々丸さんに照れて逃げられでもしたら、大変だもんねー」

 

 神楽坂の返事に、頷く。

 そう、いまいち本心を隠してしまいがちなマクダウェルの友人だ。

 マクダウェル並に“照れ屋”である可能性も、配慮した方が良いだろう。

 

「あっ、子供に風船をとってあげていますよ」

 

 ネギ先生の声で、絡繰に向き直る。

 絡繰は、表情を余り動かさないまま子供を助けていた。

 

 小さい子供に笑顔を向けられて、絡繰のツボーズも喜んでいる。

 

「良いやつなんだな。絡繰は」

「どうして、そう思ウ?」

 

 いつの間にか私の隣に移動してきた超が、私に尋ねた。

 もう胃は大丈夫なのだろうか?

 一度、ちゃんと資格を持つマッサージ師に見て貰った方が良いと思うぞ。

 

「ツボーズが、優しい顔をしているからだ」

「そ、そうカ――――あの殺伐とした世界に、帰りたいネ……」

「どうかしたか?超」

「なんでもないヨ」

 

 超もストレス性か……。

 いつか、こいつのストレスも取っ払ってやりたいな。

 友達は多いみたいだから、原因は他のことだろう。

 

 なんだろう?

 古菲とキャラが被っているのでも、心配しているのだろうか?

 

「語尾に“ポヨ”でもつけたらどうだ?」

「な、なんの話しカ?」

 

 首をかしげる超に、私も首をかしげた。

 アルだと本格的に影が薄くなりそうだから、別のにしたんだがな。

 

「別に、超は薄くないぞ?」

「まだ頭にまでストレスはいってないヨ!!」

 

 なんで頭を押さえるんだ?

 

 いや、待てよ……。

 人は、気になることがあると過剰に反応してしまうということを、聞いたことがある。

 超にキャラの薄さについて話していたのに、何故か超は頭を気にした。

 

 そして――――頭につけた、二つのお団子。

 

「な、なにカ? その優しい目ハッ!?」

「解ってる。大丈夫だ、超」

「いうネ! 何を考えているカ、すぐにいうネ!!」

 

 超は、私の胸ぐらを掴んで、私を揺さぶる。

 そんな超の頭を、優しく抱き締めてやる。

 体温を感じると、人間は落ち着くモノだからだ。

 

「い、いやな予感がするネ! 何故私は、抱き締められているカ!?」

「大丈夫だ。こんど、じっくりマッサージしてやるからな」

「千雨さん、超さん、何をやっているですか?」

 

 気がついたら、教会の裏手にいた。

 いつの間にか、絡繰は人気のないところに来ていたようだ。

 

「まままま、待つヨ! 絶対、このまま解けなかったらマズイ事になる誤解をしているネ!」

「落ち着け、超。誤解なんか無いから。な?」

 

 追いすがる超をなだめて、絡繰に近づく。

 神楽坂とネギ先生は、苦笑しながら私たちを見ていた。

 

 そういえば、カモが一鳴きもしないが……大丈夫なのだろうか?

 小動物はデリケートだからな。心配だ。

 

「綾瀬サン! 離すネ!」

「そうはさせません。まったく、揃いも揃って」

「帰りたい……帰りたいヨ……」

 

 後ろが騒がしいが、まぁいいだろう。

 私は、綾瀬に全部任せて、物陰から出る。

 

 絡繰はちょうどネコに餌をやり終わったらしく、ビニール袋にネコ皿を入れて立ち上がった。

 

「長谷川さん、神楽坂さん、ネギ先生――超さんに、綾瀬さんも?」

「二人のことは気にしなくて良い」

 

 私はネギ先生の肩からカモを抱き上げると、軽くマッサージをして戻す。

 動物が元気な方が、心は開きやすい。

 カモも、これで元気になってくれればいいが……。

 

「……油断しました。でも、お相手します」

 

 相手?

 話し相手になるということか?

 

 いや、それならば身構えるのはおかしい。

 となると、残る可能性は――――マッサージか。

 

「二人は手を出すな」

「ちょ、ちょっと、千雨ちゃん?」

「千雨さん……何を」

 

 戸惑う二人を置いて、私は一歩前に出た。

 絡繰も、それに合わせるように前に出る。

 

「心を解すには、まずは身体を解す必要がある……それだけだ」

「なるほど……千雨ちゃんらしいわね」

「が、頑張ってください!」

 

 ネギ先生と神楽坂が、私を笑顔で送り出す。

 私はそれに笑顔で答えられるほど器用ではないが、それでも親指を立ててみせることくらいは、出来た。

 

「お一人で、良いのですか?」

「あぁ、もちろんだ」

 

 絡繰は、自然体のまま動かない。

 私はそんな絡繰に対して、ただ一直線に歩み寄る。

 

「行動パターン推測――――不明?」

「絡繰……おまえのツボーズは、すでにこの手の中だ」

「言動の意図――不明。パターン検出――エラー」

 

 頭を押さえて困惑する絡繰。

 絡繰は混乱しながら、何を思ったのか私に拳を突き出した。

 

「危ない! 千雨さん!」

「フッ……!」

 

 一息気合いを入れて、避ける。

 

「千雨さんが、二人っ?!」

「マッサージ師なら、残像を生み出してマッサージすることぐらい出来る!」

 

 マッサージ界のプリンスは、長時間四人に分身してマッサージを行うことが出来るという。

 私は短時間しか無理な、未熟なマッサージ師だ。

 だが、二人までならなんとかなる!

 

「とった――」

「――ぁ」

 

 絡繰の背中は、既に視界に納めている。

 私はその場で残像を生み出すマッサージを、実行する。

 

 絡繰の身体を――――解し尽くす!

 

「身柱、兪穴、胃兪、竅陰(きゅういん)、中府、大腸兪」

「膈兪、天牖(てんよう)、迎香、缼盆、風門、肩井!!」

 

 突く、押す、抉る!

 あの日から……ゴーレムと戦ったあの日から見えるようになった、絡繰のツボーズ。

 総ての無機物に見える訳ではないが、一部の“モノ”には、はっきりと見えるようになった。

 

 そのツボーズを、解し尽くす!

 

「申し訳ありません――――マスター」

「千雨スペシャル――――“ツインドライブ・ロマンス”」

「っ!?」

 

 その一言と同時に、私の残像が消える。

 遠くで超が崩れ落ちる音とともに、絡繰が膝をついた。

 

「マスターが危険視した意味を、理解できました」

「マクダウェルが? ……そうか」

 

 マクダウェルは、怖いのだろう。

 籠の中から出て、人に触れてしまうことが。

 

 だから、私を危険視した。

 そしてそれを絡繰にも伝えて、心の安寧を保ったのだろう。

 

「マクダウェルが私を避けるのも、解る。……でもな」

 

 絡繰のツボーズは、満足した表情で笑っていた。

 そして、その一人が言うのだ……『なんだか、宿主の心が沈んでいるよ』と。

 

「時には絡繰が勇気を出して、マクダウェルの手を引いてやらないと……アイツはずーっと“一人ぼっち”になっちまう」

「千雨さん……そこまで、マスターのことを」

 

 絡繰は、みんなに見守られる中、ふらふらと立ち上がった。

 

「愛する“ご主人様”なんだろ? ――生憎マッサージ愛しか解らないが、愛ってのは一方通行じゃ、駄目なんじゃないのか?」

「一方通行の、愛」

 

 同性同士でディープな関係だと言うことは、早乙女から聞いた。

 それも愛の形なんだろう。

 自分に当てはめて理解するには濃すぎる関係だが、それを否定するつもりはない。

 

「今は難しいかも知れないが、少しずつでも良いから……そっとフォローしてやってくれないか? マクダウェルのことだから、意地を張って友達なんか要らないって言うだろうが」

 

 思い当たる節があるのか、絡繰は目を瞠った。

 

「……その後、心の中で、小さく悔やんでいると思うんだ」

「マスターが……そんな……では、私は」

 

 今までの関係に思うことがあったのだろう。

 絡繰は、小さく自分の身体を抱き締めた。

 

 心なしか、マッサージ後から感情が豊かになっているように見えるんだが……。

 いや、気のせいだろう。

 

「今からでも、遅くありません!」

「そうだよ! 茶々丸さん!」

 

 絡繰が振り向いた先。

 ちょうど、私の視線の先では、神楽坂とネギ先生が笑顔で立っていた。

 

「今から頑張ればいいじゃん!」

「僕たちも、できるだけお手伝いします!」

「ネギ先生……神楽坂さん……」

 

 神楽坂は笑顔で絡繰に近づくと、絡繰の右手を、両手で包み込んだ。

 ネギ先生もそれに倣って、絡繰の左手を両手で包み込む。

 

「さーて、作戦会議の続き……一緒に行こう! 茶々丸さん」

「は、はい!」

「千雨さんも、早く!」

「おー」

 

 二人に引っ張られる絡繰の姿を見て、私は目を眇めた。

 これが、“友達”なんだって、思える――そんな光景だ。

 

 

 

 覚悟しろよ、マクダウェル。

 外堀は、もう埋まったぞ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――4――

 

 

 

「千雨さん……長谷川、千雨……」

 

 心酔した様子で、茶々丸が千雨サンを見ル。

 なんだか、おかしい。全部が、おかしい。

 

 私にかけられた疑いハ、ひとまず気にしない。

 どんな疑いかハ解らないガ、気にしたらきっと胃に穴が開くからダ。

 

 それよりも気にするべきなのは、何故かロボットである茶々丸を癒した、マッサージ。

 残像の時点でストレスがゲージを振り切ったガ、あのマッサージで一周してストレスが戻ってきたヨ。

 

 茶々丸を点検するハカセの胃が、今から心配ネ。

 

 情報では、千雨サンは“白き翼”のツッコミ役だたネ。

 その千雨サンが“あんなこと”になっているせいか、ツッコミ不在で誤解がスパイラルになっていル。

 

「先のことを考えれば考えるほど、憂鬱になるヨ……」

 

 ネギ坊主は、今のところ誰とも仮契約していない。

 助言者、アルベール・カモミールは、何故か空気。

 茶々丸ハ、もっと時間をかけて得るはずの“感情”を、手に入れ始めていル。

 

「どこで、修正をするべきカ……」

 

 手遅れという言葉が、頭を掠めるヨ。

 それでも、諦める訳には、いかない……の、だろう……カ?

 

「ハッ」

 

 頭を振って、考えを追い払うヨ。

 何故この私まで、洗脳されかけているカ!

 

 科学に魂を売った。

 それは、未来を変える為ネ!

 

「そう、私ハ……未来ヲ……あれ?」

 

 未来ヲ変えるのはいいガ……。

 知っている未来に、なるのだろうカ……?

 

「どうした?行くぞ、超」

「い、今行くヨ」

「そんなに気にするな。な?」

 

 気になる。

 千雨サンがなにを勘違いしているのか、気になるヨ。

 

 私ハ再び大きく頭を振ると、千雨サンの後ろにつく。

 なんにしても、手ぶらで帰ることなどできないのだ。

 

 今後も行動を共にして、千雨サンとその周囲の状況を見極めル。

 

 それが私ニ、出来ることなのだから。

 私ニしか、出来ないこと……なのだから。

 

 何とか心を落ち着かせて、夕日の中を歩く。

 

 もう、迷わなイ。

 

 

 

 ………………と、良いナァ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――了――

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