ハイスクールECO×D   作:名前のないザックス

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令和おめでとうございます!
本当は平成最後のとうこうをしようと思っていましたが、なんやかんやで今日になってしまいました…

後、今日誕生日を迎えました!亀亀投稿の作者ではありますが、何卒宜しくお願い致します何卒宜しくお願い致します!






第十五話 始まる物語

さて、あれからもう原作が始まる時期になった…はず。多分。正直この長い年月で、ないに等しい原作知識はもう消えかけてた…原作キャラの名前くらいしかもうわからん。

結局俺は修行の途中で成長が止まってしまった。幽香さん曰く、壁を越えないとだめ。だそうだ。

確かに急に成長が止まって焦ったのだが、焦っても仕方ないということで、これを機に息抜きがてら旅行なんかをしてみた。勿論幽香さんとマキちゃんを連れて。たまにリフィルもいれて。

海外旅行では、リフィルの意外な外国語力に驚き。

国内旅行では、幽香さんの豊富な知識にびっくりだった。

以前、未来(仮)のマキちゃんに言われた京都にも行ったのだが、多少面倒ごとに巻き込まれただけで、特に自分が怪物になることも言われることもなかった。

マキちゃんも神器の扱いが結構上手くなり、必殺技みたいのも結構あるのだ。今は駒王町に戻っており、何か事件でも起きないかなと待っている日々だ、事件を待ち望むとかかなり最低な気もするけれど。すまない駒王町。

 

「雄輔~!手紙が届いてるわよ~?」

 

「今行きまーす!」

 

幽香さんに呼ばれたので、自分の部屋から下のリビングまで駆け足で降りていった。この家に手紙を寄こすのは、旅先で出会った数少ない友人たちしかいない。

 

「誰からですか?」

 

「あの吸血鬼姉妹のとこよ、ほら、写真付きで」

 

そう言って写真を見せてきた幽香さん、そこには大きな門の前で、月がきれいに映る夜中に、中華服を着た女性、メイド服の華奢な女性、パジャマ?みたいなのを着た紫髪の女性、それに中央には姉妹であろう幼い双子ーーーー片方は紫髪できっちりしており、もう片方は金髪で快活な印象を受ける少女ーーーーが写っていた。

 

「元気そうですね、姉妹の仲もよさそうだ」

 

「まぁ。どうやらあの子たちの周りには厄介ごとの種が転がってそうよ?」

 

「どうゆうことですか?」

 

そういうと今度は手紙の方を俺に渡してきたので、そちらの方に目を移した。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーー前略、雄輔様。貴方に出会った時のことをつい先日のように思い出します。刺激的な出会いから始まりましたが、あの時の事をこの場を借りて再度謝罪いたします。もしまたこちらに来るときは是非我が家によってください。その時は我々紅魔館の者総出で、お出迎えしたいと思っています。妹のフランも、いつ遊びに来るのかとうるさくてたまりませんので。こちらでは最近真祖を超えたとか抜かす三流吸血鬼たちが少々煩わしくなってまいりました、そちらはお変わりないでしょうか?貴方様ほどでしたら、たいていの事はどうとでもなるでしょうが、それでもやはり心配です。次に会う時は是非、言っていた日本のお茶とお菓子を楽しみにしています。それでは

 

 

レミリア・スカーレットより

 

PS.お兄さまが来るの楽しみにしてるよ! フランーーーー

 

 

 

「あっちは何か事件のにおいがするね……大丈夫だといいけど」

 

「あの姉妹はそう簡単にくたばらないわよ、御付きのメイドと門番もいるし、いざとなったらあのもやし女もね」

 

「もやし女はないでしょう……今度また遊びに行かないとね」

 

「そうね、それと雄輔、ついでに買い出しよろしく」

 

そう言うと手に持っていた手紙と写真をスッと奪われ、代わりにメモと財布を手渡された。

 

「……マキちゃんは?」

 

「あの子なら今花壇の手入れ中」

 

「……幽香さんは?」

 

「私はこれから自分の花畑に水やりよ」

 

「……行ってきます」

 

どうやら俺はいつの間にか完璧に退路をつぶされたらしい。ここで断っても後々酷い結末が待っていそうだし。ここは素直に従って、買い出しに行くことに決めた。

買ってくるものはすぐにそろうだろうし、ちゃちゃっと行って帰ってくることにしよう。

俺は靴を履いたら即座に家を飛び出して目的の場所へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで全部揃ったかな、後は帰ってご飯の支度を……?」

 

メモに書かれたものを商店街で買い終わったので、帰路につこうとしたらなにやら広場の方向から変な気配を感じ取ったので思わずそちらの方を向いた。何か嫌~な気配を感じる…これは少し調査が必要そうだ。

そう思ったら居ても立っても居られなくなったので、早速嫌な気配の方に静かに急いで向かった。

嫌な気配はどうやら一組のカップルしか見えないこの公園かららしい、しかしこの時間帯にカップル一組しか見かけないのはちょーっと腑に落ちないな。

 

そう思っていたら何やらカップルの話声が聞こえ始めたので、息を殺してその会話を聞くことにした。

 

「イッセー君、今日は楽しかったわ」

 

 

 

「俺もだよ。すごく楽しかった」

 

 

 

「………ねぇ、イッセー君。私のお願い………聞いてくれないかな?」

 

 

 

「何?夕麻ちゃん?」

 

その直後、彼女さんの方が背中から翼を生やした…何事!?

 

「死んでくれないかな…?」

 

「え?」

 

光の槍が彼氏を貫く……その前に!

 

「はい!ストーーップ!!」

 

横から槍に飛び蹴りをかましてそのまま蹴り砕いた。あぶねー!もうすぐで彼氏君死ぬとこだったわ!

 

「な!?」

 

「え!?」

 

両方とも驚愕といった感じだが、夕方に突然殺しあうカップルの方が驚きだよ。

 

「さて、お二人さん。なんだか知らないけど殺し合いはいけないよ。お互いキチンと話し合わないと」

 

「くッ!邪魔するな人間!」

 

二人を落ち着けようと間に割って話したけど、彼女さんの方は聞く耳一切持たず再び光の槍を投げてくるが。

 

「おっと、だからこういうの投げたら危ないって」

 

指二本でキャッチしてやりましたよ!これぞエコガインダー奥義、二指真空把!(丸パクリ)しかし彼女さんはこれを見てさらに激昂してしまったようだ。

 

「な!この、人間なんかに!私は負けないわ!」

 

今度は槍を手に持って襲い掛かろうとしてきたので、こちらも受け止めた槍をもって応戦の構えを取る…が、その前に!

 

「後ろでこっそり人殺そうとしてんじゃないよ!」

 

未だに状況が呑み込めず呆然としてる彼氏君の後ろに忍び寄っていたやつに槍を投げる、咄嗟だったので狙いが甘々で簡単によけられてしまったが、彼氏君は無事だ。

 

「ちっ、人間にしては中々やるな」

 

「そらどうも、で、あんた誰」

 

彼女さんの隣に先程の男が並び、こちらを見て構える。正直このぐらいなら何人束になっても平気だが、彼氏君守りながらだと少し後手に回ってしまうかもな。

 

「あ、あの、貴方は」

 

「それは後、今はこの状況を切り抜けるのが先だ」

 

彼氏君の方をようやくきちんと見据えて会話ができた…てか、もしかして一誠君か?あんま変わってないな~。

 

「お、おう!でも一体どうやって…それに何が何やら……」

 

どうやらまだ脳がこの状況を理解できてないらしい、まぁ仕方ないと思うが。兎に角今は一誠くんを守らないといけない。そう思って構えなおした直後に何やら魔法陣?というのかよく分からない円が地面に現れて、そこから紅い髪の女性が現れた。

 

「貴方達……私の街で何してるのかしら?」

 

「紅い髪……貴様!グレモリーの娘か!?」

 

グレモリー……確かそんな名前の人がいた気がするが……出てこないな。しかし今は一誠君のことを彼女に任せて、俺は奴らの相手をしよう。

 

「グレモリーさん、彼を連れて逃げてください。ここは俺がなんとかしま「こうなっては仕方ない!引くぞ!」

 

俺が言い切る前に、相手の方が先に帰ってしまった。奴らが去った後の広場では、俺達3人の間に微妙な空気が流れていた……

 

「……とりあえずなんとかなったわね、それで、そこの貴方は一体」

 

「それでは、サヨナラ!」

 

絶対何かしらの追求をされると思ったので、その場で回れ右して買った物が崩れたりしないように抱えて、全速力で走った。

 

「ちょっ!貴方待ちなさ…足早いわね!」

 

後ろで何か聞こえるけど無視、多分一誠君に色々話をしたりするだろうし、俺に時間をかけてられないだろうから。多分大丈夫だ。逃げ切れるはず!

 

「俺はただの一般人ですのでーーー!さようならーーーー!」

 

「ちょっ、待っ、待ちなさい……早すぎるのよ貴方ー!」

 

俺は呼吸もエコロジーパワーも使って全力でその場から走り去り、念の為少し遠回りして家へと帰った。

 

「優香さん、はぁ…はぁ…今帰りました……」

 

「お帰りなさい。随分と疲れてるわね?何かあったの?」

 

「それがですねーーー」

 

俺はあの公園であったことを話した、もしかしたら優香さんの方が俺よりこの手の事情に詳しいかもしれないと思ったし。

 

「グレモリーね……生憎私は知らないわ。それより食材は?」

 

「え、あぁ、キチンと買ってきましたよ?」

 

「そう、ならちゃちゃっと作っちゃうから渡しなさい」

 

そういって俺から食材を受け取ると何も言わずにキッチンへと向かった……どうやら幽香さんには興味のない話題だったらしい。とりあえずマキちゃんを呼ぼう。そう思って未だ庭仕事中のマキちゃんをのところへ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……あの赤毛、この街に絡んでいたのね。奇妙な縁もあったものだわ」

 

幽香さんの呟きは俺には届かず、風に流されてしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To be continued......

 

 

 

 

 

 

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