とある戦場を一人血濡れた体で歩く一人の男が居た。身に纏う鎧はすでに原型を留めておらず、壊れた鎧の隙間から見える体は傷つき、生きているのが不思議な程に数多くの傷を負っている。しかし、その男は歩みを止める事はなかった。体の奥底から湧き出る狂気が彼を突き動かし、終わりなき戦いの快楽を得るために、ただひらすら戦場を歩き続けた。幼少の頃から殺し合いと隣り合わせで生きていた男は一つの話を聞く。それは「ダンジョン」と呼ばれる終わりなき迷宮が存在するオラリオと呼ばれる都市の話だった。常に戦いを求める男は迷わずに足の向く先をオラリオへと向けた。これは戦う事にしか生きる意味を見いだせない一人の男の物語である――
 ふと書きたくなって書き始めた小説になりますので続くかは分かりません。アンチ。ヘイトのタグがありますが、そこまで過激な内容はありません。
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