幻影のエトランゼ   作:宵月颯

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意図的に仕組まれた道筋。

それは一つに束ねられ繋がる。

目的の場所へ向かう道導。


第百二十八話『伏線《フクセン》』

 

ラース・バビロン防衛戦から数週間後。

 

次なる対応の為に準備を進める中…

 

外部へ出ていた部隊が帰還した。

 

各方面で起こった出来事を提示する流れとなった。

 

 

******

 

 

アビス断絶世界より。

 

 

ジルクニスタンにとらわれたナナリーを救うためにゼロを筆頭とした黒の騎士団と派遣部隊が敵地に潜入するも待ち伏せをされる。

 

これはジルクニスタンの巫女・シャムナのギアスによって前持って判明した戦闘を逆手に取られた為、しばらく混戦状態が続くが…

 

ゼロはアイムのスフィア能力でジルクニスタンの神殿内へ潜入しシャムナの配下に絶対厳守のギアスをかけて掌握、シャムナと対峙しナナリーを救う為に交渉を開始。

 

だが弟の件と国の維持の為に戦いは捨てられないと宣言。ゼロはギアスでシャムナを眠りにつかせて神殿を爆破、ナナリーはCの世界で対話しゼロこと兄ルルーシュが居なくなっても前を向いて進めと告げて離別する。

 

シャムナと彼女の弟であるシャリオの死を持ってジルクニスタンは降伏、後の事後処理は国の将軍が請け負うことになった。

 

ナナリーは共和国となったブリタニアから派遣された人員に引き取られた。

 

以降はソレスタルビーイングの一件であるELS案件で行動と対策を練る。

 

結果、史実と同じく刹那とティエリアでGNドライブの制御による対話を行い、ELSとの対話を成功させる。ELSは地球圏への進行をストップしどこかへ去って行ったとの事。

 

 

>>>>>>

 

 

此方側の宇宙調査の結果。

 

 

ズール率いる星間連合とバッフ・クランが交戦、このままではエグゼリオ変動への刺激を与えてしまう為、第二派遣部隊が対応。

 

混戦が続く中でナイアーラ出現しナルーダの配下を召喚し地獄絵図と化す。

 

だが、様子見だったアンチスパイラルと行方不明だったカミナとマーグが救援に現れ事亡きを得る。

 

ナイアーラの行動で星間連合とバッフ・クランは壊滅、エグゼリオ変動は活動を開始すると言う結末を迎えた。

 

戦場が地獄絵図と化し、救援が希望を繋ぐも、最終的には宇宙怪獣の覚醒という最悪の事態に至る壮絶な流れとなった。

 

 

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碧の地球調査の結末。

 

 

碧の地球へ降り立った一行は船団を組んだ海に住まうガルガンティア船団へ向かう。

 

調査部隊は次元凍結の影響を受けていない「碧の地球」へ降り立つ。

 

そこは広大な海に覆われた惑星であり、人類は碧の惑星と同化していたアメリア大陸に住む者と海上に巨大な船団を組んで別れて生活していた。

 

一行は巨大船団の中心勢力である、ガルガンティア船団へと向かう。

 

接触した船団は海に根ざした独自の文化を持ち、外来者への警戒心も強い。

 

調査部隊はアルゼナル、シグナス、ノーチラス組を中心に交渉役を務める。

 

船団の人々は「ヒディアーズ」と呼ばれる存在との戦いを語り、恐怖と憎悪を抱いていた。

 

船団と行動を共にし調査の過程で、ヒディアーズの正体が「人類の進化の果て」であることが判明。

 

クジライカと呼ばれる海の生物がその進化の別系統であることも明らかになる。

 

船団の人々は衝撃を受けるが、調査部隊は「進化と共存の可能性」を示し、対話を試みる。

 

船団は完全な理解には至らないものの、調査部隊の誠意を受け入れ、協力関係を結ぶ。

 

ヒディアーズとの戦いは「人類の未来を映す鏡」であると認識され、調査部隊は報告を持ち帰る。

 

碧の地球は「進化と共存の試練の場」として、今後の戦いに重要な意味を持つこととなった。

 

 

このヒディアーズについてだが…

 

ヒディアーズが作られたのは エンブリオが存在していた世界の時代。

 

滅びから逃れる為に人類の進化実験の果てに生まれた存在であり、これがエンブリオが人類に絶望する切っ掛けとなった。

 

「進化の果て=怪物」という構図が、人類の未来への問いを突き付ける。

 

そこへ行方不明だった ネオアトランティスが姿を現す。

 

彼らの持つ「レッド・ノア」の内部には巨人が眠っていた。

 

その巨人こそ、後にネルフが秘匿していた巨人アダムと呼ばれる存在。

 

カヲルが語る真実はネルフのEVAとアダムは密接な関係を持つ。

 

同一存在であるカヲル自身が説明し、EVAの根源が「レッド・ノアの巨人」にあることを明かす。

 

ネモ船長が語る遙か昔の旅。

 

ネオアトランティス人は M58星雲から旅を続けてきた種族。

 

ネモ船長とナディアの祖先にあたる彼らが、レッド・ノアと巨人を地球へ持ち込んだ。

 

これにより、碧の地球とエヴァンゲリオンの系譜が一本の線で繋がる。

 

 

進化と絶望、ヒディアーズの存在は、人類の進化が必ずしも希望に繋がらないことを示す。

 

神話の連結、ガルガンティア、ネオアトランティス、エヴァンゲリオンが一本の歴史に統合された。

 

祖先の選択としてガンエデンが守護していた先史文明期の人々やネモ船長とナディアの血筋が「人類の未来を運ぶ者」として位置付けられた瞬間でもあった。

 

 

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ラース・バビロン防衛戦の報告。

 

ラース・バビロン内に潜入したゴラー・ゴレム部隊との対人戦闘が開始。

 

その中で彼らに加担したフリをするセレーナ・レシタールが別件で潜入しイルイを拉致しようとするが、ハスミによって妨害されて追いかけっこ開始。

 

待機部隊による理不尽な戦闘行為でゴラー・ゴレム部隊は壊滅状態に陥る。

 

ハスミは正論と共にゲベル・ガンエデンに対して話し合い(物理で締める)と宣言。史実通りならルアフの肉体は限界に近く、次のスペアであるセメルを確保する為に行動を開始すると説明。

 

最終決戦の日をくぐり抜けるなら協力しろとシヴァへ念話を送る。

 

シヴァの返答はなく、一名を残して残存したゴラー・ゴレム部隊を引き上げさせ撤退する。

その一名はかつてL5戦役でリュウセイ達に力を貸したアイン・バルシェムことクォヴレー・ゴートンだった。

 

シヴァの沈黙は、彼が既に負念に呑まれつつある兆候。

 

クォヴレーの残留は、かつての戦友としての再会と、新たな役割を示唆。

 

ラース・バビロン防衛戦は成功したが、最終決戦に向けて「スペアの確保」と「イルイの存在」がより大きな意味を持つ。

 

その後、セレーナは拘束されて尋問&状況説明。仲間のアルバータが生存し復讐相手であるヴィレッタは間違いであり、先ほどのゴラー・ゴレム部隊に居たスペクトラ・マグレディが復讐相手であるとハスミが説明。

 

セレーナの誤解が解かれたことで、彼女の立場は大きく揺らぐ。

 

スペクトラ・マグレディとの決着が、今後の戦いの一つの焦点となる。

 

ハスミの説明は「復讐ではなく未来を選べ」という意思を示す布石でもあり、最終決戦に向けた人間関係の整理が進む。

 

その後、セレーナはこのままノードゥス預かりで、しばらくの間は雑用とハスミ提案のお仕置き(自分が倒したMSの数(146体)の分、1/144サイズのプラモデルを精密に作れと言う拷問)を科された。

 

ちなみに審判役はアムロ、リュウセイ、ノリコ、と言ったメカ系フィギュア集めが趣味な人達。なので細かくチェックされる始末が続いたとさ。

 

更に1週間後、各方面の部隊と合流し情報共有の元。

 

地球の守りと外宇宙へ出る部隊編成が開始。その準備へと移る。

 

 

~一週間後~

 

 

地球防衛線が完成するまでに、外宇宙遠征部隊は銀河の中心へ進発する準備を整える。

 

スヴェル結界は別の人員が対応し、ハスミとイルイは外宇宙遠征部隊へ編入。

 

同様に目的地である銀河の中心地へ向かう道中にあるバルマー本星に向かう。

 

事前に進めていた物資搬入を終えた外宇宙遠征部隊は銀河の中心へ進発する準備を整えられていた。

 

地球防衛部隊は第一波の侵攻に備え、スヴェル結界を維持し続ける。

 

外宇宙遠征部隊は前と同様にシンカを遂げた者達を中心に編成。

 

地球防衛部隊はシンカする事が出来ない(進化融合の事もありそれに至れない者達)が中心に編成。

 

それでも十分な戦力が配分されている。

 

外宇宙遠征部隊が太陽系を離れた後、クロスゲートを経由し惑星バルマー~銀河の中心地であるエス・テランへと向かった。

 

 

=続=




終焉の日まで残りの時間、254日。
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