別のところでもあげています。
ロロ……かっこいいおとこのこ。プロトタイプであったクール設定は飛び散った。
感情が制御できなくなった男の子ってかわいいよね。
ライラの上に跨り、手首を彼の頭上に纏め身動きを封じる。
「なんで俺を避けてんの。」
手首を少し締め付けると、顔を顰め、「らって、どうせ、アンタも、おれ、を、捨てるんだろ、……」
と涙をぽろぽろと流す。
呂律も禄にまわらず話す彼はなんとも痛々しく、幼子のようだ。
「……どうしてそう思うの。アンタも、って、前にもあったの?」ふつふつと沸き上がる色々なことへの怒りを抑え、ライラの瞳をみつめる。
「ひぅっ……みんな、消えてく、の。俺のこと、嫌いなのっ…ひっく……」
「そぇ、に、アンタには、俺じゃ無くても、見合うひとは、たくさん、いる、から「ふざけるな。お前には俺が只のヤリチンに見えると?俺は誰でもいいわけじゃない。あのときお前と会ったのだって、バトルの時からずっとみてた。あのときから好きだった。俺が今まで好きって言ったの、全部ほんと。」
俺はあいつが今までそういう目で俺のことを見てた、ということに腹が立った。同時にこれまでの好き、は伝わって無かった悲しみがこみ上げ、色んな感情をライラにぶつけた。
「っ、え、ふぇ……?好き……?えぇ……?」
ライラは恐怖、驚き、その他諸々になっているようで百面相をしている。己は怒っているにも関わらず、その愛らしい様子に愛しさを感じる。
あたふたとしながら、ライラは必死に言葉を出そうとする。
「ど、ゆぅ、こと、?」
「だから、俺はライラのことが好きなの。大好き。愛してる。」
「え、え、あぅ、うぅぅうぅ……」
やっとのこと理解できたのか、ライラは顔を真っ赤にさせる。
「あ、ぁあ、の、今までロロの思ってること、気づかなくてごめん……」
一呼吸おくライラを静かに待つ。
「逃げちゃって、ロロのこと、すっごく傷つけた……。」
「……うん。」
「でも、俺のこと、好きでいて、ほしい……わがままで、ごめんね……」
不安げな表情で俺に問いかけるライラの瞳は潤み、目元は赤みがさし、唇は震えている。すぐにでもその唇にむしゃぶりつき舌を捩じ込みたいという衝動を抑え、手首から手を離しながら起き上がらせ、もちろん、と答えそのまま抱きしめる。ライラの甘い香りがする。以前、何がつけているか、と尋ねれば、家で花を育てている、と言っていた。
「俺はライラのこと、ずっと好きでいるよ。これからも、ずっと。」
「お、れも、好き。ずっと、好きで、でも、どうせ捨てられるならって、諦めて。そしたら、好きとか、キスされるの、辛くなって。優しくされるの、怖くなって、それで避けてた。だから、今、好きって言ってくれたの、嬉し、かった。ごめん。」
ライラの腕は縋るように俺の身体へ回される。
「ロロ……キス、して……」
瞳が潤みハートマークが形を崩す。
「ん……」
「んむぅ…ふっ……んん……」
ぴちゃぴちゃという水音と共に2人の舌が絡む。
お互いの胸がくっつく。ライラの鼓動を感じる。どきどき、どきどきとはやい動きを繰り返している。
ライラもきっと、同じ音を感じているのだろう。
ライラへの愛しさや欲望で張り裂けそう。そんな俺が筒抜けで、と同時にライラのすべてを感じていると思うとすごく興奮する。
ライラをもっと知りたい。
そう思ったら瞬間、気付けばライラの体はベッドに沈みこんでいた。
閲覧ありがとうございました。