まぁそんなことよりどうぞ、東方紅夢想〜Red・Dreams〜!
やぁ、初めまして皆さん!三紗亜衣夢(みしや あいむ)です!新小説で早速ですが一言だけ言わせてください!
ここ何処だよ
亜衣夢はいつの間にかどこかもわからない水辺の近くにいたのだ。そこからくる冷気に亜衣夢はブルッと震えあがった。周りにあるものは湖らしきとこと森ぐらいであった。
いやいやいやいや!なんでだ!なんで俺はここにいる!?思い出せ・・・ここまでの経緯を!
・・・・・・・・・・・・そうだ!!たしか俺は……
〜時は遡り、数刻前〜
「行ってきやーす。」
「行ってらっしゃーい。」
俺はいつも通りの時間に起きて飯食って用意して、家を出たんだ、そんで家からすぐ近くのバス停まで歩いていったんだよな……
「ううっ、寒っ。・・・はぁ、今日もまた学校か。なんか、つまんねぇな。こうやって同じことばっかり・・・なんかねぇかなホント。」
こんな感じのことを呟きながら俺はバス停にある椅子に腰をかけたんだ。そんで・・・そうだよ!そこで……
「・・・本当に遅えなバス。はよこーい。」
俺は暇なもんだからスマホいじってて、すると、
ニャア
っていう声が聴こえてきたんだ。だから俺はつい顔を上げた。するとそこには仔猫がいたんだ!生まれてから結構たったぐらい、生後半年ってところか?
「・・・珍しいなこんな所に猫なんて。(こっち来ないかな・・・撫でくりまわしたい)」
そんな軽いことを思っていた、だけどそこで起きたんだよ。
周りに響くぐらいの大きなエンジン音と共に、大型トラック迫ってきたんだ。
俺は焦ったよ。なんでかって?そりゃアレが普通に走ってるだけならうるさいだけですむよ。だけどな、アレの通り道に、仔猫がいたんだよ。
「!?あ、危ない!」
俺は何も考えずに飛び込んでいったよ。走って、飛んで仔猫キャッチ!からの全力前転!!
ゴン!!!
「〜〜〜〜〜!い、痛てぇ・・・」
どうやら勢いあまって向かいの壁にクラッシュしたらしい。俺はその後に聞いたトラックのクラクションの音で我に返って急いで確認した。
ニャア
この声を聞いた瞬間もう安心したのなんの!助けることに成功したんだよ!?もう力抜けて立てなかったよ!
「・・・あれ?こいつ、怪我してたのか。」
よく見るとこいつ、足に怪我を負っていた。これなら避けれんわ。
「・・・どうするか。こいつ。」
選択肢は3つ
①見捨ててバスを待つ
②治療をするため家に持ち帰る
③・・・・・・だめだ、思いつかんかった。前言撤回2つな。
学校に行くためにバスを待つ?いや、それではこの猫が死ぬかもしれん。(大袈裟)
家に帰って治療?んなことしたらバスに乗り遅れてめんどいことになるよな・・・
「・・・・・・・・・お前、どうしたい?」
……ミャオウ
「よし!しょうがないな!そんなに助けて欲しいなら助けてやろう!仕方ないよね!学校遅れるぐらい!!助けるためだものね!!はっはっは!」
それで俺は決心(?)して家に持って帰ったんだよな・・
「ただいま!!猫が怪我してたから帰ってきたぜ!!」
・・・・・・・・・返事がない、ただの屍のようだ。
「だ、誰もいないのね・・・」(うわっ、めっちゃ恥ずかしい・・・)
しばらくそこには静寂が続いた。それに耐えられなくなった亜衣夢はやっとのことで行動に移した。
「誰もいないなら好都合。今のうちに治してやるからな。」
ニャーン
〜少年治療中〜
「・・・・・・・・・よし!終わりだ!」
ニャオ
「いやー良かったわー特に何もなくて。」
傷はそこまで酷くなくて俺でも治せるほどだった。その後冷蔵庫にあったツナ缶食わせたらまぁ食うこと食うこと。よほど腹減ってたんだなと思ったよ。
「・・・・・・・・・・・・あれなんか忘れてああああー!!そうだ!学校に連絡してねぇ!今何時だよ・・・」
そうだ!このあと俺は・・・・・・
「・・・・・・あれ?なんだ・・・急に・・・・・・眠気・・・が・・・・・・」
俺はそのままリビングに倒れてしまったんだ。そっからどうなったっけな・・・あ、そういえば・・・
「・・・・・・?なんだ・・・どこだここ・・・?・・・何か、いる?」
亜衣夢は目を覚ました。あたりは薄暗くなっていたがそれには驚かなかった。それよりも強い衝撃を目のあたりにしたからである。
「・・・?!だ、誰ですか!?あなた・・・達は!」
亜衣夢の目の前には金髪の女性二人がたっていた。さらに亜衣夢はリビングで寝たはずなのにいつの間にか寝室にいたのだ。
すると亜衣夢が起きたことに気がついたのか長髪の方がこちらに目を向けて話しかけてきた。
「あら?起きたのね。驚かしてごめんなさい。私は紫、『八雲 紫』(やくも ゆかり)よ。こっちの方は藍(らん)よ。」
「どうぞお見知りおきを。」
「あ、これはどうもご丁寧にじゃないですよ!!!」
「あら、なかなかのツッコミね。上手いわよ。」
「あ、ありがとうございます。ってそうじゃないです!どっから来たのですか!どうやって来たのですか!?そもそもなんで俺の部屋に!?そして何者!?」
「ずいぶんと注文が多いのね。まったく。」
「いやいや全くって・・・」
「まずどこから来たかというとこの世から忘れられた者達の集う美しくも、残酷な『幻想郷』から来たのよ。」
「げ、幻想郷?てか忘れられた者達ってなんですか?」
「つまりはここの現代で使われなくなったもの、科学的に証明されてしまい存在を消されたもの、寂れてしまった者達者達のことよ。」
「た、例えばなんですか・・・?」
「そうね、一番みじかなものは『妖怪』かしら?」
「え?よ、妖怪ですか!?」
「そうよ。ちなみに私も妖怪よ。周りからはスキマ妖怪とか言われているわね。藍は妖怪というよりも『式神』ね。」
「・・・・・・・・」
「紫様・・・あの者は呆けております。」
「・・・凄い。」
「え?」
「凄いですよ!妖怪がそこにいるのですね!!」
「え、ええそうですよ。」
「あ、なんかテンション上がってきました!」
(紫様・・・この者、おかしいですよ。)
(いいじゃない、これもこれで面白いし。)
(・・・・・・)
「亜衣夢、これでもう私たちが何なのかわかったわね。」
「あ、はい、ある程度は・・・」
「あなたは今日の朝、仔猫を助けたでしょう。」
「!な、何でそれを?」
「実はあの猫、私の猫なのよ。」
「え?でもあなたたちはあっちの」
「だから助けてくれたお礼に、あなたをつまらなくない幻想郷へご招待しまーす☆」
「はいい!?いや待ってくださ」
「待ちませーん。」
ヴォン
「へ?ぎぇあああ!なんですかこれ!?目玉がいっぱいのこの裂け目は!!」
「これが私の能力よ。さぁ、あなたに拒否権はありませーん。」
「いやそれなら準備させ」
パクッ
「チキショーーーウ!!」
「亜衣夢ー、幻想郷についたらとりあえず『紅い館』を探しなさーいそこがあなたの目的地ですからね。」
「・・・紫様・・・よろしかったのでしょうか?伝えなくても・・・」
「いいのよ。あれで。真実はいずれ解るわ。時が来るまで、待つだけよ。」
「・・・はい。そういえばどこに飛ばしたのですか?」
「・・・あ、適当にやっちゃった。」
「え?」
その頃亜衣夢は・・・
「あああ!何じゃあこりゃあ!!あたりは目玉だらけだしめっちゃ暗い!!怖いの一言に限るよほんと!しかもなんかふわふわするのが余計気持ち悪い・・・いつまで続くんだ―――」
ペッ
「ぶぎゃ!・・・いってぇ〜・・・何なんだよ・・・って。」
顔を上げりゃそこは見たこともない湖の近く。俺はついに、『幻想郷』についたんだって実感したよ。
「・・・すべて思い出したぞ!!ちくしょぅが!こんなどこかもわからんところに投げ捨ておって!まじ激おこ!」
亜衣夢はしばらく怒り続けたが無駄とわかりすぐやめた。
「・・・とりあえず、紫さんの言ってた『紅い館』に行ってみるか。」
ようやく重い腰を上げて亜衣夢は立ち上がった。周りをよく見ると湖の近くに蝶を擬人化して大きくしたもののようなのが沢山いて興味を注がれたが今は無視した。適当に前に進んでみると、何か紅い建物と共に気持ちの悪いオーラを感じ取った。
「・・・あそこ、なの?・・・すっげぇ行きたくねぇ。でも・・・行くしかないよな。」
こうして、亜衣夢の幻想郷での生活が始まったのだった。
ここでは主にネタを繰り広げます。
つまりはカオスと化します。
ご了承下さいませ。
今は特に言いたいことがないのでトンズラしますね。
それでは、ご機嫌よう。