東方紅夢想〜Red・Dreams〜   作:漸々夢

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〜前回のあらすじ〜
学校へ行くバスを待っていたとき猫が引かれかけそれを助けた亜衣夢。その夜紫と言う女性が突如として現れ亜衣夢も幻想郷へと連れて行ったのであった。


紅魔館

湖から歩くこと10分ぐらいのとこで、ついに目的の建物の全貌が明らかになった。

 

 

 

 

「・・・・・・な、なんだこれは・・・!」

 

 

 

亜衣夢が目のあたりにしたのはとてつもなく巨大で壁の色がすべて深紅な、館であった。さらにそれは凡人の亜衣夢でさえわかるような禍々しく、怪しいオーラを放っていた。

 

 

 

「これ、青〇だったら閉じ込められてバクッ!だよね・・・」(足めっちゃ震えてる)

 

 

どうする?ほんとにここでいいのか?紫さんはそう言ってたけどな・・・って!なんで俺あの人(?)のいうとおりにしてんだ!?あんな怪しさの塊の人の!い、今からでも間に合うか・・・?

 

 

 

引き返そうとした亜衣夢の足は、あるものを見て止まった。それは、5mは軽く超えるであろう城壁(?)の門のとこに、人がいたからである。

 

 

 

 

「ひ、人?あそこにいるっていうことは、門番の人かな?とりあえず、話を聞きに行こう!」

 

 

 

 

亜衣夢は急ぎ足で門番であろう人の近くによった。その人はとても変わった服装をしていた。長身で長髪。さらに昔のテレビであったような、チャイナドレスらしきものを着ていたのだ。

 

亜衣夢は中国のファンかなとか思いながら話しかけた。

しかし、なにやら様子がおかしいことに近づいてやっと気づいた。

 

 

 

「・・・・・・・・・」

 

「あの〜・・・あれ?返事がない・・・?すいませーん!」

 

「・・・・・・・・・」

 

「もしもーーし!!」

 

「・・・・・・・・・」

 

こいつ・・・寝てるぞ!いいのかよこんな門番で!これじゃあただのオブジェじゃん!そうか、そうですか。こうなりゃ、地声の大きさで数々の人に怒られてきた俺の本気見るがいい!

 

 

亜衣夢は肺にある空気をすべて吐き出し、代わりに真新しい空気を取り入れる。しっかり吸い込み、それを全力で吐き出した。

 

 

 

「す!い!m」

 

 

しかし、その時

 

 

「起きろゴルァァ!!!」

 

「ぐっはぁぁ!!」

 

「何事ぞ!!!???」

 

 

 

いきなり短銀髪で、メイドのような格好の女性が、突如現れこの門番の人の側頭部目掛けて飛び蹴りをあびせたのだ。これには亜衣夢も驚き唖然していた。

 

 

 

「な、何をするのですか!?ひとが寝て・・・見張りをしてるというのに!!」

 

「じゃあなんでお客様がいらっしゃっているのに何もしないのかしら!?」

 

「へ?・・・(亜衣夢の方を見る。)」

 

「・・・(中華の人と目が合う)」

 

「あああ!!!も、申し訳ございません!!お客様を待たせてしまい!」

 

「・・・美鈴、後で話があるから・・・」

 

「は・・・はひぃ・・・・・・(あ、死んだ)」

 

こ、怖ぇ・・・え?何この人?いきなり現れて飛び蹴りっすか?躊躇とかないんすか?ていうかそこの人もなんで生きてるの?怖いよ、両方怖いよ。

 

 

 

そんなことを思っていると、メイドらしき人がこちらを向いたのだ。亜衣夢は思わず身構えてしまうが向こうは頭を少し下げて挨拶をしてきた。。

 

 

 

「申し訳ございませんでした家の門番が。どうぞ、中にお入り下さい。用件などはそこで聞かせてもらいます。

あ、申し遅れました。私はこの、『紅魔館』のメイド長を務めさせてもらっています、『十六夜 咲夜(いざよい さくや)』と申します。それでは、ついてきてください。」

 

 

あ、自己紹介させてくれなかった。(´ω`)てか礼儀正しいね、この人。

 

 

そんな訳で、亜衣夢はこの、『紅魔館』に入れてもらうことが出来た。中に入ると外観通りの広々とした空間が広がっており変わらず壁などは深紅であった。

一言も会話が無いまま亜衣夢は客室まで連れてこられた。

 

 

 

「・・・それでは、まずはお名前を伺わせてもらいます。」

 

「あ、はい、三紗亜衣夢です。」

 

「亜衣夢様ですね。どういったご要件でここにこられたのですか?見たところ里の者ではなさそうですが。」

 

「あ、自分はなんて言うのでしょう、外の世界?から来たのです。」

 

「あら、そうでしたの?」

 

「それで・・・紫とかいう人からここにいけと。」

 

「・・・あのスキマBBAめ」

 

「へ?」

 

「失礼しました。・・・お嬢様の言う通りでしたわ。」

 

「はい?」

 

「何でもありません。それでは、あなた様は今日はここにお泊まりください。」

 

「え?いいのですか?(てか隠し事多すぎだろぉ)」

 

「はい、まさか野宿をさせるなんてことは出来ませんので。」

 

え?なに?やばいの夜わ?おれもしかしたらここら辺で野垂れ死にしてたのかな?

 

「では、ここで少々お待ちください、館の者全員に伝えてきますので。数分で戻りますので。」

 

「わかりました。」

 

と言うと咲夜はドアを開け、出ていった。亜衣夢はほの直後にあることに気がついた。

 

 

 

 

 

「え?数分で戻れるの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

およそ2分半

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただ今戻りました。」

 

本当に戻ってきたよこの人

 

「お嬢様があなたに話したいことがあるという事なので、付いてきてもらいます。」

 

「え?は、はい・・・」

 

「こちらです。」

 

いきなりここの主に会えるのか?・・・どんな人(絶対人じゃないだろうな。うん)何だろうな・・・

 

「つきました。」

 

「はやっ!?え?まだ歩いて数秒ですよ?」

 

「遅れましたら怒られてしまうので、少しいじらせてもらいました。」

 

え?なんて?いじる?何を?

 

「決して粗相の無いようにお願いします・・・機嫌を悪くしたなら、あなたは今日の晩餐になりますので。」

 

「・・・・・・・・・(絶望)」

 

コンコン

 

「お嬢様、お客様をお連れしました。」

 

「・・・いいぞ、入って。」

 

「失礼致します。」

 

「し、失礼致します?」

 

「・・・ふーん、お前が亜衣夢とやらか。」

 

「・・・(絶句)」

 

 

 

亜衣夢が見た者は、見た目10歳ぐらいで白いドレスらしきものを着ており、背中からはその体より大きな蝙蝠を彷彿とさせるような翼があり、亜衣夢が館に入る前に感じた、禍々しい気の発生源であった。

 

 

「ようこそ、紅魔館へ。私がここの主、『レミリア・スカーレット』だ。お前のことは聞いている。外から来たんだってな?」

 

「そ、その通りです。」

 

「早速だがお前、元の所へ帰りたいか?」

 

「・・・!」

 

「私ならお前を元の世界へ返すことが出来る。どうする?帰りたいか?それとも、幻想郷に残るか?」

 

「そ、それは・・・」

 

「早く決めろ。」

 

「え?」

 

「私は長い時間待つのは好きだ。だがな、刹那のような時間を待つのは嫌いなんだ。だから早く決めろ。」

 

「・・・」

 

ヤベェ・・・これ俺死んだぞ・・・は、早く決めなくては!だがどうする?

 

①帰る……元通りのつまらん日常が待ってるよ♪

 

 

②ここに残る……この何もわからない土地でどう生きていけと?

 

 

駄目だ・・・決まんねぇ(´・_・`)早く決めないと、殺される・・・

 

 

 

「まだか?」

 

「はいぃ!もう少々お待ちください!」

 

「後1分ね。それで決めなさいよ。」

 

くそぅ!時間制限された!・・・・・・ん?待てよ、ここってあれだよな、すごくでかい館、つまり使用人とか必要なんだよな。・・・これだ!

 

「時間だ、答えを聞こう。」

 

「俺は・・・いや、俺を・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここで働かせてください!」

 







はいはいはいどうもどうもよーよーむです。

いかがでしたか?紅夢想2話目は?

おびただしく不適切な表現があったと思われますがそこは皆様の生暖かい目で、優しく見守って下さい。

それでは、アデュー
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