今回は戦艦長門さんが食べます!
この長門さんはアニメ設定をしようしています!

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艦娘のグルメ3

長門のレトルトカレー

 

「ふむ、どうしたものか……」

 

私は長門型戦艦一番艦の長門だ。

今、私は訓練を終えて、一息ついたところだった。

 

この世界は特殊な状況にあり、他の鎮守府はなく、我々がいる横須賀鎮守府のみである。

 

何せ、私たちの提督はめちゃくちゃだ。

いや、隊長と呼べと言われていたな。

なにせ、自分で前線に出るわ、艦娘の訓練も自身が考案し自分で指導までするわ、いろいろと型破りなのだ。

 

「まずいな、腹ペコだ」

 

そんな訓練をやらされたら、否応なく、おなかの虫が鳴いてしまうな……

 

「さて、何にするかな」

 

私は食堂の辺りを探してみた。

 

一応、この食堂には、ごはんだけはいつも、炊いてある。それゆえ、おかずを用意すれば、なんとなく、おなかを満たすことができるだろう。

 

「しかし、弱った。あてがないな」

 

そう。今の私には、そのおかずがない。

 

「塩でも良いが、どうもな……」

 

思案を巡らせていると、私の中で、ふと光明がさした。

 

「そういえば……」

 

そういえば、こないだ、隊長たちが買い出しにいった時、「レトルトカレーがめっちゃ、安かったんで、大量に買うたで!」と言っていたな。

 

「おっと、これか?」

 

棚の中を物色してみると、いろいろなレトルトカレーが入っていた。

 

「よし、これにしよう!」

 

手にとったのは、甘口のレトルトカレー。こう見えて、実は私は甘党なのだ。あまり、言えないが。

 

「これを開けてと、ふむふむ、この袋をレンジに入れて、温めればOKなのか?」

 

拙い動作ながら、袋をレンジに突っ込む。

しかし、私のように、戦いの仕方しか知らない女がこうして、食べ物を作っていると、おかしな気持ちになってくる……。

そんなことを言ったら、きっと隊長は私を叱咤するかも。

 

そんなことを考えていたら、レンジの鳴る音により、思考が遮られた。

 

「できたか!」

 

先ほどまでの、冷えた悩みことは、暖かい楽しみに掻き消えた。

 

「あちっ!あちぃ!」

 

ほかほかの袋を取り出し、皿に、ごはんをよそい、ルーをかける。

 

「おおっ!」

 

レトルトカレー

レトルトと侮るなかれ!

具がしっかり、食べごたえあり!

 

「い、いただきます!」

 

まず、一口。

 

「おいしい……!」

 

辛くなく、ほのかに口に広がるまろやかさ。そして、ごはんと一体になることで、液体である、ルーに実体が宿る。

 

「堪らないなぁ……!」

 

訓練終わりだろうか、おいしさは格別だ。

「はむぅ!はふぅ!」

 

気が付けば、がっついていた。これは、間宮や鳳翔が作る料理とは違う、全く意味が異なったおいしさなのだろう。

 

「ふうっ……」

 

意識を再び、皿に戻した時には、きれいさっぱりなくなっていた。

 

「おいしかった……。また、食べるか。うむ!そうしよう!」

 

どうやら、私はレトルトの魅力に惚れてしまったようだ……。

 


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