上条当麻は果たして生きて帰れるのか⁉
上条家
上条 「ハァ…せっかくの休日で補習もないのにこんなに宿題があるとは……。」(;´д`)トホホ
禁書 「カナミーン!頑張るんだよー!!」(←TV視聴中)
上条 「因数分解なんて普通に生きてくのに何にも役に立たないと思うんだけどなぁ。」
上条 「数学なんて四則演算ができれば十分だろ。」
上条 「でもこれやらないとマジで留年しちゃうからな…。不幸だ………。」
上条 「でも、うだうだ言ってってもやる気が下がるだけだし、さっさと始めますか!」
上条 「え~と、問一は…えっ!?」
ぶつん!
禁書 「あれ!?とうま!なんだか突然真っ暗になっちゃったんだよ!?まさか宿題をなかなかやらないとうまに怒って、神様が太陽を隠しちゃったのかも!!」
上条 「そんな訳あるか!なんで俺が宿題やらないだけで神様が怒り出すんだよ!!大体、これはただの停電だろ?そんなに慌てることないって。」
禁書 「ていでん?それって確か電気が無くなっちゃったってことだっけ?」
上条 「あー、うん。なんかそんな感じ。ん?」ぴろりろりん♪
メール 【学園都市の発電所に観測史上最大の落雷が発生。現在、学園都市全域が停電中です。復旧までしばらくお待ちください。】
上条 「やっぱり停電か。しばらくしたら復旧するってさ。おとなしくしとこうぜ。」
禁書 「ねぇとうま。電気がないってことは、てれびも見れないってこと。」
上条 「まぁそうなるな。」
禁書 「えぇー!カナミンがどうなったかとっても気になるかも!」
上条 「もう少ししたら見れるって。」
禁書 「じゃあそれまで何してればいいの?とうまは宿題してればいいけど、私はとっても退屈なんだよ!」
上条 「宿題?はっ!忘れてた!でも、こんな真っ暗じゃできないな…。まぁ5分くらいで復旧するだろうし、しりとりでもしてるか。」
禁書 「ほんと?じゃ、私から!しりとりのりだから…『りんご』!」
~30分後~
禁書 「流石に二人で30分くらいしりとりはきついかも…。ねぇ、とうま。まだ電気は直らないの?」
上条 「おっかしいなー?もう復旧してもいいと思うんだけど…。ちょっと今携帯で調べてみる。」
上条 「え~となになに…えぇっ!?」
禁書 「どうしたの?」
上条 「な、なんかウチ以外はもう電気復旧してるみたい…。」
禁書 「ということは…?」
上条 「不幸だー!!なんで俺んちだけピンポイントでまだ停電してんだよ!」
禁書 「じゃあ、カナミンは見れないってこと?」
上条 「いや、待て!まだ諦めるな禁書目録!!電気会社に電話すればすぐ直してもらえるぞ!」
禁書 「おぉ!」
上条 「早速連絡だ!」
プルルルルル プルルルルル プルルルルル プルルルルル プルルルルル
上条 「……出ないな…。」
プルルルルル プルルルルル プルルルルル プルルルルル プルルルルル プルルルルル プルルルルル プルルルルル
上条 「…………。」
禁書 「とうまー。まだ出ないの?」
上条 「たぶん今俺たちみたいなやつらが一斉に電話してるから回線が込んでるんだよ。」
禁書 「そっかぁー。」
プルルルルル プルルルルル プルルルルル プルルルルル プルルルルル プルルルルル ぴっ
上条 「キタ――(゚∀゚)――!!」
電話 『おかけになった電話番号への通話は、お繋ぎできません』
上条 「なんで俺電気会社に着信拒否されてんの!?!?」
禁書 「流石とうま。筋金入りの不幸体質だね!!」
上条 「不幸だぁぁぁぁぁーーーー!!!!!」
上条 「はぁ…電話つながんねーし、電気が復旧する見込みもねーし…はぁ、もう寝るか。」
禁書 「えー!カナミンは?」
上条 「TV動かねぇんだからしょうがないだろ。」
禁書 「むー。あっ!そういえばとうま、宿題はもういいの?」
上条 「すっかり忘れてた!!また留年へ近づいてしまう……。」
禁書 「そうだ!外ですればいいんじゃない?」
上条 「そうか!公園の街灯の下とかなら見える!!」
禁書 「そうと決まればレッツゴーなんだよ!」
その辺の公園
上条 「この明るさなら宿題ができる!」
禁書 「よかったね、とうま!」
上条 「ふははははー!このぐらいの不幸なんかには負けないぜぇぇ!!今ならどんな不幸が襲い掛かってきても、負ける気がしねぇ!!!」
禁書 「その意気だよとうま!!」
上条 「オラァー!こんな宿題あっという間に終わらせて…おわぁ!?」
謎のテンションで叫びながら宿題をこなそうとした上条に、突風が襲い掛かってきた。
上条 「びっくりしたー。」
禁書 「すごい風だったね。」
上条 「ああ。さて宿題…あれ?」
禁書 「どうしたの?」
上条 「宿題が、ない。」
禁書 「え?まさか、さっきの風で…?」
上条と禁書目録が風が吹いてきたのとは反対の方向を向いてみると、上条のSYUKU☆DAIが大空の彼方へと羽ばたいていくのが見えた。
上条&禁書 「「あぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!」
必死で走るがもう遅い。SYUKU☆DAIはまるでやっと自由を手に入れた鳥のように、それはもう煌びやかに空を舞い、一つの建物の窓へと入っていった。
上条 「………」orz
禁書 「……ど、どんまい!」
上条 「いや、まだだ、まだ俺は諦めないぞ…!あの窓へ入ることができれば、宿題は取り戻せる!!」
禁書 「あそこ三階だよ!?」
上条 「うぉぉぉぉ!!!」
上条は近くの建物をよじ登り、ものすごい速さで入っていった。
禁書 「火事場の馬鹿力って本当にあるんだ…。」
上条が入っていくのを見届けた禁書目録はふと建物の塀を見てみると、そこには『柵川中学女子寮』と書いてあった。
禁書 「……とうまはどれだけ不幸なの?」
柵川中学女子寮のとある部屋
佐天 「ねぇ初春!トランプしようよ!!」
初春 「別にいいですけど…何するんですか?」
佐天 「大富豪!!」
初春 「二人でですか!?」
佐天 「それじゃ、スタート!」
初春 「配るの早っ!!」
~10分後~
佐天 「いやー負けちゃったなー」
初春 「佐天さん自分から言って生きた割には弱いですね。」
佐天 「困ったな.....だって、負けたら服を脱がなきゃいけないんだから。」
初春 「えぇぇぇー!?なんですかそのルール!聞いてませんよ!?」
佐天 「え?ゲームで負けたら脱ぐのが普通じゃん?常識だよ?」
初春 「どこの世界のですか!」
佐天 「さぁー次行こうかー!!」
初春 「ちょっと佐天さん!!!」
~1時間後~
佐天:上着を脱いだだけ
初春:下着だけ
初春 「佐天さん強すぎませんか!?」(下着姿)
佐天 「そう?」
初春 「私8連敗ですよ!?おかしいですよ!!」(下着姿)
佐天 「まぁまぁ。ん?なんだこれ?」
初春 「プリント?どうしたんですか、それ?」(下着姿)
佐天 「なんか窓から入ってきた。」
初春 「窓から!?」(下着姿)
佐天 「風で飛んできたのかな?」
初春 「そうかもしれませんね」(下着姿)
佐天と初春(下着姿)が何故か窓から入ってきたプリントについて話してたとき、窓からHENTAIが入ってきた。
上条 「とうっ!!!」
佐天 「」
初春 「」(下着姿)
上条 「さて、俺の宿題は......」キョロキョロ
初春 「きゃー!?!?へ、変態!!!」(下着姿)
上条 「えぇぇぇ!?どういう状況!?」
佐天 「て、てんめぇぇぇぇぇ!!!!!!!初春の下着を見ていいのは私だけだ!」
初春 「ちょっと何言ってんですか!?」(下着姿)
上条 「え、ちょ、まっへぶぅ!?」ガスッ!!
佐天 「死ねぇぇぇェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!!!」ブンッ!
上条 「不幸だぁぁぁぁぁぁぁ!」ぐしゃ!
初春 「えぇぇぇぇぇぇ!?ちょっと佐天さん!ここ三階ですよ!?いくら変態でも死んじゃいますよ!」(下着姿)
佐天 「よし。あとは…」ぴぽぱ
初春 「救急車呼ばなきゃ!!」アワアワ(下着姿)
佐天 「あ、もしもし警備員ですか?今変態が部屋の中入ってきて、叫んだら窓から逃げようとして落ちてったんですよ。」
初春 「」( ゚Д゚)(下着姿)
こうして、上条は宿題を終えることができず、さらに住居不法侵入その他諸々の罪で警備員に逮捕された。
他にも禁書の短編や連載も書いてるんで、よかったら見てってください。
全部こんな感じのノリです(笑)