三年前。突如として人々は強大な力を手にし、世界は大きな混乱に包まれた。
 『混沌』と呼ばれるその出来事の後、世界は新たな制度を発表する。それこそが――

 『絶対評価制』。

 評価を絶対とし、他者からの評価によって対象の能力を開放、封印していく制度である。
 これによって、混沌前の秩序を取り戻していた世界は激変する。
 能力が、評価が人生を左右し、人々は評価を得ようと積極的に外面を気にするようになった。
 そうしてできあがったのが現在の世界。
 退屈など存在しない、非日常的な日常だ。

 『世界』が決めた制度は、この二年間で全ての国に定着した。
 人間は全知全能に近づき、地球上で負けを知らない最強の生物になったのだ。

 これはそんな世界ではじまる、とある少女の物語。

 こちらメインで、『小説家になろう』にも投稿します
第一話:絶対な評価
  一章()
  二章2013年05月06日(月) 12:04()
  三章2013年05月15日(水) 16:52()
  四章2013年05月25日(土) 04:28()
  五章2013年05月28日(火) 06:23()
  六章2013年05月31日(金) 07:18
  七章2013年06月02日(日) 08:07()
  八章2013年06月03日(月) 18:58()
  回想2013年06月06日(木) 11:33
  九章2013年06月13日(木) 17:02
  十章2013年07月09日(火) 03:26
  終章:優等生2013年08月02日(金) 09:39
第二話:情報屋とスキャンダル
  一章
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