推薦作品:おくるもの 現代 / ホラー
以前、葬儀屋さんから「やっぱり心霊現象はある」という話を聞いたことがあり、その言葉がずっと心に残っています。本作は、まさにそんな葬儀屋を生業とする「私」が、職業柄経験した様々な不思議な出来事を全四... (全文表示)
以前、葬儀屋さんから「やっぱり心霊現象はある」という話を聞いたことがあり、その言葉がずっと心に残っています。本作は、まさにそんな葬儀屋を生業とする「私」が、職業柄経験した様々な不思議な出来事を全四話の掌編を通して語る作品です。 創作として描かれる物語なのか、それとも現実に起こり得る現象なのか――そのはっきりしない曖昧さが、怖さを一層募らせます。葬儀という人の生死に関わる場所で働く方が語る言葉だからこそ、余計にぞっとさせられるのかもしれません。皆さんは、この「創作なのか本当なのかわからない怖さ」について、どう感じますか?▼読む際の注意事項など割と怖いです。夜中にトイレに行けなくなるかもしれません。
推薦:浪 麗雷(漬物石頭) 評価:★ (Good:11/Bad:1)
推薦作品:戦争が急に終わったせいで無職になった元兵士の女の子が路頭に迷ってしまった話 歴史 / 戦記
▼あらすじ謎の敵対的生物が現れてから30年、人類はその支配域を狭めながらも、特異な体質を持つ「兵士」の貢献もあってなんとか彼らとの戦争を継続していた。主人公の少女ははそんな「兵士」の一人として訓... (全文表示)
▼あらすじ謎の敵対的生物が現れてから30年、人類はその支配域を狭めながらも、特異な体質を持つ「兵士」の貢献もあってなんとか彼らとの戦争を継続していた。主人公の少女ははそんな「兵士」の一人として訓練を受けていたが、長らく続いた戦争は謎の生物が何故か敵対性を失ったことで呆気なく終結。仕事を失った彼女はそれでも職を探して健気に生きていこうとするが・・・・・・待ち受ける未来は、辛く苦しいものだった。▼読む際の注意事項全体的に暗い雰囲気で、序盤はまだ希望がありそうな感じですが、中盤に入るとそんなものは粉々に砕け散ってしまうような胸糞展開が続きます。雰囲気としてはシベリア抑留手記とかホロコースト体験記みたいな戦争体験記の凄惨さに似ているので、そういうのが生理的に無理、あるいは今はそういう気分じゃないという方は非推奨です。▼それを踏まえた推薦つまり逆に言えば「そういう気分」の方にとっては大好物でしょう。カタルシス万歳!また、完全に救いがない物語というわけでもありません。上げて落として上げて落としてという感じなので、飽きずに楽しめるかと思います。いろいろ諦めたくなるような憂鬱なときに読むと、共感なのかわかりませんが深い感動を得られます。精神に気をつけた上で服用してください。
推薦:C6N2 評価:★ (Good:9/Bad:0)
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