信人跋扈完結
皆様、ここまで当小説を読んでくださってありがとうございます。
作者のアルパカ度数38%です。
信人跋扈完結という事で、少々長めのあとがきを書こうと思います。
約22万文字。400字詰め原稿用紙換算で約550枚。厚めの文庫本なら1冊に収まらなくも無い量ですかね。
執筆開始は12/11、終了は2/1。つまり52日間で書き切った事となります。
アルパカにしては超スピードの執筆でした。
年末年始の連休を使ったとは言え、1月10万文字を越えるペースを続けたという……。
割と感想欄に予想的中されまくった本作。
作者としては、不満な部分と満足した部分が両方多い作品ともなりました。
満足した点としては、当初の目的が達成できた事でしょうか。
アカメちゃんとクロメちゃんが一人の男を取り合って、村雨と八房で前から後ろからぶっさしてエンドしようぜ！ という邪悪な目的は達成できました。
2人も中々可愛く描けましたし、そういう意味では中々満足できました。
不満な点として、基本的に、プロットの構成が甘い作品となってしまいました。
そういう意味では、アルパカ名義になってからの拙作では一番拙かったな、とも。
何せ執筆開始までプロットをこねくり回していたのは4日間、短いです……。
普段はもうちょいプロットを練ってから書くのですが、壮絶な見切り発車でした。
お陰で伏線の量が足りない、ちょっと唐突味のある展開が多かったと思います。
あと、エモーショナルな表現が足りなかったり、当初書こうと思っていたエロい感じの描写も挿入部分が見つからず。
執筆速度が速いと、プロット練り直しながら書くのが追いつかないんだなぁ、という意味では中々勉強になりました。
Scene4辺りでは既に自覚した上で取り返せない状況でもあり、エタりてぇ欲が中々一杯になってしまっていましたり。
でも、作品を完結させる事でしか得られない経験値もあるので、そういうのを溜めるため、と思ってどうにか完結まで辿り着けましたのでした。
ラストについて。
キョウとアカメとクロメは、幸せに死んでいきました。
最終決戦に居たメンバーは他に死人無しです。
感想欄で何度か宣言した通り、原作より最終局面で死人が少ない作品でした。
最終局面というか、エンディングまでですが。
ラストの後の展開について。
エスデスが原作と違う人間になっていくのが、何気に一番の変化でしょうか。
自分と似ているキョウが、自覚していなかった己の特徴を捉え、発狂しつつも幸せに死んでいきました。
それ故にエスデスも、己の恋心が獣の本能から来るものではなく、自分に人間の側面がある事に気づける事でしょう。
要するにタツミLOVEという事なのですが。
多分、マインとチェルシーとでタツミ争奪戦を繰り広げる事になるのでしょう。
拙作で一番幸せになったのは、実は彼女なのかもしれません。
変化が拙作終了後になるので、描写があんまり無いのですが。
その辺キョウの死亡後に書きたそうかとも思ったのですが、蛇足になりそうなのでそこは削りました。
何にせよ、どうにかこの作品を完結させる事ができたのは皆様のおかげです。
ありがとうございました。
ここまで読了ありがとうございました。
次はオリジナルを書こうと思っていますが、発表媒体は考えていないので、ハーメルンでお会いできるかは分かりません。
ですがまた会える事があれば嬉しいです。
では、また。
あとがき完
日時：2015年02月02日(月) 00:02
| ＜＜ 2014年活動報告 |
▼コメントを書く
返信コメント
土蜘蛛
どこか別のとこで新しい作品を書いてらっしゃるのでしょうか。
是非読みたい…。
日時：2019年04月24日(水) 16:21
一ノ原曲利
完結おめでとうございます！
なんというか、壮絶な狂気200%の作品でした！
アカメとクロメに愛されて幸せ者だなぁキョウ（棒読み）
日時：2015年02月02日(月) 11:15
はむら タマやん
お疲れ様でした。
いい感じの狂気が、ほんとゾクゾク来ました。
日時：2015年02月02日(月) 03:58
アリサ
完結おめでとうございます！
超スピードでの執筆お疲れさまでした。
なるほどエスデスさま幸福ルートだったか、これはタツミさんが大変ですな。
ラストで生き残ったみんなが幸せになれればいいな。
次回作も期待してます。
日時：2015年02月02日(月) 01:57
kurosil
活動報告でも失礼いたします
ご愛読ありがとうございました
アルパカ度数38%先生の次回作にご期待ください
日時：2015年02月02日(月) 00:23
サツキ
完結お疲れ様です！
一番のハッピーエンドを掴んだのがエスデス将軍に成るとは流石によめなかったｗ
それにしても、皇帝陛下はこれからどうなるんだろう。
日時：2015年02月02日(月) 00:14
