▼感想を書く
投稿話順全話感想
ライアン 2018年04月23日(月) 19:06 (Good:0／Bad:0) 2話 報告
あーそうですよね
辺境にしてみると中央よりも帝国の脅威ってのはより切実ですもんね。
ラグナロック作戦の時も純軍事的に見ればもっと同盟領深くまで誘い込んだ上で迎撃したかったが
これ以上宇宙艦隊が戦わずに居ると辺境星系達が離脱しかねないという政治的な理由でマルアデッタで戦う事になったわけですし。
ゴールデンバウム王朝よりも遥かに開明的で称されるローエングラム王朝下でも
基本的人権とかそういうのがないのは地球教のテロリストに対する憲兵隊の拷問からも明らかで
同盟市民にとってみれば厳しいのは間違いないですし、なんというか本当に新領土の統治は至難を極めそうだなと。
返信：kuraisu 2018年04月24日(火) 23:40
たぶん原作でエル・ファシルが独立宣言だしたのもその辺が原因かと思います。
ヤンのおかげで民間人が犠牲にならなかったとはいえ、帝国軍に故郷が占領されて十年程度の時間しかたってないわけですし……当時の恐怖は生々しく覚えているでしょうし、そこにロムスキーみたいな革命気分を醸成するのが得意な政治家が主導権を握ってたら、そりゃそうなる。
ラインハルトが宣戦布告してから約半年で滅ぼされているので、同盟民衆のおおくが帝国軍の強大さに恐怖を覚えているでしょうから、グエン・キム・ホア広場で起きた事件のようなことがなければ反発より恐怖が勝るでしょうからなんとかなるでしょう。
もっとも、薄氷の上の安定でしかなく、それを本当の意味で安定化させるには並大抵のことでは無理でしょうが……
ZsbGbc 2018年04月22日(日) 20:40 (Good:0／Bad:0) 1話 報告
更新ありがとうございます。
原作では単なるキーワードに過ぎなかったコルネリアス一世の大遠征がもたらした傷痕がいかに同盟市民を縛り続けたかを興味深く読みました。
ある意味、この事件こそが自由惑星同盟の誕生だったのかもしれないですね。
原作では元帥量産帝は名君扱いだったと思いましたが、この同盟ではルドルフに比肩する残酷無比な暴君として語り継がれていそうな気がします。
後書きも楽しみにしています。
返信：kuraisu 2018年04月24日(火) 23:33
実際にコルネリアスの軍勢がここまでやってたのかは原作に書いてないのでわかりませんが、ゴールデンバウム王朝で同盟を本当に滅ぼしかけた唯一の皇帝なので、同盟の大衆の帝国の脅威を本当の意味で実感したのはこの時代だったのではないかと思います。
あとコルネリアス一世は普通に名君扱いだと思います。というより、なんといいますか、帝国で高く評価されるような人物というのは同盟では酷い評価でしょうし、その逆もまたしかりといった具合なのだと思います。
マクシミリアン・ヨーゼフ二世にしても、同盟の視点から見たら「自由を求めている民衆に堕落の飴を舐めさせ、専制国家を存続させた悪」と評されるかもしれませんし。
帝国・同盟双方から高い評価を得られるような人物なんて、連邦時代のウッド提督のような変わり種くらいな気がします。
モブ司書T 2018年03月31日(土) 20:29 (Good:0／Bad:2) 1話 報告
この大親征って主要因同盟ですよね？
交渉パスが直通で皇帝と繋がってたのに全てうっちゃって総力戦クラスの大侵攻食らうとか
当時の同盟どんだけクソだったんだよ、と草も生えない。
それで味方に見捨てられて挙げ句は敵軍の略奪とか同盟からよく離脱せんかったなこの星。
返信：kuraisu 2018年03月31日(土) 22:54
でも「帝国に臣従することが前提の交渉」とか同盟の成立経緯を思えば論外なんですよね。
もちろん、現実的にはそのあたりが落としどころとしては最適だったのではないのかと思いますが。
とはいえ原作の記述によるとダゴンの大勝もあって当時は同盟全体がイケイケ状態だったので、政権が帝国との交渉を選択したくても民意が認めない状態だったのではないかと思いますが。
……つい最近まで同盟が量的に大膨張してしまうくらい亡命者が続出するほどボロボロだった帝国が、マクシミリアン・ヨーゼフ、コルネリアスと二代連続名君のコンボで強大な帝国として復活してるとか、一般視点だと信じがたいでしょうしねぇ。
ヴァラーハはエル・ファシルやイゼルローン回廊からそんなに離れていない惑星という設定なので帝国の脅威が常にあるし、それを差し引いても対帝国における重要な後方拠点を手放すまいと今度は同盟軍が侵攻してくるかもしれませんし、離脱したくても離脱できない立地です。
結局のところ、所詮一惑星で同盟軍や帝国軍の侵攻から身を守れる軍事力を整えられないわけですから。
ZsbGbc 2018年03月25日(日) 03:32 (Good:1／Bad:0) 1話 報告
投降お疲れ様です。
銀英伝世界でありそうな出来事だと思います。
コルネリアス一世の大遠征に焦点を当てた二次創作を読むのは初めてです。
今後の展開を楽しみにしています。
返信：kuraisu 2018年03月26日(月) 15:55
ラインハルト時代を除けば、コルネリアス一世が皇帝だった時代の帝国が一番同盟にとって脅威だったでしょうしね
同盟首都までは無理でしたが、同盟の支配星域の多くを占領したわけですし
ライアン 2018年03月31日(土) 19:30 (Good:1／Bad:0) 報告
コルネリアス一世の大親征こそが同盟市民に帝国とは決してわかり合えない仇敵であるという認識を植え付けたというのはなるほどという感じでした。
そして「リヒテンラーデの孫」も含めた同盟と帝国の価値観の断絶を目にすると
講和など有り得ないと原作で叫んでいた同盟の主戦派の心情とかも実感できます。
相も変わらず説得力のある描写で大変楽しませて貰っています。
こちらのほうの作品も楽しみにさせてもらいます。
返信：kuraisu 2018年03月31日(土) 22:28
同盟の国民意識ってコルネリアス一世の大親征あたりでできたんじゃないかなぁと思います。
それ以前は帝国からの亡命者を分け隔てなく受け入れるほどの懐の深さがあったわけですから。