われても末に、逢わむとぞ
作者:ろっくLWK

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ことと  2019年07月28日(日) 13:05 (Good:0Bad:0) 3話 報告

何だかんだで仲が良い2年生組いいですよね。
原作でのみぞれも、夏紀に語っていたように依存する今の自分はダメだ、変わりたいって思っていたのでしょうかね。勿論希美が去っていった直後は彼女だけを追い求めていたのかもしれませんが、彼女以外の他の仲間と接するにつれて自分でも知らない内に希美個人のみの執着が薄れて、自分自身というものを考えるようになったのかもしれませんね。言葉にこそしていませんがみぞれは優子を始めとした他のメンバーへの感謝は間違いなくあったと私は思っています。いつか他の人にもありがとうが言える日がくると
いいですね。

希美の方が「やっぱ彼女こそがリズだよなぁ」と再認識させられました。
(9行省略されています)

返信:ろっくLWK 2019年07月27日(土) 15:24

いつも想いのこもった感想をありがとうございます。

原作におけるみぞれが「変わりたがっている」。
第二楽章後編のさる一節から、ぼくはそんなふうに読み取っていました。
ただ、変わろうと思ってもいざ変わるというのはなかなかに難しいことで、
その後も少しずつ時間をかけてゆっくり変わっていくのではないかな……
という風に思っています。
それはもちろん、希美もまた然りで。

みぞれの音楽的才能とそれを世に見い出される天運こそが希美の欲していたものなのだとすれば、
ある意味では希美がそれを手に入れることはとても難しいのかも知れません。
けれども希美には希美の持つ才能、長所がたくさんあって、
みぞれからみればそれが羨ましかったりする。
そういう図式を描いていきたいな、という気持ちで、この南中カルテット三部作を書いてみました。
原作の最新巻とは諸設定が異なってきたこともあり、次に書くとすればまた新しく、
原作に準拠したものを書いていきたいなと思っております。



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