江戸時代の士農工商の身分制度、その下にあった民の不満の防波堤
それと似たようなものをマグル及びマグル生まれとし、純血ではない多数の魔法使いがこれを支持し作り出してしまったということ？

根深いなんて話じゃない、解決なんてほぼ不可能だろ…

上から言われて制度ができただけの、日本ですらまだ解決しきれてないんだぞ？

読み物得意じゃないから解釈に多数間違いがあると思うが、もしこれで正しいのだとしたら希望なくない？

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血を裏切るもの、マグル愛好家、パーシーと両親の絶縁は正直自分もよくわかってないです。
彼のホグワーツ時代の友人にマグル生まれは多数含まれた筈なのに珍妙な理解をしているのは確かなのと、ウィーズリーは聖28族に数えられたままなのと関係があるのでしょうか
魔法省の役人として碌な仕事してないのは原作でもなんとなく察せられるのが悲しいところですが


大ボリュームで確かな満足でした。
面白かったです。

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始まりは1900年。或いは、1859年だったかも＝1900年はメンデルの法則の再発見。1859年はダーウィンの［種の起源］かな？

1930年代に一つの最盛期を迎えた＝遺伝学と進化論から生まれた優生思想ですかね。
マグルから輸入した知識が、魔法力があれば魔法族ってそれまでのフワフワした考えから純血主義に強化されたと。
マグルの世界で1930年代から40年代の地獄とはWW2ですね。

イギリスで1967年に成立＝中絶の合法化ですね。
純血の恐怖とは自分達からスクイブが生まれること？　ヴォルデモートだったら人体実験すら厭わずに、人間に魔法力が宿る仕組みを研究してくれる。魔法力の有無を生まれる前から判断できるようにしよう、もしくは遺伝子の組み合わせ、遺伝子の操作で絶対に魔法使いが生まれるようにしようってことかな？

文中で頻出する［問題］とは、一言で言って何なのでしょうか？
魔法族が皆、多かれ少なかれ純血主義に傾倒して、マグルから何も学ばなくなったこと？　マグル生まれがなぜ魔法を使えるのか、スクイブがなぜ魔法を使えないのか、魔法力が宿る条件について何の研究も進んでいないこと？

アーサーとモリーが駆け落ちした理由もイマイチよく分かりません。
純血としての恩恵を受けておきながら、純血としての責務を放棄しているのがマズい？

感想返信はあまりしておられないようなので、活動報告とかで先々のネタバレにならない範囲で解説して頂けたら助かります。
今でも十分に楽しく読んでいますが、作者様の考察や登場人物の主張などをしっかり理解できたら更に楽しめそうです。
面倒だったら無視して頂いても構いません。どうかよろしくお願いします。


-追記-


重ねて申し訳ありません。
〝純血主義〟が誕生した1930年初頭＝クラウチシニアが語った純血によるノブレス・オブリージュを前提とした純血主義（古い純血主義）。アーサーはここに属しているはずなのに自覚していない思想。

ゲラート・グリンデルバルトが敗れた1945年＝魔法力があるものは皆特別であり平等（魔法族至上主義）。過激派は魔法使いによる非魔法族の支配を謳った。英雄でありたいがために隠しているダンブルドアの本音。

スクイブ達が非魔法界に倣って団体運動をした1960年代末＝マグル達の先進国である程度実現したように、生まれ付き持てる者への負担によって、生まれ付き、または後天的に持たざる者達への社会福祉を充実させる思想。ハーマイオニーが考えていた〝マグル的〟なアプローチ。

そして、歪んだ純血主義を唱えていた闇の帝王が堕ちた1981年＝遺伝学的に間違いなく純血で魔法力を持つ人間のみが優遇され、魔法界の全てを支配し、その他の魔法族は盲目的に従属し追従すべきだという思想（歪んだ純血主義）。ヴォルデモートは強大な力を持つ純血一族を味方に付けるため建前として提唱し、マルフォイ家などはヴォルデモートが正しいかどうかはともかくとして、あまりにも強力な魔法使いだったため、とりあえず今時代の勝者は彼だろうと追従した思想。

こんな感じの解釈で良いのでしょうか？

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