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しらや ID:GgoTLNxg 2020年03月04日(水) 16:50
レイナーレと松田の組合せとは驚きました。しかし心理描写とか非常に巧みで作品としてすごく良くできていると感服です。
ただ気になる点ですがレイナーレは夕麻とならねば人とならねば救われないのか?レイナーレのままじゃダメなのか?「イッセーにあれだけひどいことしたから報いは当然!」と多くの人がいいますけど俺はイッセーにも非があると思ってるんですけど。
「本当に大切に思ってた」というわりにまるで彼女を説得しようともしないし何より「これで私をバカにした者たちを見返すことができるわ!!!」って言葉を聞いてもその事情を知ろうともしないうえその後もそれを気にしたそぶりもない。ただ「悪い女」と憎みののしるだけこれで「本当に大切に思ってた」なんていわれてもなぁ・・・って思いますね。本当に好きで関心あれば事情を聴きたいと思うはずじゃって思っちゃいます。
むしろ本当のところは彼女に残酷すぎる仕返しをしたと内心自覚して……(432文字省略されています)
もちごめさん 2020年03月07日(土) 00:19
まず最初に、お褒めの言葉と感想をありがとうございます。たぶん続きは書きませんが、読者さんになにがしかの感慨を与えられたのなら、これ以上の喜びはありません。
では、ご指摘の方に答えていきたいと思います。こういう、キャラの心情に対する疑問を投げかけてくださるのは心理描写ジャンキー(自称)の身として大変嬉しくはあるのですが、同時に中途半端なことを言ってしまったらえらいことになるのはわかりきっているので、慎重を期すために文量が増えてしまったことをどうぞお許しください。
まず一つ、レイナーレを夕麻とした(記憶喪失にした)理由ですが、それはそうしなければ夕麻が松田を対等に見れなくなってしまうからです。一度レイナーレから離して色々なしがらみを無くしておかないと、救う救われない以前に許す許さないの話になってしまいます。それだと私の書きたいものから外れてしまい、且つ短編として考えた以上詰め込むことは難しかったのです。故に省きました。つまり展開の都合上です。頼るべきものが他になくて依存するというシチュエーションが好きだっていうのもあります(本音)
言葉遣いとバイトを何度もクビになっていることも上記に繋がります。夕麻にとって松田と桐生は、いわば生まれた時からの親友であり、唯一気を許せる間柄です。そんな相手に『あなた』という二人称は他人行儀な印象が強く、対等な関係とすることができなかったため、何の色眼鏡も掛かっていない素と気楽さを表現すべく『アンタ』と言わせました。そうやって着飾らなくてもいい場所ができた結果、気持ちを押し殺して相手に合わせる能力を失っていった。というのが裏側の設定になります。カタカナの『アンタ』と平仮名の『あんた』でしか差別化できてないところからして失敗感は否めませんが…。
変わって一誠の矛盾した憎悪です。これはやはり殺されたショックがそれだけ大きいのだと思います。彼が殺されるまで、付き合ってから恐らく数日程度しか経過していませんし、告白に関してもそれまで一切面識のなかった美少女が向こうから言ってきたことですので、一誠本人も少なからず不可解に思い困惑していたはずです。そこで『殺すため』なんていう衝撃的で印象的な答えを聞いてしまえば、ああそうだったのかと納得してしまうのも無理のないことかと思いました。実際神器なんていう訳のわからないものを持っていましたし、周囲は堕天使=悪を肯定しますし、一誠にはその認識を見直そうと思う機会がなかったのでしょう。なにせ正義が悪を断罪することは当たり前のことです。
だから自己正当化の感想もそうだと思います。いくら自分の行いが正当なものだと思っていても相手は女の子、しかも一時は彼女だった女性です。一度殺して憎悪が晴れ、引きずっていたところに再びその対象が現れたものだから、感情がごちゃごちゃになってしまいました。それが弱さであるかはさておき、松田を守らねばならないという意思が免罪符となり、天秤が憎悪のほうに寄ったのです。一誠もまだ人間で、そして子供なのですから、そういった感情の整理ができなくても当然だろうと考えました。
と、そんなものが捻り出した理屈と脳内設定になります。納得していただけるかはわかりませんが、拙作を楽しむ何かのきっかけになれば幸いです。重ねてありがとうございました。
そらっぴー 2020年03月02日(月) 02:35
う~ん……かなりややこしい事になりましたね。でもこのままリアス達が引き下がるとは思えないしね……。
ここからは私の勝手な見解ですが早急に何とかしないと、最悪一誠と松田が憎しみあい、一誠LOVEの朱乃あたりが暴走して和平が台無しになってしまう可能性が……。
もちごめさん 2020年03月06日(金) 23:01
いざとなったらサーゼクスがリアスも朱乃も説得してくれると思います。彼とアザゼルが出張らなかったら、もしかしたら見解通りの展開になるかもしれませんね。
そらっぴー 2020年02月23日(日) 20:45
小説内容を読みましたがリアス&一誠アンチをタグに付いておいた方が宜しいかと思いましたがいかがでしょうか?
もちごめさん 2020年02月24日(月) 00:47
一誠はトラウマの再現。リアスはそんな彼への想いと領主としての責任が合わさった結果の反応として描写したつもりです。つまり原作の展開の延長なので、アンチやヘイトには当たらないと考えました。もしも他に同様の感想を持たれた方がいらっしゃったらその時改めて考えようと思います。ご指摘ありがとうございました。
UME太郎 2020年02月23日(日) 15:35
レイナーレがヒロインのSSは数あれど松田が主役してるのは初見です。描写も丁寧でキャラに感情移入しやすいですし後編も期待してます!もしレイナーレが殺されるようなことになれば松田主人公の長編開始ですね。
もちごめさん 2020年02月24日(月) 00:39
感想ありがとうございます。確かに松田が主役の作品はかなり少ないですね。私の知る限りでは拙作の他に一つだけです。困っている人を助けずにはいられないという主人公体質(巻き込まれ体質)なのに何故なんでしょう?ふしぎだなぁ。
でもそう考えればまだまだ話は膨らませられそうですね。彼に戦闘能力とかはないのでだいぶハイスクールDDらしからぬ展開になりそうですが…。いや書かないけど。
しらや ID:/owG2bIo 2020年03月08日(日) 09:45
丁重なお返事ありがとうございます。非常によく考えた上でのストーリー構成だということがよくわかりました。「レイナーレを夕麻(記憶喪失)にしたものは自分と松田を対等に見れるようにするため」「頼るべきものが他になく依存するというシチュエーション」という説明には実に納得いきました。
ただ言葉遣いについては俺は「あなた」と「アンタ」の二人称の違いは他人行儀云々よりは性格的な問題だと思うので(実際親しい間でも「あなた」を使う人も多くいるしD×Dの中でもリアスも朱乃も相手が親しかろうが敵対関係であろうが二人称は常に「あなた」であり「アンタ」とは言わない)アニメでのレイナーレのイメージに合わないという印象が強く彼女が大好きな俺としてはやはり違和感が強いです。
後イッセーについて「正義が悪を断罪することは当たり前のこと」「いくら自分の行いが正当なものだと思っていても」「一度殺して憎悪が晴れ」という部分につい……(304文字省略されています)
もちごめさん 2020年03月15日(日) 00:30
こちらこそ、再びのご指摘と感想をありがとうございます。返信遅れてごめんなさい。拙い説明でしたが一部でも理解していただけたようで何よりです。性癖はやっぱり丸出しにしていくべきなんだと学びを得ました。
と、そんなふうに満足して、そろそろ討論めいたことを書くのは控えるべきかとも思ったのですが、しかしどうやら私の拙さゆえに少々意図したとおりに伝わっていないようなので、そこだけちょっと訂正させていただければと思います。
『なにせ正義が悪を断罪することは当たり前のことです』とそれ以降のご指摘についてです。あれは厳密には一誠自身の意見ではなく、世間一般、大衆の認識として述べたつもりでありました。ヒーローとヴィランみたいな、そんな意味合いです。一誠にとっては悪魔がヒーローで堕天使がヴィランであり、しかもレイナーレに関しては殺されたことも相まって一片の曇りない邪悪と認識していました。だから『自分の行いが正当なもの』だと信じ、しかし『一度殺して』しまったために大義名分の源たる『憎悪が晴れ』てしまい、夕麻のトラウマだけが残って引きずっていたところに彼女が再び現れ憎悪が再燃…というのが本来言いたかったことになります。わかり辛くてごめんなさい。
そんな憎悪によって動いた一誠からすれば、夕麻は絶対悪でなければなりません。松田の言葉に気付いたとしても、夕麻が一片の曇りない邪悪ではなかったと認めること、つまりかつて為した正義がリアスをも巻き込んだただの人殺しであったと、そう受け入れることを元一般人の一誠に求めるのは酷だろうという意味での『弱さであるかはさておき』でありました。
ついでに言葉遣いついて、性格のご指摘と違和感については私もおおむねその通りだと思っています。ああいうふうにしてしまったのは失敗でした。ただその中に、大人びた立ち振る舞いは下っ端堕天使だった頃の処世術の賜物であり、口調も同様に気の休まらない環境で素の上に形作られたものだった、という飛躍しすぎた妄想があったことだけ明記しておきます。
以上です。ご承知の通り、万人に受け入れられるものを書くのは私にはできそうにありませんが、それでも何とかいいものを生み出せるよう、今後も力を尽くしていきたいと思います。色々なご意見をありがとうございました。