クルツシリーズ
作者:あらほしねこ

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クロセロ 2023年01月01日(日) 22:32

 名エピソードの一つ。
 戦場の恐怖である100トンメックを倍の重さにして、超火力を載せたらどうなるか? そうだね、狂気だね。
 バトルテックの戦闘という面に重点を置いたストーリーで、恐るべき超兵器を向こうに回しての絶望的な抵抗戦を描いており、通常の人間ドラマとはまた一味違う味付けのエピソードになっています。
 敵は通常兵器に比べて圧倒的耐久力を持つバトルメックすら一撃で打ち砕く恐怖のメック、オルカ。相対するのはスターコマンダーに昇格したトマスン・クルツの駆るエクスターミネーター、トーテムオムニメック・ノヴァキャットとかつて中心領域のメック戦士を震え上がらせたマッドキャット(ティンバーウルフ)部隊……そしてハナヱ少佐のハタモト・カスタム。
 これだけの戦力を持ってしてもまるで蟷螂の斧という絶望感。
 あらほしねこさんはこういう感情を揺さぶらせる描写がうまいと感じますね。
 そして窮地に駆け……(185文字省略されています)


(Good:1Bad:0) 17話 報告


R&R ID:JRz6invE 2022年02月20日(日) 11:06

>あらほしさん
エピソドン二つ、更新お疲れ様です~
ジークがMIA…結果がわかっていても、やはり残念です。
氏族の戦士なんで怖いんですけど、だんだん可愛くなっちゃって…
ここで、はるか以前にも書いたことをもう一度。
(9行省略されています)


(Good:1Bad:0) 17話 報告

あらほしねこ 2022年02月20日(日) 23:42

いつもご感想頂けること、本当にありがとうございます。初出当時もある程度惜しまれていた記憶がありますが、筆を走らせるうちいつの間にかこういう結末になってしまい、やはり当時頭を抱えたものの、これ以上の畳み方が浮かばなかったものでありました。しかしながら、こうして再度楽しんでいただけたようでもあり、安堵と同時に深く感謝申し上げる次第であります。


R&R ID:yokJCtAo 2021年09月24日(金) 21:42

>あらほしさん
続けての更新お疲れ様です~。

来ましたな、驚異の200tメック「オルカ」。
いわゆる公式のエイプリルフールネタなんですが、機動性以外の性能は折り紙付き。
(7行省略されています)


(Good:1Bad:0) 17話 報告

あらほしねこ 2022年02月20日(日) 23:30

いつもご感想ありがとうございます、話の初出自体かなり昔のものであることに加え、エイプリルフールネタであることから、正直何を話しているのか分かる方はいるのだろうかと懸念しておりました。そして、お返事が遅れてしまった事、どうか御容赦の程お願いいたします。


クロセロ ID:EI65hENI 2023年01月01日(日) 21:12

 クルツシリーズ、名エピソードの一つ。
 そしてハナヱさんの大やらかしの一つでもあります。
 アクション! バトル! バイオレンス! 追儺の鬼が煎り豆で追い払われることがなかったら果たしてどうなるか。そうだね、大ピンチだね。日本語バトルテック世代にはイマイチどれほどヤバい相手なのか直感的でないエレメンタル・バトルアーマーがどんなに恐ろしい相手なのか、如実に伝わるお話でもあります。

 氏族の持つ、中心領域を超える軍事技術の一つがエレメンタル・バトルアーマーです。これは厚い装甲とパワーアシスト機能を持つ戦闘用の装甲服であり、遺伝子的に優れた歩兵であるエレメンタル兵が着用する(ことを前提としているフシがある)兵器です。
(11行省略されています)


(Good:1Bad:0) 16話 報告


R&R ID:qAX9T5Mo 2021年09月23日(木) 07:06

>あらほしさん
更新お疲れ様です~。
いやー、やっぱりバトルアーマーは恐ろしい兵器ですよねー。
メックウォリアーRPGには歩兵用通常火器でメック装甲を抜けるかどうかの判定がありますが、小銃弾にとっては結構絶望的なロールなんですよね。
しかも、ロールに成功しても与えられるダメージは「1」。
(8行省略されています)


(Good:1Bad:0) 16話 報告

あらほしねこ 2022年02月20日(日) 23:26

お返事が遅れてしまい、本当に申し訳ありません。過去作の焼き直しではありますが、楽しんでいただけたらいいなと思う次第です。そして、ご感想頂けた事、本当にありがとうございました。


クロセロ 2022年08月07日(日) 18:52

うどんかそばかと問われれば、うどん派です。
祝、フェニックスキング制式採用。
LAM部隊への限定採用ではありますが、そもそも星間連盟時代からLAM部隊はエリート特殊部隊専用の機体でしたから少数配備が常。苦労が報われた女科学者さんにとっては朗報だったことでしょう。
史実ではジェイドファルコンで研究されていた二機種のLAMはいずれも不採用でしたから、これは快挙です。相当な高性能機に一騎当千のメック戦士が乗るわけですが多くても大隊規模、中隊規模程度のメックが歴史を大きく変えられるかと言ったら現実はそう甘くないでしょう。ですが、ひょっとしたらあの戦いはもっと違ったものになったかも……あれは逆転したかも……と考えるとワクワクが止まりませんね。えっ黒龍会側についたら? やめよう怖い話は。

(12行省略されています)


(Good:1Bad:0) 15話 報告


R&R ID:EdkznaEk 2021年05月08日(土) 22:25

>あらほしさん
どうもお久しぶりです~。
このエピソドンは結構好きなほうなんで嬉しい限りです。

ハナヱさんの今回のサムライモードは静かな分、より危険水域に達している感が出ていて良いですね。
具体的にどんなツユの味付けなのか、というのが今回は描写されているため、ハナヱさんの怒りの意味もより良く通じるようになったと思います。

僕は相変わらずツイとかやってませんが、見るだけはいつも見せていただいております。
状況は楽観視できませんが、必ず良い方向に向かうと信じて日々暮らすといたしましょう。
それでわでわ~(R&R)ノシ


(Good:1Bad:0) 15話 報告

あらほしねこ 2021年05月08日(土) 23:11

いつもありがとうございます、お返事が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。放棄したHPからの移植は簡単だろうと思っていましたが、少しも簡単ではないことに一抹の焦りを感じながら編纂を進めています。蝸牛の歩みではありますが、どうか今後ともよろしくお願い致します。


クロセロ 2022年07月31日(日) 22:23

リオ、成長するの巻。
日常回であり、派手な場面や(クルツくんが語った訴訟もののジョージ・ワシントン寓話を除けば)展開はなく、子供の葛藤と成長のお話でした。
色々できた性格のリオもまだ10歳の子供。トゥルーボーンのシブコとして教育を受けているとはいえ子供らしい失敗もすればズルもしたくなる時もあるのだな……と。
そしてクルツくんもすっかり保護者役が板についてきましたね。

(14行省略されています)


(Good:1Bad:0) 14話 報告

あらほしねこ 2023年01月22日(日) 22:13

いつも感想に加え補足講座ありがとうございます、別視点からの解説は毎回楽しみにさせていただいております。訴訟物のJ・Wの寓話については、何分1300年以上も前の話になりますから、大筋で正しく把握しているものととらえております。何分、1300年前のお話ですから。


クロセロ 2022年07月31日(日) 00:41

常識と非常識。口にするのは簡単ですが、これも文化によって簡単にひっくり返ったりねじれたりこじれたりするのもまた常識と非常識。
郷に入っては郷に従え、と言いますが世紀単位で隔絶していた両文化です。片やガイジン嫌いで定評のあるドラコ連合。片や氏族の変わり者ノヴァキャット氏族。文化的相違から悶着が起きるのはまあ致し方なきことと言いますか。
ボカチンスキー准尉(昇進おめでとうございます)もデキる人なのは間違いないのですが、ちょいとぽやぽやしているところがありますので、この文化的衝突は……ええ、まさに地雷原。
SFにおいて、セックスが生殖に必要なくなった世界における文化というのは『老人と宇宙』にしかり『高機動幻想ガンパレード・マーチ』にしかり色々と取り上げられている大切な世界観を形作るものなわけですが、まあ娯楽化しますよね。だって気持ちいいんだもの。リオの裸ダッシュもそこらへんの倫理観の違いを表す一例でしょう。重営倉()における「あ、クルツじゃ」とか、『裸を見られるのは恥ずかしいことである』という認知であれば絶対に止めるはずですリオの性格なら。
なお、サッカーは氏族でも人気のスポーツだとか。ただルールはちょっと違って、ゴールキーパーも手を使ってはいけないそうです。今、ヘディングについて危険につき禁止の話題が出ていますが、未来のサッカーもルールの細部は違ったりするのかもしれませんね。
(7行省略されています)


(Good:1Bad:0) 13話 報告

あらほしねこ 2023年01月22日(日) 22:03

クロセロ様の補足講座、実は毎回楽しみにさせてもらっております。十分な知識がある方からの、別の切り口から見た側面は、自分でも気づかなかった発見がありとてもうれしく思っております。


クロセロ 2022年01月13日(木) 22:18

LAM。ランド・エア・メック。
この言葉には甘いロマンとつらい現実と版権問題というちょっとシャレにならないアレが含まれます。
LAM、いいですよね。夢の究極兵器を目指してどっちつかずの失敗作に……というのは現実の兵器開発でもわりと繰り返されるやつなのですが、LAMは傑作機ができたりもしているのです。ですが時代に見放されているというか、いつも兵器の主流となることができずに消えていくという儚い存在なのです。版権的にヤバ(検閲済み)
本編で登場したX-02フェニックスキングはかなり理想的な性能で、ジェイドファルコンの女科学者はこの時代におけるLAMのオーソリティーでしょう。ジェイドファルコン氏族は戦士階級の権威が強いのですが同時に優れた銀行屋でもあり、ダイヤモンドシャークに次ぐ豊かな氏族でもあります。とはいえLAMの研究は大変だったでしょうし、試作機を形にするまでどれだけの苦労と神判があったか察するに余りあります。偏屈な印象があるキャラクターですが、自身の開発した機体に対する無理解や周囲からの風当たりを考えると当然かもしれません。また、彼女はメックの操縦ができるとのこと、ミキとのやり取りから恐らくは元戦士階級(トゥルーボーン?)であり、ソラーマ(腕が衰えた戦士が転属させられる部隊、名誉の戦死を望むため自殺的攻撃を行う戦士も多い)ではなく科学者階級へと身を落としたのにはどんな理由があったのでしょう。中心領域人のボンズマンであるクルツ君を侮蔑語である『フリーバース』ではなく『フリーボーン』と呼んでいることといい、トゥルーボーンとフリーボーンの出生差に重きを置かない態度といい、氏族人の、しかもジェイドファルコンとしては変わり者です。
クルツシリーズの時代からは少し後になると思いますが、ジェイドファルコン氏族のメックはパーシャルウィング(グライダーのような滑空用の翼)のように鳥をイメージさせる装備を持つものもあり、フェニックスキングはトーテムメックであるジェイドホークの祖先のような設計に思えます。名称にファルコンあるいはホークの名を冠さなかったのも意味深です。自由に空を飛ぶことのできるLAMであるにも関わらず氏族の象徴である鳥の名を冠さなかった、冠せなかったのか。不死鳥の王、というネーミングは、あるいは本文中には触れられていない彼女の背景に由来するものなのかもしれません。興味を惹かれますね。
(11行省略されています)


(Good:1Bad:0) 12話 報告

あらほしねこ 2022年02月20日(日) 23:38

いつもご感想と共に、分かりやすくかつ詳細な解説を頂けた事、本当にありがとうございます。アメリカSFにありがちな、バックボーンや設定をある程度知らなければ、一見とんでもなく破天荒なお話に見えてしまうバトルテックですが、今回、女科学者やオリジナルLAMについての考察をして頂けた事、嬉しく思うとともに、違う切り口・視点からの考察がとても興味深くありました。重ねて深く御礼申し上げる次第です。



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