空っぽの姫と溢れた艦娘
作者:緋寺

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うっすん  2022年12月09日(金) 19:52 (Good:0Bad:0) 506話 報告

完結お疲れ様でした。

地の文が初めての三人称とのことでしたけど結構独特な言葉回しで書かれてたなと思いました。

ただ、書くの大変そうだなって読んでて感じましたし次回はまた一人称に戻ったりするのかな?

返信:緋寺 2022年12月09日(金) 20:05

ありがとうございます。やりきりました。

今まで一人称を書いていた癖が残ってしまっているのか、三人称でありながらも神の視点みたいな感じになってしまいましたね。ここは自分としてももう少し学ぶべきことでしたね。

視点変更もあってかなり大変でした。もきかしたらまた一人称に戻すかもしれません。


猫又葉月  2022年12月05日(月) 23:35 (Good:5Bad:0) 506話 報告

タイトル…タイトルが卑怯だぜ…(嬉し涙)

あれから数日後…ではなかった。てっきり鎮守府復帰後の話かと思ったけどそんな事はなかったぜ!
戦艦様はようやく旅への復帰。ここからはお供の空母さんも連れて更に知見を広めていくのですね。今までは理不尽で辛い事ばかりだったがこれからはずっと楽しい事ばかり。ファッションを知るも良し、食を楽しむのも良し、はたまたメガネ含む同胞達と出かけるも良し…。でも陸へ近づく際はビスグラに一報入れたほうが良いかもしれませんね。リシュコマが遠征に行く時も同様に。その場合あの2人監視という名目で手伝いに来るかも。ヒャッハァ、美人が増えたぜ!(by道の駅)
今回の物語、個人的にツボに入った組み合わせは間違いなく戦艦様と空母さん。教わる無知っ子と世話焼き姉御に弱いのかな自分…。番外編は2人の珍道中に決まりだな!(無茶振り)
(17行省略されています)

返信:緋寺 2022年12月06日(火) 00:00

1作目と3作目はタイトル回収、2作目は1話目のサブタイの逆転という流れだったので、今回はタイトルの逆転。もう姉姫様は空っぽじゃないからね。

実は数ヶ月後に鎮守府に戻れるようになったーというルートでも考えてたんですが、今回は島の平和を象徴するカタチで終わらせようと思って今回の最終回となりました。
戦艦様は長かった施設滞在を終わらせて、空母さんと旅へ。空母さんはまだまだ知識不足だけど、直に見ることでより旅人として洗練されていくのでしょう。ファッションや食などの文化を覚えて、自分と同じような同胞に出会って友人を増やしていく楽しい毎日が始まります。まずはメガネを連れ出そう。
ビスグラという心強い味方を得ているので、陸に向かうのも少し楽になりますね。リシュコマも今まではコソコソやってたけど、ビスグラ使ってさらに売上を増やしてやろう。なんて強かなヒト。
戦艦様と空母さんのコンビ、結構いい感じですね。間違いなく珍道中になることが確約されている。書きたさはある。

潮も自己防衛を考えなくて良くなったから、妹姫様への依存から料理をしてみようの流れに。覚えたことを忘れない特性を持っているから、ガンガン覚えて達人になっていくぞ。
漣達は何を思うだろうか。潮が違う意味で遠い存在になってしまいそうである。

海風劇場は、この後も続くことでしょう。いつでもどこでもヒト目を憚ることなく。山風は溢れかけているけど耐え切れるメンタル持っているとはいえ、これを毎日見ることになるかもしれないと思うと……。

かつての平和は今ここに。誰も何もすることなく、ただ日向ぼっこするだけの1日を過ごしても、誰も咎めず好きに出来る。これが平和と言わずして何を平和と呼ぶか。
前までと違うことは、平和に鎮守府が組み込まれることですね。戦いとは関係ない来客や通信も行なわれることでしょう。事件も起きず、ただ友達と遊ぶ感覚で。

これまでで最長の作品となった今作。毎日投稿で506話は、作者本人が正気ではないのではと勘繰るレベル。実際、生みの苦しみというのは自分も理解しました。
新作、今も構想しています。流れからして着任ですよね。実際、そっち方面で考えていたりします。あと多分複数人曇る。相変わらずである。
今は休息を。そして、また始まった時、縁があればまたよろしくお願いします。


感想も楽しく読まさせてもらっています。これからもどんどんお願いします(笑)


lass  2022年12月05日(月) 22:59 (Good:2Bad:1) 506話 報告

投稿お疲れ様です。
そして、完結おめでとうございます! 毎日楽しく読ませていただきました。

あ~、沢山言いたいことはあるのに、上手く文字に出来ないですな。
……とにかく、面白かったです!(語彙力消失)
個性的なキャラも沢山で、特に海風と涼風がお気に入りでした。

次回作も構想中とのことなので、また追っかけさせていただきます!
改めて、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

返信:緋寺 2022年12月05日(月) 23:24

ありがとうございます。ついに完結しました。毎日投稿でしたが、ここまで来ましたね。

今作は長さもあるので作者の自分もいろいろと思うところはありますね。相変わらずみんながわちゃわちゃしてくれました。海風は劇場が、涼風は途中の活躍は書いてて楽しかったですね。

次回作、鋭意製作中です。始まるのはいつになるかわかりませんが、またその時もよろしくお願いします。


滄海  2022年12月05日(月) 22:48 (Good:3Bad:0) 506話 報告

無事完結お疲れ様でした!

506話! しかもほぼほぼ毎日更新! 永かった……けどようやくの完結ですね。
裏ボスなどのおまけステージもなく、無事に春雨や施設のみんなは平穏を取り戻しました! ちょっと畑などの、外貨獲得手段はまだまだ大変そうですが、施設もこれだけ仲間がいればみんなで手分けする事で色々な作業もできるでしょう。
穏健派と他所の鎮守府にも広く認知されれば、そのうち施設の深海棲艦と鎮守府の艦娘とで演習とか、文化的な面での交流会とかも行われそう。
(11行省略されています)

返信:緋寺 2022年12月05日(月) 23:22

ありがとうございます。ついに完結となりました。今回は特に長くなりましたね。

流石にここからもう一戦は厳しかったですね。みんなの力を合わせて平和を取り戻してハッピーエンドです。
まだ復旧は難しいかなとは思いますが、仲間達の人数も増えましたし、ここでも力を合わせていけばまた正常に戻ることでしょう。
鎮守府との付き合いがもっと深くなれば、そういうこともやることになるでしょうね。

今作では今までと違った三人称視点を採用してみました。自分でも初の試みです。そのおかげで、ここまで話が拡がったというのはあります。
主人公視点のは長所と短所がはっきりしてますね。本人の心情がわかる分、本人の知り得ないことは読者も知ることが出来ない。謎が割と多めに残ってしまう可能性もありました。
今回は春雨が知らないことも読者は知っている状態に出来ました。最初期の鎮守府での戦闘だったり、挙げていただいている大塚鎮守府侵蝕の件だったり。経緯がわかると、春雨は知らないけどそういう考えがあるからここにいる……というのがわかりますね。
幅を拡げるなら三人称、深くするなら一人称……みたいな感じになるのかもしれません。拡げて深くしなくちゃいけないんですけどね。

趣向を変えてみた今作でも、春雨は平和を取り戻すことが出来ました。そして綺麗に完結出来たかなと思います。


カレー味  2022年12月05日(月) 21:40 (Good:1Bad:0) 506話 報告

完結お疲れ様でした! 前作に引き続き今作も
開始から一日たりとも休みなしの完走でしたね
その情熱、見習いたくてもとても真似できません
ひたすらに頭の下がる思いです……

(19行省略されています)

返信:緋寺 2022年12月05日(月) 23:09

ありがとうございます。506話、毎日更新達成です。前作から倍に近いくらいの話数を完走したので、自分としてもこれは二度と出来ないんじゃないかなと思っていたりします。

今回の根幹にある溢れですが、結局何故そういうことになるのかは語ることが出来ませんでした。いろいろと考えられると思いますが、ここはヒトそれぞれの考え方でいいかなと思います。
実際に考えていたのは、仰ることが大半正解ですね。艦娘と深海棲艦は元々が似たような存在。ただ、深海棲艦の方がより精神的かつ感情的な生命体であり、艦娘のそちら側にズレてしまった結果が、繭化からの深海棲艦化……的なものですかね。

山風は感情の溢れを抑え込むという性格からは考えられないメンタルを発揮しました。一度溢れかけたから少し怖かったけど、結果的に耐え切ったんだから、最強のメンタルを持っていると言っても過言では無いかもしれない。

未来を暗示する晴天の下での日向ぼっこ。妹姫様は良からぬことを考えているのか。でもこれだけいい天気ならいい感じの干物出来そう……。
鎮守府は本当に今めちゃくちゃ事後処理してそう。堀内提督とか第一発見者だからやること多いだろうなぁ……。


すぎっち  2022年12月05日(月) 12:49 (Good:1Bad:0) 506話 報告

506日連続投稿おつかれ様でした。

侵略気質の無い深海棲艦のお話は欠陥世界と同様でしたが、また違う方向(メインが艦娘側から深海棲艦側に大きく変更)からのアプローチだった本作。

黒幕が壊れるたびに施設が危険にさらされ大きく施設にキズを残しましたが、一方で溢れてしまった元艦娘の深海棲艦の心の負担を一層軽減できることまで確立されたことはプラスだったでしょう。

もしかしたら溢れる直前にはもう春雨には辿りつく者どころか導く者の片鱗が出ていたのかもしれない。そもそも哨戒してたヨナに発見されて処置された上、そのうえで自分の鎮守府の艦娘が哨戒任務で見つけてくれるなんて奇跡そのものの話です。さらに春雨が起点となって、結果的に暴走した黒幕に対する迎撃態勢→包囲網が整えられ、最終的に海に秩序が戻ったわけですから……

一方黒幕に関しては白露と古鷹を奪還されたことで、自ら破滅の道を歩みました。武装組織に攻撃したら反撃されるのは当然です。少なくとも白露を奪還される前までは艦娘だけを狙って、絶対に負ける可能性が高い鎮守府そのものには手を出さなかったわけで、このあたりまではまだ理性があったんでしょう。白露の時点でブレーキが壊れかけ、古鷹の時点で完全に壊れた。あとはひたすら壊れて行ったわけですが、別の人の感想で書かれたギネスブックも真っ青な話です。普通なら春雨見ればわかる通り2回目であふれた時点で存在ごと消えそうなものですが、並々ならぬ復讐心と執着心が存在だけは保ち続けようとする原動力だったんでしょうね。

新作も楽しみですが、既存作の番外編も見てみたいです。

返信:緋寺 2022年12月05日(月) 20:59

ありがとうございました。長い時間の連続投稿、やり切ってしまいました。

穏健派という言葉も欠陥の時から使っている言葉ですね。ただし視点が深海側。そして、三人称の作品なので視点が至るところへ飛びまくりでした。

黒幕の何度も溢れるという恐ろしい特性により、平和はどんどん遠くに行ってしまった感じはしましたが、壊れた心もある程度は修復出来ることもわかりましたからね。ここはどちらかといえばプラス。

一番初め、艦娘から深海棲艦に切り替わる時こそ、最も力が発揮された可能性はありますね。一瞬だけでも導く者としての力が発揮されたことによって、ヨナを辿り着かせて自分を保護させた……とかだとロマンが溢れます。
むしろ、春雨が辿り着かなければ施設は間違いなく侵略されていましたからね。そういう意味では、春雨は深海棲艦化してずっと辿り続けていたのかもしれない。

黒幕は割と最初から負けフラグは立っていたのかも。艦娘だけを狙い続けていればそのうち崩せたかもしれないけど、それでも2回の敗北で白露と古鷹を持っていかれて、理性は崩壊していたでしょうね。間違いなくこの世界ではギネスレベルで壊れています。
最初の壊れで復讐心だけが膨れ上がっており、それを基点にして存在をそのままに溢れ続けた……という感じでしょうか。無茶苦茶がすぎる。

番外編ですか……考えたことはありますが、なかなか難しいんですよね。継ぎ接ぎの時に番外編書きましたが、うまく辻褄を合わせるのが難しかったりします。既に終わった話ですしね。


稲村 リィンFC会員・No.931506  2022年12月05日(月) 10:36 (Good:2Bad:0) 506話 報告

 最終話投稿お疲れ様です。そして506日間連続投稿本当にお疲れ様でした。


 ああ、こんな終わり方もありだなぁ、そして本来のこの島の在り方を象徴とする終わり方だと強く思える最終話であり、最後まで勉強になる話でした。

(22行省略されています)

返信:緋寺 2022年12月05日(月) 20:44

ありがとうございます。連続投稿やり切りました。

この平和な島の一番の終わり方は、これから続く何も事件性のない毎日の初日を見せるだけというのが適しているかなと思いました。鎮守府に戻るとか、また違う終わりも考えていましたが、自分の中ではこれが一番しっくり来たんですよね。

姉妹ではあるんですが、春雨と海風というカップリングって見ないですね。今回は流れからその方向に持っていくことになったわけですが、それが気に入っていただけたようで幸いです。この作品で一歩踏み出せたというのなら尚のこと。
指標とまで言われるとこそばゆいですねぇ。でも、そういうカタチでこの作品を好きになっていただけたなら嬉しいことこの上ないですね。
lassさんには自分も感謝しております。支援絵のおかげで発想が膨らむところもありますからね。

自分は毎日投稿をしてしまいましたが、ご自分のペースで、ご自分の書きたい(性癖に任せた)作品を書くことが一番のモチベーションになるのではと思います。完結まで頑張ってください。応援しています。
結末が引かれたところで、貫いてしまえば勝ちですよ(笑)

やはり最後には海風劇場は必要だろうと思い書き始めたらあの量です。さすが海風だ。文章を書かせる才能がある。これが最後の海風劇場でしたが、お楽しみくださったようで何より。
春雨の力は全て失われましたが、この506話分の経験と結果は失われることはありません。春雨細胞を投与した者も何も変わらず生活出来るのは、結果が残っているからですからね。今でこそ維持出来ている可能性が無いとは限りませんが、今は平和。せっかく取り戻した平和なのですから満喫しなくちゃですね。

海風の愛は留まることを知りません。なので、この話の後も2人仲良く平和な生活を続けていくでしょう。


いつになるかはわかりませんが、次回作は構想中です。どんな話になるかはまだ決まってはいませんがね。
後ろ暗いのはいつものこと。これも性癖の一部か。大丈夫大丈夫。でもこの時期にバーニィの話はダメだ!

また自作で縁があればよろしくお願いしますね。


猫又葉月  2022年12月04日(日) 23:18 (Good:0Bad:0) 505話 報告

悲しい顔を見せることはあれど涙は決して見せなかった姉姫様。堀内提督に自らの正体を明かしそれでも受け入れてくれてた時でさえ嬉しさで泣きそうになっても踏み留まっていたが、誰一人欠けることの無い全員の帰還、そして「ただいま!」で限界を迎えてしまった。
戦いなんて無縁だった日常が一変して脅威に晒される日々が始まり、気が抜けない緊張が続いていたがそれももう終わり。春雨と同じく姉姫様もまた休息を取っても僅かにしこりが残っていたかもしれないが、今回の決着で真に休まる事が出来るのでしょう。
だから思いっきり泣こう。此処までずっと抱えていた不安や心配を全て吹っ飛ばして嬉しさに変えていきましょう。

溢れの克服という前例のない事象には驚かれつつも、『辿り着いた』結果がそれならば納得をする観測者様。
『代償として数日眠り続けるくらいになる』
それはそれで海風が取り乱して観測者様に不満をぶちまけそうな事が起こりそうな気が…。でももし覚醒して力を継がせることなく黒幕を撃破してたら、後に観測者様から「空っぽになるぞ」なんて言われるどうしようもない展開が待ち受けてたかもしれない訳で。そう考えるとあの場で起こった一連の流れは奇跡と同時にかなりの綱渡りだったんでしょうね…。
でもそんな不安ももうお終い。力を失った春雨は世界の脅威でもなんでも無いただのヒトしてこれからは平穏に過ごすことが出来る。艦娘として平和のために戦い、穏健な深海棲艦として畑を耕しながら楽しく生きる。そんな日常がこれから待ち受けているのでしょう。

さて次回いよいよ最終回。長いようであっという間のような感覚ですが最後まで楽しませて貰います!

返信:緋寺 2022年12月05日(月) 00:01

姉姫様も気丈なヒトでした。涙を見せたらみんなが悲しむから、どんなことがあってもそういう表情は見せなかった。嬉し涙ですらグッと堪えた。でも、これは流石に決壊した。
ずっと平和な日々を過ごしてきたのに、戦火に巻き込まれたことでずっと緊張感が溢れていたのは確か。それが失われて、本当の平和が舞い戻ってきたのだから、わだかまりもしこりも無くなりました。
姉姫様だって普通のヒト。不安が無くなったのだから、ここは思い切り泣こう。

春雨の最後の辿り着く力として、溢れすらも克服してしまった。観測者様としては驚くべきことではあるけども、納得出来ることでもあった。
死にはしないし目を覚ますことも確約されているとはいえ、数日眠り続けるとなると海風が錯乱しそうではある。黒幕を消すだけで終わらせていたら、春雨はほぼ死ぬようなもの。そういう意味では、この道に辿り着けたのが全て奇跡だったのでしょう。仲間達の力が集約された結果ですね。思いの力は奇跡を呼ぶのです。
もう緊張も不安もありません。平和が取り戻された島で、ゆっくりまったりのんびり暮らそう。ただただ楽しく生きるだけ。本当にそれだけ。

次回で終わりとなりますが、最後までよろしくお願いします。


カレー味  2022年12月04日(日) 22:19 (Good:0Bad:0) 505話 報告

チート能力を返上した春雨、残ったのは本人の経験のみ
今はもう、ちょっと場慣れした駆逐棲姫くらいの
実力なんだろうか? 本来のステータスからすると
ミシェルを除けば施設最弱までランクダウンしてるかも

(8行省略されています)

返信:緋寺 2022年12月04日(日) 23:48

今の春雨は経験だけが残った存在。あの時と同じように戦ったら身体がついていかなそう。直感も利かないから結構普通に直撃しちゃうんだろうなぁ。
ステータス的には、下から数えた方が早いでしょう。でも経験のおかげで強そうではある。

ということで、春雨は辿り着く者を卒業します(マイクを置きながら
今の春雨は当時の戦闘力から格段に落ちているとはいえ、意外と春雨といい感じに戦えるかもしれない。今だーとリベンジ決めようとして、海風に返り討ちにされたりするも面白い。
作り込んでいるクッキーを口に押し込む作業を始める薄雲が待っているぞ。

全506話……1年半に近いくらいの長い話になってしまいましたが、これでこの島も平和を取り戻すことが出来たので、少しずつ拡がっていってもらいたいもの。


稲村 リィンFC会員・No.931506  2022年12月04日(日) 12:39 (Good:0Bad:0) 505話 報告

 始まりがあれば、終わりもある。分かっていたことではあるが…。そうですか、次で最終回で御座いますか。寂しくなりますが、これもまた定め。別れもあれば、出会いもある。別れは辛い。それこそかつての仲間達や、今や最愛の存在となった海風様と再開し、鎮守府へと帰投する為に別れた際に泣いてしまわれた春雨様の様に…。だがヒトは、そういう経験を繰り返しながらも前を見て進み、より良き明日へと向かおうとするのだ。それこそ本来の自分へと“辿り着いた”春雨様の様に。私もこの悲しさと寂しさからくる涙を拭いて、明日へと向かおう。


 欲を言えばもっと春雨様と海風様が愛し合い、春雨様を讃える海風様劇場を見てみたかったという気持ちがありました。

(6行省略されています)

返信:緋寺 2022年12月04日(日) 16:34

物語というものは、絶対に終わりが訪れるもの。この話も最後の時を迎えます。どのような話でも終わりの時は辛いもの。かつての寂しさが溢れていた春雨はほんの少しの別れでも泣きじゃくりました。それが永劫となったら、もっと酷いことになっていたでしょう。
出会いと別れを繰り返すのが人生。これはここで終わりですが、春雨達は平和な日常を送ることでしょう。誰でもそこには辿り着けます。

海風劇場は書いてて楽しいものでしたからね。最終回でも披露させる可能性はあります。だって平和なんだもの。いくらでも讃えていい。

辿り着く力を失ったことで、今まで出来ていたことが出来なくなってしまいました。とはいえ、日常で使っていたのは直感くらい。戦いは無縁なもの、のはず。
自ら捨てて四苦八苦するというのは確かに似ているかもしれませんね。

明石の技術を穏健派に見せて信用を得ようと思うと、深海棲艦には出来ないことを提供するのが一番早いでしょう。確かに、失った四肢が取り戻せるというのは素晴らしい技術。
細胞からクローン的に四肢を作り上げて移植する……みたいなことになるかもしれないけど、明石ならもしかしたら出来るかもしれません。兵器や艤装についてのスペシャリストでも、泥の研究のおかげでそちらにも精通していそうですからね。

春雨の手の温もり……この話の中で失われてしまった唯一の犠牲と言ってもいいでしょう。取り戻すことは……出来るのかなぁ。



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