魔法少女かずみ?ナノカ ~the Badend story~
作者:唐揚ちきん

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navaho  2020年06月07日(日) 10:50 (Good:1Bad:1) 110話 報告

更新お疲れさまです。

エピローグでは、残火くんの”あきら君”への想いが語られていましたが、過去への逆行は彼の差し金だったことで自分が過ごした時間を”否定”して敗北とも勝利とも言えないモノですが、最期の最期で”あきら君”を打ち破りました。

まどマギ本編のまどかとほむらの関係が邪悪に歪んだかのような二人の関係ですが、”あきら君”の不幸はやはり他人との繋がりに”価値”を感じないところであるのですが、それを”不幸”とも思わないことで”残火くん”に勝っているようです、もしも他者との繋がりに”価値”を認めた時が来たら、”あきら君”が負けるときでしょうか?

返信:唐揚ちきん 2020年06月07日(日) 11:12

感想どうもありがとうございます。

ループ物の主人公が自分がループした時間を無駄だったと認める事こそが、この物語でやりたかった事の一つでした。
まどかナノカが魔法の否定であれば、かずみナノカはやり直しの否定です。
彼なりに過去に行って学んだ事や、理解した事もたくさんあったのですが、それを全て無駄と断じる事で彼は神を打ち倒しました。

あきら君は繋がる事の意味を理解できないでいる事を何とも思っていませんが、少し大人に成長した残火からはそれが哀れに感じるのです。
残火はもう勝ち負けという子供の視点の更に上の大人の視点から見ています。
あの邪悪の化身が他者との繋がりに価値を認めたら、きっと残火は報われるでしょうが、勝ったとは思わないでしょうね。

残火の裏モチーフはさやかだったのですが、最終的にほむらの要素の方が多くなってしまった感があります。
そしてほむらが裏モチーフだったあきら君はもう完全に独立したキャラに成長してしまったため、原形留めてませんね。
あきら君は他者の影響を受けないというメタファーかもしれません。


huntfield  2020年06月07日(日) 00:04 (Good:1Bad:1) 109話 報告

あきらの野望は潰えた。

だがこれで終わりだとは思えない、いずれ第三・第四のあきらが……

返信:唐揚ちきん 2020年06月07日(日) 00:13

感想どうもありがとうございます。

まあ、奴は秩序や法則から外れて発生しそうですよね。
カテゴリー的には魔王というより、邪神の類ですが。


navaho  2020年06月06日(土) 22:51 (Good:1Bad:1) 109話 報告


一日での二話更新お疲れさまです。完結おめでとうございます!!!

やっぱり生きていたというよりも自身の存在を”消す”ような事は行わなかった”あきら君”
”天使 あきら”まさかの”円環の理”に匹敵と言うか、あちら側からすると絶対に”許せない存在”ですよね・・・なんだかんだで”天使”って、”清いイメージ”がありますが実情はある意味”悪魔よりも残酷”で”秩序の為”ならばどんなことでもやり、”契約”を重視し、その範囲ならば温情のある”悪魔”よりも性質が悪いんですよね・・・
(9行省略されています)

返信:唐揚ちきん 2020年06月06日(土) 23:34

感想どうもありがとうございます。

あきら君は因果の流れすら掴んで、強引に全てを支配下に置く危険な存在です。
頭がおかしいから、キュゥべえの捕食シーンも読者に違和感を持たれないのが恐ろしいところでした。
彼がもし、円環の理というか太極の理のある世界に来ていたら、大人になったあの女神は否定の魔法を全開にしてでも討滅しようとした事でしょう。

私はメガテンの影響からか天使は神の従僕というイメージが強いですね。それでいて人間には基本興味がなく、見下しているような感じです。
悪魔は逆で、人間に興味があり過ぎて、常に付き纏って堕落を促してくる存在だと思ってます。
なので「天使=スパルタ塾講師」で「悪魔=遠くに住んでる激甘お婆ちゃん」みたいな印象を持っています。

まあ、一神教は善なる神しかいないなら、悲劇や悪徳は何故消えないのという矛盾を堕天使や悪魔を作って解決した宗教なので、多少の言いがかりは必要だったのかと思います。

残火は、自分の歩んで来た希望にして絶望の時間を自ら否定する事であきら君に打ち勝ちました。
ある意味では敗北とも取れる選択でしたが、彼を滅ぼす方法は他になかったので仕方のない行動と言えるでしょう。

あきら君の輪、つまり円環から何が生まれるかはまだ分かりません。しかし、奴の分身ならたとえどんな場所でも芽吹く気はします。

フタツキが天使の目に止まったら……気に入って手を貸すか、もしくは自分に断りなく人の命を奪うとはけしからんと思う気がします。
根本的に他者との繋がりを必要としない、単独で完結した生命体なので、気分次第で対応を180度変えるかと。

ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。


黒ゴマアザラシ  2020年06月06日(土) 22:48 (Good:1Bad:1) 109話 報告

つまりナノカレコードではゴンベェと天使の輪がぶつかり合うイベントが発生すると言うことですね(気が早い)
あんなのがマギレコ世界に乱入するのマギウスとかイヴの非じゃないからやめちくりー。
それはそれとして完結おめでとうございます。
長きにわたる連載、お疲れさまでした。

返信:唐揚ちきん 2020年06月06日(土) 23:08

感想どうもありがとうございます。

そうですね。天使の輪はもしかしたら神浜市に流れ着くかもしれません。
奇跡の肯定者vs奇跡の否定者はコンセプトとして面白いとは思います。
多分、そうなったらマギウスより手が付けられない戦いになりそうですね。

最後までお付き合いくださって、本当にありがとうございました。


名無し ID:R3cTn6lA  2020年06月06日(土) 22:09 (Good:2Bad:1) 109話 報告

天使あきら、アルティメットまどかにガチで勝てそうな気がするくらい強そうでした。
そして生命蘇生を行ったわけですが、この期に及んでなお、あきらが改心した、なんて考えるかずみはいくらなんでもお花畑過ぎないか?と思いました。
宇宙魔女よりもヤバそうな怪物が生まれ、もうダメだ、おしまいだぁ…となった直後に土壇場ギリギリの大逆転…残火くん、いい覚悟だぁ
そしてあきらは最後の最後にとんでもない悪あがき…天使の輪が送られた先の無事を祈るばかりです。

最後に、完結おめでとうございます。

返信:唐揚ちきん 2020年06月06日(土) 23:04

感想どうもありがとうございます。

概念化したあきら君は、割りとどうしようもないレベルで強いです。
かずみのあれはお花畑よりも現実逃避に近いですね。戦っても絶対に勝てないから改心したと思う他なかった面があります。
残火の行動は自分が引き起こしてしまった事の責任を取った形になります。
経験を積み成長した彼が、自分のやって来た行いを全て「なかったこと」にする事であきら君を消滅させました。

最後の悪あがきは、素直に消滅するより彼らしかったと書いていて思いました。
またどこかで彼の残した悪意の種子が芽吹くかもしれませんが、それはまた別のお話になるでしょう。

最後までお読みくださって、本当にありがとうございました。


名無し ID:R3cTn6lA  2020年06月06日(土) 12:43 (Good:1Bad:1) 108話 報告

やっぱり生きてた…
しかも、天使ときましたか。ならば敵対するかずみ&残火は悪魔といったところでしょうか
まあ、主人公側が悪魔のような外見で敵側が天使のような外見というのは割とある話なのですが

返信:唐揚ちきん 2020年06月06日(土) 14:41

感想どうもありがとうございます。

天使なのは第一部で自らを天使と呼称していたからです。
あとはモチーフの一つが堕天使ルシファーというのも入っています。ちなみにもう一つは狩人オリオンです。
残火は蠍の魔物ですし、かずみは魔女の肉を詰めて作った魔法少女なので、ある意味で正義の魔女対邪悪の天使の構図になりますね。


huntfield  2020年06月06日(土) 12:25 (Good:1Bad:1) 108話 報告

説明しよう!
二つ名とは、第三者がつけるからこそたしょう格好つけていたりダサかったりしても言い訳の効くものである!

つまり何が言いたいかというと、

……コイツ、自分で名付けやがった!?

返信:唐揚ちきん 2020年06月06日(土) 14:34

感想どうもありがとうございます。

あきら君は第一部からそういうキャラですからね。スケートボードにもダサい名前付けてました。
その割に技名とかイタリア語の文法も気にせず、単語の羅列ばかりだったりと適当ですが。
多分、他のキャラからは「概念化したあきら」としか呼ばれない気がします。


navaho  2020年06月04日(木) 01:17 (Good:1Bad:1) 107話 報告


更新お疲れさまです。

見滝原の某少年の親類ですが、色々あって残火くんの助けになりましたが、彼にとっては本望なのかなと思わなくもないですね。
空虚だった彼が初めて何かを達成しようと一生懸命になったところでそれを埋めることが出来たんですね。

次回でいよいよ、残火くんの回ですが、彼自身はどんな結末を迎えるのでしょうか?

返信:唐揚ちきん 2020年06月04日(木) 07:07

感想どうもありがとうございます。

一生懸命というか、母親への感謝の一環として残火を手伝ったという感じですね。
彼の中では今回の戦いも然程特別なエピソードではありません。あくまで求められたから助けただけです。
ただ一つ救いがあったとしたら、それは他人の好意を最終的には受け入れられた事です。
実は初期設定では、とある魔法少女の『人間に生まれ変わってほしい』という願いを叶えたインキュベーターだったのですが、それを掘り下げると残火そっちのけになるので止めました。

次回の残火はかなり主人公させるつもりなので、少し更新が遅れるかもしれません。
なんだかんだで中盤から群像劇化していましたが、主役としてきっちり出番を見せたいところです。


名無し ID:8rpmtyI2  2020年06月03日(水) 22:07 (Good:1Bad:1) 106話 報告

まさかあきらと残火が手を組む日が来るとは…
まあ絶対一時的なものに過ぎないでしょうけど

そしてかずらの攻撃をモロに受けたあきら
確かにイーブルナッツが砕けた音を聴いた、と描写されましたし、普通に考えたら間違いなく死亡でしょう。

けど、あの悪意の塊がそんな簡単にやられるのだろうか?
何かを隠してる気がしてなりません…

返信:唐揚ちきん 2020年06月03日(水) 23:02

感想どうもありがとうございます。

いがみ合っていた一部主人公と二部主人公がヒロインのために手を組む。王道展開ですよね。

イーブルナッツを砕かれた彼は普通に考えれば死亡しているでしょう。
街を焼いた光線を受け、数千メートルを落下した訳ですから特別な力を持たなければ生存する事はまずあり得ません。

しかし、奴ならばと読者に思わせるあきら君。
ある意味、不死身の存在と認識されていて面白いですね。


huntfield  2020年06月03日(水) 08:43 (Good:1Bad:1) 106話 報告

これで死ぬ様なら、誰も苦労しないんだよなぁ……

返信:唐揚ちきん 2020年06月03日(水) 09:18

感想どうもありがとうございます。

いやー、街が一つ崩壊する攻撃の三倍くらいを受けて生きている訳ないじゃないですか。
奴には既に主人公補正はないのですから。



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