機動戦士ガンダムSEED Fate
作者:ファルクラム

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ユリア ID:h4PidUN2  2014年12月01日(月) 17:08 (Good:0Bad:0) 59話 報告

この小説をテレビアニメにしたらいいのに~と思いました。ぼくは3日で全部読み終えましたです♪

返信:ファルクラム 2014年12月01日(月) 22:59

感想ありがとうございます。

書き終えてから、もう大分経つのに、こうして読んでもらえて本当にうれしく思います。

FateはSEEDの作品の中で、特に楽しんで書けた作品ですので、お気に入り頂けて最うぃあでございます。

今後とも、よろしくお願いいたします。

感想、ありがとうございました。


赤いUFO  2016年03月19日(土) 18:57 (Good:0Bad:1) 33話 報告

初めまして。
原作の無印SEEDは面白かったけどDESTINYはちょっと…と思っていた自分も本作品のFateはすごく楽しめました。
特にアスラン、カガリ、スティングの改変は嬉しかったです
アスランはDESTINYだと都合が悪くなると他陣営に逃げ込むという仁義的にどうかな?というキャラになってしまったため、一貫してザブト軍に身を置いて後輩たちを導く良き先輩として書かれた本作のアスランはとても魅力的な人物でした。

(12行省略されています)

返信:ファルクラム 2016年03月20日(日) 21:41

感想ありがとうございます。

過去に書いた作品を、今でもこうして読んでもらえて大変うれしく思います。

後書きにも書いた通りですが、このFateは、原作「種デス」の不満点を自分なりに洗い出し、是正し組み合わせる事で完成させました。

キーパーソンとなった3人のうち、カガリは「若輩だが政治家として、人として確固たる信念を持ち、それを貫き通す」、アスランは「先輩パイロットとして立場と思考を統一し、自分自身に一本芯を通す」、シンは「主人公としての立場を明確にし、相応の活躍の場を与える」と言う形を徹底する事を目指しました。

その辺をご理解いただき、たいへんうれしく思います。

>ストライクフリーダム
あの発想は、個人的にも天啓に近かったと思っています(笑
通常のストライクフリーダムを出しても勿論良かったのですが、それだと展開がありきたり過ぎて面白くない。何か無いかと頭を捻っていたところに、「ストライク+フリーダムの武装」でストライクフリーダムとすれば面白いのではないか、と思った物で。

>キラ
私も、歴代ガンダムの主人公の中では、キラは上位三指に入れる程好きなキャラですが、やはり主人公、あるいは主人公級のキャラであればこそ、苦戦する描写と言うのは大事だと思います。苦労した先に得た勝利こそ、いろんな意味で価値があると思いますので。
エストとの再会シーンは、Fateの中では最もお気に入りの1つです。

それでは、感想ありがとうございました。


ZEST  2019年06月15日(土) 05:33 (Good:0Bad:0) 17話 報告

全話、読了させて頂きました。
オリキャラであるアリスとラキヤとエストは勿論、高山版種運命寄りに成長したシン、父親の覇気と強かさを継いだカガリ、最後まで議長の剣であり続けたアスランとハイネ、原作とは違った成長を見せたラクスも素晴らしかったです。

それにしても、本作のアンチキャラであるベイルとその部下二人は、第2次OGに登場した噛ませ犬トリオと同様、碌でもない奴等でしたね。
特に、サーシェスに匹敵する外道であるベイルに対して、積み重ねた業に相応しい罰が与えられて良かったと思いました。

返信:ファルクラム 2019年06月15日(土) 23:48

感想ありがとうございます。

未だに読んでくれている人がいて、本当にうれしく思います。

>シン
放送当時、どちらかと言えばキラ派だった私ですが、原作のシンの扱いが、どうしても納得できなかったので。もっと活躍させたいと思い、あのような形にしました。

>カガリ
ストーリー的に、彼女に求められた物は1stシーズンのような無鉄砲さや少女らしさではなく、国家元首として冷静で落ち着いた、それでいて純粋さを失わないキャラクターだと思ったので。

>アスラン、ハイネ
アスランに欲しかったのは「一貫した信念」ですね。「たとえ友と戦う事になったとしても、自分の信念は曲げない」と言う感じに。ハイネも、もっとたくさん活躍してほしかったので最後まで生き残らせました。

>ラクス
最後に議長と対峙するべきは、キラではなく彼女の方が良いと思ったので。いまにして思えば、ラクスの方こそが原作のカガリに近くなってしまった感もありますが。

>ベイル
本当に、最後まで思った通りに暴れて死んでくれた良いキャラです(笑
今でも、気に入っているアンチキャラです。


N-ao  2024年03月08日(金) 00:56 (Good:0Bad:0) 1話 報告

世間がガンダムSEED FREEDOMの大ヒットに湧く中、ふとこのお話を振り返りたくなって、再び全話読了いたしました。
ヒロインとの複座機、戦時の国家元首としてほぼ完璧ムーヴのカガリ、艦首衝角のある戦艦、憎しみに囚われたコテコテの悪役、バックパックを取り替えるストライクフリーダム、思慕を己のうちに封じて愛する人と最期を共にした女性、役目を終えた鉄騎に見守られるカップルなど要素要素に映画で見たものを感じとりましたが、何より一番はシンの活躍です。シンが魅力的だったからまたここに戻ってきました。
敬愛する者に頼られ、迷いもなく、憑き物が落ちたかのように大活躍するシンはみんなが見たかった姿であり、このお話の読者としては十年前に夢中になった「幻想」が、エルウィングもといデスティニーSpecⅡに乗って現れたように感じました。
また自分はキラに関して「受動的な一面しか書かれない、厚遇されているようでいて実は不遇」と評したことがありますが、映画で周囲とすれ違いへこたれ、アスランに殴られて、堂々たる愛を叫びラクスとロマンティクスしたキラを見た今だからこそ、テロリストですぐ行方不明になって、でも隣で戦ってきたエストを誰よりも想い、クールな彼女を唯一揺さぶることのできるキラ・ヒビキが一周回った新解釈のようで面白いです。

最後に、ラキヤとアリスの初夜と自分なりのシン救済のどっちを書くかを天秤に掛けています。どうしよう。

返信:ファルクラム 2024年03月11日(月) 16:04

こんな古い作品を思い出してくれてありがとうございます。

当時の思い出は大分、薄れてはいますが、覚えている範囲ですと、あの頃のSEEDは特に荒れてたな、と言うのが思い出されます。

キラ達無印以来のキャラを擁護する人もいれば、シンを始めとした新キャラ達を推す人達。その双方が相手を批判し、それが二次創作界隈で火花を散らしている状態でした。

私はキラ達に肩入れしている方でしたが、だからと言ってそれでシンを叩くような作品にはしたくなかった。

>キャラについて
そこで何をどうすれば、納得のいく結末にできたか、と考えた時、「カガリが元首として芯の通った、冷静な行動を取る」「シンがザフトに行かず、オーブ軍人として活躍する(同時にザフトにはシンの代わりになるキャラを出す)。そして、原作のキラに近い行動を取らせる」「キラがあまり出しゃばらない(ただし要所ではポイントを押さえた行動を取る)」「アスランがフラフラとした行動を取らない。結果的に敵対関係になっても、最後まで信念を貫く行動を取る」更に福田監督が何かの談話化コラムで「群像劇を書きたかった」と言ったコメントをしていたと知り、それなら「オーブの主人公」であるシン、「ザフトの主人公」であるアリスに続いて、「連合の主人公」であるラキヤを作り、それぞれの視点で物語が見れる形にしました。。

シンについては、オーブ側の主人公として、中心的な活躍をすると同時に、原作ではついに和解シーンが無かったカガリとも、上司部下の垣根を超えた良い友人関係を築かせたかったので、あのような形となりました。

>機体について
キラの機体については、何にしようか、当初は迷いました。「天空の剣」のストフリ登場シーンは好きなので、あれはどうしても使いたかったのですが、だからと言って、そのまま乗り換えたのでは味気ない気がしたので、そこで、ストライクは武装を換装する度に、便宜上、名称も「エールストライク」「ソードストライク」と言った感じに変更していた事を考え、ストライクに「フリーダムストライカー」と言うのを開発して装着すれば「ストライクフリーダム」と呼んでも良いのでは、と言う、一種の言葉遊びから思いつきました。

エルウィングについては、シンに持たせる新たな機体として、やはりデスティニー級が好ましいと考え「オーブ製デスティニー」と言う事で出しました。名称については、何で思いついたのか、今となっては経緯は思い出せないのですが、何かの拍子で検索した時「星の飛沫」と言う言葉が出て来たので、気に入って採用しました。

複座機については、色々なゲーム作品で複座の機体を見て、主人公とヒロインが、同じ機体に乗って戦う事に対する「熱さ」に惹かれた為でした。

実はまだ、劇場版は見てない(コロナが怖い&映画は静かにゆっくり見たい)ので、今から楽しみであります。小説版は読みましたが、今のところ鬱展開が殆どなので。


kia  2014年12月29日(月) 22:00 (Good:1Bad:0) 報告

お久しぶりです。覚えていないかもしれませんがKiaです。
前回Illusionの感想を書いたの4月……まさか半年以上掛るなんて(汗

さて感想ですが、今回も非常に面白かったです。実際原作を見た時は、まあ色々と思ったものですが、それは散々言われてますからわざわざ言う必要もないですね。ともかくこの作品も前作同様良くできていると感心してしまいました。

(14行省略されています)

返信:ファルクラム 2014年12月30日(火) 02:03

感想ありがとうございます。

こちらも読んでいただけるとは、本当にうれしく思います。
Fateは一連の作品の中で、最も楽しく書けた作品ですので、お気に入り頂けて幸いです。

>主人公
オーブ、連合、ザフトにそれぞれ主人公を置いて、それぞれの視点で物語を動かす、と言うのがコンセプトの一つでしたが、各主人公共に、本当によく活躍してくれました。
アリスは「シンのオマージュ」を目指して作ったキャラでした。私が思っている「シンの良い部分」を抽出し、それを思った通りに成長させていくのは、本当に楽しかったです。

ラキヤとの恋愛関係に関しても「過去に憧れていた人と敵同士になりながらも、その立場を乗り越えて愛し合う」と言うプロセスが上手く嵌り、「キラ・エストコンビ」と並んで、全作中でも屈指のお気に入りカップルとなりました。

>カガリ・アスラン
この2人はキラ達以上に重要なキーパーソンだったと思うのですが、結局、原作では彼等の「良さ」を、全くと言って良い程引き出せていなかったと感じています。

そこで、カガリは「駆け出しだけど、能力の片りんを見せ始めたリーダー」として、アスランは「後輩を厳しくも優しく見守り、先導する先輩役」として活躍させました。

>ベイル
こいつも、アンチキャラとしては、特に気に入っているキャラですね。本当に、最初から最後まで、ブレない三下振りを発揮してくれました。

>キラ・エスト
「Illusion」を書いていた頃から、「Fate」における2人の関係は、こんな形にしようと後送していましたので、それが予想以上に上手く行った形です。キラとエストの再会シーンは個人的に、作中屈指と言って良い程、会心の出来だったと思っています。
因みにエストのメイドコスは、殆ど即興で思いついたネタだったのですが、予想以上にうまく嵌ってくれましたw

>フリーダムストライカー
これも、割と天啓に近い物があったのですが、きっかけはストライクノワールの存在でした。「ストライクE+ノワールストライカー=ストライクノワール」であるなら「ストライクA+フリーダムストライカー」で「ストライクフリーダム」でも良いのではないか、と思ったので。

おかげで、初めからキラ(キョウ)が強すぎて出しゃばる、と言う事も無く、控えめながら存在感を出す事に成功した、と思っています。

インフィニットジャスティスも、ボロボロになるまで戦わせようかと思わなくは無かったのですが、アスランには「ラクスを議長の元まで導く」役を負わせたかったので、あのような形となりました。

>次回
お好みの順番で構いませんが、しいて希望を言わせてもらえば「ロザリオ」の方から読んでいただければ幸いです。と言うのも、後から書いたせいで「南天」には「ロザリオ」のネタバレが、若干ながら含まれておりますので。「ロザリオ」を先に呼んでいただければ、より楽しんでいただけるのでは、と思っております。

それでは、感想ありがとうございました。

kiaさんの作品も、少しずつ読ませてもらっておりますので、そのうち、感想を書かせていただきます。



竜波  2014年01月15日(水) 19:47 (Good:0Bad:0) 報告

PHASE-15のグフの形式番号がZGMF-1001/Mになってます。
ハイネ機はZGMF-X2000だったはずでは?

返信:ファルクラム 2014年01月16日(木) 09:48

修正しておきました。

ご指摘、ありがとうございました。


8866 ID:jGELoVz2  2013年10月24日(木) 09:56 (Good:0Bad:0) 報告

リアルタイムで拝見させていただきました。
原作人物もオリジナル人物も万遍なく見せ場があった事がよかったと思います。
ベイルは、ダイの大冒険における、ザボエラを思い起こさせました。
Ζのオマージュとしては、もしもの結末として、ラキヤ死亡・アリス記憶喪失のシングルマザー化する。
そして彼女をシンやカガリが面倒をみる、というEDも想像してしまいましたが、
それではロザリオに繋がらないので、これで良いと私は思います。

返信:ファルクラム 2013年10月24日(木) 13:16

感想ありがとうございます。

Fateは執筆よりも構想の方に長い時間をかけることができた作品ですからね。その分、複雑な人物の配置や動きをスムーズに行うことができました。

>ベイル
モデルにしたキャラは違うのですが、確かにザボエラに似ている面もありますね。ちなみに悪役としてのザボエラは結構好きだったりします。

>エンディング
このエンディングも、初めから決めていました。悲劇的な最後はIllusionでやっていましたからね。Fateでもやってしまったら、くどすぎる感じもしましたので。Zのオマージュにしたら、そういったエンディングも面白かったかもしれません。

それでは、感想ありがとうございました。


イチ香(カ) ID:bw4QNGI2  2013年04月21日(日) 23:38 (Good:0Bad:0) 報告

【良い点】

✔まずは完結したことです。尊敬します。ありがとうございました。
✔次に、オリキャラもそうですが、オリ機の設定も最後まで使いきれていること。機体の名前でキャラが連想できるまで作り上げられた二次はなかなかお目にかかれません。
✔ムウ(ネオ)×マリューの描写が好みでした。
✔タリアとマリューの関係も「願わくば」の運びで、夢が見られました。
✔シンが魅力的な成長をとげてます。


ミスリードにはまってしまいましたw
ラキヤというアナグラムを想像させられる名前も作戦だったのでしょうか?キョウだと展開したとき、遡って読み直してしまいました。
そして、一番ファルクラムさんに伝えたい事。いい作品を、ありがとうございます。自分でも意外だったのですが、スティングが散る時、ステラとアウラが迎えに来たあのシーン。気づいたら涙がこぼれてました。私自身、気づいていなかった種への別の想いに向き合えたような気がします。イチ読み手に、それを感じさせてくれたファルクラムさんの小説は、とても素晴らしいと思います。
三日間、とても楽しめました。

返信:ファルクラム 2013年04月22日(月) 13:52

感想ありがとうございます。

有意義な時間を提供できたのなら、こちらといたしましても書いた甲斐がありました。基本的に種デスにおける不満点を、自分なりに修正して完成したのがFateであった為、共感を持って読んで頂けたのは嬉しく思います。

>ラキヤ
基本的なコンセプトは「もう1人のキラ」なので、キョウとの間には微妙に差をつけつつ、それでいて大まかな部分は被らせる事で、序盤には絶対に絞らせないようにしました。そこらへんも含めて楽しんで頂けたのなら、幸いでございます。

>スティング
種デスは、私の視点から見ると、キャラや機体を雑に扱っている感がありました。スティングもそう感じた1人です。だからこそ、格好良く、それでいて散り際にはステラとアウルとの、夢うつつのような会話シーンを入れる、と言うう風に手を加えてみました。初めから、死んでしまう事は前提であったので、その前提を踏まえたうえで、最大限の優遇を考えた結果、このような形にしました。

>シン、タリア
本作では、シンには徹底的に「主人公」として活躍させるような言動をさせました。そのシンを気に入って頂けたなら、こちらといたしましても幸いでございます。
また、タリアも、生き残ったならこのような形に収まっただろう、と言う考えを形にしてみました。

ここまで読んで頂き、本当に嬉しく思います。
本当に、ありがとうございました。


doragu  2013年03月22日(金) 08:29 (Good:0Bad:0) 報告

【良い点】

良いファンフィクションでした。
輝いていた主要キャラに最後のリーダー対決のシーンと素晴らしかったです。


【悪い点】

オリキャラと彼らに関連する設定の扱い。
前作もでしたけど、長く出るのに「その場」の役割以上になってなくて全体としての必要性に薄い気がしました。
特にアンチキャラはSEEDの世界では、どうしても外伝向きに見えます。


あとがきに書かれていたことは多くが共感でき、原作キャラたちの見たかった姿を見ることができた作品でした。
やはり主人公交代などという珍事は一作品としてあってはならないですし、前作から劣化した姿はファンとして許しがたいことですね。
一番嬉しかったのはカガリの成長ですね。二次を読むときはヘタレてなければいいやとか思ってますがw
シンはあくまで一つの形ですけど、前作主人公の跡を継ぐのは王道で好みです。

(14行省略されています)

返信:ファルクラム 2013年03月22日(金) 15:35

感想ありがとうございます。

こちらの考えに共感くださり、私としても大変うれしく思います。これまで頑張って書いてきた甲斐がありました。

アンチキャラがSEEDでは異質に思えるのは私も同じですが、もしかしたらそれは、原作キャラ達が「綺麗過ぎる」からなのかもしれませんね。つまり、高い理想を持ち、正々堂々とした言動をするようなキャラ達ばかりだったから、かもしれません。ただ、それだけに、「アンチキャラを入れてみたい」という願望は私の中にありました。こうした願望こそが、二次創作を書く上で重要な動力源になっていると私は思います。
ただ同時に、オリキャラが必要以上に出しゃばったり、主人公に対して説教したりする展開も、私の嫌うところです。その結果、オリキャラが原作キャラに絡むシーンが、他作品よりも少なく、かつ薄くなってしまったのも否めない事です。
この好悪反する考え方が合わさって出来たのが、Illusion、Fateの両作品だと考えています。

シンとアリスの最後の対決は、確かに蛇足かもしれません。ただ、それでもどうしても、あの2人の対決は「象徴」という意味合いで必要だったので。あえて決戦ではなく決闘に近い形でやらせました。

それでは、感想ありがとうございました。


黎明 ID:C.AEbJ1k  2013年03月10日(日) 04:40 (Good:1Bad:0) 報告

 前作から連続して読ませていただきました。本当にお疲れさまでした。勝手ながら前作と併せて評価させていただきます。
 悪い点で辛いこともたくさん書きましたが期待と高評価の裏返しと思って、笑ってご容赦下さいませ(苦笑)

*良い点
 まず、前作・今作どちらの作品も大変長い物語でありながら、最後まで書き上げておられること。物語を書く上で当たり前のことでありながら、これだけ多くの体力と根気を必要とすることはありません。本当に感服しました。
(20行省略されています)

返信:ファルクラム 2013年03月10日(日) 10:07

感想ありがとうございます。

好悪双方のご意見、非常に貴重であり、また考え方の違いがある部分も有りますが、今後について、大変参考になりました。

アンチキャラについて「愉快犯のような印象を持たれた」との事ですが、これに関しては成程、と頷けますね。ベイルの場合「『手段』の為なら『目的』を選ばない」キャラとして書きましたので。この思考は、まさしく愉快犯の思考であると言えます。クライブの場合、あれでも尚、勝利と言う「目的」があったのに対し、ベイルはただ自分が暴れたいから暴れただけ、という感じにしましたので。

 マユに関して、もう少し目立たせたかった、というのは私にもあります。ただ、それはシンやリリアについても同様と言えます。書いてみて判ったのですが、アークエンジェル側は、意外と日常パートの描写が少ないんですよね。あったとしても会議中だったり、政治談議の場だったりして、あまりマユ達を割り込ませる余地が少なかったです。今にして思えば、多少無理してでも出番を増やしたかったと思っています。

 各キャラの葛藤に関しては、確かに薄かったかな、と思う面があります。
 本作ではシンもキラも、主人公になった時点で、ある程度、原作よりも成長させた状態で出しましたので、葛藤という面では、あまり描かなかったというのは確かにあります。そういった要素を、はじめからある程度取り除きましたので。ただ、そのせいで少し、キャラが薄くなってしまった感があったかもしれません。

 アリスとシンの最後の戦いは、良く言えば「象徴」であり、悪く言えば「消化試合」だったと、私自身は思っています。確かに、2人が戦う意味は薄かったかもしれません。しかし、それでも尚、最後の戦いにおける象徴として「決戦」ではなく「決闘」と言う形に持って行きたかったのですが、ちょっとそこら辺が薄くなってしまったかもしれませんね。もう少し、何がしか戦う理由を用意しても良かったかもしれません。

 そのアリスの最後こそが、シンの救済だと思われたのなら、それはこちらとしてもありがたい事でございます。アリスは私の中では、もう1人のシンであり、あのエンディングも元々は、だいぶ前にシン用のエンディングとして考えた物の一つでしたので。

 ラキヤの邂逅は、個人的にはもうちょっと多くしたかったかな、と思っているくらいなのですが。後半、主人公の1人なのに、あまり出してやれなかった感があったので。

 複座機やアスランの件については、確かにそうかもしれませんね。ただ、複座機が多かったのは、確かにそうなのですが、どうしてもやりたかった事ですので、外したくありませんでした。
 アスランについては、なし崩しと言われれば確かにそうなのかもしれませんが、あえて敵陣営にいさせる事で議長とラクスを引き合わせる「使者」のような役割をやらせたかったので。あのような形にしました。
ラクス達をモビルスーツに乗せた理由は、ラクスは「戦っている」と言う描写を具体的に欲しかった、フレイは「復讐者」という面を強調したかった、ミーアは最後があまりにもかわいそうだったので梃入れしたかった、という描写がそれぞれありました。
 最後に、議長と戦う相手として、シンも候補の1人だったのですが、やはりあの場で議長と戦うのはシンやキラよりもラクスの方がふさわしいと感じたので、あのような形にしました。
 
それでは、ご愛読ありがとうございました。



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