笑ってはいけない前線基地24時 あいむのっとらふ (HIKUUU!!!)
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天才は馬鹿だ。一部が特化してるだけの大馬鹿野郎だ

本編が遅れてるんだよなぁ?表現苦しんでるせいでよぉ?
すいません、許してください!何でもしますから!(なんでもするとは言ってない)



ペルシカ「デッドマン君、君らの会社ちょっと実験に使うから」

 

デッドマン「はぁ?」

 

スケイル「いや、ちょっと社長の俺の意見は?」

 

ペルシカ「んっとねぇ、ちょっと君らの所に所属してる人形達、ちゃんとスキンシップやコミュニケーション取ってる?マインドマップのストレス値が結構高いんだよねぇ。何でかなあ?」

 

 

疑うようなペルシカの視線に即座に目を逸らし、床を見つめたまま黙りこくっていたほぼ全身義体化したサイボーグジャガーノート事、デッドマンはポツリと呟く。

 

デッドマン「いや、あいつら・・放っておいたら四六時中俺に付きまとうぞ?俺だって人間だ。一人になりたい時だってある。この前なんて――――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

UMP45「し、き、かぁ~ん?♡」

 

デッドマン「だからその指揮官と言うのを止めろと何度も言ってるだろうが・・」

 

UMP45「あれ?その恰好・・お風呂に行くの?背中流して上げようか?♪」

 

デッドマン「断ったのに先日風呂場に乱入してきた挙句、ダミー4体使ってまで俺を拘束しようとしたこと俺は忘れんぞ。出ていけ」

 

 

 

 

 

 

デッドマン「よし、今日の訓練はこれで切り上げだ。全員装備点検後散開。あとは好きにしろ」

 

スコーピオン「やったぁ~♪じゃあ、ゲームしてアイス食べてもいーい?」

 

デッドマン「ああ、好きにしな。所謂自由時間だ。俺はレポート纏めて寝る」

 

マック「・・・アイス、ハンバーガー、コーヒー、・・」

 

デッドマン「いい加減俺の事見つめながら食いたい物を並べるなマック。俺も暇なら作ってやる。悪いがスタッフが用意した料理と作り置きのアイスで我慢しておけ」

 

WA2000「し、仕方ないから報告書纏めるの手伝ってあげても良いわよ・・?」

 

デッドマン「いや、良い。たまにはゆっくり休め。お前も働きすぎだ。それに先日のブラックオプス(極秘任務)の報告書も纏めなければいけない。気持ちだけは受け取っておく」

 

WA2000「(´・ω・`)」

 

デッドマン「じゃあ俺は行く・・まぁ、今度、補給物資の申請やらしなけりゃならんからそん時手伝ってくれ」

 

WA2000「!!・・いいわ、やってあげる」

 

デッドマン「ああ、その時は頼む」

 

 

 

 

デッドマン「Zzzz・・!」

 

何かに気づきベッドから飛び起きるデッドマン。しかし力強く羽交い絞めされており抜け出せずに周囲を見渡す。

 

デッドマン「また貴様らかこの馬鹿娘共!!」

 

UMP45「ズボンの下見せて見ろオラァ!」

 

デッドマン「やめろ放せぇ。放せよおい!」

 

UMP9「お姉ちゃん。やっぱり私一人じゃ無理!力が強すぎる!」

 

背後から素早く羽交い絞めにしてきた妹の方に抵抗して力尽くで拘束から逃れようとするデッドマン。

 

HK416「お邪魔しまーす」

 

デッドマン「何だお前?(素)」

 

突如傍らで気配を消していた416が助力するべきと判断したのか無駄のない動作でデッドマンの左腕をアームロックの形で拘束し始める。それを真似、UMP9も同じ様に右腕を拘束し始める。

 

デッドマン「テメェ!ちゃっかりズボン外してんじゃねぇよ!!うぉぉぉぉ!!離せこらぁ!!」

 

UMP9「やはりデカい(確信)」

 

ナニカを確認したUMP9は繁々とそれを見つめ、頬を染めてポツリと零す。416の方も無言ながらナニカをガン見してその白い肌を羞恥と興奮からか頬を染める。その様子にこのままではまずいと判断したデッドマンが激しく抵抗する様子に、業を煮やしたのかUMP45がトランクスに手を掛けたまま怒鳴る。

 

UMP45「3人に勝てるわけないでしょ!!」 

 

デッドマン「馬鹿野郎!お前!俺は勝つぞお前!!!(天下無双)」

 

 

 

 

 

 

 

 

ペルシカリア「で?その後はどうなったの?」

 

デッドマン「普通に勝ったってか、逃げ出せた」

 

 

 




あとがきしょうかい

でっどまん:今作の被害者その1、最近404小隊を筆頭に股間の44マグナムを狙われている。最近の悩みはその輪に義妹やカリーナの姿が増えた為、教育を間違えたのかと嘆いている。ペルシカリア?最初から加わってたから最大限の警戒を持ちつつ会話中。義肢のメンテの際、隙あらばトランクスを剥ごうとしてくる為、会話中実は蹴り飛ばしながら対応していた。

すけいる:今作の被害者その2、禿頭がつるりと光る切れ長の瞳が鋭い渋いおじちゃん。最近の悩みは、マックと一緒にSOPMOD2が社長室のお茶請けを定期的に奪取して行く事。言えば用意しておくのに・・。




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会うのがきついんだよ

先に言っておくとこっちは色々と事件やら戦争終了時空。主人公達、全員生存。人形含め死傷者なしのものの本編の展開とは一切関係ない仕様の為、この中の誰かが死んでいたり、又は全員生存している可能性もあり。パラレルワールド扱い。


唸る義肢を再び身に纏い、神経接続を行う。

 

 

デッドマン「ぐぅ・・っ!!」

 

ペルシカリア「痛むかい?」

 

デッドマン「ああ、メンテ後のこの接続だけは未だに慣れないな」

 

ペルシカリア「だろうね。剥き出しの神経に焼き鏝を押し付けたような痛みだったっけ?」

 

デッドマン「それがほんの少しの間続くだけさ。SOPMOD2の榴弾で人工心臓潰された時よりはマシさ」

 

ペルシカリア「・・・その事もあるから、うちの愛娘達に近寄らないのかい?」

 

デッドマン「そんなこと気にしちゃいない。あの時はお互い認識出来ていなかった。俺が近寄らない理由はM4だ・・」

 

ペルシカリア「どういう事だい?」

 

デッドマン「似てるんだよ。俺の死んだ妹に・・・姿がじゃない。一度決めたら曲げない所、自分より他者を気に掛ける様がな・・・」

 

ペルシカリア「肉親を失った痛みは癒せない。一生・・・だったけ?」

 

デッドマン「忘れてくれ、もう終わった事だ。この基地のみんなの為に生きるさ。じゃなければ俺は何故生き残ったのか分からなくなる。この鋼の体を引きずって、家族が見れなかった世界をこの瞳に焼き付けてくる。色々な所を旅して・・・そして普通の人間の様に死にたい。兵器として生きるのはごめんだ。それに・・」

 

ペルシカリア「なんだい?」

 

デッドマン「君達の好意は痛いほど分かってる。だからこそ、受け入れるわけには行かない」

 

ペルシカリア「どうして・・!そこまで分かってるならなんで・・!」

 

デッドマン「・・あと何年生きれるかもわからない。子どもも作れない、そんな俺に誰を・・!どう愛せと言うんだ・・・!お互いに辛くなるだけだ。義肢を取れば残るのはダルマの男だぞ?!頼む・・!他に良い男ならいるだろう?俺じゃなくて良い筈だ!」

 

ペルシカリア「あ~・・そのことなんだけどね・・」

 

珍しく視線をあちらこちらに彷徨わせながらペルシカリアが口を開く。

 

ペルシカリア「君の細胞寿命、調べて見たところ、分裂回数の上限がかなり伸びてたんだよね。それに生殖器の活動が再開してるのも確認したよ。つまり・・」

 

デッドマン「・・人並みには年齢を重ねられるのか・・待て、生殖器が活動再開・・?」

 

ペルシカリア「うん、私が以前計測した時はこんなに状態は良くなかった。だから・・不思議なんだけど君は生きれるよ。だから・・H、しよう!」

 

デッドマン「お断り致す」

 

ペルシカリア「・・・」

 

デッドマン「・・・」

 

お互いに睨み合いながらグルグルと、診療台の周囲を旋回し、警戒し合う。不意に、ペルシカが猫耳をピンと屹立させ、ネコ科を思わせるような素早さでデッドマンに迫る。

 

ペルシカリア「もろたで工藤!」

 

デッドマン「俺は工藤じゃねぇよ?!」

 

迫るペルシカリアを左手で頭を押さえつけながら、診療室のドアを右手で乱暴に開け放ち走り出すデッドマン。けど、悲しいかな。ドアの先の人影達には全く気付いていなかったらしい。

 

ペルシカリア「今です!」

 

SOPMOD2「デッドマン見~付けた♪」

 

デッドマン「あっ・・」

 

ペルシカリアの号令に反応し、ドア前の人影の一人SOPMOD2が、凄まじい跳躍力でデッドマンの頭へと狙いを付け、満面の笑みのまま、デッドマンへと跳びかかる。それに慌てたデッドマンに、左手で抑えていた筈のペルシカが隙をついて、デッドマンの腕を取り、足を払う。

 

デッドマン「うぉぉぉ!?」

 

頭部をSOPMOD2に抱き抱えられたデッドマンは反応が追い付かず、床へと倒れ込む。

 

デッドマン「ソップ・・。お前、急に抱き着くのはやめろと言っただろうが・・」

 

SOPMOD2「んふふ~♪」

 

目標を捕まえてご機嫌なのか、笑みを浮かべたまま更にデッドマンを胸に押し付けるSOPMOD2.背丈の割に豊満で弾力がある彼女の胸に顔を押し付けられたデッドマンはあきれたとは言わんばかりに溜息を付きながら、顔面に張り付く彼女の頭を右手で撫でる。

 

SOPMOD2「だってデッドマン、ずっと私達の事避けてたでしょ?私達の指揮官なのに」

 

デッドマン「それは・・まあ、悪かったとは思うが・・年頃の娘がこんなはしたない真似をするな・・全く・・」

 

天然に見えて鋭い直感持ちであるSOPMOD2の言葉に苦笑しながら、苦言を投げかけるデッドマン。

 

ペルシカリア「暴れんなよ・・・暴れんなよ・・・大人しく実験付き合いなさい。いいね?」

 

デッドマン「分かった分かった。負けや負けや負けや(レ)」

 

序に野獣の眼光を放ちながらデッドマンのズボンを剥ぎ取りにかかるペルシカの姿に恐怖を感じたデッドマンは負けを宣言。仕方ないね。

 

 

 

スケイル「え?だから・・俺、社長・・・」

 

M16「スケイルのおっさん、人生諦めが肝心らしいぞ?」

 

AR-15「少なくとも悪いようにはならないはずよ?G&KにもGSにも旨味がある結果になる筈よ」

 

M4「指揮官・・私は・・・」

 

 

出てきた人影達・・M16達に混じり、哀愁を漂わせながらM16に肩を叩かれガックリとうなだれるスケイルしゃちょー。がんばれしゃちょー。負けるなしゃちょー。妻子の元に帰るその日まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




あとがきしょうかい

SOPMOD2:初めてデッドマンと遭遇した際、通信のジャミングによりHQとの間に情報伝達に遅れが生じ、敵と認識してデッドマンの胸部に榴弾をブチ当て、人工心臓を損傷させた張本人。その後、通信が使えるようになるまで、行く先々で執拗にデッドマンを追い詰める。
今は誤解も解け、初めてできた人間の友達であるマックと共に欠食児童その2になりデッドマンの財布に打撃を与えている。デッドマンの事をお父さんの様に慕っている・・?

まっく:本名 マクシミリアン・ライマン。寡黙な男で狙った獲物は逃さないスナイパーとしての腕を買われGSに入隊した部隊の中では最年少の青年。前所属はU.S.SOCOM。欠食児童その1。食べるのが好きだが料理は出来ない。しょっちゅうデッドマンの手料理を付け狙う。

ぺるしかりあ:言わずと知れたマッドサイエンティスト。デッドマンの様な男がタイプらしく一目惚れ。噂ではデッドマンは若かりし日のクルーガーと結構似ているらしい。尚、クルーガーは否定している模様。私の若い頃はあんなにイカレてないし、目もあそこ迄濁っていないとの事。よくデッドマンの義肢をメンテナンスしてくれるが、それにかこつけてマグナム(意味深)もつけ狙う。


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