転生しても戦争だった  ~数多の転生者が歴史を紡ぎ、あるいは歴史に紡がれてしまう話~   作:ガンスリンガー中年

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サブタイに偽りなく、可能な限り頭空っぽにして読んで下さること推奨です。
その内容が、和仁とマリアンナが超真人間に見えるというか、低評価が怖いというか……

うん。シモいネタ満載ですので、そういうのがお嫌いな読者様は、そっ閉じをお勧めします。
読まなくても大筋には絡まない(多分)、”シモヘイの小鳥遊君の近況とローマ離宮の日常”しか描いてませんのでw








第398話 【もしかしたら連載開始以来最大級の】”チョコレート・ナイト” → ”チョコレート・デイ”【イラスト祭りかも?】

 

 

 

 唐突だが……キレナイカ王家並びに王女ナーディアは、”魔弾の勇者(سحر البطل آرتشر رصاصة(Sahar Albatal Artashar Rasasatan))”の貴重な子種、その一滴さえも、その価値を理解できないイタリア風情(・・)にくれてやる気はない。

 

 当然だ。”英雄の一絞り”はまごう事なきキレナイカ王国の財産であり、その一雫に至るまでサヌーシー女子という畑に撒かれ、”英雄の子”を芽吹かせねばならないのだ。

 それが人材という花を咲かせ、”英雄の孫”という次世代(かじつ)を実らせれば言う事はない。

 そう、英雄の血脈はリビアに、キレナイカ王国に根付かせねばならないのだ。

 イタリアなどという忌々しい国に断じて”鉢分け”するような物じゃない。

 

 だからこそ、”北イタリア社会主義共和国”などというふざけた組織が出てきて、イタリア戦の長期化が見えた状況で、被害が比較的少ないローマ市の郊外にあった、奇跡的に略奪や放火の被害に会わなかった「差し押さえられていたそこそこの没落貴族の屋敷」を購入。

 そこを突貫工事で部分改装をして、”英雄宮(قصر المجاهدين(Pasr Almujahidin)離宮(・・)”として使うこととしたのだ。

 ちなみに公的には、”在伊キレナイカ王国公館”として登録しており、書類上は「要人」が滞在していることになっている。

 

 

【挿絵表示】

「「「うふふっ♡ 兄様、今日のお当番のコンセプトは”褐色娘食べ放題の夜祭り(チョコレート・ナイト)”ですよぉ♡」」」

 

 

【挿絵表示】

「「「思う存分、欲望の赴くままに私たちを滅茶苦茶にしてください♡」」」

 

 

【挿絵表示】

「「「せっかく初潮(ブルーグ)を迎えられたんですもの♡ どんなプレイでもバッチコイだよぉ♡」」」

 

 

【挿絵表示】

「「「いっぱい兄様の赤ちゃん孕みたいのですぅ♡」」」

 

 四連発(ないし12連発)キタコレ!!

 じゃなかった。

 濃淡はあるが褐色肌の娘×1ダースが醸し出す甘ったるい声とフェロモンは、確かに”チョコレート・ナイト”と呼ぶに相応しいかもしれない。

 ちょっとだけ補足すると……

 この時代っていうのは、「肌の色の違いによる人種差別・偏見」が公然と行なわれていた時代だ。

 特に白人の有色人種に対する差別意識は深刻であり、自称”自由の国”であるアメリカでさえも戦後の20年以上経ったベトナム戦争最中の1967年に起きた「ラヴィング対ヴァージニア州裁判」まで、多くの州の州法で「白人と有色人種(特に黒人)との結婚を法で禁じていた(・・・・・・・)のだ。

 つまり、ベトナム戦争までのアメリカ合衆国は、「公的に人種差別を認めていた」のだ。

 

 それが1940年代ともなれば、黒人だけでなく褐色の肌を持つアラブ系人種を「未開の蛮族」扱いしてもなんら不思議ではない。

 少なくともこの時代の白人の人種感、特に「肌の色に関する人種感」は率直に言って劣悪だ。

 実は「イタリアのリビア侵攻」の大義名分の一つ、いや白人国家が植民地化する大義名分の多くが、「未開の民族を文明化する」というお題目であり、その根底にあるのは「白人こそが神の恩寵を得たもっとも優れた人種という盲目的価値観」、つまり「有色人種は白人に劣るという観念」であることを忘れてはならない。

 

 さて、そんな時代の最中に、ナーディアより「褐色の肌は気にならないのか?」的な質問をシモヘイはされた事がある。

 その折、よせばいいのによりによってこの男は……

 

「チョコレートみたいでとても美味しそうだ」

 

 と殺し文句で返しやがったのだ。

 そして、思い切りよく……

【挿絵表示】

孕ませた。

 

 問題なのは”英雄は褐色肌っ娘(チョコレート)も大好き”という話が、夫婦の睦み(むつ)をじっくり観察していた”妹分”たちによりインフルエンサーが吹聴するより早く、インフルエンザ感染が拡大するより早く、”英雄宮(ハーレム)”の少女、童女、幼女に広まったのだ。

 結果は……柔らかく表現しても”めくるめく千夜一夜物語的(アラビアンナイト)な日常”にハイブーストがかかった。

 

 

☆☆☆

 

 

 

 そんな状況下にある”魔弾の英雄”シモヘイをイタリア女から”防御”するのは当然である。

 また、”ローマ離宮”の幼子を「要人」とするのは別に噓ではない。

 王女でもあり、先の休暇で”大当たり”して身重でもあるでもあるナーディアの”名代”として、皇国にも在リビア皇国特使”武者小路実篤(二つ名は”宰相”)”を通じてきちんと根回しした上で、「初潮(ブルーグ)を新たに迎え、英雄の子を孕む資格を得た娘たち」がイタリアに送り込まれたのだ。

 言い方を変えれば、”ローマ離宮のハーレムっ娘”を選抜した推薦人で後ろ盾は、今や『イスラム聖戦士を篭絡するという大金星』をあげたキレナイカ王国国民人気がうなぎ登りの王家末姫(ナーディア)だ。

 王女の推薦された人員なのだから、「幼女にして要人」と評しても別におかしくはないだろう。

 何しろ、一夫多妻(ハーレム)の一員で「同じくシモヘイの妃」であることに代わりはないのだから。

 

「”チョコレート・ナイト”か。言い得て妙だな。誰から食べてしまうか迷うくらい、どの娘とても美味しそう(・・・・・)だ」

 

「「「「「「「「「「「♡♡♡♡♡」」」」」」」」」」」」

 

 下総兵四郎(シモヘイ)は漢でござった。

 いや、むしろ「(ハーレムマスターとして)慣れてゆくのね……」と表記すべきか?

 

 追記として言うならば、シモヘイの”装弾数”は狙撃銃ではなくむしろ突撃小銃と記しておこう。

 この男、狙撃スキルは前世と今生の合わせ技的な努力と経験の賜物だろうが、転生チートがあるとすれば、むしろ下半身の方じゃないのだろうか?

 確かに未通女児(おぼこ)の耐久性は低いだろうが……翌朝の幾部屋も壁を壊して繋げて作成した大きなベッドルームに死屍累々と広がる絶頂快楽逝き(実際には失神してるだけだが)×12を見てると、この男が下半神(ゼウス)の加護やら権能を持っていてもおかしくない気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*******************************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、我らが絶倫狙撃手(シモヘイ)がこのザマだというのに、まさかそのバディである小鳥遊君が無事であると思っている読者様は居ないと思うが……

 

 

 

【挿絵表示】

「「「ご主人(タカナシ)様、お待ちしておりましたわ♡」」」

 

 

【挿絵表示】

「「「今日も私たち”で”、いっぱい遊んでくださいませ♡」」」

 

 嗚呼、既視感(デジャヴ)……

 

「ほほう。今日はそこそこ久しぶりに顔見る馴染みがいるな? 相変わらずの”張り出し(バルジ)”っぷりで大いに結構だ」

 

 この大艦巨砲主義者め。

 

 

【挿絵表示】

「「「あら? 新顔だってちゃんといますわよ♡」」」

 

「まあ、それも悪くねーわ。ところでまさかヒニンはしっかりしてんだろーな」

 

 白濁の”内部発砲”を繰り返す男のセリフじゃないが、

 

 

【挿絵表示】

「「「ええ。勿論ですわ♡」」」

 

 ……この”砂漠のキツネ”ならぬ”砂漠の女狐”どもめが。

 きっと小鳥遊君は、「顔馴染みがしばらく姿を現さなかった理由」なんて気づいていないし、それを聞く気もないのだろう。

 一体、今宵の”顔馴染み”の何人が既に”経産婦”であるかなど知りもしないだろう。

 こうして外堀も内堀も埋められてゆくのだ。

 

 

 

 そう……『狙われているのがシモヘイだけ』だなんて、一体誰が決めたのだろう?

 そもそも、狙撃手(スナイパー)のシモヘイと観測手(スポッター)の小鳥遊君はバディで”セット”なのだから。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

「小鳥遊君、身持ち(ガード)がゆるゆるな君が悪いんだよ。そもそも新生児、乳児、乳幼児、幼児の死亡率が高い過酷な環境で生きる砂漠の民が、避妊なんて考えるわけ無いだろう? 『サヌーシーの秘術で避妊してる』なんて言葉を真に受ける君がいけないのさ」

 

 実は「既に王家末姫という確固たる強力な正妻」がいるシモヘイと違い、”正妻(第一夫人)未定”の小鳥遊君の「王家に近しい家々による争奪戦」は割と洒落になって無かったりする。

 本人知らぬ間に、いつの間にか子持ちになっているらしい小鳥遊君だが、まだ順列は固まり切れてない。

 ならば”好機(チャンス)”と各家が動くのは当然だろう。

 ただ、王家の目が常にある為、『命にかかわるエグい水面下の鍔迫り合い』は流石に起きてないようだが……

 

「鴨が葱と鍋と調味料一式背負って昼寝してるのに、飢えた女狐が放置する訳ないだろう? 砂漠(リビア)に長くいながら、シビアな生死感を未だに理解していない小鳥遊君が甘いのだよ」

 

 何やらどことなく某”赤い彗星”っぽいセリフを口ずさみつつ、暗黒笑みを浮かべるシモヘイであった。

 

 

【挿絵表示】

「「「ねえねえ。兄様、私たちとも赤ちゃん作ろっ♡」」」

 

 どうやら、”チョコレート・ナイト”は”チョコレート・デイ”に延長決定したようだ。

 今日が休日で、シモヘイも小鳥遊君も幸運……いや、確信犯だな。誰とは言わないが。

 

 どうでも良いが、シモヘイの何処とは言わない給弾方式は、箱型弾倉ではなくベルトリンク式なのかもしれない。

 

「ああ」

 

(小鳥遊君よ……)

 

「みんなで幸せになろうな」

 

 

【挿絵表示】

「「「うんっ!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




シモヘイが腹黒(ブラック)化っ!?∑(゚д゚

まあ、小鳥遊君の堀が埋められまくってる解ってて現在進行形で黙ってますしw
ちなみに今回以上のイラスト数は、御庭番娘の登場回くらいかも?(なお、登場人数では今回が勝っている模様w)

それにしても……シモヘイと小鳥遊君の取り巻きっ娘たちのボリューム差よw
ホント両極端というか分かりやすい二人だなぁ~。
ある意味、似た者同士?

まあ、小鳥遊君もスルことシまくってますしね~。
これも因果応報か?
キレナイカ王国も王家もサヌーシー教団も、”魔弾の英雄とその従者(・・)”を逃す気0査定っぽいですし。
ある意味、「超セレブなハニトラ」かもw

さて、次回はまだ描き始めてないのでちょっと未定ですが、なんとか400話までにイタリア篇を終わらす所存です。
とにかく来年(44年)には”大きな戦い”が控えていますし、その前にクリイベとかも……

ご感想、高評価、お気に入り登録してくださると大変嬉しいです。
次回もどうかよろしくお願いいたします。








追記(笑)
実は当初、シモヘイのお相手にイタリアンなペタン娘がゲスト参戦する予定もあるにはあったんですが……

「あれ? それをナーディアが許すか?」

という帰結でお蔵入りになりましたw




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