己の生涯は既に終わっている。

 ただ故郷を幼馴染を想い、余生を過ごすつもりだった。

 どんな理不尽でも無意味でも、蔑まれても不遇でも、それでも思い出があれば生きていけた。

 ただ俺は彼女と同じ場所に逝ければよかった。

 それでも、世界は残酷だった。
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