お話を始めよう。
永久の昔から始まったことだ。
この世界は常に栄枯盛衰を繰り返してきた。
時代は常に日進月歩。それを老若男女が見聞きしてきた。
世界は一見すれば勧善懲悪、悪しき者を一刀両断。
然しそれは誠に享楽なのか。
聴けど答えは蒟蒻問答である。

神は幾つかの世界を作り、直し、また直し、今の世界を作った。しかしその『幾つかの世界』が繋がっていたのだとしたら…。それは面白いことではないだろうか?
神が作る世界は前述のような「曖昧」な世界である。
曖昧な世界には必ず「中心となる者(主人公)」が存在する。そんな者達が今なお広がり続ける『今の世界』に集結したならば。きっとそれは祭りの始まりなのだろう。
今の世界の中心人物は、なんでもない生活を送っていた(・・)、1人の少年(シーク・クラップ)である。
彼の存在、そして彼が辿った数奇な運命は、その幾つかの世界を繋いでいくのである…

全ての者は巡り巡ってやがて天に堕ちる。
神が作る戯言と虚言のお話をお楽しみください…

  シーク・クラップ(前)()
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