特異災厄ノイズ、彼らに対抗できるのは、血の歌を歌う少女達
そんな中、知らないうちに転生した少年。Fate/シリーズしか知らない彼は、とある英雄の姿になっている。
これは、その英雄になった彼の、絶叫の物語。

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少しの気の迷い、続かない物語。無理です、気の迷いなんです。


オレ、絶叫の日々

 みなさんは神様転生を知っているだろうか?

 

 オレは知っている、てかオレは転生者と言うものらしい。赤ん坊の時、色々知識があるのには驚き、その頃はある種の黒歴史なので永遠の秘密である。

 

 死因? ああ、普通の交通事故だ。確か向こうがよそ見運転だったように見えた。ちなみに神様には会ってない。気が付いたら転生してたから、神様ミスとかは知らない。

 

 とりあえず、マナーは守ろうと思いながら生きていくと決めた。それとオレは、この世界のことを調べないといけない。大きくなり、いまは園児。

 

「どんなせかいなんだろう?」

 

 オレの時代にしては、少し進んでるなと、目の前の世界に驚く程度。携帯、スマホ欲しい、オレ、課金ゲー好きなんだよ。Fate/シリーズ好きなんだ。この世界にあるかな。

 そんなことを考えつつ、いまのオレは砂場で遊ぶしかない。それより気になることあるしな………

 

「ねえねえ」

「ん、なあに?」

 

 歳相当のフリもしながら、話しかけてきた女の子達。茶髪の子と大きなリボンをつけた女の子が話しかけてきた。

 うん、将来美人さんになるな。

 

「わたし、ひびき、こっちはみく。いっしょにあそばっ」

「いいよひびきちゃん、みくちゃん」

「うん」

 

 そう言って仲良く遊ぶ中、こちらの世界でオレの名前は『龍崎・アスカ(りゅうざき・あすか)』である。いい名だな~

 

「それじゃあね、あすかちゃん」

「またね、あすかちゃん」

「うん、またね」

 

 この世界はなんて言う世界だろう。とりあえず、Fate/シリーズは無い。悲しいぜ。

 

 

 

 そしい月日は流れ、中学卒業時期、オレは黄昏れていた。

 

「アスカ~」

 

 立花響、小日向未来。幼なじみであり、仲の良い友達だ。彼女達とは仲が良く、響とも仲が良い。家族ぐるみである。

 それも言うのも、この世界には『ノイズ』なる危険物があり、響はとあるアイドルのコンサートに出向き、大規模な事件に巻き込まれた。

 とある奇跡によって(・・・・・・・・・)、事件はけが人、負傷者、死者は出たが、それでも酷い事態は回避したと思いたい。

 

「立花さん、小日向さん、龍崎さん。クラスメイト全員で、写真取るんだ。早く来てね」

 

 という女子生徒がいる。彼女が慕っていた先輩は、残念な結果になってしまう。

 しかも、心ない記者が、何人かの混乱した観客が、他者を押しのけた事実だけを切り取り、記事にした。その後、その記者と会社は書いて良いことと悪いことが分からないのかとバッシングを受けたが、その記事の所為で、一時被害者で生き残った人達が悪者扱いされた。

 この子もついリハビリが終わった響に、辛いことを言ったが、しばらくして熱が冷め、未来などにすら、どうすれば響に誤ればいいか分からないと相談する。

 だがすれ違いが多くあり、学園内では誰も響を悪く言わないが、一部のアホが響の家に悪質なことをしていた。それもみんなで消したりしたが、二人の仲を戻す機会には巡り会わなかった。

 オレが自身を犠牲にしなければ………

 

「………ねえ三人とも」

「ん? なあにアスカ?」

「どうしたの?」

 

 首を傾げる三人に、静かに、切実に、

 

「着替えて良い?」

「「駄目ッ」」

 

 

 

 オレの名前は龍崎アスカ、その容姿、Fate/シリーズのアストルフォの三つ編みをぶった切ってやった姿なのだ。

 背丈も響達と変わらない。見た目は女子そのもの、のど仏が分からない。

 ちなみに響とこの女子生徒との険悪な空気をぶちこわすため、誰かが「龍崎が女装してこの険悪な空気壊せばいいんだよっ、どっちも分かってるんだから、雰囲気雰囲気っ」と言った。

 まさか女子生徒何名かが教師にも訴え、一日オレは女子生徒の服装をする。これで響達の中がどうにかなるのかと心底思いながらだが、重々しい空気は消し飛んだのは事実だった。

 その勢いで響に誤ることができたいま、響の学園生活はマシになった。

 響はなッ。

 

「なんでオレ、女子制服リターンしてるの………」

「そ、それはねアスカ。全学生生徒が署名運動した結果、卒業式の間だけって話でね………」

「未来さん、あんたはどっちだ、味方か敵か」

 

 すぐさま顔を背ける未来。敵か、そうか敵なんか。

 スカートが………よく女子はこんなの着れるよ。

 

「大丈夫だよ、アスカっ。もの凄く似合ってるッ♪♪」

「嬉しくねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

「龍崎先輩、好きです結婚してくださいッ」

「オレは男だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 時折マジで言う奴がいる。女子の中には告白ではなく、これ着て写真取らせてくださいと頼み込む子が出始める。

 何故アストルフォなんだ!? 確かにピンク色だな~と少し嫌だったよ。しかも二人とも、出会ってしばらくして男だと知って驚いたらしい。

 学園生活? ああ、プール時、上も着ないといけないので、オレだけ海パンじゃないんだぜ? 海言ったときなんか酷かった。二度と海水浴なんて行かない。

 

「時々思うけど、アスカって男子なの? 女子じゃないの?」

「殴るぞ響………」

「だって可愛いし、背丈も変わらないしっ、似合ってるッ!!」

「着替えたい………早く、家に………」

「一緒にリディアンに行こうよ~」

「女子学校だろ!?」

「問題ないよッ」

「あるわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 下級生達からツーショットなど頼まれながら、女子生徒達にリボン付けられたりされるオレ。未来さんや、何故手を貸す。

 そんな日々の中、帰る時間になるとみんなして妨害と、うん、響がいじめの対象になったり、近寄りづらい相手から脱したのは嬉しい。

 だがこれは無いだろおい。

 

 

 

 家に帰り、急いで着替えようとしたとき、電話が鳴る。裏のバイトの電話だった。

 

「もしもし」

『ノイズだ、いま迎えに行く。急いで家から出ろ』

「分かりました、五分で着替えます」

『ん? 着替えって、まさか女子生徒の服か!? 待ってろ、五秒で行くッ』

「ふざけないでくだ」

 

 その時、家の前にエンジン音と共に、サイドカーの女性が手招きしている。マジできやがった………

 

 

 

 ヘリコプターの中、現場へと向かう。ライダースーツの女性はヘルメット越しで、こちらを見ながら、

 

「似合ってるぜアスカ」

「うるさい………翼さんは?」

「もうすぐ現場だ、行けるか?」

「行くしかない、もう覚悟ならできてる」

 

 そう言って、六角形のペンダントを握りしめる。

 ヘリの下、無数のノイズが蠢く。今回は多いが、野外において問題ない。インカムから翼さんの声が響く。

 

『問題ないかアスカ?』

「問題ないよ、いつでも」

『なら、殿は任せたっ。討ちもらしは防人に任せろ』

「OKっ」

 

 ヘリからパラシュート無しに飛び降り、そして、聖詠する。

 そう、いまのオレの立場。

 ノイズが蠢く場所に、未来と響がいると当時思ったオレは、駆けつけた。

 その時、これがオレの元に着た。

 

「~~~~~♪」

 

 融合型聖遺物・アストルフォ。彼の騎士のように、複数のシンフォギア化できない聖遺物が一つになり、纏える自分。それがオレだった。

 

「行くぞ、ヒポグリフっ」

『クエェェェェェェェェ』

 

 槍を片手に、ヒポグリフと言うアームドギアと共に駆け、一気に消し飛ばすと共に歌を歌う。

 それに続いて、翼さんは天羽々斬を纏い、戦う。

 これがいまのオレの裏のバイト、融合型聖遺物装者アストルフォ。

 しかし神よ、一つ言いたいことがある。

 

「終わったか、野外だとヒプグリフが使えるから、早く終わるな」

「うん、だけど………なぜなんだぁぁぁ」

「似合っているぞ、アスカ。男ならしゃきっとしろッ」

「男らしき無い格好だからだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 オレのシンフォギアは、女の子のような姿です。

 

 

 

「了子さんっ、オレの聖遺物の姿を変えてくださいっ」

「OKっ♪、もっと可愛く、可憐にしてみせるわ♪」

「そっちじゃねぇぇぇぇぇよおぉぉぉぉぉぉ」

「諦めろアスカ、私の変わりなんだ。正直似合いすぎてるぞ」

 

 そう言って、オレの専属サポート、天羽奏さんがヘルメットを外して、写メル。なぜだ? いまギアは纏って………

 

「しまった、いま女子生徒服!?」

「カメラカメラっと♪」

「やめてくれ了子さんっ、司令止めてッ。てか司令特権でオレのスーツをっ」

「無理言うな、元々君の聖遺物は、ギア化できない物が混ざり合ったイレギュラーでできてるんだ。下手にいじれないのは分かってるだろ?」

「あのギアの所為で、オレを目撃したコンサートの観客はなんて言ってるか分かってるのか!?」

「いいじゃんか、ワルキューレ、ヴァルキリーだっけ? 後は天使。女の子と思われてるんだ、誰も気づかないって」

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

 

 殺せッ、いっそ殺せっ。

 そうだよっ、コンサートで覚醒して、ノイズ倒せたから頑張ったよ。ヒポグリフの突進とか、本のおかげで、奏さんや多くの人達を助けられた。

 だけど代償としてオレは世間から、可憐な少女戦士として、都市伝説化してるんだよ。

 

(なんで成長するたびにアストルフォに近づいてくる!? FGOじゃ確かにレギュラー二軍エースだったよ、色々使えるし好きだったからたまに育ててたよっ。けどな、オレ的にはセイバーかランサーの兄貴とかだよっ)

「来年は、リディアン近くに来るんだよな?」

「ん、はい。友人、幼なじみ二人はリディアンに通いますし、一人は例の」

「ガングニールの、な………」

 

 オレはガングニールの破片で傷付いた響の様子を見つつ、二課の手伝いをする。

 まだまだ問題があるものの、いまのところ平常運転だ。この世界はアニメか何かだろうか? Fate/シリーズではないだろう。魔術は無い。

 

「………ところでアスカ、お前、リディアンに通わないのか?」

「リディアンは女子しか入れないだろ!?」

「問題ないッ、お前の制服はここにあるッ」

「な・ん・で・だッ」

「私が用意したのよ~」

「ふざけっ」

 

 その時、翼さんが後ろから羽交い締めにする。む、胸が………

 

「つ、翼さん!?」

「すまない、奏の頼みだ。付き合ってもらうぞ」

「なっ」

 

 そんなとき、二人が近づいてくる。

 

「ま、待って、お願い待ってっ、オレは男だっ。女の子じゃないんだっ、嫌だ、いやっだぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!!!」

 

 後ろで繰り広げられる光景に、司令官はコーヒーを飲みながら、

 

「強く生きろ、アスカ」

「すいませんアスカさん、翼さんと奏さんのためです………」

 

 緒川は静かに、脱ぎ捨てられた衣類を回収してくれた。しわにならないように………

 

 

 

「響~リディアンの服持ってどうしたの?」

「いっや~アスカに着てもらおうと思って~」

「もう響は………アスカも大変だよ」

「いっっっっぱいっ♪ 写真取るよ~♪♪」

 

 行きも地獄、帰るも地獄。この先、オレの絶唱は続くと、オレは思わなかった。

 とりあえず、何故オレはアストルフォに転生してしまったのだろう?

 悲しい………




龍崎アスカ、年齢響と未来と同世代。性別『男の娘』で、目下の悩みは背丈と、どう足掻いても女子としか見えない容姿。

剣道部所属で、着替えるたび、妙な視線を感じたりする。学生生活など、プールで上を着ていないと問題に発展するため、泳げるが海が大ッ嫌い。ナンパもされる。

当初はどんな世界かは知らないが、少しずつ普通の世界ではないと知る。生前は剣道部所属で、普通の学生。強いて言えばFate/シリーズが好きで、FGOをしていた。そのため、神話や英雄の物語をよく知っている。

アニメは見ていないため、ここが戦姫絶叫シンフォギアとは知らない。

何故か転生して、容姿がアストルフォに似ている。ある時期生長が止まった。

ハーフであり、母親が同じ色の髪で、洋服のデザイナーである。その所為で幼少期は黒歴史である。

融合聖遺物アストルフォは、響達を助けにコンサートに無謀にも突撃した際、聖遺物が彼の下に集い、合わさった結果生まれた。その聖遺物は、全ては欠片中の欠片、ギアへ加工も出来ない、弱々しいものだが、合わさり、天羽々斬達と同レベルへと変わった。

その後、アストルフォの本の力で、奏の薬の進行を消し去る。それは彼女が着込むガングニールごとだったおかげでもあり、その所為で彼女は装者の資格を完全に無くす。

翼はその所為で彼に思うことがあるが、奏を救ってくれた恩も感じており、距離感が掴めていない。

その後は二課と協力関係で、ノイズと戦うが、都市伝説で可憐な少女戦士として語られている。

アストルフォと言う名は、ヒポグリフと言うアームドギアから来ている。

男の娘装者、続かないです。

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