謎の至高Xオルタ   作:えっちゃんの羊羹

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えたった?えたった?
えたってないよ。

うそです。ごめんなさい。石投げないで。めっちゃさぼりました。言い訳はいっぱい用意してあるのですが割愛します。

前回のコピペでごまかそうとしているくずです。ごめんなさい。34話です。
空きすぎているので作者のうろ覚えあらすじ?流れ?出来事のまとめです。

転移
カルネ村の茶番
冒険者になる
ハムスケ・座・フトモモガーター
カジッチャン逃走
漆黒の剣自滅
覗き三人組
番外と明石焼
バレアレ買収
世界一名前が短い名前を呼ぶほどの価値もない情けない感じの例のあの人の短い生涯について
メイド

です。
今回はメイド疑惑でモモンガさんが例の頭のいい眼鏡にメッセージを送った後の眼鏡たちの話からです。
よろしくお願いします。



34話 探り探られ知られる者の話

「セバス、準備はいいかな?」

「もちろんです、デミウルゴス。この屋敷の所有権は確保しており、パンドラズ・アクターより店番のための人員も借りて来ました。いつでもXオルタ様をお連れできます」

「ならば十分だ。これから随分と忙しくなるから準備くらいは万端でなければ……、モモンガ様にも念入りに言われてしまったしね」

 

 

 

 カーテンが閉めきられ魔法による灯りのみで照らされた高級感のある一室で使命感にもえた2人の男の声がした。

 

 ここはリ・エスティーゼ王国、王都リ・エスティーゼ、高級住宅街のはずれにある小さな屋敷、その中で最も奥まった部屋だ。そこにはデミウルゴス、セバス、そして黒い子供の背丈ほどのゴーレムが居る。

 彼らの前にはブラックホールような黒い穴ものがあり、その穴の先につながっているバレアレ薬品店にこそ、2人の主君の1人、謎のヒロインXオルタが待っているのだ。

 はやる気持ちを抑えながらそれぞれに準備が整ったことを確認してゲートをくぐると、途端に薬草をすり潰した強烈な臭いが彼等の鼻腔を刺激してきた。

 

 

 

「随分とひどい臭いだね。Xオルタ様が短期間とはいえここで過ごしていらっしゃったというのを考えると気が滅入るよ」

「王都の屋敷には湯浴みの準備もしてあります。もし、Xオルタ様が屋敷にいらっしゃったらすぐにお身体を清められるでしょう」

「まあ、あの屋敷では君がどれほど努力してもナザリックには劣ってしまうが仕方ない。それがベターのようだ。……さて、来たようだね」

 

 

 

 デミウルゴスの自虐を遮る床の軋みとともに黒髪をポニーテールに纏めた美女が現れた。

 

 

 

「ナーベラル・ガンマ、ここに」

「ナーベラル、Xオルタ様は?」

「別室で書物をお読みになっていらっしゃいます。お2人の到着に気がつかれたので私に出迎えるようにと仰られました」

「わかりました。では、まずはあれらについて説明を、」

「セバス、それについては今話す必要はないと思うよ。私たちはXオルタ様の負担を軽くするために来たのだ。やる事は分かりきっているのだから、まず、Xオルタ様をお迎えすることの方が重大だろう」

 

 

 

 セバスを遮るデミウルゴスの強い言葉で僅かに空気が硬くなる。どうしても互いに噛み合わないのか、鼻につく言い方になってしまうようだ。

 

 しかし、いつまでも睨み合ってもいられない。ここではセバスが折れた。

 

 

 

「そうですね。では、ナーベラル、Xオルタ様の元に向かいます。案内してください」

「では、私は Xオルタ様がいらっしゃるまでにこの部屋の匂いをどうにかしておこう。さて、――」

 

 

 

 ナーベラルとセバスが薬品臭い部屋を出ると残されたデミウルゴスは懐からアイテムを取り出し、足早に部屋を回りながらぼそぼそとつぶやきつつ、主君を迎え入れる準備を始める。数分後、入ってきたXオルタは深い敬礼と以前の青臭さがほとんど覆い隠された部屋に迎え入れられた。

 

 

 

「わざわざお呼び立てしてしまい申し訳ありません。これよりXオルタ様には王都の屋敷に移っていただきます。そちらでは王国に対する計画の総指揮をお願いします」

「うん、聞いている。デミウルゴスがやるならあまり私が口を出す必要があることはないだろうけどよろしく」

「では、早速なのですが Xオルタ様の所有するゴーレム、ヴォロイド“K6-X4”をこの拠点にお借りしたいのです」

 

 

 

 デミウルゴスの背後にから黒光りするゴーレムが押し出される様に前に出る。バケツを逆さまにした様なヴォロイド“K6-X4”、通称黒騎士くん、 Xオルタの個人所有のゴーレムであり、制作に守護者1人分の全身装備に匹敵するコストをかけられた逸品だ。

 ゴーレムなので操作しなければ何の役にも立たない置物だが、有効活用できればリターンは大きい。しかし、言い換えれば有効活用できるかがネックなのだ。

 使用者がデミウルゴスの様な知恵者なら充分に役立てられるが、シャルティアの様なポンコツでは精々が時代遅れの黒電話程度だ。

 デミウルゴスが王都に行く以上使用者は彼ではない。誰にその役目が回ってくるかは重要な問題だった。

 

 

 

「別にいいけど……、誰が使うの?デミウルゴスじゃないよね?」

「ありがとうございます。使用者にはナザリックでパンドラズ・アクターの指導を受けたシモベが参ります。街の検閲を通るため今日の昼頃の到着になる予定なので入れ違いになってしまいますがその点はご容赦ください」

「……なんか大変そうなことしてるんだ。うまくいきそうならいいけど、おつかれさま」

 

 

 

 Xオルタは他人事の様に言っているがこの件については彼女が原因だ。黒騎士くんを使うのもXオルタのサポートをよりよく行いたいがためだし、もともとナザリックになかったパンドラズ・アクターの配下を使うのもXオルタが黒騎士くんを預けてまで彼に頼んだ研究を滞りなく進めるためだ。

 

 それら全てをカバーしつつ副次的な効果を得られるように、彼女には察することのできない高度なやりとりがデミウルゴスとパンドラズ・アクターの間で行われていたのだが、そんなことは露とも知らないXオルタは軽い言葉しか出てこない。しかし、手を回してくれたのだろうということは察したようで、わからないままに労いの言葉をかけた。そして、それはデミウルゴスのようなNPCとっては十分以上の褒美となる。

 

「もったいなきお言葉でございます。このデミウルゴス、御方々のためであればいかなることも成し遂げて見せましょう」

 

 

 

 感動に打ち震えるデミウルゴスは跪いて感謝を綴りはじめようとする。だが、話が終わるとその感動をかき消すかのようにセバス前に出て急かし始めた。

 

 

 

「デミウルゴス、Xオルタ様にこの部屋であまり長居していただく必要もないでしょう。先に屋敷に案内してはいかがでしょうか?」

 

 

 

 間違っていることではないがデミウルゴスとしては主人に与えられた喜びに浸る時間を遮られたのだ。冷静なままではいられない。何よりセバスに言われたという事実が癪に触る。

 

 

 

「ああ、セバス、確かにそうだね。しかし、帰りの転移は屋敷に残っているソリュシャンに任せてあるのは知っているだろう。両御方の指示を忘れてスクロールを無駄にしたいわけじゃないのならば待つべきだ」

「なっ……!そんなことは!」

 

 

 

 詭弁である。待ち時間など残り1分もないのだ。

 しかし、口論ともなればセバスがデミウルゴスに勝る余地はない。続けざまに言葉を吐き反論の余地を潰す。ここからはデミウルゴスの独壇場だった。

 

 

 

「ならば待っていたまえ。どうせ向こうへ着いたら君にはこれまで以上に働いてもらわなくてはいけなくなる。せっかく Xオルタ様がこの店で大量の外貨を手に入れてくださったのだから有効に活用するためにね。おや……ちょうどいいですね。ソリュシャンの準備が整ったようです」

 

 

 

 言い終えたデミウルゴスが半歩ほど左にずれ Xオルタの正面を空けたちょうどその時、4人の前にゲートが開いた。予定通りという様に腰を曲げたデミウルゴスに促される様にして3人は Xオルタを先頭にゲートをくぐり抜けていく。そして最後に残った悪魔は期待を抑えきれないというように口角を吊り上げながら少し遅れて彼らの後を追った。

 

 

 

 ◇◆◇

 

 

 

 王都の冒険者ギルドの酒場のあまり人が寄り付いてこない一角で話声がしていた。対照的な姿をした目立つ2人組だ。

 

 オーガと見紛うかの様な筋肉と巨軀を持つ女戦士と、その半分くらいのサイズの仮面とローブでいかにもといった姿をしたマジックキャスターだ。いずれも王都で活動するアダマンタイト級冒険者の蒼の薔薇のメンバーで戦士がガガーラン、マジックキャスターがイビルアイという。

 

 

 

「そういえばよ、最近近くでブレイン・アングラウスの目撃情報があったらしいんだが知ってるか?」

「ブレイン・アングラウス?あー、あのばばぁに負けた剣士か。久々に聞いたが、それがどうかしたのか?」

「リグリットに負けたというよりガゼフのおっさんと競り合ったってことの方が有名なんだがな。そいつがどうやらハゲの魔法詠唱者とつるんで妙なことしているらしいから面白そうだと思ってよ」

「なるほど、戦士長クラスの戦士とおそらくそれに釣り合う魔法詠唱者か。唐突に現れる様な存在ではないはずだし気にはなるな」

 

 

 

 もしかしたらアダマンタイトクラスのワーカーの出現である。同業他社のライバル出現と見てもいいかもしれない。それは王都の裏組織「八本指」に秘密裏に敵対している彼らにとって笑い事では済まされないのだ。王国では違法な冒険者とも言えるワーカーは容易く八本指に吸収される。それがアダマンタイト級ともなれば最悪の場合、彼女達が最も警戒する八本指最強の武闘派集団「6腕」が2本増えて「8腕」になるかもしれない。硬くなる声を抑えながらイビルアイは聞いた。

 

 

 

「目的とかはわからないのか?目的もなく王都に舞い戻って来たっていうわけじゃないだろう」

「さあな、俺はガゼフにリターンマッチみたいなことだと思うが……、まあ、悪いことではなさそうだぜ」

「どうしてだ?ガゼフに匹敵する連中なら下手を打つと大問題になるぞ」

「なぜって、聞く話がいちいち評判がいいんだよ。近くを通った時に病人を直したとか村を襲おうとしたモンスターを退治したとかよ」

 

 

 

 毒気を抜かれたような顔で、仮面の下なので周囲にはわからないが、イビルアイは言葉を失う。

 

「なら、いいが……」

「なんだか納得いってない感じだな。なら会いにいってみるか?ちょうど暇だったし少しくらい油売っていても誰も文句は言わねぇだろ」

 

 

 

 からかうような言い方だが長い付き合いのイビルアイにはガガーランの言葉が本気だとわかる。

 もともと会ってみたかったからこの話題を振ったのだろう。大方自分より強いかもしれないし、相手を見てみたいが騒ぎになった時に1対2では都合が悪いから誘ったのかもしれない。それに興味深い相手であることは確かだ。長考しているうちにイビルアイも徐々に会いに行きたくなってきた。

 

 

 

「仕方ない、そこまでいうなら居場所はわかっているのだろう。私も鬼では無いからな。ついていってやろう」

「おう、態度はむかつくがありがてぇ。場所はここの近くの新人が良く泊まる宿があるだろ?そこに居るらしくてな。それで話題になってたんだよ」

 

 

 

 その宿についてならイビルアイ自身は使ったことが無いが知ってはいる。あまり質がいいとは言えないが冒険者が利用するだけあって信用はある。何より、冒険者としての彼女達のコネが最大限に使えるのがいい。

 警戒心こそ消えてはいないがその2人組、ブレイン・アングラウスと禿頭の魔法詠唱者に会うのが少し楽しみになってきたイビルアイはガガーランが立ち上がるとそれに連れ添うように宿に向かった。

 




シトナイちゃんきましたね爆死しました。
心折れた。

一応ですがいろいろと責任を感じているのでいくつか

ちゃんとこの話のけりのつけ方は考えていて途中展開がどれほどグダグダになってもそこは変わらないと思うので完結はさせられると思います。いつまでかかるかは知らんけど

夏のボーナスは沖田さんに消えました。

えっちゃんのフィギュア買いましたせんちねるの奴。
さいかわ

感想返しは予約投稿の後にやると決めているのでとても遅くなってしまっています。ごめんなさい。

これでも懲りずに読んでくれる人がいたらぜひ感想をください。えたってる最中のモチベとしては最高級です。感想来るとろくに進んでない原稿の文字数が倍になるので

見苦しいやつですがほどほどに相手していただけたら幸いです。またよろしくお願いします。

一番大事なこと
今回出ているナザリック勢はみんな眼鏡をかけます。メガネメガネ
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