幼い頃から人には見えないモノを見ながら成長した高志は、久しぶりに父の住む実家に里帰りしていた。
のんびり過ごすはずの日々に、夕暮れと共に見知らぬ訪問者が訪れる。
彼らがわたせという苦緑神清丸とはなんなのか。
胸に走る刺すような痛み。
かつて八百万の神であふれていたこの国。神の数より携帯の数が多くなったこの国で、人々に忘れ去られ、地の隅に追いやられた神々の、それでも人に寄り添う想いは消えてはいない。
笑い踊り、酒を飲んでは浮かれる神々と、憎しみから逃れられない神々と、一人の青年の物語。

 こちらは小説家になろう様にも投稿しています。
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