ある日カルデアという組織に召集された普通の人間の藤丸立香は、突如失われた人類の未来を取り戻すための戦いにマシュ・キリエライトと共に巻き込まれることになる。

彼は無事、人利を修復し人類の未来を取り戻すことが出来るのか!

1 / 1
友人と酔っぱらって考えたネタです。いつかちゃんと書くかもしれないけど当分は無理。


出会いと始まりの物語

「初めまして。俺は藤丸 立香……まあ当たり障りのない自己紹介しかできないけど宜しくね?」

 

彼はそう言って自分の手を差し出しヘニャっとした笑いを浮かべた。

 

その顔に悪意はなく、ゾッとするほど純粋で……でもそんな笑みに初めて感じる胸の暖かさがある。

 

差し出された手をみて、彼女はそんな風に思う。

 

「マシュ・キリエライトです。よろしくお願いします」

 

そう彼女は優しげで、どこか空虚な……そんな笑みを浮かべた。

 

破滅的で、無感情で、でも必死に生きてる。そんな表情は悲しそうで……でもどこか希望があるような、そんな表情……

 

マシュ・キリエライトと名乗った少女と握手を交わしなが藤丸はそんな風に思う。

 

二人はまだ知らない。この出会いから始まる壮大な物語も、その裏にいるどす黒い陰謀も、そして出会う者たちも……知るよしもなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ!」

 

炎が地を焼く……その中を何者かは駆け、襲い掛かってくる。

 

だがそれらは彼女、マシュの敵ではない。しかしそれらと共に襲い掛かってくる者……黒いオーラをその身から漏れ出させながら襲いかかるサーヴァントにマシュでも苦戦を強いられていた。

 

「不味いわ……」

 

敵ではない……と言っても数もいるしその中襲う黒いオーラを纏うサーヴァントは一対一だったとしてもかなり厳しいものになるだろう。

 

そのためそれを見ていたオルガマリー・アニムスフィアは爪を噛み、どうするかを思案する……すると、

 

「こうなったら……やるしかなさそうね……」

 

そう言って彼女は懐からゲーセンにあるカードゲームのスキャナーのようなものがついた箱のようなものを出した。

 

《マリー!?まさかやる気かい!?》

「仕方ないでしょうロマニ!」

 

驚きの声を漏らしたのはロマニ・アーキマン……通信にてこちらを手伝ってくれるちょっと頼りない感じのある男性だがそれは今関係ない。

 

オルガマリーは息を吸って……吐く。そして!

 

「っ!」

 

手に持った箱を腹部に押し当てた。すると箱からベルトのバンドのようなものが出てくると、それはオルガマリーの腰に巻き付き固定される。

 

「……」

 

そしてオルガマリーは息をもう一度吸って……吐く。それと共に彼女の体が僅かに輝き、その輝きは右手に収束していく。

 

するとそれは形を変え、輝きから質量を持った一枚のカードに変わった。

 

「いくわよ……」

 

オルガマリーはそれをしっかりと握りしめる。そして!

 

「お願い!」

 

シュッ!とそのカードを一気にスキャンした!すると今度はベルトのバックルから音声が流れる。

 

《マスター!オルガマリー・アニムスフィア!ウェ……ウェウェ……》

 

オルガマリーはそのままスキャンしたカードを投げる。そしてそのカードはまた輝き、大きくなったかと思うと、それは光の壁に姿を変えた。

 

「っ!」

 

彼女はそれを見て走り出す。一歩……また一歩と。だがそれは自ら出したはずの光の壁に阻まれた。

 

「あがっ!」

 

光の壁にぶつかったオルガマリーは体に走った電流に苦悶の表情を取る。だがそれでも強引に前に出ようとした。が、

 

《エラー!》

 

「きゃあ!」

 

バチィ!っとまるでオルガマリーを拒否するように光の壁は閃光を放ち彼女を吹き飛ばした!

 

「あぐ……」

《マリー!大丈夫かい!》

 

苦悶の表情を浮かべつつもオルガマリーは拳を握りしめた。

 

「なんで……出来ないのよ!」

 

ドン!っと地面にオルガマリーは拳を叩きつける。

 

悲しみ?いや、これは悔しさだ。恐らく彼女は初めてではない。自分の必死に願ったことが叶わないことが……

 

だからこそあんなに辛そうな顔をするのだろう。

 

そんな光景を見ながら藤丸は一瞬足元に転がってきたさっきまでオルガマリーの腰に巻き付いていたバックルをみて、それから未だに苦戦を強いられるマシュを見た。

 

恐らく彼女のさっきの行動を見るにコレは何かしらの武器なんだと思われる。

 

ならば……

 

「あっ!」

 

オルガマリーが驚くのを余所に藤丸はバックルを拾い上げ腰に押し付ける。するとそれからバンドが伸び腰に巻き付いた。

 

それと共に藤丸の体が発光し、その光りは右手に集まり一枚のカードに変わる。そして……

 

「っ!」

《マスター!》

 

一気にそれをスキャンしてカードを投げた。それと共にカードは光の壁となり藤丸の前に現れる。

 

《フジマルリツカ!》

 

さっきオルガマリーはここを通ろうとした。つまりこれを通過すれば良いのだろう。

 

しかしさっきここを通ろうとして彼女は電撃を喰らっていた。大丈夫なんだよな?と疑ってしまうが悩んでいる場合ではない。

 

と、一呼吸を置いてから走り出す。すると、先程までオルガマリーを拒絶したその壁はあっさりと藤丸を通し、簡単に通り抜けることができた……

 

《ウェイク……アップ!》

「あれ?」

 

あまりにもあっさりと通り抜け、拍子抜けした藤丸だったが、自分の手を何気なく見て驚愕する!

 

「なんだ……これ……」

 

手を見て今度は腕、そして体……それは白を基調とし、黒いラインの入ったパワードスーツにも似たものであった。

 

今までに感じたことのない力の昂りに藤丸は動揺しながらも驚きで戦闘が一時中断していたマシュと黒いオーラを纏ったサーヴァントを見る。

 

「よくわかんないけど……やってみるか!」

 

そう言い藤丸は走り出す。

 

こうして始まった。人理を修復するための戦いが……

 

これは間違った歴史を修正し、本当の時代の流れを取り戻すため、一人の人間と一人のデミ・サーヴァントの戦いの物語。そしてこれは、出会いと別れの物語。

 

この戦いは記録には残らない。記憶にすら彼らにしか残らない。それでも彼らは戦う。

 

己の誇りを……そして願いを賭けて戦う。

 

だがそれでは余りにも寂しい。故にここに彼等の戦いを残そう。

 

最後まで付き合って頂けるのなら……幸いと言うものだ。




簡単なキャラ説と能力説明

《藤丸 立香》

性別・男

霊器属性・《善性・中立》

種族・人間(日本人)

今作のと言うか原作でも主人公。ぐだ男と言う方が有名か?
性格は原作と殆ど同じ。基本的にお人好しで困った人は放っておけない。ただたまに辛辣。

運動神経は良好で本人曰く鍛えてますからとのこと。ただしあくまでも人間の範疇での運動神経のよさでありサーヴァント相手では全く相手にならない。しかし逃げ足は速い。

基本的にサーヴァントであろうと他者を殴ったり蹴ったりすることに嫌悪感を持つが、敵意を持つ相手には例え女性サーヴァントであっても倒す事に容赦はしない。

マシュに対しては割りと最初から異性としての好意を持つ。ただそれを素直に伝える事が出来ず、マシュもマシュで鈍いので周りから見たらヤキモキするような光景も……因みに本人は気づいてないが一目惚れ。

本人も認める眼鏡&タイツ好き。そう言う意味でもマシュはピッタリゲフンゲフン。部屋に隠してるアレな本もそれが多い。但しマシュに見つかると説教&焼却処分のため隠す努力に余念がない。ただそれでも目敏く見つけられるのだが……因みに入手ルートは皆大好きどこぞの万能の天才さんから。

戦闘時はベルトで変身して戦い、実力はスケルトン等の雑魚敵であれば取り敢えず戦える。しかし搦め手が得意な相手や純粋に能力が高いサーヴァント相手では藤丸の経験不足もあり厳しい戦いになる。

《仮面ライダーカルデアのベルト》

正式名称は《マスター専用魔力アーマー》で、藤丸が戦闘時に使用する。

現所長のオルガマリー・アニムスフィアの父で、先代のマリスビリー・アニムスフィアの代からカルデアでデミ・サーヴァントと並び研究が行われてきた物の一つ。元々は人理修復の際にサーヴァントだけではなくマスターの安全と戦闘能力の向上を狙って作られた防護服のようなもの。

しかし、オルガマリーを含め藤丸以外誰も変身ができなかった。

普段はバックル部分のみだが、腰に押し付けるとバンドが伸び腰に巻き付く。更にこれは、身につけた者の魔力を集め、一枚のカードに変換する能力を持ち、これをバックルにスキャンするとカードは光の壁に変わりそこを通り抜けると変身を完了する。

魔力さえあればカードを作り出すことは可能だが、出した光の壁を通り抜けられるかは当人の資質次第。

因みに光の壁がでて変身……と言う元ネタはブレイド。でもスキャンすると言うのはカリス。因みに光の壁はちゃんと相手を吹き飛ばせる。

【魔力アーマー・藤丸 立香ver】

藤丸の魔力をカードに変換しそれをスキャンして変身した基本形態。

突出した能力はなく、戦闘方法も後述の疑似令呪ブースターを除けば武器はなく、殴る蹴るのみ。しかしこれは戦闘経験だけではなく魔術師としても経験不足な藤丸が変身したからであり、例えばオルガマリーが変身できれば魔術を得意とするガンナー系だったと考えられる。

基本的にこの姿ではサーヴァントの相手はできないため、これで様子を見て相手に合わせた力(後述)に変える。

《疑似令呪ブースター》

変身時、右手に現れる一種の鍵。

元々はサーヴァントと契約したマスターに現れる令呪を元にされているため合計3画あり、1画解除すると一時的に身体能力を跳ね上げることができる。

あくまでも一時的なものであり、長時間の解放は使用者の安全もあり不可能。しかしその効果はすさまじく、1画解除した《ファーストブースター》状態でもサーヴァント相手に有効なダメージを与えることができる。

3画内であればセカンド、サードと連続して解除することで効果を上げることができる。その効果は理論上Aクラス宝具と正面から戦える。らしいのだがそんな出力を人間が出せば……

藤丸はこれを必殺技を放つ際に使用しており、内容はシンプルにパンチかキック。

因みに変身を解除してもう一回変身すれば戻る。

後述の力を使ってる際にも使用可能。

【サーヴァントカード】

サーヴァントの魔力を、ベルトが取り込んだ際に生まれた特殊なカード。

藤丸のカードと違い、一度生まれれば後は腰のついたケースに入っている。

これは、こいつになら全て与えても良い……そう思わせるほどの信頼が産み出す絆の結晶であり、藤丸がサーヴァント戦うための切り札。

このカードをスキャンすることで新たな光の壁を作り出し通り抜けることでサーヴァントの力を魔力アーマーに変換し使うことが出来る。

サーヴァントから信頼された力という特性上本来は自らが契約したサーヴァントのみらしいのだが藤丸の類い稀なるサーヴァントから好かれるという才能があるため複数のサーヴァントの力を使うことが可能。

サーヴァントの力……と言うのは勿論宝具も込みであるが、疑似令呪によるブーストを掛けておかない発動ができない。

因みに使わないだけでブースト状態での必殺技パンチやキックも使おうと思えば使える。

ただし、いくら強力であるといってもサーヴァント戦ではクラスによる相性があるためそれを的確に選ぶ事が必要。

クラスによる相性はFGOの設定に準ずる。

《魔力アーマー・クー・フーリンver》

特異点Fで出会ったサーヴァント、クー・フーリンの力。

クラスはキャスター。魔術師として未熟な藤丸でもきちんと扱うことが出来る。

武器は杖……だがそれで殴るのではなく魔術で戦うための物で、アンサズ等を使用し遠距離から攻める。

だがその反面近距離での戦闘は不得意な上に、ライダークラス相手には不利になる。

他にも特異点ごとに追加する予定。

ざっとこんな感じです。

友人と飲んで酔っぱらいながら考えたから突っ込みどころあるけど結構面白そうだし今かいてるのが一段落した書くかもしれない(何時だよ)

他にも色んな仮面ライダーのネタとか出したいし、勿論藤丸のバイクシーンも書きたい……

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。