我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者   作:亜亜亜 無常也 (d16)

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(・▽・)<(ツヤツヤ)

(・▽・)<四話連続更新の最後です。

(・▽・)<それと後書きが少し長めです。


第伍節:リサイタル後

 2人の少女によるリサイタル(ジ○イアンリサイタル)は本来ならオールナイトで続くはずだった。

 だが1人一曲で立華が強制送還させた。

 そのため、死者は出ず、一夜にして謎の文明崩壊もせずに済んだ。

 ただ、近くでモロに喰らった侵入者一同は泡を吹いて気絶した。

 ……そのため、捕縛は楽だった。

 因みに九校戦参加者、もしくは、見に来ていた者は比較的軽傷で済んだ。

 嫌な予感がしたので、すぐさま耳を塞いだのだ。

 だって、歌声で氷柱破壊していた奴いたし。

 

「……音痴の怪獣が化けて出たような歌でしたねお兄様」

「……ああ」

 

 立華からサーヴァントの中に歌(と料理)がジ○イアンの奴がいると聞いていた達也と深雪は、覚悟はしていたのだが、あそこまでとは思っていなかったらしく、若干ダメージが抜けきっていない。

 

「……熱を出して寝込みそうよ」

「脳味噌がむずむずします……」

「これも公害の一種じゃな」

 

 三校の女子三人組は今にも死にそうだった。

 

「わーよかったよかった、終わってよかった」

「……なんで歌っている本人達自身はあのすさまじい歌にけろっとしていられるのでしょう?」

「当たり前です中条さん。フグが自分の毒で死にますか?」

 

 五十里が終わった事にほっとして、中条が歌っている本人が元気そうだったことに首を捻り、それに市原が答える。

 

「あの歌は痺れる。痺れて気が遠くなって熱が出る。あの歌でいい所は終わったところだ」

「この世を脅かすのは核兵器とあの歌だ。世界平和のために核兵器とあの歌を追放しよう」

「野球の応援かと思った」

「あの歌は怪獣の叫び声だよ」

「テロリストの方が100倍マシよ」

「戦略魔法よりも酷いわ……」

 

 観客達も散々な評価だった。

 ……というか彼らは論文を聞きに来たのであって、ジ○イアンリサイタルを聞きに来た訳ではないのだ。

 

 閑話休題。

 

 歌が聞こえなくなったせいか、外からは轟音が聞こえる。

 

(「あの歌のせいで聞こえなかったのか……」)

 

 そんな事を思っていると。

 

「達也君!」

「達也!」

 

 同時に彼を呼ぶ声。

 エリカとレオ、その後ろには幹比古、美月、ほのか、雫といった愉快な仲間達。

 達也と深雪を囲むようにして集まった。

 

「それにしても随分と大事な事になってるけど……これから如何するの?」

 

 エリカが尋ねてきた。

 心なしか楽しそうである。

 

「逃げ出すにしても追い返すにしても、まずは正面入り口の敵を片付けないとな。今の状況はどうなっているか……」

 

 後半の言葉は答えを求めたわけではない。

 ただの独り言に近い。

 が、それに答える声があった。

 

「今戦闘が行われているのは正面入り口だけ。そこさえどうにかすればいい。今やってる」

 

 声の方向を向くと、そこには。

 

 異形の戟を肩に担いだ一校制服の少年。

 その横には同じように一校制服の少女。

 そして、身の丈を越える大太刀を持つ大正風な桜色の和服(袴姿)を着た肌が褐色の少女。

 

 この3人組がいた。

 少年を真ん中にその左右を少女2人が固めていた。

 

「立華とレイナ。後、魔神さん。もしかして中は……」

 

 ちなみに愉快な仲間は常時召喚されている面々とは面識がある。

 達也の疑問にアルターエゴことオルタが答える。

 

「私とマスターで片付けた。正面玄関はセイバーが殲滅中だ。じきに終わる」

「出番、なかった」

 

 落ち込むレイナ。

 ちなみにレイナが体術や魔法を繰り出す間もなく、大太刀と戟が敵を殲滅したのだ。

 

「うわあ敵が哀れね」

 

 エリカが侵入者に同情する。

 

(「しかもセイバーって、あの人よね」)

 

 セイバーの正体に心当たりのあるエリカだった。

 

 エリカの言葉に頷く一同。

 

「ねえ立華君」

「うん?」

 

 エリカが猫なで声を出す。

 

「待ってろ、なんて言わないわよね?」

「……責任は持てないぞ?」

 

 消極的な同意をする立華。

 それに愉快な仲間達は嬉しそうにする。

 エリカやほのかばかりか、美月や雫まで喜色を表す。

 

(「勘弁してくれ……」)

 

 達也が思ったのも無理はない。

 

 とはいえ今は緊急事態。

 落ち込んでる暇は無い。

 達也は先頭に立って出入口へと向かった。

 それに続く一同。 

 

「七草先輩。中条先輩も、この場を早く離れた方が良いですよ。そいつらの最終的な目的が何であれ、第一の目標は優れた魔法技術を持つ生徒の殺傷、または拉致でしょうから」

「死ぬ、苗床、悲しい」

「「「「「「言い方を考えろ!?」」」」」」

 

 舞台袖から顔を出した七草と、審査員として最前列に座っていた中条に忠告する達也。

 それに余計な言葉を付け足すレイナ。

 そのあんまりな言い方に全員がツッコミを入れた。

 そして、愉快な仲間はその場を後にした。 




(・▽・)<さて、次回の更新ですがいつになるやら……

(・▽・)<改稿もまだまだですし、新作読むと鯖出したくなります。

(・▽・)<とりあえずどうにか横浜編はやり切りたいです。

(・▽・)<アニメも横浜まででしたので。

(・▽・)<それ以降は……どうしましょう?

(・▽・)<ある程度の構成はあるのですけど。

(・▽・)<穴だらけだったり、纏まらないですね。

(・▽・)<晩鐘の鐘が聞こえるとか、ビーストⅢ揃い踏みとか、

(・▽・)<原作以上に大変な事になった■■とか。

(・▽・)<最悪は活動報告欄に『卒業編』までのプロットだけでも載せます。

(・▽・)<後は夏休み編含めた幕間でもやりましょうかね?

(・▽・)<鯖と魔法科キャラの交流とか。


(・▽・)<読んでくれて本当にありがとうございます。

(・▽・)<次回更新を気長にお待ちください。
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