ここは東京のとある街。この街にはあるものが流行っている。それはバンド、主にガールズバンドが結成され始めている。これはそんな五つのガールズバンドの女の子達が織りなす日常の話である。

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主に1話完結的な感じで短編で投稿していきます。久々の投稿で変なところがあるかもしれませんが、何卒。


Poppin'party

ここは東京のとある街。ごく普通のどこにでもあるこの街にはあるものが流行っていた。

 

それはバンド、主にガールズバンドがよく結成されている。

 

これはそんな彼女達の日常的な話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「有咲〜!早く早く!」

 

「だぁ〜もううっせぇな!」

 

彼女達の名は戸山香澄と市ヶ谷有咲。二人とも花咲川女学園に通う高校一年生である。

 

「だいたいなんで毎回お前が私の家に来てご飯食べにくるんだよ!」

 

「え〜、いいんじゃん別にー」

 

「よくねぇ。そもそもお前のとこの家の親は……」

 

「あ!有咲、見て見て!新しいクレープ屋さん出来てるよ!」

 

「話を聞けー!!」

 

と、こんな痴話喧嘩的な会話をしながらも彼女らは学校へと向かう。

 

彼女達はPoppin'partyと呼ばれるガールズバンドを組んでいる。同じ学校に通う仲良し5人組で作られたバンドであり、彼女達の演奏は人々を笑顔にさせたり人々を楽しくさせてくれる演奏をする。そんな彼女達にも結成までにはちょっとした出来事があったのだが、詳しくはどこかの世界のサイトで調べてほしい。

 

学校に着いた二人は急いで教室へ向かう。市ヶ谷有咲は戸山香澄に必死に付いて行ってる感じのようだが。

 

「みんな、おはようー!」

 

元気よく1-Aの教室の扉を開け、クラスメイト達に元気よく挨拶する。

 

「あ、香澄」

 

「香澄ちゃん…」

 

「香澄、おはよう」

 

その声に反応して戸山香澄の元へ向かう三人組。この三人組が先程言ったPoppin'partyのメンバー、花園たえ、牛込りみ、山吹沙綾である。

 

「ぜぇぜぇ……ったく、香澄のやつ急に走ることないだろ……!」

 

「あ、有咲。いたんだ」

 

「有咲ちゃんもおはよう…」

 

「有咲おつかれ」

 

普段、運動など殆どしない市ヶ谷有咲にとって戸山香澄の猛ダッシュに追いつくのは至難の業だった。

 

「ねぇねぇみんな!今日来る途中新しいクレープ屋さん見つけたから帰りに行こ!」

 

「クレープ?」

 

「へぇ〜。全然気づかなかった。この近く?」

 

「うん!だからみんなで行こ!」

 

「まぁ放課後特に用事ないし、練習もないしね」

 

「香澄ちゃんが言うなら…」

 

「クレープ食べたい」

 

「お前らだけで行ってこい。私は用事あるから」

 

「えぇ〜!?有咲も行こうよ〜」

 

「だぁ〜!もう!引っ付くな!」

 

涙ながらにせがむ戸山香澄に市ヶ谷有咲は必死に引き剥がそうとするが、中々離れてくれない。

 

「………あぁもう!わかった、行くから!だから離れろって!」

 

「ホント有咲!やったー!!」

 

「有咲、最初から素直に行きたいって言えばいいのに」

 

「ツンデレだねぇ」

 

「お前らうっせぇ!」

 

そうこうしてる内に予鈴のチャイムが鳴り響く。

 

「あ、予鈴」

 

「じゃ、じゃあ私は戻るから」

 

「またね有咲ちゃん」

 

「有咲、放課後のクレープ絶対だよ!」

 

「わかったわかった」

 

そう言って市ヶ谷有咲は隣のクラスである1-Bの教室へ入っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして時間はあっという間に過ぎていき、放課後となった。

 

「やっと終わったー!」

 

「香澄、殆ど寝てたけどね」

 

「そういうおたえも寝てたと思うんだけど……」

 

「じゃあ噂のクレープ屋さんに早速行こう!」

 

「有咲ちゃんのクラスはもう終わったかな…?」

 

りみりんの言葉と同時に扉が開かれ有咲がこちらにやってきた。

 

「ほら、クレープ食べに行くんだろ。さっさと行くぞ」

 

「有咲、朝の時とは随分積極的になってるじゃん」

 

「う、うっせぇ!クラスの奴らが美味しいって評判みてぇだからちょっと気になってるだけだ!」

 

「つまり、物凄く行きたいってことだね」

 

「違ぇー!!」

 

有咲の怒声を聞き流しながら戸山香澄達一行は登校中に見かけたクレープ屋へと足を運んだ。

 

やはり最近出来たからなのか、沢山の人の行列が出来ていた。

 

「わぁ〜、物凄い人だね」

 

「早く並ばねえと売り切れて……」

 

市ヶ谷有咲が口を開いた瞬間、戸山香澄はビューっと走って行き最後尾に並び始めた。

 

「みんなー!早くー!」

 

「早っ!」

 

「ま、待って!香澄ちゃ〜ん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後、クレープも無事買えて近くのベンチに座るとクレープを食べ始める。

 

「う〜ん!美味しい〜!」

 

「甘くて美味しいね〜」

 

あまりの美味しさに頬がとろけそうになる五人。暫く食べていると戸山香澄は市ヶ谷有咲が食べているいちごクレープが気になり始め、

 

「有咲、それ一口頂戴!」

 

「はぁ?まだお前の残ってるだろ」

 

「有咲のやつも欲しいんだよ〜!」

 

少し涙目になって訴えかけてきた戸山香澄にしばらく悶々と考え悩みまくった結果、

 

「……だぁ〜!もう、分かった!あげればいいんだろ!」

 

「やったー!ありがとう有咲!大好き!」

 

「こんなところでそんなこと言うんじゃねぇー!」

 

「って言いつつ嬉しいくせに〜」

 

「有咲照れてる」

 

「お前らも黙ってろ!!」

 

ちょっとした一悶着?もありながらも仲良く五人でクレープを食べ終えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クレープも食べ終わり、夕陽が沈みそうになる時刻となり各々帰路につく。

 

「クレープ美味しかったね!」

 

「うん…!」

 

「ま、まぁまぁだったんじゃね?」

 

「でも暫くは甘いものはいいかな…」

 

確かに美味しかったのは美味しかったが、普通のクレープより甘く量が多かったため食べるのに苦労した。山吹沙綾は苦笑しながら答えた。

 

「あ、今いい歌詞思いついたかも!」

 

その時、香澄が何かを閃いたかのように目を輝かせた。

 

「クレープの歌?」

 

「どんな歌だよ……」

 

「うん!」

 

「そうなのか!?」

 

「という事で、今から有咲の蔵に行って歌詞を書きに行こう!」

 

「おー」

 

「お、おー?」

 

「勝手に決めんな!!」

 

これが彼女達Poppin'partyの日常。時には喧嘩もしたりすれ違ったりもするけれど、毎日みんな一緒に楽しく過ごしています。




次回はRoseliaあたりの日常を投稿出来たら…

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