唐突だが自己紹介しておこう。 

 俺の名前はソル。 惑星間航行するオラクル船団のアークスシップ一番艦フィオに所属するヒューマンのアークスで、守護輝士(ガーディアン)腰巾着(シャドウ)と言われているものだ。

 なぜ俺がそんな不名誉な二つ名をもらっているのかというと、それは俺の生まれに深く関係している。

 実は俺は転生者なのだけどね、俺が転生したこの世界、実は生前プレーしていたオンラインゲームの世界そのものだったのです。

 いやぁ気づいたときはホント驚いた、そして喜んだね。だってそうだろゲームの世界だ、沢山の冒険やロマンが待っていると思っていた…… だけど残念なことに俺は主人公じゃなかった。

 ん? なんでわかったかって、それは簡単、頑張って勉強して、鍛えて、アークスになって初任務ってところでアフィンと自分が作ったプレイヤーキャラがいたんだよ。

 あの人、リ……ここでは安藤と呼ぼうか。安藤がいたので途端に自分が主人公じゃないって気づけたけど、それでも俺は冒険やロマンを諦めきれなくて、アフィンよりも馴れ馴れしく安藤にすり寄って金魚の糞の様に後をついて行った。

 残念ながら俺にはシオンはみえなかったが、幸いなことに、フォトンの申し子的な凄い人、初代クラリスクレイスことアルマ並みか、あるいはそれ以上のフォトン適性のあった俺は安藤について時間を遡ったりしながら一緒に冒険をしていく。

 そうしていくうちに誰が言い出したのか次第に守護輝士(ガーディアン)腰巾着(シャドウ)と言われるようになっていたのだ。

 そしてこれから語られるのはそんな守護輝士(ガーディアン)腰巾着(シャドウ)が新たに1人で経験する冒険の物語なのである。

  第一話
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