危険指定存在徘徊中   作:試作強化型アサルト

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今回もコラボ回の続きとなります

いつもと比べると結構長文になってしまってますが気にしないでください

尚最初の部分の話は試作型機龍さんの『G&Kの猟犬』のアウターミッション55の話と繋がっています

https://syosetu.org/novel/190416/91.html



世の中はびっくり人間って結構多いよね・・・・・ホント良くも悪くも(コラボ回

『馬鹿やってなんぼだ、因みにうちの敷地は廃都市を占拠して得た場所だから造るも治すも改装も許可さえ取ればやり放題だ、因みに許可は基本俺が出す、デメリットとしては…お前ら以上の馬鹿が幾らでもいる事だ、頭のネジが溶けた連中なんて両手でも数えられない程度にはいるぞ(笑)、因みにお前らの今の雇い主の情報は出すも出さないもお前らが決めろ』

 

2人は溜息をつきレギオーナーリウスを見る

彼らの出した答えは・・・・・・

 

 

「悪いがその勧誘断らせてもらおうか」

 

 

彼らの後ろから発せられた

 

「「「「「「!!!!!????」」」」」」

 

その声と同時に驚いたその場のレギオーナーリウスの人員達は後ろを振り向き、その存在を視認した瞬間

 

「「「「「「おやっさん!!!!!」」」」」」

 

凄まじい勢いで人混みの塊からモーセの伝説の如く整列してその存在を出迎えたのだ・・・・・・・そしてその存在はモーセの伝説の如く割れた道をゆっくりと進んで来た・・・・・・・

 

「ウチのもんのマッサージや行動などに付き合ってもらってすまなかったな?BLACK WATCHのロボットとワンコロ、電脳の嬢ちゃん・・・・・・・そして幹部のビーストとやら」

 

その存在の見た目は60代の男性、レギオーナーリウスの人員達がつけているS.G.Sを付けず、格好は上半身はTシャツで下半身はツナギ、ヘルメットを被っているという現場などでよくみる作業員ともいうべき姿をしていた・・・・・・・

 

だが、タイラント達には理解できた・・・・・・・いやできてしまった・・・・・・・目の前の存在が自分達の上司であるビーストの本気の状態と互角とも言えるようなオーラを放っていることにことに、そしてこの存在には勝てないということに、理解できてしまったのだ・・・・・・・

 

「おっと自己紹介を忘れておった、ワシはこのレギオーナーリウスの一部隊の頭をつとめさせてもらっとるものだ・・・・・・・ウチの若いもんからおやっさんと呼ばれているが・・・・・・・「テツ」と呼んでもらった方がいいな」

 

『・・・・・・ああ分かった、それじゃテツとやら、どうして勧誘を断ったんだ?』

 

その会話重圧と重圧がぶつかり合うようであった・・・・・・・

 

「確かにアンタの勧誘の内容はすごく魅力的で面白そうだったが、ワシらには雇い主との契約があってそれを蔑ろにするってことは、ワシら労働者にとっては裏切りであり、信用を失うことに等しいからな・・・・・後爆撃に関してはワシらも方で知っておるからの・・・・・・そんなわけで残念ながら勧誘は断らせてもらうって感じだ」

 

『・・・・・・・交渉は決裂だな』

「じゃあそんなわけで・・・・・・・」

 

 

会話の終わりにタイラント達はこの後に起こるであろう戦闘に身構えた・・・・・・・

 

 

「もらうもんもらったから基地に帰らせてもらうかな」

 

 

その言葉が発せられた

その時、タイラントは何かおかしいことに気がついた・・・・・・・

両腕の感覚がないことに・・・・・・・

 

その時、ブリッツは何かおかしいことに気がついた・・・・・・・

いつの間にか鼻に何かが引っ付いていることに・・・・・・・

 

そして・・・・・・・

『ウギャァアアアアアアアアァァァ!!!??』

 

「「『!!?』」」

 

サイバーブレインの叫びによって異常事態は既に起きていたことに全員が気がついた

 

だが、

「ギャァィイイイイン!!!??」

 

ブリッツは突然飛び上がりのたうち回った挙句に泡を拭いて痙攣しながら気絶し

 

ズドォーーーン!!

 

!!!??

 

タイラントは動こうとするも脚の感覚がおかしく、バランスを崩し、両手を使って転倒の被害を最小限にしようとするも両腕が存在せず、そのまま倒れることとなり、その場のBLACK WATCH関係の全員が行動不能状態に陥った

 

そして、その両腕と武器全てはいつの間にか「テツ」の足元に置かれていた

 

『どうしたサイバーブレイン!?ブリッツ!?タイラント!?』

 

「安心しな、電脳の嬢ちゃんはちょっとこっちの特殊な方法で軽く発狂状態に陥らせただけだ、30分ぐらいで機能停止するだろう・・・・・・・それまではそっちの方であっちこっちに色々被害があるかも知れんがな・・・・・・・ロボットから両腕と物騒な武器全て、脚の中身の部品をいくつかなどのもらうもんをもらったのよ・・・・・なに立ち上がってギリギリ歩けるぐらいの脚力は残しとるからコケはしても歩けるはずじゃ、ワンコロに関しては・・・・・・・ちょっとワシの10年モノの汗と涙、努力などの結晶の匂いを味わってもらっただけじゃ、その匂いに感激したのか面白い動きで気絶しおったわ!

ガァハハハハハハハハハハハ!!!」

 

 

 

「「「「「「うわぁ・・・・・・・」」」」」」

「おやっさんのめちゃくちゃ臭い靴下の匂い嗅がされるとか・・・・・あの犬可哀想だ・・・・・・・トラウマになって腑抜けになきゃいいけど」

「さすが獣殺し・・・・・大体の動物アレ喰らったら死ぬか気絶かの二択だからな・・・・・・・」

 

レギオーナーリウスの人員達はその被害者であるBLACK WATCHに同情していた

 

 

「これでワシらの総大将を裏切らせるマネをさせようとしたことからウチのもんのマッサージ代や、面白い会話をさせてもらったなどのことを差し引いた対価をこれでチャラじゃな!!それじゃビーストとやら・・・・・・・・

ワシらはともかく、今度ワシらの総大将を侮辱させるようなマネをしたらオマエらの建物や物、そして機械という機械がバラバラに解体されるのを覚悟してもらおうか・・・・・・・・・・

((((((うわぁ・・・・・・これおやっさん内心めちゃくちゃブチ切れてるヤツだ)))))))

 

『・・・・・・・・・・・・・・・』

 

「それじゃ靴下を回収してっと、オマエら帰るぞぉ!!!

 

「「「「「「ハイ、おやっさん!!!!!」」」」」」

 

その声と共にレギオーナーリウスは基地の方に向かって去っていった・・・・・

 

 

この日、大規模拠点の攻略に出ていたBLACK WATCHのタイラント、ブリッツは作戦行動不可能となり撤退することとなり、BLACK WATCH本部ではサイバーブレインの暴走により相当な被害を出すことになった・・・・・

 

 

 

 

 

少し前の時間・・・・・人類人権団体過激派大規模拠点 司令部司令室にて

 

 

「今度はG&K社のところからの襲撃の報告っておま・・・・・・すごく泣きたい気持ちなんなんだけど・・・・・・わりとマジで・・・・・・基地周辺の対空兵器は大半が破壊され、戦力もかなり減らされている・・・・・・もう形的にはあれに頼るしかないじゃないか・・・・・」

 

司令は若干の涙を流しながらそう言いつつも、事態の被害を出来る限り最小限に抑えるべく対処にあたっていた・・・・・

 

「・・・・・一応秘匿通信だけど早く、そして何事もなく大元の方に繋がって欲しいのだが・・・・・・・・・というか早く繋がってくれぇーーー!!!

 

その全身全霊の懇願にも近い願いは・・・・・・・

 

「司令!!大元との通信が繋がりました!!」

 

 

その報告によって叶えられることとなった

 

 

 

 

 

 

大規模拠点から100km以上離れた地点 森林地帯 ???

 

 

「隊長緊急事態です!次の到着予定の拠点から緊急連絡入りまして、ただいま交戦中とのことです!!」

「なに?どこと交戦状態なんだ?」

「報告によればAODとBLACK WATCHが一緒に攻めてきているとか・・・・・・更に言えば対空兵器の破壊を優先的にやっている節があるため爆撃の可能性があるとも言ってます・・・・・・・すでに何機か破壊されているとあったの司令が泣きながら言っています」

「・・・・・・・・・・・・マジで?」

「報告の限りでは本当のようです・・・・・・更にはBLACK WATCHに関しては証拠の映像も送られてきましたし・・・・・・・・・後レギオーナーリウスもBLACK WATCH所属と思われる存在と交戦しているとのことです」

 

動いているその乗り物の中で彼らは報告の件について会話しており隊長と呼ばれた男性はその内容に、を抱えながらも少しの間考えた後

 

「・・・・・・確かそこでレギオーナーリウスの一部隊が搭乗予定だったな」

「え?・・・・・・あっ、は、はい!」

「・・・・・・・・・・・・優秀な人員などをここであまり失いたくないものだな・・・・・・アイツら死ぬかっていえば想像ができないが・・・・・・・『車両』を停止後直ちに戦闘配置!支援攻撃の準備、『虎の子』とMLRSの用意だ!拠点の方にそう報告しておけ!!」

「「「了解!!」」」

 

 

「整備長『S.A.C.S』は全機使えるか?」

『ハッ!16機全部使えます!』

「分かった、9機と『あの部隊』、『例の試作機』を援軍として送り、残りはもう一機の『例の試作機』と一緒にこっちの防衛に当たらせるぞ!無論送るヤツの一機はレーザー式連絡偵察兼支援仕様装備でだ!こちらからも砲撃援護するのに欠かせないからな」

『了解!!』

 

その命令にほとんどの人員が動く中

 

「・・・・・・いいんですか?確か『その三つ』は秘匿の部類だったと思いますが・・・・・・・・・・・・」

「レギオーナーリウスが工事の途中でなんかかなり重要な情報を手に入れたかなんとかの連絡の後の出来事だし仕方ない・・・・・・それにあそこは人類人権団体過激派の中でも

大規模拠点の一つ・・・・・・・・大損害喰らっても維持できる場合や破棄して撤退せざる得ない場合でも出来る限り戦力の維持できている状態でないと今後にどう影響するか分かったもんじゃないからな・・・・・・・・」

「・・・・・・・世知辛いですね」

「・・・・・・・全くだ」

 

そんな会話がありつつも戦場に何が起こることは確実であった・・・・・・・・

 

 

 

何はともあれ

 

 

「ヤ"ッ"ダァ"ァ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!」

 

この日一番の喜びの歓声が大規模拠点の司令部にて響くことになったのは言うまでもなかった・・・・・・・・

 




前も書きましたが、今回も書かせていただきます

レギオーナーリウスは一応人間の集団です(真顔




そして、試作型機龍さん

 ブス… ∫ ; ∫ ジジ…
ブス… _____ ;  ∫
  ;/   へ \ ∫ ;
∫;(  >-/ /_イ\ ;
;/三>、_\ >)`z,>ミ)ヨ←作者
/三(_rL__>ミ>≦三|
囮ヱヱヱヱヱヱヱヱヱ囮
囮災炎災炎炙災炒炎炭囮
◎┴┴┴┴┴┴┴┴┴◎

おたくのところのキャラクターをこんな目に合わせて誠に申し訳ございませんでしたァアアアア!!!!




おまけ

前回の話で存在は匂わせておいたけど活躍しなかった建築機械

複座式二本腕平地重作業機『ヘル・ドーザー』

レギオーナーリウスが独自に開発した二本腕ショベルカーとブルドーザーを合体させて若干大きくしたような姿をしている『建築機械』
・・・・・一応戦闘にも駆り出されることを想定しているようだが、機動兵器ではなく『建築機械』である
※大事なことなので二回目言いました

普通時は建築機械らしくその役割を十分に果たせるぐらいのものだが、戦闘時は作業用のリミッターを解除して行う、その時の性能は明らかにおかしくキャタピラのはずなのに何故かスポーツカー並みの速度を出せてドリフトをしてきたり、腕のパワーが正規軍の戦車を一殴りで二回転しながらひっくり返って破壊するほど高かったり、挙げ句の果てには正規軍の戦車以上に固かったりと・・・・・
これでいて『建築機械』です
※大事なことなので三回目言いました



「テツ」と呼ばれたレギオーナーリウス一部隊の頭と『大元』に関してはこのコラボ回の中でいずれ・・・・・・・・

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