面白いと思いますのでぜひ読んで下さい。

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気がついたらアヴェンジャーになっていた件

 皆さんは名探偵コナンを知っているだろうか?目が覚めると、子供の体になっていた!というやつ

 

俺はまさにそんな状況になっている。

 

 

ほんの数分前、普通に寝て目が覚めたかとおもうと視界には夜空が広がっていた。しかも落下途中である。

 

慌てて身体を動かそうとするもうまく動かすことができない。なんとか下を見ることに成功すると目の前に真っ赤な屋敷の屋根がある。

 

俺はそのままそれを突き破り、落ちた。

 

 

おかしいな。ほとんど痛みも感じずまた、違和感もない。どうやら俺の身体はかなり丈夫になっているようだ。

そのままじっとしていると階段と駆け上がる音が聞こえた。

 

 

「もうなんなのよ!くっ、ドアがあかない」

 

少しの間、ドアノブがガチャガチャと動かされるとセイッという威勢のいい声とともに扉が吹き飛んでくる。危ない、危うく先に当たるところだった。

 

遠坂凛だと!?まさか俺はFateの世界に来てしまったとでも言うのか。

 

 

 

 

 

「え......」

 

遠坂凛は動揺した。たしかにセイバーを召喚しようとした。なぜかサーヴァントは召喚されず、上から落ちてくることとなったがまさかこんなものがアヴェンジャーだとは思いもよらなかった。アーチャーではあるがアヴェンジャーなのだ。

 

目の前の異物のステータスはこれだ

 

 

 

 

 

 

 

 

【CLASS】  アーチャー

【マスター】 遠坂凛

【真名】   GAU-8 Avenger

【性別】   不詳

【全長】   6,400mm

【銃身長】  2,299mm

【重量】   281kg(銃本体)

       1,830kg(システム重量)

【属性】   秩序

【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力D 宝具S

【クラス別スキル】

対魔力:D

 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。

 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

 

 

【固有スキル】

火力:B

 主力戦車を撃破する圧倒的な火力。

 歩兵にとっての女神

 

神性:C-

上記された歩兵たちの信仰によるもの

 

継続戦闘:B+

 戦闘を継続する能力。

 魔力のある限りその圧倒的火力を発揮し続ける。

 

 

戦術:A

 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的制圧力。

 自らの対軍宝具を行使する場合に、非常に有利な補正が与えられる。

 

 

【宝具】

『A-10(Thunderbolt II)』

ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:500人

 数多の兵を粉微塵にし、装甲車両を穴だらけにした実績と384箇所の破孔を生じながら生還した伝説の具現。。

 レンジ内に存在するすべての敵に対して、上方から機銃攻撃を行う。

 秒速1067mで迫る弾丸をよけ、かつ着弾までに10m近く移動可能なサーヴァントであれば回避可能。

 また、この宝具が発動している間、アーチャー以外のすべての者はレンジ内を飛行できない。

 

 

【Weapon】

『30x173mm』

 アーチャーが戦闘で使用する弾薬。

 性能はサーヴァントとしては決して高くないがその多種多様な弾頭と圧倒的火力により敵を殲滅する。

 

 

【解説】

 GAU-8 Avenger(アヴェンジャー)は、GE製の30mm ガトリング砲である。

 

"Avenger"とは英語で「(正義に基づく)復讐者」を意味する。

 

アメリカ空軍のA-10 サンダーボルトIIなどに搭載され、アメリカ軍の航空機搭載機関砲のなかで最大・最重そして、攻撃力の点で最強を誇る。主に対戦車攻撃に利用され、強力な30mm弾を高初速・高サイクルで発射する。

 

毎分4,200発で弾丸が発射される場合、毎秒70発が発射される。425gの砲弾はおよそ1/200秒で1,067m/sにまで加速される。

 

装甲貫徹力は

500mで69mm

1,000mで38mm

 

 

 

 

 

 

 

「な、なによこれぇ!!!!」

 

マスターのこの反応も納得である。性能以前に自宅に6,4m近い長さのガトリングガンが軽自動車並の糞デカモーターとともに落ちてきたら誰でもそう思う。

 

遠坂の屋敷は半壊。前代未聞、聖杯戦争前にピンチである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吾輩はアヴェンジャーである。クラスはアーチャー。

 

 

「こんなものがサーヴァント?そもそも生物じゃないじゃない!」

 

 

我がマスターは言う。そのとおり。30mm機関砲は生物ではない。発声器官も有さない。だがサーヴァント。念話はできる。

 

「マスター、聞こえるか?私だ。目の前のデカブツさ。」

 

 

「え!?嘘、話せるの?」

 

 

「ああ、念話だけだし霊体化できない欠陥サーヴァントであることは間違いないがね。」

 

 

「霊体化できないって...こんなでかいものどうするってのよ。」

 

 

「問題ない。宝具を発動させ空を飛べばいい。魔力消費もそんなに多くないから心配はいらない。マスターの魔力をもってすれば余裕だ。」

 

 

ジェットエンジンの轟音が一日中鳴り響くことになるのだがそんなことは考慮しない。着陸には短距離滑走路が必要なことも言わない。そこまでの思考は存在しない。

 

だがこの遠坂凛は聡い。

 

「ちょっと、アーチャー。そのうるさそうな身体で飛ぶ気?遮音結界をつけてから発動して。」

 

「了解した。ところでマスターの名前は?」

 

「遠坂凛よ。」

 

凛は思考を巡らせる。ステータスの文面だけを見るならば殆どのサーヴァントには手の届かない上空から大火力を叩きつけてとっとと逃げることができる理想的なアーチャーなのだ。しかし現代兵器である。

 

A10は提案する。

 

 

「凛がA10のコクピットに入ればいいのではないか?

私にかかれば1日で聖杯戦争を終わらせてみせよう。多少の誤爆はあるかもしれないがコラテラルダメージさ。」

 

誤爆。

 

爆撃(近接航空支援)の悲しい宿命である。

 

 

 

 

 

何はともあれ遠坂凛は普段通りの生活を送ることを決定し、アヴェンジャーは宝具を発動させA10となり常にマスターの上空を旋回し続けることとなった。

 

これ、実はかなりいい方法だ。24時間マスターを守ることが可能だし神秘性が低いことにより魔力をほとんど発しない。凛が遮音結界をつけた以上、そうそうバレることはない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後、原作通りにストーリーは進む。しかし少しの差異が生じてしまった。

 

 

 

 

ランサーに襲われた凛は学校の屋上から飛び降りる。

 

「アーチャー!頼んだ!!」

 

「了解、マスター。」

 

その声をきっかけにA10は急降下し、凛をコックピットにすっぽりと収めた。

 

 

「はぁああ?!なんだそれ!!!」

ランサーは驚愕のあまり動きを静止させる。

 

この聖杯戦争でA10から逃げられるのはギルガメッシュとランサーのみ。言峰強い。

 

ランサーは逃走を図る。彼は新都のオフィスビル街で飛行機を撒き、あわよくば屋上にでも登って墜としてやろうと考えていた。

 

猛然と走るランサー。HFの走るランサーを彷彿とさせる。そして限界まで速度を落として追撃するA10

 

 

ゔおおおおおおぉぉぉぉぉぉ

ババババババッバババ

 

深夜の周辺数キロの住宅街に撒き散らされる発泡音と着弾音。そして砕け散る公道と爆発した弾頭の破片により損害を受ける数十軒の家々。

 

これは聖杯戦争ではない。

 

聖堂協会と隠蔽予算との戦いである。

 

まずいぞ、聖堂協会!このままでは予算が足りない。

 


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