緑谷出久はオールマイトの元10ヶ月鍛えた。
が、何を間違えたのか出久はゴンさん化してしまった。
出久さんとなった彼はオールマイトから"ワン・フォー・オール"を受け継ぎ、雄英高校入試試験に挑むのだった。





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説明とか紹介とか色々と省いているので知らない人は100%わからないと思います。


出久さんのヒーローアカデミア

「君はヒーローになれる!」

 

オールマイトはそう告げた。1度は無理と、告げた少年に。そして、"ワン・フォー・オール"を受け継ごうと決意した……した筈だった。

 

「……ええっと、緑谷少年?」

 

「オールマイト……俺……辛くないんだ。オールマイトが指定した区域以外の浜辺のゴミも全て、無くしたのにちっとも辛くないんだ」

 

「そ、そりゃそうさ!見なさい!これが10ヶ月前の君さ!」(一人称が俺になってないかい?!)

 

オールマイトが見せた携帯には、貧弱そうなチリチリ緑髪の少年が写っていた。

 

「そして、今の君がこれだ!」

 

オールマイトは写真を撮り緑谷に見せる。そこには緑谷とは似ても似つかないほどの男が写っていた。チリチリの髪は以上に長く縦にピッシリと伸びていた。腹筋もシックスパックに割れ腕もムキムキに。そして顔つきは全てを憎むような恐ろしいほどに、まるで純粋な子供が怨みで無理矢理体を大人に成長させたような顔だった。

 

「成長期だったのかな?!身長も伸びて等身も変わっている!」(わ、若いってすごいなぁ!)

 

10ヶ月前の緑谷の身長は166㎝だった。オールマイトとは50㎝以上も離れていたのに今は30㎝近くまで伸びている。髪の毛を合わせればゆうに越えていた。

 

「ええっと、予定ではワン・フォー・オールに耐えられる器をギリギリに仕上げるようメニューを考えた筈なんだけど……」

 

その結果がこれだった。

 

(これじゃあ緑谷少年じゃなく出久さんじゃないか!私はどこかで鍛え方を間違えたか?!禍々しくも純粋なオーラを感じるぞ?!)

 

「まあいっか!それ以上に仕上がった!」

 

オールマイトは考えるのを放棄した。

 

「所でオールマイト」

 

「なんだい!出久さん!」

 

「"個性"を受け継ぐってどうやるの?」

 

「ああ!そうだったね!」

 

オールマイトは自分の髪の毛を一本抜いて出久さんに差し出す。

 

「食え」

 

「……」

 

 

 

 

 

 

〜入試会場〜

 

「オールマイトの髪の毛食ったけどなんも変化を感じないな。酸っぱかったし」

 

入試会場へ向かう出久さん。そのあまりにも学生離れした体つきとオーラから他の受験者は彼から十メートル以上離れて歩いていた。

 

「おいどけ!出久さん!ぶっ殺すぞ!」

 

「爆豪くん」

 

皆が避けるなか平然と脅迫染みた発言をする少年がいた。

 

「てめえ!鍛えたからっていい気になるな!無個性のてめえが合格するなんてぜってぇ無理だ!」

 

爆豪はそう言い残して会場へ入る。そして、先に行く爆豪の背中を見ながら入試試験会場、ヒーローになるための学校、雄英高校を見る。それは大きく、出久さんは顔には出てないが内心とても緊張していた。そして、オールマイトの『ヒーロー』になれると言う言葉と共に歩き出す。

 

「あ」

 

ずっこけて倒れる。その拍子に長い髪の毛が会場の壁と屋根を突き破った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜実技試験〜

 

「なんかやべぇ奴がいるんだけど」

 

「試験会場の中に街があるのもやべぇけどその街を壊しそうなぐらいにやべぇやつがいる」

 

「俺実技落ちたかも」

 

「あいつの近くには絶対にいかねえ」

 

「ていうかあれ本当に俺らと同じ受験生?」

 

「皆俺のこと見てヒソヒソしてる。ラッキーとか思われてんのかな」

 

(((((アンラッキーだよ!)))))

 

皆が心を1つにした直後

 

「はいスタート!」

 

突如プレゼント・マイクからのスタート合図に皆直ぐには動けなかった。慌てて走りだし、実技試験の対象であるロボットを倒しに行くのだった。しかし、出久さん周辺の受験生は走り出さず待っていた。

 

(なんで行かないんだろう)

 

((((お前が行かないと俺が逆の方向に行けないだろうが!))))

 

 

「まあいっか」

 

 

出久さんが走り出すと同時に皆その逆に走り出した。

試験内容はポイントのあるロボットを倒すだけの簡単な内容。ポイントのないロボットもある。

 

「見つけた」

 

出久さんがロボットを見つけた瞬間、蹴りをいれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その衝撃は会場中に届いた。あまりの衝撃に、監視するためのカメラが砂ぼこりで何も映さなくなった。そのため、不正(アンチヒーロー)やポイントをカウントする為の教員が慌てた。暫くして、砂ぼこりが消えたカメラに写っていたのは、

既に壊れている大量のロボットに出久さんがその拳を何度も叩きつける光景だった。

 

「……こ、これ何ポイントなんだ?」

 

「か、数的に80……90じゃないか?」

 

教員が困惑しているなか、会場にまた強い衝撃が走った。

 

その正体はロボットだった。しかし、そのロボットは倒しても意味ない0ポイントの言わばお邪魔虫だ。だがその大きさはポイントのあるロボットとは比較にならない程で、それを見た受験者達は一斉に逃げ出す。

 

「確かあれは0ポイント……無視していいか」

 

出久さんが、振り返ろうとした瞬間

 

「う、うう」

 

声が聞こえた。見ると転んでしまい逃げ遅れた女の子がいた。

 

その時、出久さんにあるヒーローとしての心が、女の子を助けようとする心が、彼を動かした。

 

「助けなきゃ。"ワンフォーオール"を使って、確実に倒す。これで試験が終わってもいい。ありったけを」

 

出久は思いっきりジャンプして構える。

 

「最初はグー!」

 

(ケツの穴グッと引き締めて)

「じゃんけん!」

 

(心の中でこう叫べ!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SMAASH

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出久さんは無事女の子を助ける事ができたが会場を半壊。"破壊活動"として"アンチヒーロー"扱いとなり失格となった。




続かないです。

むしろ誰か続けてほしいな。

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