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そのイメージは即ち太陽の力すら騎士に与える超越龍――スペリオルドラゴン、【SDガンダム外伝 騎士ガンダム物語】に於いて一度は光側と闇側に分かたれながら最早、一つには戻れぬ程には別物と化していたバーサル騎士ガンダムとネオブラックドラゴンが、ジークジオンと相対する直前に再融合を果たして嘗ての勇者ガンダムが神化をした姿に成った、それこそはスダ・ドアカワールドの一二神が一柱である。
水晶の如く黄金に燦然と煌めく鎧と龍属性で、確かにそれは或る意味でスペリオルドラゴン。
神器とはイメージがモノを云うとは兵藤一誠に対して、ウェルシュドラゴンのドライグがよく言っていた事ではあるが、対極に在る二天龍の力を一時的にとはいえ融合させる行為は光のガンダムと闇のドラゴンが融合、超越した騎士龍へと変化したのを具体的なイメージとした為に超越神器と化した時、その姿をスペリオルドラゴンに近い姿へと変えてしまっていた。
但し、舐めプ上等とでも云わんばかりに現在の姿は確かにスペリオルドラゴンだったりするが、それもジークジオンと闘った最初期に当たるであろう騎士スペリオルドラゴンだ。
都合、スペリオルドラゴンは【騎士ガンダム物語】に於いて神という立ち位置から割と出てきているが、何度かバージョンアップをしていて強さも当然ながら上がっている。
騎士スペリオルドラゴン→スペリオルドラゴンEX→スペリオルドラゴンSR→Sスペリオルドラゴン→カイザーワイバーンとユナイトしてスペリオルカイザーに成り、更にスペリオルドラゴンZに進化してスペリオルカイザーZに成った。
騎士スペリオルドラゴンは正しく、バーサル騎士ガンダムとネオブラックドラゴンが自身の真実を知り、完全なるユナイトを経て黄金神の器として目覚めたばかりの姿という事。
つまり、今現在の“天魔真龍皇帝の鎧”というのは一番弱かった時期の騎士スペリオルドラゴンのイメージであり、当然ながら後数回の変身を残しているという訳である。
ピッカピカで綺羅綺羅な黄金色に関して云うと黄金聖衣の例が在る為、ユートの感性からしたら特に気になる事では無かったので困らない。
気にしていたら黄金聖衣なんてキンキラキンな鎧は纏えないのだから。
「アルビオン、やるぞ」
《フッ、私に任せよ》
そう云うと肉声が行き成り電子音声っぽく変化をしてしまう。
《Dividing Field!》
特殊な蒼い結界が幅広く展開。
《Divide!》
たった一回の半減、“白龍皇の光翼”の能力の一つは力の半減であり一〇秒に一回の半減が行えるというもの、禁手化すれば時間的な制約は無くなるから触れさえすれば大幅な弱体化も可能。
触れもしないで一度だけの半減には勿論だけれど意味は有る。
“ディバイディング・フィールド”――半減自体は一回のみしか使えぬが、フィールド内に存在している敵対者全てに対して半減を行えるのだ。
一〇〇の敵が居れば一〇〇の敵を半減してしまった上で、その身に半減した力をエネルギーとして取り込んでしまえる。
とはいえ、人間に取り込めるエネルギーなどは高がしれている為に基本、取り込めなかった分を放出してエネルギー量の調整が出来る仕様。
容量の高い先代魔王の曾孫として生を受けているハーフデビル、ヴァーリ・ルシファーですらも半減で取り込めるエネルギー量を越えたら放出しなければならないが、ユートはその容量が無限であるが故に取り込んだエネルギーの全てを活用可能となっており、その一点だけ視てもヴァーリを越える白龍皇であると云えよう。
実際に、【機神咆哮デモンベイン】の世界にて強壮たる【C】に男としては最大限の辱しめを受けた際、無意識の内に神のエネルギーを強制的に吸い上げた為に神氣が殆んど枯渇してしまって、白の王と黒の王の最後の闘いが終わって次元扉な【門にして鍵】たる存在の向こう側へ消えた後、崩れ落ちるかの如く消えてしまったらしい。
内に取り込まれたエネルギーは純化されてしまうから、ユートからしたら使い易いモノへと変換されてくれて便利に使える。
尚、強壮たる【C】から獲得した膨大な神氣は五大神獣として東に応龍、西に麒麟、北に霊亀、南に鳳凰、中央に黄龍を配置し、次元偏光通路プリズムロードの扉を守護する役割を与えていた。
更に云うと、五大神獣は現界をする器としてはユートの知識に在る応龍皇や霊亀皇の姿を取り、ユートの知識に無い四霊や黄龍に関しては本神が応龍皇のデザインと本来の四霊や黄龍の姿から、新規に書き起こして神体を形作ったのだとか。
閑話休題
ディバイディング・フィールドで半減をされるのは敵対者のみ、味方が巻き込まれても半減される事など無いから普通に使い易い。
エヒトルジュエの使徒共がボトボトとまるっきり羽虫が――殺虫剤を撒かれた蚊の如く墜ちる、それはもうギャグキャラの様な墜ちっ振りに思わず笑いたくなるくらいだったと云う。
「次はこれだ! ドライグ!」
《応よ!》
応えたのは赤き龍――ウェルシュ・ドラゴンのドライグ、左腕の“赤龍帝の籠手”に当たる部位の宝玉が明滅しながら……電子音声が新たに響く。
《Boosted Field!》
今度は赤い結界。
そう、ディバイディング・フィールドが在るなら矢張りブーステッド・フィールドも在るのだ。
《Boost!》
たった一度のブースト、それはフィールド内に居る味方全員の力を増幅させる。
勿論、敵対者は対象外。
白龍皇が半減なら赤龍帝は倍化、性質的に見ればデバフとバフなんて正反対の能力を持った龍の力を融合している訳で、似た事を本来の赤龍帝である兵藤一誠もしていたけど大きく寿命を損ねたと云われていたもの。
無論だけれどユートはそんな事には成っていない……というか、成るならユーキが強硬に止めているであろうから出来なかった。
ブーステッド・ギアには譲渡という第二能力が存在するが一人なら一〇〇%、二人なら八〇%の上昇率と成るとはドライグの科白だったけれど、これは倍化自体は一度のみしか出来ない代わりに全員を一〇〇%での倍化を行う。
これが
神器はイメージ次第で変化をするし、元からの能力の変化ならば割と容易く可能だった訳だが、敵は弱体化し味方は強化する二天龍の能力は或る意味で使い易くて解り易い。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
そんなユートの闘いを尻目に連携をして闘っている集団、リーダー格は長い金髪に碧の瞳をした紅い鍔に鞘に柄で十字架にも思えるレイピアを手にしている美少女だが、指揮官と成っているのは水色の髪の毛で眼鏡を掛けたロリッ娘。
他にも長い黒髪で無表情な和装に近い服を着て弓を番える美少女、ピンクの髪の毛にでかい帽子を被って背中に巨大なリボンで全体的に暖色系の服装をした巨大なロッドを持つ長い耳の美少女、二振りの日本刀らしきを手にする桃色の髪の毛をポニーテールにした美女、薄い金髪に黒い修道服を身に纏い十字架に似た刃を持った美女。
実は他にも本来なら居たのだけれど、ユートの【閃姫】には成らなかったから居ない人間も存在したし、男は普通に居ないから人数的に可成り少ない状態である。
プリーシア・フォン・ローゼンベルグ――それはヴィントブルーム王国はローゼンベルグ公爵家の息女で、一時期それこそヴィントブルーム王国の王女ではないか? と思われていた少女だが、実際には王位継承権こそ持つもののキザーロフ・フォン・ローゼンベルグ公爵の娘だった。
本来の世界線ではハヤウェイと出逢う筈だったのを、ユートがハヤウェイを先に学園へと行かせた事で変化をしてしまう。
リッテ・ラートゥス――見た目は子供で頭脳は知識人な魔法使い、容赦無い狙撃魔法を放つ為にか『死神リッテ』とか呼ばれていた。
見た目は兎も角、ユートと出逢った時点で教師であり成人をした立派な
神楽――和の国から来た留学生で、プリーシアの護衛として雇われた少女。
ダメージを受けても痛みを感じない故に体を張ってプリーシアを護る事から、その事を護衛されているプリーシア自身から叱られる事もあった。
フェル――視るからに魔女っ娘、帽子もリボンも魔法の杖もでっかい。
背中には小さな羽根が生えており、実は敵国にて生み出された究極天使の力を内包しているが、最後の闘いで力を喪失して以来は天使化していなかったけど、ユートが後に遺伝子調整をしたから今ではウルティマ・アンゲルに再び成れる。
壬生華鈴――名前から和の国の出身だとは判るのだが、異国の血を引く所為で和の国では受け容れて貰えなかったらしい。
一人称が『拙者』な辺り武士っ娘、二刀流での闘いを得意としているローゼンベルグ魔法学院の教師だった女性だ。
テレサ・ティレット――シスター・ヘルとして敵対関係にあったが、テレサとして出逢った事から本気の闘いが出来なかった。
子供達を救う為、死んでしまった子供の肉を食べる事になった所為でトラウマから肉を食べられなくなるが勿論、子供達には単なる動物の肉であるのだと偽って与えたらしい。
プリズムの力で魔法や剣技を扱う彼女達と共に闘ったユートは、当然ながら同じ技法は身に付けているけど基本的には使っていなかった。
因みにプリーシアは王女では無かった訳だが、本物の王女は主人公ハヤウェイの妹として暮らしていたフィーリア、本名はフィーリアレーギス・フォン・グリューネヴァルトである。
実の妹だとばかり思っていたら義妹だったというパターンで、原典に於いてはRー18なシーンも無くはないが無音声だし本当にはヤっていない。
どうでも良い話だけど、ユートが介入をしたら普通にフィーリアがハヤウェイ君とくっ付いてしまっている。
プリズムの輝きと愛により世界を照らさんばかりに、彼女らは圧倒的とも云える戦闘力を以てしてエヒトルジュエの使徒を、まるで羽虫を叩いて潰すかの様に落としていっていた。
長い金髪のツインテールな美少女が額の額冠を外して、それにエナジーを送り込んで光の円盤状に変化させると投げ付ける。
はっきり云えばこれは彼女が最初期に使っていた必殺技、中期から後期には新しい武器と必殺技が出ていたけどそれすら持たない。
青髪ショートボブの美少女も攻撃力に劣りそうな技を放ち、長い黒髪の美少女は攻撃力こそ有りそうだけど小さな火の玉、雷を操る背丈が高い茶髪をポニーテールにした美少女、そして長い金髪で後ろ頭に赤いリボンの美少女が指先に集中したエナジーを放っている。
一応は闘えているけどいまいち戦闘力が低い、何故なら彼女達は原典世界で未覚醒だったから。
覚醒の為のアイテムを持つ黒猫を捜し出した事で覚醒は果たしたが、彼女らが闘うべきであった連中はユートが斃してしまったからパワーアップをしなかったのである。
【閃姫】として契約をしているから能力値に関しては上がっているが、新必殺技を引っ提げてのパワーアップはしていないのだ。
彼女達はアシュリアーナ真皇国の天月領国を与えられ、領都たるシルバーミレニアムを治めている傍らでそれぞれの仕事もしているから修業も余り出来ていない。
尚、黒い月や死の破壊者や死の月や影の銀河に所属をしていた女性陣は、ユートがぶっ飛ばした後にペルセウスの権能を用いながら抱いた結果、その殆んどがユートの味方に付いて【閃姫】として契約を交わしており、現在は天月領国でそれぞれが仕事をしながら生活をしている。
ユートが真皇国を興す前は、星帝ユニクロンの内部恒星系の銀月惑星シルバーミレニアムで今と同じ生活をしていたし、皇都ジュリアネスと成った惑星にも彼女達の生活空間を与えられていた。
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格闘で闘う美少女達が居る。
「キラッキランランで征ぃぃっくよぉぉおお! アイドルグゥゥゥータァァッチ!」
白とピンクで派手なコスチュームに身を包む、そんな金髪の美少女がグータッチとか叫びながら明らかにパンチを繰り出していた。
グータッチとは拳と拳を軽く当て合って行う事であり、決して腹パンを強烈に打ち込む行為を指している訳では無いのだが……
「ウインクバリア!」
青い四芒型のエネルギー盾を前面に展開をして使徒の攻撃を防ぐのは、紫のメッシュが入っている水色ロングヘアーに頭頂部をハートのシニヨンで結わい付けた紫色の瞳な美少女。
青を基調とした肩や腋が露出してるビスチェを身に纏い、右の太股に青いガーターリングを着けたスタイリッシュなコスチュームだ。
場合によれば全員が使えるグループも在ったりするが、どうやら彼女がこのグループでタンク役を担っているらしい。
防御型なら攻撃力に不安が有りそうなものではあるものの、技としての火力は不足気味らしいけど脚技を使ってバシバシと使徒を攻撃している。
脚は身体を支えるべく基本的に腕より力が有る訳だから、闘い方としては間違っていない戦法を執っているけど実際には手を余り使いたくないのではないだろうか?
何故なら彼女はピアニスト、楽器奏者としては指を大事にしないといけないからだ。
ユートだってオカリナやフルートなら兎も角、バイオリンやハープやフェシュピールなどを奏でるが故にか、激しい戦闘後には速やかに腕や拳を癒しているくらいには気を遣う。
楽器奏者にとって僅かな違和感ですら命取りに成り兼ねないのだから。
まぁ、冥闘士には天獣星スフィンクスだったり聖闘士なら琴座だったり、神闘士ならエータ星ベネトナーシュだったり、海闘士なら七将軍の一人の海魔女だったりと寧ろ楽器を武器に闘う者も居たりする訳だけど。
「キュンキュンレーザーッ!」
水色のメッシュが入っている紫色の髪の毛で、これを御団子に結わい付けたツインテールにしていて、頭頂部には水色のアホ毛がビローンと伸びているのが特長、瞳の色は金色をしている美少女が手から無数の紫色レーザーを放っている。
紫を基調とした色合いに右肩だけを露出させた左右非対称なワンピース、スカートの部分はふわっとしたバルーンスカートに成っていた。
この三人に共通しているのは、変身アイテムを左胸に装着をしてリボンとしている事と、右耳からアイドルハートインカムを着けている事。
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黒い髪の毛に豊満な肉体を持つ二人の美少女と矢張り黒髪でミニマムな美幼女、この三人は最後の血戦の少し前にダイオラマ魔法球の中に創られた念能力による箱庭――“
一応だけど二つ名は自分の特技から付けているらしい三人だったが、念能力を真面目に修業をしていたのだろうか特技に拍車を掛けている。
瞬時に消えたかと思えば疾影のラナインフェリアはいつの間にか、エヒトルジュエの使徒の背後を取って首を掻き切って落としていた。
三人の“発”がどんなモノかは訊いていないが、少なくとも自ら“
正直、この三人に関しては基本となる四大行の内の“纏”と“絶”と“練”さえ出来れば上々と考えていたのだが、彼女らは普通に応用技も修得していた上に“発”も出来る様に成っていたのだ。
御祝いをしたら抱かれたいと言ってきたので、ラナインフェリアとミナステリアは抱いてやる。
浩介……無念。
ネアシュタットルムはパル君と同い年であるが故に一〇歳、幾らユートでもちょっとだけ足りない年齢だったから将来は貰う約束だけをした。
シアを抱いた事で解り切っていた事だったが、この世界の人間族が兎人族を好んで奴隷にしたがるその理由をありありと思い知ったのは、彼女ら――男はどうか知らない――が性の奉仕をする為に生まれてきたと云われても違和感が無い程の、性の快楽を齎らす本能に長けていたという。
教えた訳では無いし、シアも多少なり自主的な御勉強(笑)はしていたけど誰かに教わったなどは無くて、それでも何と無く『こうかも』というので行っていたと聴いた。
先ずはシアが脱ぐ仕草をしているだけでユートの“ユート”が本能覚醒! 《ア~ア~アアア~!》とばかりに勃ち上がるだけの色気を魅せ、シアは頬を染めながら行き成りユートの下半身に付いた“ユート”を優しく握ると、柔らかな掌にて本能覚醒をしたソレを何と無くで扱き始める。
例の彼女を満足させる為に頑張るユートでさえ開始から数分くらいで野性解放! とばかりに果てる程に気持ちが良くて、シア本人の本能に従って教わってもいない行為を彼女は次々と致してきたものだった。
シアが特別に性の暴力者――エロリストだったのか? 或いは兎人族全体がそうなのかシアとだけヤっている分には判らなかったのが、ラナインフェリアとミナステリアをこの度に抱いて得心が入った、多少の差違こそ有ったけど二人もシアと同じくらいのエロリストであり、間違いなく処女だったのはユートの“ユート”が直に確認してる。
年齢的な検証はしていないが、シアより二人は歳上だからというのは当てにならないだろう。
するべきでは無いけど、ネアシュタットルムというかネアちゃん一〇歳が同じ事を出来るのか、好奇心から試してみたくなる辺りは矢張りユートの倫理観は歪んでしまっているらしい。
別にヤらんがな?
強化系のラナインフェリアはクロックアップかアクセルフォームかと云わんばかりに他者の視界から消え、次の刹那にはエヒトルジュエの使徒の頸動脈を掻き切って再び姿を消すの繰り返し。
無駄な動きは一切しないで、頸動脈乃至は何処かしらの人体的な急所を攻撃して沈めている。
人間を模しているからには、確かに丈夫ではあるし再生能力も半端無いエヒトルジュエの使徒とはいえ、急所の位置は実際問題として変わらないからだいたい一撃で処してしまっていた。
一撃一撃は軽いのだが、一切合切の躊躇無しに放たれる急所への一撃は正しくクリティカルヒットであり、使徒の近くにラナインフェリアが顕れた瞬間には首筋から大量の血を噴出している。
成程、狼摩白夜から寝物語に聴かされていた通りに暗殺者という言葉がよく似合う、確かにこれは浩介との相性は抜群であったろうに。
これこそが、後に説明されたラナインフェリアの念能力――“
能動的に動く影を放って敵に肉薄させる事で、その気配に向かって自身が普通に跳ぶ。
強化系だからこそ影への変化と自身から離す、変化系と放出系の念能力とのコラボレーションが速やかに行えている、六相図に於いては強化系の両隣が正に変化系と放出系だからである。
強化系が一〇〇%であるのならば変化系と放出系は八〇%、少なくとも更に遠い具現化系や操作系に比べれば修得がし易いし、資質が一〇〇%か〇%な特質系は何を況んやだった。
ユートは『ぼくがかんがえたさいきょうのねんのうりょく』的に特質系だが……
ミナステリアの念能力は操作系であるらしく、ユートがやっている攻撃や防御を特異機能無しで普通の鎖操作を行い、アンドロメダの聖闘士も斯くやな闘い方をする事を可能としている。
ユートからオーラで飛躍的に伸びる鎖を渡されており、それを縦横無尽自由自在に操作をして闘うという【HUNTER×HUNTER】のクラピカが、強化系か操作系を望んでいた際の当初に考えていた戦闘法が一番近いのであろう。
その上で近接戦闘も熟す。
ネアシュタットルム――ネアちゃん一〇歳の念能力は具現化系、手に三本の棒手裏剣を具現化させては投擲するのを繰り返して敵の頭を射抜く。
ミナステリアの“
因みにネアシュタットルムの“発”の名前に関しては、具現化された防護服がシュシュトリアンっぽかったから遂、『シュシュトリアンか!』とか叫んだ事からネアちゃん一〇歳が名付けてる。
尚、三本の棒手裏剣にはシュシュトリアンの三姉妹の名前が付けられたのだと云う。
三人が合力してエヒトルジュエの使徒を屠っていく様は、亜人族の中でも一番か弱い筈の兎人族とは何だったのか? と云わんばかりだ。
量産型とはいえ仮面ライダーに変身をしている他の兎人族はまだ解るが、この三人は生身の侭でも超常の力を揮っているのだから恐ろしい。
しかも仮面ライダーにも成れる。
尤も、この闘いで念能力を確実にするべく使う心算は無い様だが……
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派手な装い、青髪をストレートに腰まで伸ばした彼女は怨夜巫女と名乗る本名は九鬼 麗。
そして、茶髪をポニーテールに結わい付けている矢張り派手な装い、それはワンダーイブキという不思議なスーパーヒロインな平家いぶきだ。
怨夜巫女の悪の女幹部風なコスチュームに本来は大した効果は無いが、これはユートがコスプレにしか成っていなかった物に色々と附与をして、魔導具として高い効果を持たせている。
「オーホッホッホッ! このわたくし、怨夜巫女が貴女達の如く木偶人形など片付けますわ!」
「氣力転身ワンダーイブキ! 真皇陛下に代わってお仕置きよ!」
悪役然とした高笑いをする怨夜巫女に変換では無く氣力で転身をするワンダーイブキ、どちらもパワーアシストを獲ているから蒼空を翔る力を持ち合わせ怨夜巫女は鞭を主武装に、ワンダーイブキは何故か槍を選んでクルクルと振り回しながらエヒトルジュエの使徒を屠って往く。
九鬼 麗の怨夜巫女スーツは所謂、変身ブレスを左手首に装着しての『怨夜巫女チェンジ!」の掛け声で瞬間装着される。
平家いぶきの場合、あれは実の処を云うと変身をするアイテムでは無くて、具現化系念能力によるワンダーイブキ化だったりする為に自分自身の力を以て変換をしていた。
「ナイトウィップ!」
「ワンダースピア!」
漆黒の鞭と金色の槍が揮われ、エヒトルジュエの使徒共を討ち落としていく様はダークプリンセスと従騎士、とはいえ一応は九鬼コンツェルンの総帥と総帥秘書という主従なのは間違いない。
ユートと閨に入ると主従など無い親友としての仲で、寧ろ恋人か? と叫びたくなるくらいには百合百合しい女同士でのイチャイチャを魅せる。
ユートを勃たせるなら、二人掛かりでユートの
まぁ、本当なら平家いぶきは正義のヒーローにお熱なヒロイン枠だったのを、正義のヒーローを打ちのめして『Go Home』させた後に捕らえてしまい、九鬼 麗の押し進めている『お爺様の世界征服』を手伝う傍らで口説いていたが、宇宙より現れたモデムとイーハブが暴れ始めて家族が危機に陥ったのを『家族を助けて』と懇願、ユートがそれを叶えた時に可成り精神が揺れたらしい。
表向きは解放され、中学と高校は普通に通って卒業を目指して勉強に励んだ平家いぶきだけど、その学業をユートと共に九鬼 麗も含まれてまるで友人の様に接していく内に、ユートが世界征服に手を貸した意味を理解していって小学生の淡い想いも単なる思い出に変わり、心底から笑顔で二人に接する事が出来る様になったからこそ九鬼 麗にも寄り添えたし、御互いに思っていた事を明け透けに言い合えるくらいの仲になり、二人は揃ってユートの【閃姫】と成ったのである。
尚、ユートは既にこの頃には自分の特異性なども話しているから、二人もユートが実はん千年を越えて生きている事は知った上での合意だった。
そんな二人が活躍する中で冷めた表情で剣を揮う所謂、ナイスバディなプラチナブロンドヘアなお姉さんがエヒトルジュエの使徒を斬殺する。
「ふむ、レインと居た頃と余り変わらない生き方にも思えるがな……余も丸くなったものよ」
無表情な笑顔という度し難いくらいに或る意味で器用な顔芸だが、整い過ぎるくらいに整った顔だからこそ映えるという事か?
レインというのは嘗ての恋人の愛称だったが、何しろこの男は自分との約束を違えた上に被支配者の女に
それで実際に故郷を滅ぼし、世界をも破滅させようと邪神(笑)とソレが取り憑いた人間モドキに手を貸し、ユートが関わる集団にケンカを売ってみたら当たり前の様にぶっ飛ばされた。
オマケと云わんばかりに仲間が見てない場所で犯された彼女は、別にエロ同人みたく犯された際の快楽が気持ち良くて堕ちた訳では決して無く、ユートの権能――“
恋人だったレインへの執着心や復讐心にて満たされていた仄暗い想い、それよりも上に来たのがユートに犯された屈辱感であった訳である。
どう考えてもユートの【閃姫】に成りたがる様な出逢いでは無く、“闇を祓いて娶る美姫”にしても『ユートきゅん、しゅきぃ!』とか成る権能では無いから洗脳をしている訳でも無い。
然しながらモノは考え様とはよく云ったものであろう、マイナスの感情から始まったならば其れをプラスに換えれば嫌悪は好意に成る。
〇に何を掛けても〇だろうから無関心ではどうにもならないが、ならば少なくともレインとやらに匹敵する感情を持たせれば良いのだ。
それに敗北を喫した彼女は、ユートの閨に連れ込まれるのを特に拒絶もしなかった。
毎晩毎晩、しかも時間と空間を隔てた場所にて数時間が数日間という時間を寝食や憚りを除き、全てで抱かれ続けていればいつしか情も湧くものであるらしく、更にはレインなる人物への執着心という強い負の感情もユートに比べて薄れた状態なのだから彼女も堪るまい。
それにレインとやらは確かに恋人だったけど、彼女は彼女で使命やら何やら雁字絡めだった事もあってか、一線を越えた関係にまでは至らなかったのも或る意味に於いては幸か不幸か? 何百年モノの生娘は初めてをユートを相手取って鮮烈に奪われたのだから。
「ふん、数だけは煩わしい」
斬斬斬と無表情に作業みたいな感覚で斬り落とすクリムゾニアの祭司たるシリカ、今の彼女が感情を激しく揺らすのはユートとの閨で肉の悦びへと耽る時くらいであったと云う。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
其処から離れた位置。
此処にも聖剣と魔剣に人生を弄ばれた者が或る意味に於いて救われ、今度はユートの性の対象として弄ばれている女性が闘っている。
本来なら原典で云えば可成り序盤に死亡をしてしまう筈が、ユートによりその生命を助けられたのが彼女――ティアナだ。
美しい顔をしながら何故か其れを目許を覆ったマスクで隠す、それでいて肢体を覆う服装としては可成り大胆なものであった。
勿論、ユートは閨にてティアナの素顔は見せて貰っているから普段は顔を隠すのを咎めない。
今の彼女の肉体生理年齢はユートと同じくであって一六歳、然しながら出逢った当初は三十路を過ぎていた訳だけど、死に逝くティアナはそれでも美しく在った為に救い出した。
その両隣に居るのは双子の金髪美女、姉の方は眼鏡を掛けていて妹は裸眼なだけに見分けは付く上に、普段から双子として似過ぎない様に心掛けているのか、仮に姉が眼鏡を外したとしても妹との見分けはバッチリである。
姉はイリアで妹はアリア。
本来ならどちらかが犠牲に成らなければ世界が終わってもおかしく無かったが、ユートがそう成らない様に立ち回ったのもあり無事に済む。
他にも何人か、ユートがプレイしていないから識らない【ラングリッサーミレニアム】の世界観の美女・美少女達が闘っているのだ。
翼を持った銀髪女を次々と撃墜をしていくと、天之河光輝も内部のエヒトルジュエも頭を抱えてしまうけれど、ユートにとっては最早どうでも良い存在でしかないから、全ての木偶人形共を撃墜し終えたら速やかに駆除する予定だったと云う。
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まぁ、SEEDは原作に突入してから書き難くなっていたりするし、アップもしていないのに原作突入まで書いてしまったガンダム。
勇者(笑)な天之河の最後について
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原作通り全てが終わって覚醒
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ラストバトル前に覚醒
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いっそ死亡する
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取って付けた適当なヒロインと結ばれる
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性犯罪者となる