1945年に滅びる日本を救って欲しいであります(未来知識チート)   作:火焔+

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52. 1841年秋 スールー諸島海戦

 

●日本海軍 東南アジア艦隊

 

 

 時間は少し遡る――――

 

 

【サラワク藩 藩庁クチン】

 

 ブルネイへの謁見を終え、本国への伝書鳩を放った後

 正弘はクチンへと赴いていた。

 

「オジキ! 待ってたぜ!」

 

 出迎えたクチン・ダヤク族の長は元海賊。

 日本海軍の強さに惚れて日本に降ったのだ。

 

「準備は如何か?」

 

「出来ているぜオジキ!

 あの作戦は実行できるのか!?」

 

 正弘はクチンに向かう前にダヤク族にも指示を出していた。

 幕府の採択だが、海戦はダヤク族をスールーにぶつける作戦を。

 

「日本までは距離がある。すぐに返事は来ないさ。

 だが、色良い返事を貰えるはずだ。

 だから、お前たちはいつでも出撃できる様に訓練を怠るな。」

 

「わかったぜ!!!」

 

 スールーもダヤク族も名のある海賊(片方は国軍だが)

 ここらの海域に詳しく練度も兵装も同等だった。

 いわゆる商売敵。ダヤク族は今回の海戦でどちらが格上か決めようとしていた。

 

 

 

 およそ2か月後――――

 

 

 

「幕府からの返答だ!

 決まったぞ!

 初戦はお前たちに決まりだ!」

 

 正弘の提案は通った。

 イギリスが見てるといえどスールー王国相手に本隊と秋津洲を出すわけには行かない。

 秋津洲は対スペイン本隊戦まで温存せねばならない。

 日本が装甲艦を持っていると思わない状況でぶつける。

 勝利の可能性を高めるために『初見殺し』でスペインを相手にしなければならない。

 つまり、スペインの太平洋艦隊を、スールー王国は木鉄混合の汽帆船で倒すというハードな縛りプレイ(ハードとは言ってない)で勝利しなければならない。

 

 そうなると東南アジアの海域に詳しいダヤク族が主力の『東南アジア艦隊』が適役なのだ。

 

「よっしゃぁぁぁああ!!

 あいつ等をブチ転がしてやる!

 オジキ俺たちの訓練の成果を見ててくれよ!!」

 

 日本に降ってからダヤク族は日本式のハードな特訓を続けていた。

 その結果、イギリスはともかく、オランダ相手なら互角の相手が出来る程に。

 

「お前たち――――勝てるな?」

 

 

 

 五分五分――――

 

 

 

 そういった後クチン・ダヤク族の長はニヤリと笑う。

 

「以前の俺たちだったら……な。」

 

 それを聞いた正弘も笑う。

 

「今なら?」

 

「完勝なら8割。大勝でいいなら100%だ。」

 

「それを聞いて安心した。

 私はこれからスールー王国に宣戦布告を行うためにブルネイへと向かう。

 お前たちは9月1日にミリ港に居てくれ。

 私が合流した後、そのままスールーの海軍を落としに行く」

 

 正弘はブルネイと共にスールー王国へと宣戦布告するため

 再びブルネイ帝国へと向かう。

 

 

 

 そして9月1日

 日本・ブルネイ連合軍はスールー王国へ宣戦布告した。

 開戦事由は『サバ州の領土回復』

 ブルネイ帝国が仕掛けた戦争になるが、実質日本vsスールー王国の戦争が始まる。

 

 

 

 イギリスとオランダは自前の船で日本側の観戦武官としてやってきていた。

 残念ながらロシアは遠すぎて間に合わなかった。

 

「なんであんたが先に居るのよ……」

 

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[オランダ観戦武官]

 

「そりゃあ日本の友人ですし、ブルネイとも交流ありますから。いても当然でしょう?」

 

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[イギリス観戦武官]

 

(約束破ってサバ州と思ったけど、コイツが一枚かんでいたのか……

 相変わらず他人に手を汚させる奴ね。)

 

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「アンタ……スールーが落ちたらスペインと日本が揉めるのわかってるでしょ?」

 

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 フィリピン全土を手中に収めようとしているスペイン。

 スールー王国はフィリピンのパラワン島にも領土を持っているため、

 日本が手中に収めれば、間違いなく国際問題に発展する。

 

「それがどうかしましたか?」

 

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 オランダの忠告にもイギリスはどこ吹く風。

 今更分かりきったことを言われても無意味な会話でしかない。

 

(まさか、日本とスペインをぶつけて両者を消耗させるつもり?

 仮にそうなら、ウチも乗らないとイギリスの一人勝ちになるわね。)

 

 両者の軍事費を増大させて、イギリスが金を貸して二国を借金漬けにしようとしているのではないかとオランダは危惧する。

 そうであれば日本には悪いがオランダも乗っかる必要があると考えた

 

「ほらほら、日本の艦隊が出てきましたよ」

 

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「黒くて、すごい大きいわね……」

 

【挿絵表示】

 

 

 防腐剤の柿渋を船体に塗った日本の黒船が姿を現す

 旗艦らしき戦列艦はイギリスの一等艦相当の大きさ。

 追従する三等艦相当の戦列艦は7隻。

 その直掩としてフリゲート級が12隻。

 総数20隻。非文明国としては総力戦といっても差し支えない戦力だった。

 戦列艦も秋津洲に装備を更新した幕府の精鋭のお古であるため、

 鋼鉄をふんだんに使用した木鉄混合船でもある。

 

 

「この短期間にこの規模。

 もしかして想定しちゃってました?

 殺る気満々でした?」

 

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 日本艦隊の規模の大きさに警戒の色を強めるオランダ。

 正反対にインド艦隊の方が戦力的に優越しているイギリスは楽しげだった。

 

 

 

 

 『無慈悲な暴力がスールー王国を襲う。』

 未来にそう呼ばれる『スールー諸島海戦』が始まる。

 

 

 

――――――――――――――――

 

「さてさて、これから海戦が始まるでありますな

 海戦は彼女に対応してもらうでありますよ」

 

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「お呼びに預かり光栄です。

 私が海軍を担当させて頂きます。」

 

【挿絵表示】

 

[日本海軍の化身1]

[鹿島:艦隊これくしょん]

 

「まず、日本海軍の布陣ですね。

 戦列艦が8隻、フリゲート艦が12隻の計20隻です。

 戦力はおおよそですが

 木鉄混合の戦列艦:戦力8

 木鉄混合のフリゲート:戦力4

 (9月なので)海軍練度が+12

 8x8 + 12x4 + 12 = 124」

 

【挿絵表示】

 

 

「そして、スールー海軍は旧式木造帆船が30隻です。

 旧式木造帆船:戦力2

 2x30 = 60 です。」

 

【挿絵表示】

 

 

「システムの計算式によると

 (124x124)÷(60x60)=4:1の戦力比となります。」

 

【挿絵表示】

 

 

「この戦力比がダヤク族の人が8割(75%)で完勝と言っていた理由ですね。

 また地の利も互いにあるので、互いに有利となる補正はありませんね。」

 

【挿絵表示】

 

 

「さて、それでは戦場にカメラを向けてみましょうか?」

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

――――――――――――――――

 

●性能の差(だけ)が戦力の決定的さではない事を教えてやる

 

「チッ!ブルネイは日本て奴に泣きついてデカい船を出してきたか。

 相手はデカい、動きは遅いはずだ。機動力で相手をかく乱するぞ」

 

 スールー海軍は日本の戦列艦を見て作戦を立てる。

 数の勝る小さい船の船団が、数で劣る大きい船を相手取るとき常套手段。

 しかし、日本海軍がスールーを知るダヤク族がわからないはずがない。

 

 

「奴ら、想定通りの動きだ。

 あいつ等じゃ俺たちを振り切れない事を教えてやれ!」

 

「「「ヘイ!!」」」

 

 戦列艦は確かに大きいが故に機動力に劣る。

 しかし、日本の戦列艦は機械仕掛けの鋼鉄マスト。

 他にもウィンチを用いた帆の操作等々

 見た目から分からない性能により、風を掴むための性能が圧倒的に勝っている。

 これにより、大型船にもかかわらず、小型船にも負けない速度を得ていた。

 

 戦列艦の想像以上の速力にスールー海軍はアテが外れ作戦の失敗を突き付けられていた。

 

 

「クソッ!!何であんなに速いんだ!

 しかもコッチの移動経路が読まれているッ!」

 

 ダヤク族は相手がだれか知っているが、スールーは相手がライバルのダヤク族だとは分からない

 だからこそ、何故戦術が読まれているか分からないのだ。

 

「どうする……

 機動力の優位が保てない以上、この作戦は上手くイカン」

 

 数は優勢、機動力が同じ、攻撃力、防御力が劣っている場合に取るべき戦術――――

 そんな作戦普通はない。

 丁字戦法を取ろうとして失敗したスールー海軍に苛立ちが募る。

 そこに追い打ちをかける声が届く。

 

 

「ハハハハッッ!!

 スールーの腰抜けは逃げるだけで精一杯かッ!!」

 

 ダヤク族率いる日本海軍は相手を挑発して、

 相手が自分たちだと分からせることで正常な判断を奪いにかかる。

 

「てめぇ!!!

 デカい船に釣られて尻尾を振りやがったのか!?」

 

 スールー海軍は相手がライバルのダヤク族だと分かり、自分の作戦が読まれた理由がわかる。

 そして、同等の戦力で勝敗は五分五分であること

 現在の戦力差だと明らかに劣勢に立たされていることも理解する。

 

「クソがァ!!

 牙を抜かれた飼い犬に成り下がりやがって!!」

 

「コイツァ面白れぇ!

 負け犬の遠吠えが聞こえてくるぜ!!

 キャンキャン!!てなぁ!!」

 

 ダヤク族の船団から「ドッ」と笑いが起きる。

 

 

「ブチ殺してやるッ!!!!」

 

「まだ吠えてるぜ!!」

 

「~~~~~~!!!!!!!

 あれが旗艦だアレを潰せ!」

 

 挑発に乗せられたスールー海軍は元ダヤク族の族長が乗っている戦列艦を旗艦と判断して沈めにかかろうと船団を動かす。

 かなり被害は出る事を承知でスールー海軍は突貫を仕掛けるのだ。

 頭を潰せば勝てるというのは、いつの時代も常識。

 

 だが、スールー海軍の将軍は怒りのあまり認識できてなかった

 ダヤク族もスールー海軍の旗艦を判別して、敢えて旗艦を挑発してきたことを。

 

 

「よしよし、俺たちの艦が囮になって相手を誘引する。

 相手の射程距離は分かってるな?

 こちらの砲は奴らの倍以上の射程だ。

 良く引き付けて撃てよ!

 距離を取られる前に半分は沈めるぞ!」

 

 

 そんな射程差がある事を知らずにスールー海軍は日本海軍の旗艦を沈めようと距離を詰める。

 

 

「まだだ……もう少し引き付けろ」

 

 既に戦列艦とフリゲートの射程距離内に入っている。

 彼らの練度からすれば、もはや必中の距離といってもいい。

 そして、もう少しでスールー海軍の射程圏内に入りそうな距離で――――

 

 

「撃てぇぇぇ!!!!」

 

 日本海軍の船団が次々に砲撃を放つ。

 

「回避しつつ詰め寄れ!

 一発目でそうそう当たるわけ――――ぐぅぅ!!」

 

 スールーの将軍は全てを言いきれず船に襲う衝撃に耐える

 彼の船に100発にもなる砲弾の雨が降り注いだ。

 しかもほぼすべてが至近弾。

 直撃した弾も多数。

 

「お頭ぁぁ!

 どうすりゃいいんだぁーーー!!」

 

 スールーの海兵も、まさかこれ程の弾が直撃するとは想定しておらずパニック状態に陥る。

 甲板も穴だらけ、マストも折れた。

 これで混乱しない方が難しい。

 

「クソォ!!

 この船はもう無理だ。他の船に移―――ッ!!」

 

 スールーの将軍は驚愕する。

 先頭である自分たちの船だけが攻撃を受けたのだと勘違いしていた。

 本当は射程圏内の全ての船に対して攻撃が行われていた――――

 いや、現在も行われているのだ。

 

「ど、どうする!?

 どうすれば、何ができる!?」

 

 そう考えている間にもまた一隻が沈んでいく。

 

(か、勝てない……。

 あいつら、いつの間にこんなに強くなってやがった……)

 

 完全なる敗者は奪われ奴隷に落される。

 今までそうして商売してきたのだ。

 そうなる側になると心が理解して戦意が奪われていく。

 そんな時――――

 

 

「降伏しろ!

 帆を畳み、白旗をあげろ!!

 そうすりゃ、命だけは保証してやる!!」

 

 ダヤク族の乗る戦列艦から甘い言葉かけられる

 同じく戦意を失った部下の船の行動が更に悪くなる。

 一部は白旗を上げ始めているものさえいる。

 逃げられない、死ぬよりは――――と思っているのだ。

 

「諦めるな!

 捕まれば奴隷落ちするだけだっっ!!」

 

 その言葉を待っていたダヤク族は言葉を続ける

 

「奴隷にしないでやってもいい!!

 オジキはスゲー寛大だ!

 俺たちを重用してくれるくらいにはなぁ!!!」

 

 

「た、確かに……

 あいつらでもアレだけの軍船に乗れるんだ。

 俺たちだって負けてねぇハズだ……。」

 

 そう誰かが呻く。

 練度では負けてないと思い込んでいるスールー海兵たちは

 自分たちも重用される価値があると売り込めるかもしれないと。

 

 あるかもわからないが、わずかな希望が見えると縋りたくなるもの。

 水兵たちは次々に白旗をあげて我先に助かろうとする。

 

 そんな姿を見たダヤク族は

 

「へッ!

 アレが且つてのライバルか……

 落ちたもんだな。

 ――――いや、オジキの作戦がそうさせるのか。」

 

 如何に戦力差があろうが退路がなければ死ぬ気で戦うしかない

 しかし、生き残る道があるかも知れないと希望を提示されればあっけなく折れるもの。

 絶望的な戦力差で戦意を折られ、死なないかも知れないという希望で抵抗する意思を折られ、スールー海軍は降伏した。

 

 

 

――――――――――――――――

 

「お~!格下相手には良い戦術ですね。

 心の折り方が実に素晴らしい!」

 

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「そ、そうね……」

 

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(ヤバイ、ヤバイ……

 ウチの東インド艦隊でも勝つのはギリギリなんじゃ……)

 

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 楽しい見世物として堪能したイギリスとは対照的にオランダは危機感を感じていた。

 それもそのはず、戦列艦のスペック上では日本海軍の方が高性能だったからだ。

 

(あの戦力ならスペインの太平洋艦隊を海の藻屑にできるわね。

 もしかしてイギリスの奴、スペインをアジアから追い出すつもり?)

 

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 日本がフィリピンを実効支配してしまえばスペインが取り戻す術はない。

 スペインの国威の低下を出汁にキューバをイギリスの影響圏に置こうとしているのではとオランダは考えた。

 

(だったら、ウチが出し抜いてやろうじゃないの!)

 

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(……と思ってるんでしょうね。

 ま、やれそうだったらやりますけど)

 

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――――――――――――――――

 

「こんな感じで海戦は終わり、

 スールー海の海域封鎖は無事完了したでありますな。」

 

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「あとは、本国から上陸部隊が来るまで維持するだけですね」

 

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「海軍殿もお疲れ様であります」

 

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「ありがとうございます。

 日本の平和の為に尽力させて頂きました」

 

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――――――――――――――――

 

●胃袋を掴む

 

「おい、飯だぞ」

 

 ダヤク族は捕虜となったスールー海軍に食料を与えていた。

 

「なんだ?この丸い鉄の筒は?」

 

「これは缶詰だ。

 缶切りでこうやって開ければいい。」

 

 スールー海軍の捕虜は見よう見真似で缶詰を開ける。

 そして缶詰の食糧を口にする

 

「う、うめぇ……!これが捕虜の食事かよ……!

 見た目はアレだが王侯貴族の食事だと言っても頷いちまう」

 

 捕虜たちは一心不乱に缶詰の中身を喰らう。

 食料の質に異次元レベルの差がある故に、缶詰でも感動を与えてしまう。

 

「ま、俺らも同じ飯だがな。

 だが、陸の飯はもっとうめぇぞ。」

 

「も、もっと……!」

 

 スールー海軍の将軍はひとしきり驚いた後肩をすくめる。

 

「敵わねえな。軍事力だけじゃねえ。何もかも格が違う。

 俺じゃあ勝てねぇわけだ」

 

 

「だったらよ。

 オジキの本隊はこれからオメェたちのトップを叩かなきゃならない。

 (お前たちの)被害は少ない方がいい。

 オメェたちの陸軍が最後の最後まで戦わないように説得しちゃあくれねぇか?」

 

 ダヤクの長は海軍の将軍にメッセンジャーになれと言っているのだ。

 スールーでは海軍の方が、陸軍の方より格上とされている。

 つまり捕虜の将軍は軍事の系統で王に次ぐNo2の発言力がある。

 王を説得しうるのは彼だけ。

 

「だが、一戦も交えずには……

 そういうことか。

 本隊、つまりお前たちより強い部隊が本土を襲撃するわけか。

 俺たちでこの体たらくだ。

 陸の奴らはもっと惨めになるだろうとは容易に想像できるな。

 その被害を出来るだけ抑えてくれってことか。」

 

「ま、そういうことだ。」

 

「いいだろう。その役、引き受けた。

 本土は俺が行く。他の島には腹心の部下を送らせてくれ。」

 

 日本の方が圧倒的に格上だと理解したスールーの将軍は

 母国の被害を少なくするために動くことになる。

 

 

――――――――――――――――

 

「これにて海戦は終了であります。

 次回はスールー王国の首都、ホロ島での本土決戦になるであります。」

 

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「いやぁ、期待以上で楽しかったですよ」

 

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「私は楽しくありませんでした!」

 

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(出遅れたのだわ)

 

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[ロシアの化身]

[真紅:ローゼンメイデン]

 

 


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