フィリップ・来人は検索したい~魔少年の高校生活~   作:ディルオン

31 / 31
次回完結と言ったな
あれは嘘だ



っていうか更新こんな長くしてごめんなさい




4話【Uの言うとおり/かぐや様は託された】(中編)

前回のあらすじ。

勇者達(秀才の言う名のおバカ4名うち1名はクビ)は、ついに魔王(という名の魔少年またの名をアホ)の待つ居城の前まで辿り着いたのだった!

 

「さて、こちらは藤原さんと僕、そして会長・四宮さん・優……力量的には互角だね」

「覚悟してください!私とフィリップ君のコンビネーションが風穴を開けますよ!」

 

堂々と宣言するのは、前回パーティをクビにされたことで悪の道へと走った藤原である。

勇者の一行としてゲームクリアを望んでいた彼女は今や、悪魔の手先と化していた。

 

そしてその巨悪を前にした残りのメンバーと言えばは……

 

(四宮の謎テンションが意味わからん……)

(……どうやって会長と2人きりで魔王と戦いましょう…)

(どうする……僕はどうやって罪を償えば…!)

 

感情の混沌(カオス)!!

パーティの仲に亀裂を入れてしまった自責の念に駆られる石上。

それを利用し、白銀と2人メンバーになることで、彼に頼りにされたいかぐや。

そして、かぐやの心情を読み切れず疑心暗鬼になる白銀。

 

真・ハッピーライフゲームver.2は、佳境へと突入していた!

 

 

 

【Uの言うとおり/かぐや様は託された】(中編)

 

 

 

(さて、まずは石上くんを使って、様子見というところね)

 

かぐや、己の傀儡として、石上を選択。これで石上がフィリップらにダメージを与えてくれれば良し。返り討ちに遭ったとしても、その後は白銀とツーマンプレイとなる、彼女の閃きである。

 

「石上くん。まずはあなたに頼めるかしら?」

「え?」

 

隣で緊張のあまり、拳を握りしめている彼にそっと語り掛けた。

 

「私は門外漢です。餅は餅屋……一番慣れている貴方に先導してもらっても?」

「ぅ…!?」

 

四宮かぐやのパッシブスキル、『微笑みの爆弾』が発動する。

この笑みは、彼女の信者にとっては天使の微笑み、敵対者にとっては悪魔の宣告に等しい。

石上の様に、相手の内面を察することに長けた人間には、同時に作用する。

 

「わ、分かりました…!」

 

(な、何だか知らないけど…先輩にフォローしてもらった手前、僕が取り返さないと)

 

石上は生来の人柄ゆえ、まるで洗脳されたかの様に、銀の球を手に取った。

 

「い、石上。焦らずじっくりと行こう。お前の言う通り、まだ3対2でこっちが有利なんだからな」

「…大丈夫です」

 

白銀も身を乗り出しながらのフォロー。彼の精神のブレやすさを熟知しているが故の言葉だったが、石上はゆっくりと頷き、己が手札を確認した。

 

(確かに盤面上はそうなる…でも、あっちはルールを知り尽くしてる上に、藤原先輩は確か回復や防御のカードを結構溜め込んでた筈だ……対してこっちは、どうしてか知らないけどいつの間にかチームワークが最悪……なら!)

 

じっと戦略を練る石上。

そして、今まで手にしたカードの中から、彼は最善策を導き出した!

 

「フィリップ、こうなったら、僕がお前を倒す…!」

「ふふ、優。君に僕が倒せるとでも?」

「普通にやったら、僕じゃどう足掻いても無理だ。けど、逆転の一手はあるぞ!」

 

手札から一枚、カードを取り出し、彼はテーブルに叩きつける様にセットする。これが運命の歯車の一つであった。

 

「むっ、それは……」

「『窮鼠猫を噛む』のカード!敵が二体以上いて、体力の合計値が僕よりも倍以上ある時、出た目が『黒』の『偶数』なら、その差の数値分のダメージを与えられる!そしてこのカードに対して、防御カードは使用できない!」

「あ、そんなカードが!」

 

石上、一気に勝負に出る。

普段の弱々しい顔から一変して、キリッと鋭い視線を投げつけた。

本来なら使用できないカードだが、藤原の裏切りによって使用条件を満たしていた!

 

「なるほど、冴えてるぞ石上!」

「藤原先輩が味方になったことが仇になったな、フィリップ。いくらお前の頭脳が優れていても、藤原先輩の謎行動は把握できない!」

「さりげなく私をディスらないでよ!」

 

藤原の言葉を尻目に、フィリップは感心していた。

如何に超天才児フィリップ・来人と言えど、カオスの権化である藤原千花を理解することは不可能!

その一瞬の隙をついた、冴えた策と言わざるを得ない!

 

「いくぞ……!」

 

そして出た目は……

 

「黒の6!成功だ!」

「おっ、やったな!」

「これで二人の体力は8割以上削れる……勝負ありだ!」

 

勝利を確信する石上。

だが……。

 

「………ふふ」

「ん?フィリップ庶務、何がおかしい?」

「僕はこのカードを発動しよう」

 

かの先人は言った。

『相手が勝ち誇った時、既に敵は敗北している』と。

 

「『身代わり』カードを使用する。僕は藤原さんを盾にし、ダメージは藤原さんが請け負うことになる」

「なにぃ!?」

「そ、そんな、フィリップ君…!?」

 

石上は愕然とする。

藤原も唖然とする。

確かに石上の持つカードは防御不能。

しかし、ダメージを代替するカードの効果には抵触しない!

 

「サヨナラだね、藤原さん」

「わ、私がせっかく、ゾクゾクさせてあげたのに…!!」

「フッ…近くにいた、藤原さんが悪いのさ」

 

(シ、シリアルキラーみたいな目をしてる…!)

 

フィリップの悪魔の微笑み。石上は戦慄した。先程のかぐやの笑みに勝るとも劣らない闇と凄みがある。

 

「ぎゃああああーー!」

「藤原ぁああーー!?」

 

二人を瀕死にまで追い込めるダメージが、全て藤原へと集中する。

あまりの仕打ちに、側で見ていた白銀も思わず開いた口が塞がらない。

 

「か、会長…かぐやさん……私、ただ…幸せに、なりたかった、だけなのに……がくっ…!」

 

演技派なのか、その場に突っ伏し、死んだフリまで演出。

しかし、横に座っている魔王は淡々とゲームを進行した。

 

「さて。藤原さんのカードはルールに則り、僕が使わせてもらうよ」

「くっ…よくも藤原書記を!」

「藤原さん……安らかにお眠りなさい…」

 

拳を思わず握りしめ、鋭い目線を投げかける白銀と、倒れ伏すかつての仲間を労り肩を撫でるかぐや。

 

(わーい!やったわー!これで厄介な藤原さんはゲームアウト!これで余計な横槍は入らない!)

 

しかしその裏側で、自身の企みの成功に対しほくそ笑む闇を見た者はいなかった。

なぜならば……

 

「さて次は僕の番だ。優に先ほどのお返しをしなくてはね」

 

彼らの目の前には、最強の魔王が立ちはだかっているからである。

 

「い、石上…!」

「だ、大丈夫です。回避と防御のカードは持ってます。何とかこのターンは凌げ…」

「藤原さんの持っていたカードを使おう。『バババイ・ロック』…2回連続でルーレットを回し、同じ目を出せば、プレイヤーは僕の攻撃に対してカードを使えない」

「ぐっ…!」

 

蒼白となる石上。

奇襲が2度通用するほど敵は甘くなかった。

藤原が手に入れていたカードは、本来ならば運の要素が多分に絡み、実際に使うにはマス目を固定するなどの別カードと併用することで力を発揮する。

しかし、天才にはそんなものは必要ない。

 

「宣言しよう。僕は5を連続で出す」

 

球を振るフィリップ。

出た目は…赤の5。

更に、魔少年は回転するテーブルに無造作に放り込む。

 

「おいおい…幾ら何でも……!」

「……っ」

 

ごくりと生唾を飲む石上。

ドクンドクンと心臓がうるさい。この鼓動の振動がテーブルに伝わり、振った目まで変わるのではないかと思えるほどに。

そして石上優は知っている。自分の中にこんな悪い予感が来る時ほど、それは『予知』になるのだと。

 

「げっ、マジかよ!?」

 

思わずソファから立ち上がる白銀。

しかし紛れもない現実。

フィリップ・来人は紛れもなく、『赤の5』を続け様に出していた!

 

(イカサマ…?いえ、フィリップくんの性格からしてそれはありえない……だとすれば……)

 

これには、かぐやも流石に目を見開かざるを得ない。

フィリップは球を振る間際に出る目を宣言した。狙って二回連続で同じ目を出す確率は1/400!

如何に彼が天才と言ってもほぼ不可能。

だが、かぐやが思考を巡らせる合間に、フィリップは照準を定めていた。

 

「ぐぁわぁーーー!?」

「石上ィィィーーー!」

 

魔王の攻撃の直撃をくらい、一気に体力がゼロになる石上。

藤原同様、彼もゲームに関してはノリが良いのか、そのままテーブルに突っ伏した。

 

「か、会長……すみません、あ、あとは、頼みます……」

 

石上優、脱落。

この時点で、カード達が白銀に託される。

だがそれ以上に、アドバンテージを得たのは敵の方であった。

 

「お、おい、このゲームって、倒した相手の分パワーアップするんだったな……てことは…」

「そう。僕は優と藤原さんのパワーを吸収し、最強を超えた究極の魔王となったのさ。さぁ、かかってきたまえ」

「嘘だろ…!?」

 

唖然とする白銀。

そう。

石上は藤原を倒した時点でそのステータスを吸収している。

更にその石上が倒れたことで、二人分のステータスがフィリップに加えられるのである。

 

(ど、どうする…一番ステータスが上の四宮でさえフィリップ庶務の半分しかない……!!)

 

つぅ…と、嫌な汗が首筋に滴る。

有利だったはずのゲームは、いつの間にか絶体絶命のピンチ。

隣と正面には、力尽きた仲間達。

 

「会長……」

「四宮……これどうする?」

 

そして逆隣には、ため息をつく四宮かぐやの姿。

彼女にしてみれば、白銀と二人パーティになると言う目的は達成された。

 

「………はぁ」

 

とは言え。

 

(状況は明らかに不利…作り手が一方的に強い今のところ、私達が逆転できる可能性は殆どない……これでは、会長が私を頼る意味もありませんね……)

 

かぐや、アッサリと引き際を悟っていた。

四宮の女にとって、時に敗北も必要。大切なのは如何に遺恨やダメージを残さないかである。

 

負けが決まっている今、幾ら二人きりの冒険とはいえ、良き思い出になるとは考え辛い。

となると、早々に切り上げ、もう一度プレイをやり直すか、このゲーム自体をお開きにする方が、かぐやにとって正解である。

 

(もとよりテストプレイですよ。精々、少しでも長引かせて、会長との二人の冒険をもう少し楽しめればそれで……って、私は何を考えてるの!?違うでしょう!会長はもっと私を頼るべきで…!)

 

かぐや、必死に頭の中で言い訳を重ねる。

しかし、これは白銀にとって別の意味に映っていた。

 

「し、四宮……どうした?」

「い、いえ、何でもありません。そ、それより、もうこのままでは、勝ち目はありませんね…?」

「あ、ああ、しかし……」

「ざ、残念ですねぇ…っ。よ、ようやく少しは楽しめたかと思いましたが…!」

 

じいっと、目を細め、少し膨れ面でこちらを見たと思ったら、すぐに目を逸らす。

いじらしく、微笑ましく、可愛らしい。

 

「え、えー…かぐやさん、勿体無いですよ。もうちょっと頑張れば…」

「ふ、藤原さん。と、時には潔さも必要ですよ……」

「そ、そうかもしれませんけど……」

 

藤原の言葉に対しても、にべもない台詞。彼女が勝敗に拘らない性格なのは知っている。

だが、その表情には何か裏があるように見える。そして白銀には先程の出来事が思い出された。

 

(四宮……今度は急に落ち着き始めたな……と言うより、覇気がなくなったのか…?)

 

『チートにはチートの悩みがある』

言葉尻だけなら、嫌味。

だが、彼女の背負う宿命と覚悟は、白銀にも伝わっている。

 

(そういえば、ゲームを始めてから四宮が笑っているのを見ていない……)

 

ネガティブな空気が場を支配しつつある今、逆に白銀は、かぐやの下向きな感情を察知し始めていた。

 

(俺は、四宮が本気でこのゲームを楽しんでいるかどうか考えただろうか……この状況に、と言うより……初めから冷めた空気で、ゲームに没入できてなかったのか……)

 

否、没入はしていた。

ただ、ベクトルが違うだけである。

 

「会長、四宮さんの言葉にも一理ある」

 

そんな時、フィリップの発する言葉。

 

「なに?」

「四宮さんの言う通り、今回は諦め、やり直すのも一つの手さ」

 

彼は客観的に判断をしたのみ。

しかし、それが逆に白銀御行の闘争心に火をつける。

 

「ま、まぁ、元々意味不明なゲームでしたからね。ゲームオーバーになっても別に……」

「……そうかな」

 

同意しかける石上を遮った。

諦観の漂う物語ほど、つまらない物はない。

ダラダラと敗北感を重ねるくらいなら、必死に足掻いた方がまだマシである!

 

(そうだ!ゲームとは言え真剣勝負!考えろ!何とかこの状況を切り抜ける方法を…!そして、四宮がこのゲームを楽しむ方法を!)

 

白銀、決死の熟考!

手札と盤面を見比べ、最善手を導き出す!

 

「会長? ど、どうしたんですか…?」

 

先程まで、嫌な空気を払拭するべく、常に先陣を切って戦っていた石上。

諸悪の根源と言えなくもないが、皆の為に骨を折ってゲームを開発した藤原。

彼等の熱意が、白銀御行の心を動かした。

 

ここは、自分も覚悟を決めるべきだと!

 

「フィリップ庶務…諦めるのも一つの手……そう言ったな?」

「ああ。そうだとも」

「なら、諦めずに続けるのも一つの手だな…!」

「なんだって?」

「ここはやはり……四宮! アレをやるぞ!」

「アレ?」

「決まってるだろう……合体だッ!!」

 

白銀、手札を一枚選び、それテーブルに叩きつける。

フィリップは目を見開いた。

 

「…それは…!」

「『託された希望』のカードを使う!この瞬間、俺は離脱する代わりに、全てのパラメータと所持カードを、四宮に譲渡する!」

「か、会長…!?そんな…なんてことを…」

 

当惑するかぐや。

目を瞬かせながら白銀に詰めよる!

 

(な、なんてことするのよ!そんなことしたら、僅かに残された会長との二人旅が…!)

 

中身は未だ自分と白銀のことしかなかった。

だが、彼の瞳に宿る強さに、一瞬だが圧倒されてしまう。

 

「自分の身を犠牲にするというのかい?」

「愚かですねえ会長!勝利しても会長はそこにいないというのに!!」

「身代わりにされた藤原先輩が宣っても響きませんよ」

「い、いえ、藤原さんの言うとおりです!私一人ではフィリップ君が的を絞りやすくなって…」

「いいや、この方がいい。このままでは俺は足を引っ張るだけだ。なら、余計な要素を排除して1対1に持ち込んだ方が、四宮が戦略を立てやすくなる!」

「私のために…」

「違う。勝利のためだ。このゲームに勝つにはもうこれしかない!」

 

その目で、射抜かれるかのよう。

見栄も、外聞も、大事なもののためにかなぐり捨てる勇気。

それこそが、四宮かぐやの中にある、白銀御行への憧憬の対象である。

 

「あとは頼んだ、四宮……決して、止まるんじゃないぞ……っ!!」

「か、会長……っ!」

 

重なる手と手。

託されるカードたち。

そこには、白銀のみならず、石上の想いも込められている。

 

「……」

 

なんと愚かな行為

なんと無様な敗北

なんと哀れな背中

 

がくりと、その場でうずくまる白銀御行を視界に収めつつ、四宮かぐやの脳内には、その様な言葉が乱舞する。

 

四宮家の血筋が、彼の勇敢さを吐き捨てる。

 

「フフッ…四宮さん、気が進まないのなら、降りても構わないよ。これはテストプレイさ」

「……安い挑発ね、フィリップくん」

 

瞬間、空気が凍りついた。

 

「でも、今は敢えて乗りましょう」

 

(四宮の人間が託されたのなら……勝利以外、許されない)

 

強さとは、己を貫くことである。

白銀は、自身の『他人を慮る』という信念に生きた。

ならば私は。

四宮かぐやは、自分を捨てようとも、他人に応えるべき!

 

「会長の想い、無駄にはしません。フィリップ君、勝負です」

「いいとも、四宮さん」

「おお…奇しくもフィリップと四宮先輩のタイマンに」

「生徒会が誇る天才同士の一騎打ちか……っ!」

 

空気が震え、唸りを上げるかのように緊迫する生徒会室は、まさに大山鳴動!

石上、そして白銀の手札を受け継ぎ、自らの札と共に状況を把握・分析するかぐや。

 

(このゲーム……一見して運に左右されるように見えますが…むしろ逆。ポーカーや麻雀のように、相手の札や目の数を見て如何に臨機応変に戦略を組み立てるか……ならば)

 

四宮、刹那の思考。

しかし、彼女をよく知るものならば、それが常人にとっての熟考に相当するのは承知の事実である。

 

「確認しますけどフィリップくん、テストプレイですね?」

「ん?」

「私たちの意見や感想をもとに、もっと良い物を作るためのワンゲーム……その認識で間違いありませんか?」

「まぁ、そうなるね」

「なら、できる限り楽しまなければいけませんね。あっという間に終わってはつまらないですから」

「……」

 

虫も殺さぬ柔らかな笑顔でそう語りかける。

かぐやの言葉に、フィリップの札を持つ手に、僅かな力が篭められた。

 

「この状態で、楽しむ余裕が四宮さんにあれば……の話ではないかな?」

「どうかしら?もしかすると私に逆転の一手があるかもしれませんよ?尤も、フィリップ君が作り手の立場を利用して、一瞬で終わらせてしまうのなら、それは永久に分からないままですが」

 

かぐや、ポーカーフェイスを崩さない。

だが、その言葉を聞いた白銀はハッとなった。

 

(今のセリフは……俺と四宮がババ抜きをした時、俺が揺さぶりをかける為に言った言葉!)

 

そう。

このゲームの肝は心理戦。

如何に相手の思考を読み、立ち回り、更には相手のマインドまでコントロールできるか。

 

「『お気の済むまでご自由に』……そういう意味かな?」

「ご想像にお任せします」

「……」

 

本来、TRPGは作り手側が圧倒的に有利。

だが、かぐやの先の発言で、フィリップの好奇心に火がついた。ゲームマスターとしての優位性をなくして、五分の勝負に持ち込むつもりである!

 

「飛車角落ちというところだね。まぁ、すぐに詰んであげよう……!」

 

フィリップ・来人。

本来、争いごとは好まない。

だが、自らの好奇心には逆らえない。

それが罠だと分かっていても!

決戦の火蓋は、ついに切って落とされたのであった!

 




次回、今度こそ完結
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

月見ヤチヨの酒寄彩葉ストーキング年代記(作者:雑Karma)(原作:超かぐや姫!)

インターネットによって人は多くの人と繋がる力を手に入れたことで、かぐやは初めて魂だけの自分が世界に直接的に干渉する術を手に入れた事を知りました。▼そして6歳の彩葉が流す永訣の涙を目にしたとき、かぐやは己の全てを使って彩葉を笑顔にすることを決めたのです。政府との癒着、企業との密約、CIAとの共謀、技術介入、世論誘導、etc… 手が届く限りの手段を用いて、かぐや…


総合評価:3916/評価:9.31/連載:27話/更新日時:2026年05月17日(日) 09:15 小説情報

超かぐや姫! ~ツクヨミの守り人~(作者:tanuu)(原作:超かぐや姫!)

月人を撃ち落とせ! 目指すは最高のハッピーエンド!▼日本最大の仮想空間ツクヨミ。その保守業務をして日々を過ごす青年・高野楓。ひょんなことから引っ越す羽目になったのは、同級生の完璧女子の隣室で――▼そこから、常識外れの日々が始まる!


総合評価:3273/評価:8.9/完結:36話/更新日時:2026年05月12日(火) 18:00 小説情報

役立たずの三輪(作者:メカ丸ゥゥゥウウウ!)(原作:呪術廻戦)

最強の術師は誰か?▼ある生徒は現代最強の五条悟を挙げ、ある従者は呪いの王両面宿儺を挙げる。そして羂索は一人の男の名前を挙げた。▼蘆屋貞綱。それは羂索の子であり、シン陰流開祖。そして、宿儺を知る羂索をもってしても最強と断言する術師である。▼新宿において最強による三つ巴。生き残るはただ一人。最強は新宿で何を見るのか?▼「大好きな人がいるんだ」▼その声に反応して、…


総合評価:2916/評価:8.02/連載:39話/更新日時:2026年03月31日(火) 18:00 小説情報

モノづくり大好きライバーによるハッピーエンドの作り方(作者:超かぐや姫!脳焼きの民)(原作:超かぐや姫!)

誰もが自由に創作活動を行う仮想空間ツクヨミ。▼モノづくりを行い、自由に遊び、人生そのものを楽しみ尽くす少年――遠田匠。▼彼はMr.Mk(ミスター・メイク)として、ツクヨミを全力で遊び尽くす。▼ロマンを求め、娯楽を求め、そして“最高のハッピーエンドを作る”男の物語。▼本作には、「超かぐや姫!」の本編から一部設定や話の流れの改変があります。


総合評価:4115/評価:8.65/完結:47話/更新日時:2026年04月29日(水) 07:01 小説情報

ド直球な陵辱エロゲ世界で何も知らずニチアサやってる奴(作者:らっこ)(オリジナル現代/冒険・バトル)

 魔獣と戦ったりオークから人間にまで陵辱されたり箱化したりしそうな世界観で戦う少女達と、それとは全然関係ない所で勝手に改造手術されて戦う羽目になったニチアサ野郎がドッタンバッタンするお話▼「なんだあの露出度……痴女か!?」▼「なんであの重い鎧装備して動けるんだろう……ゴリラ?」


総合評価:8077/評価:8.19/連載:16話/更新日時:2026年05月15日(金) 16:41 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>