オレの周りの女の子達がフルネームを教えてくれない   作:画面の向こうに行きたい

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日本中が豪雨とか渇水とかに見舞われる中、皆様如何お過ごしでしょうか?

お盆に社畜労働し過ぎて死にそうな画面です。

今回はまた鈴谷とデートです。


「ねぇセンパイ、ネカフェに行かない?」

「暑いねセンパイ」

 

「暑いな」

 

日曜日に遊園地に行きたいと言う鈴谷と駅前で待ち合わせしたのだが、あまりの暑さにすでに汗だくだった。

 

「なぁ鈴谷。この暑さで遊園地は無理じゃないか?」

 

「だよねー。予定を変更して映画でも見よ?」

 

 

遊園地とは反対方向の電車に乗り、映画館が併設されたショッピングモールに来たのだが、

 

「なんか、めっちゃ混んでない?」

 

みんな同じことを考えているのか、ショッピングモールはとんでもない混雑だった。

 

「ねーセンパイ、やっぱり映画もすっごく混んでるし」

 

「何か見たい映画でもあるか?」

 

「うーん。見たいヤツは時間がビミョーだし、他に行こ?」

 

ショッピングモール近くのアミューズメント施設に移動するも、カラオケもボーリングもいっぱいだった。

 

 

「どうしようか?」

 

この暑さの中、あちこちに移動する訳にもいかない。

 

「ねぇセンパイ、ネカフェに行かない?」

 

この近くにネットカフェがあるみたいだ。

 

「暑いしそうするか」

 

 

店内に入った途端、クーラーが利いて涼しい。

 

「いらっしゃいませ。何名様でしょうか?」

 

「2人で・・・」

 

「3人で!」

 

「へ?」

 

いつのまにか、榛名が横にいた。

 

「は、榛名センパイ?」

 

「何でココに?」

 

「今日は榛名とデートですよね先輩」

 

「ちょっと!今日は鈴谷がセンパイとデートするんだけど!」

 

「あのーお客様?」

 

「ほら2人とも、店先で騒いだら迷惑だから」

 

結局、なぜかペアシートに3人で入ることになった。

 

 

「ちょっと榛名、くっつき過ぎじゃないか?」

 

「狭いのですから仕方ありません」

 

榛名はオレの右腕をガッチリと抱え込んで、その柔らかい双丘を押し付けてくる。

 

「ほらセンパイ。こっち少しスペースあるから」

 

鈴谷が左腕を引っ張る。やっぱり、腕が柔らかい。

 

「鈴谷さん?榛名は先輩に胸を押し当てないといけないので、あまり引っ張らないでくださいますか?」

 

「ちょっと!そういうのはダメだって」

 

「そう言いながら、鈴谷さんだって、先輩に胸を押し付けていますよね?この泥棒猫」

 

「いや、コレは違くて・・・」

 

 

コンコン

 

「あのーお客様。店内でいかがわしい行為はご遠慮下さい」

 

「してません」

 

 

「ほら、榛名センパイのせいで注意されちゃったじゃない」

 

「仕方ありません。榛名は先輩と共にいかがわしいことが出来るホテルに行ってきますので、鈴谷さんは引き続き、ここで涼んでいてくださいね」

 

「そんなのダメに決まってるし!」

 

「2人共静かに」

 

「あのー、お客様?」

 

「「「すみません」」」

 

 

その後、3人でサブスクの映画を見ていたのだが、キリのいいところで、

 

「鈴谷さん。申し訳ありませんがレモンティーをお願いします」

 

「榛名センパイが自分で行きなよ」

 

「鈴谷さんが出口側に座っていますから。榛名だと、先輩と鈴谷さんに一度出てもらってからになるので」

 

「もう!仕方ないなぁ。鈴谷が戻るまで映画止めといてよね!」

 

鈴谷が紙コップを持って出て行った。

 

 

「それでは、2人で出かけましょうか。行き先がホテルでも榛名は大丈夫です」

 

「ダメだろう?」

 

「映画の続きを見るなと言われただけで、先輩とホテルに行くなとは言われていませんから」

 

「鈴谷が泣いちゃうだろ」

 

みんなで店に行ってその子だけ置いて帰るイジメがあるって聞いたことある。

 

「センパイ、ドア開けて〜」

 

そんなやりとりをしていたら鈴谷が戻ってきた。

 

「もう。先輩が遅いから、鈴谷さんが戻ってきてしまったじゃないですか」

 

「何の話?」

 

 

結局、最後まで映画を見終わった後、

 

「センパイ。この後どうする?」

 

外はまだ暑そうだしなぁ

 

「先輩と3人でラブホ女子会をしましょう」

 

「ええぇ!」

 

「なんでそうなる。というか、オレは女子じゃない」

 

「細かいことはいいじゃないですか。鈴谷さんはお嫌ですか?嫌なら先輩と2人で行きますけど」

 

「だ、ダメ〜!」

 

「では、初めては3人で。ということでいいですか?鈴谷さん。」

 

「え〜!・・・初めてはセンパイのお部屋で、2人きりが・・・でも、このままセンパイを盗られちゃうのもヤだし・・・」

 

このままだと3人でラブホに行くことになりそうだ。もちろん、女子会の延長なのだろうが、それは流石にマズイよな。どうしたものか。

 

ん?

霞ちゃんからだ。

 

あー。今日の夕飯は煮込みハンバーグなのか・・・

 

「悪い。2人共、霞ちゃんが夕飯作って待っててくれるから、今日はこれで帰るな」

 

「「え〜」」

 

「それじゃ、また今度」

 

オレは2人から逃げるように、その場を離れることにした。後ろから、

 

「やっぱり、霞センパイが本命?」

 

とか、

 

「榛名がお相手では不満ですか?」

 

などと聞こえるが気のせいだ。きっと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




気づいたら、画面にしてはそこそこ長くなってしまいました。

皆様はまどマギ映画はご覧になりましたか?
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