しかし、彼女達の眼前に待ち構えていたのは完全武装の1個
更に、救国軍事会議の航路上に布陣するこの帝国軍艦隊は、一般的な宙界艦隊がデストロイヤー24隻から成るのに対して、更に多くの主力艦が編成されており、強力な
極めて攻撃的ともいえるその編成が意図するところは、誰の目にも明らかに見えた。
~リシ・メイズ伴銀河近傍宙域 アブリオン・セクター カミーノ星系 インペレーター級スター・デストロイヤー “リットリオ ”~
「敵艦隊発見! デストロイヤークラス40、バトルクルーザー5隻以上の熱源を確認!」
「閣下! これは…………」
眼前を阻む壁の如く布陣する、
整然と並ぶ明灰白色の艨艟を一目したガスコン参謀長は、軍人にあるまじき狼狽した表情を浮かべて湧き出す冷や汗をその灰色の額に湛えた。
彼等が目指す伴銀河への退避行も今や終盤に差し掛かり、後顧の憂いを断つべくカミーノへの奇襲を企図した先での敵艦隊来襲。
まるで先回りしたとでも言わんばかりに剥き出しの殺意を放つ艨艟の群が、妖精の如き小柄な体躯とは対極な救国軍事会議艦隊の総参謀長という大役を務め上げる彼を戦慄させるのも無理はない。
「狼狽えるな。敵艦隊との会敵予想時刻までは依然、間がある。星系内のスキャンを怠るな。未確認の敵影に注意しろ。各艦、第一種戦闘配備のまま前進。付近の重力井戸の変動に留意しつつ距離を詰めるぞ」
「ハッ! 両舷全速、敵艦隊との合戦に備えます」
救国軍事会議艦隊全軍を預かる総司令官のブリュッヒャー上級大将は、帝国軍艦隊による伏撃という青天の霹靂を前にしても冷静沈着な態度を維持して隷下の将兵を鼓舞し、目的地を前にして緊張感が弛緩した彼等の動揺を抑えた。
上級大将の命令を受けた旗艦〈リットリオ〉の艦長レイター大佐はその指示通りに艦速を緩めず一目に敵艦隊へと舳先を向けた。
「敵艦隊より多数、小型の熱源反応の発進を確認!」
「爆撃隊だな。インターセプターを上げろ! 全艦、針路そのまま、敵艦隊の中央を突破する。密集隊形を取れ」
未だ砲戦距離に至らぬ間合いではあるが、敵の指揮官は即断を好むらしい。
帝国軍艦隊から多数のファイター・ボマーが発艦し救国軍事会議艦隊に殺到するが、上級大将は敵攻撃隊との会敵まで未だ時間的余裕があることを生かして対空迎撃態勢を整える。
間隙を狭め濃密な対空砲火を生み出す密集陣形のまま突入する救国軍事会議艦隊は、さながら敵ファイター隊に対するキルゾーンだ。
艦隊前方に布陣するインターセプターと二段構えの防衛線を敷くこの構えを突破することは並大抵の腕では叶わない。
軽快な機動性を誇るVウィング・ファイターの隊列が敵の迎撃戦闘機隊との交戦を始める傍ら、護衛編隊を振り切った一部の迎撃機とコルベット群が敵爆撃編隊への猛攻を始める。
上級大将は敵爆撃機隊が自身の想定どおり防衛線で迎撃されみるみる数を減らしていく様を確認すると、次なる一手を隷下の艦隊に繰り出した。
「…………敵の指揮官は戦に不慣れと見た。このまま敵陣を食い破るぞ。艦速そのまま。突入せよ」
上級大将が腕を振り下ろすのと全く同時に、主力艦群のイオン・エンジンが勇壮な轟音を響かせながら巨大な艦体を押し出す。
敵艦隊の陣形に僅かな綻びを見出した彼女は、威圧的に此方の進路を阻む眼前の敵艦隊の正体を看破した。
「…………妙に数が少ないな」
敵艦隊の陣容は、確かに強力である。
しかし、それは一般的な機動部隊を相手にした場合の話だ。
幾ら道中の連戦と逃避行で消耗しているとはいえ、実質3個艦隊を束ねた隻数を誇る救国軍事会議艦隊全軍を相手にするにはあまりにも少ない。
「確かに、伏撃にしては中途半端な数ですね。なにか心当たりでも?」
「ええ。───あれは"待ち伏せ"を企図したものではないでしょう。見ろ」
ホログラムに投影された敵艦隊の陣形が縮小され、映像は惑星カミーノと敵艦隊を同時に映す。
惑星との位置関係を俯瞰した戦況の詳細画面が表示されたことで、彼女の言わんとしていることが視覚的にも明白になる。
「一見、敵艦隊は強力な機動軍のような編成だ。しかし…………」
惑星カミーノへのハイパースペース・レーンを
「敵はごく一般的な
尤も、カミーノを封鎖する意図は分からないがね。
そう付け加えた上級大将は、一見強大に見えた敵艦隊の実態を白日の下に晒して隷下の将兵を安堵させ、鼓舞する。
「全艦に告げる。眼前の敵は虚仮威しに過ぎない。諸君はいつも通りを心がけるだけでいい。…………正面の敵艦隊を主力と判断し、作戦を継続する。シャーテンブルク、偽装解除。第二フェイズに移行せよ」
~惑星カミーノ上空 帝国軍ヴェネター級スター・デストロイヤー “VZ-114 ”~
「…………救国軍事会議だと?」
荒れる大海を眼下に眩い蒼の閃光を放ち砲撃を続けている帝国軍の灰色に彩られたヴェネター級艦の壇上で、同級艦3隻からなる艦隊を指揮する若き帝国軍将校、エドモン・ランパート中将は部下の報告に眉を顰めた。
「ハッ! 敵の識別信号は間違いなく旧共和国軍───救国軍事会議艦隊を指し示しています。如何なさいますか」
「ふん。適当に相手をしておけ。こうなると分かっていたら、もう1個艦隊連れてきてあの生意気なジェダイ崩れの首を取っておくべきだったかな」
今しがた軌道上の主力艦隊が突如カミーノ星系に現れた救国軍事会議艦隊主力と交戦を始めたと聞いたランパートは、自らの予測不足を恥じた。
彼は元々救国軍事会議の撃滅にはさほど興味を持ち合わせておらず、目下彼の意識は自らが推進する新世代の兵士の育成計画"ウォー・マントル計画" の達成に向けられていた。
銀河各地から徴募兵を集めて育成し、クローン・トルーパーの代りとするこの計画を遂行する上で障害となるのは、高度な能力を持った兵士のクローン生産施設を有するティポカシティの存在だ。
クローン戦争期において共和国に多大な貢献を齎したカミーノアンはその利権を体制が共和国から銀河帝国に移行しても尚有しており、この計画を進めるにあたって重大な障害となることが予想された。
それ故に計画の障害となるりうるカミーノのクローン生産施設を破壊し、カミーノアンの権力基盤を粉砕することが彼の艦隊に求められていた任務である。
施設壊滅の言い訳など嵐による災害とでも弁明しておけば良い、と楽観的に考えていたランパート中将は、救国軍事会議艦隊主力との交戦など端から考えていなかったのである。
それがためか、救国軍事会議の首魁を討ち取るという更なる手柄をみすみす見逃してしまう羽目に陥ったことは、上昇志向と狡猾な野心を有する彼にとって正に恥ずべき失態ともいえた。
「閣下。艦隊を下がらせますか」
中将の副官は、軌道上で救国軍事会議艦隊主力と交戦する自艦隊主力の損害を鑑みて撤退を進言する。
しかし当のランパート本人は、掌を翳して彼の発言を制して言外に却下だと告げた。
「いや、いい。彼等は敵を留める盾にしておけ」
副官にとって、その言葉は予想外のものであった。
自軍の損害を顧みず、単に艦隊を捨て石とする方針。
むざむざ敵に戦果を与えるのを良しとするような上官の発言を耳にして、彼のなかで行き場のない怒りが渦巻く。
「しかしそれでは、あまりに戦力差がありすぎます。幾ら我が方が増強された1個宙界艦隊を指揮下に置いているとはいえど、敵の主力艦は100をゆうに超えています。確かに敵は長距離の航海で疲弊している部分はあるでしょう。ですが、依然として戦力差は誰の目にも明らかです」
敵艦隊が長駆の航海で万全とは程遠い状態であり、その発揮可能な戦闘力を大きく落としていることは容易に想像できる。
だがそれでも尚、彼我の戦力差は2倍以上、下手をすれば3倍にもなる戦力差では依然として勝敗は誰の目にも明らかである。故に艦隊戦力の保全と戦闘宙域からの離脱を最優先に行動するべきだと彼は考えているようだが、どうやら肝心の中将の意図は違うらしい。
ランパートはその進言を不満げに聞き流しながら、重苦しく口を開いた。
「君は現状が見えていないな」
「…………は?」
中将は、抗議する副官を睨みその進言を否定した。
あたかも説教を始めるかのような高圧的でいて表面上だけは穏やかなその口調に気圧されたのか、ランパートの副官は怪訝な視線を自らの上官に向けた。
「いいか。敵がここカミーノに来たということは、そこに理由がある筈だ」
「理由、ですか」
「そうだ。敵は未だに、旧共和国軍の兵器体系と兵士を維持している。故に敵が狙うのは、ここティポカシティのクローン生産施設だろう。彼等は兵士を未だにクローン・トルーパーで構成している以上、その維持を図るためにはどうしてもカミーノの技術と設備に頼らなければならない」
ランパート中将は、抗議した部下に対して誇示するように堂々と自らの推論を披露する。
野心家の彼らしくある種の胡散臭さを含んだ嫌味に塗れた言い回しではあるものの、中身に関しては筋の通った説得力のある内容だ。
彼とて伊達に中将まで上り詰めただけはある。その仮説は軍人として確かな論理に裏付けされた理に適ったものであったが故に副官は得心した様子で中将の言葉に頷いた。
尤も、肝心の救国軍事会議艦隊は偶然行われた惑星ボーラ・ヴィオへの襲撃によってクローン生産施設の現物を確保することに成功しており、カミーノへの攻撃は全く異なる意図から行われたものであったのだが。
しかし、それを知りうる術を持たないランパートら帝国軍将校にとって、彼の推論は現状持ち合わせている情報から推測される最も合理的な説明に違いなかった。
「ということは、今我々がティポカシティを破壊することには重要な意味があるというわけだ。軌道上の艦隊主力が時間を稼いでいる間に、我々は当初の目的を果たすべきだろう」
おまけに、罪を擦り付けるにはお誂え向きの存在だ。
そう呟いたランパートは、頭上の虚空に漂うであろう紅白の艨艟を指して預けるように笑みを浮かべた。
「はぁ、成程。左様でありますか」
「理解してくれたかな。では持ち場に戻りたまえ。我々は我々の任務を遂行するだけでいい」
念の為と指揮下に引き入れた艦隊戦力に大きな被害が出ることは避けがたいが、当初の目的を達すればよし。加えて困難な局面でティポカシティの破壊を達成出来たならば、あのターキンに取り入り更なる上昇すら見込める筈だ。
自軍の敗北ですら自らの上達の糧にせんと思案するランパートは、狡猾な野心を胸中で膨らませる。
そんな彼のもとに凶報が届けられたのは、この後寸刻とも言えぬ僅かな間の後だった。
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「シャーテンブルク、偽装解除。第二フェイズに移行せよ」
旗艦リットリオの艦橋に、凛と澄んだ無機質な音が響く。
瞬間、彼等の上を覆う暗雲の如く、唐突に"影"が落ちた。
────シャーテンブルク要塞。
暗黒の徒パルパティーンの名を冠した野望の為の超兵器が、共和国の残光を照らす影となった瞬間であった。
満を持して戦場に投入された影の城は、その名の如く虚空の影から産み落とされるように、戦場へとその姿を曝した。
「ジャンプアウト、誤差±0.05以内。正常に完了しました」
「クローキング装置、解除。外郭投影終了。全電源をシールド及びメインスラスターへ回します」
「艦体外郭増設イオン・エンジン、燃焼開始。稼働状況に異常ありません」
「要塞、進路固定。敵主力艦隊に向けろ」
「イエッサー。要塞、進路そのまま。前進します」
焼け爛れた表面に継ぎ接ぎだらけのエンジンを剥き出しのまま強引に接続されたその姿は、"城"というよりはさながら即興の野戦陣地だ。
本来持ち合わせていたであろう破壊力や恐るべき自律航法システムなどまるで最初からなかったと言わんばかりに破壊の限りを尽くされたこの艦は、されど決して消せ得ぬ大質量という唯一無二の
天然の小惑星をその礎とし、全長19kmにも及ぶ破格の体積を誇る彼女は、その質量をとっても既存のどのような艦艇にとっても深刻な脅威となる。
その上ステルス・シップから召し上げたクローキング装置を起動し星系外縁から静かに戦場へ忍び寄っていた彼女は、眼前の敵艦隊という餌に釣られた哀れな帝国軍艦隊にとって最早避けようがない場所に位置していた。
短距離ジャンプで惑星系の外縁から敵艦隊が回避不可能な地点まで一気に詰められるとなると、幾ら歴戦の智将であっても高速で迫る大規模構造物の回避など一筋縄ではいかない。ここまでくれば知略が物を言う世界ではなく、純粋な物理法則が支配する結果となるからだ。
これが後年配備される重力井戸変調を意図的に引き起こし空間跳躍を阻害するインターディクター艦が一隻でもいれば自ずと結果は変わっただろう。しかし、それはまだ未来の話だ。
彼等はまだ、これに対抗する術を持たなかった。
───これこそが、ブリュッヒャー上級大将が描いた戦略の全貌である。
幾多にも増設されたイオン・エンジンを轟かせながら進む巨大小惑星を押し留める術など、いくら巡洋戦艦を擁する帝国軍とて流石に持ち合わせていない。
超巨大質量の出現を受けて既に帝国軍艦隊は恐慌状態に陥っており、陣形外縁のコルベットなどは早くも逃走を始めている。上級大将は総崩れに陥った敵艦隊の惨状を見て、自軍の勝利を確信した。
「敵艦隊の大半、要塞の衝突コースに乗りました。一部は反転し逃走する模様」
「背を向けた奴は徹底的に打ち据えろ。敵艦隊を戦場に拘束する。全艦、攻撃の手を緩めるな」
「サー・イエッサー!」
シャーテンブルク要塞そのものによる大質量攻撃という切り札を解放した救国軍事会議艦隊は、戦場からの離脱を図る帝国軍艦艇を執拗に砲撃した。
艦隊の艦砲射撃という"檻"に一隻でも多くの帝国軍艦艇を幽閉し、その戦果を極大化する為だ。
更には大質量物体の急速接近による重力変調をものともしない勇壮なスターファイター隊の一部までもが戦場に留まって粘着質に鬱陶しい対艦攻撃を繰り返す。
帝国軍艦隊は散発的な対空砲火と極一部の勇敢な迎撃機でこれを振り払おうともがいているが、指揮系統が混乱している中では効果的な迎撃などできる筈もなく、要塞の突入を前にしてプロトン魚雷と振盪ミサイルの餌食になる哀れな子羊が赤い輝きとなってその身を虚空に散らしていく。
「敵艦隊、総崩れです!」
「全艦、撃ち方止め。射線が要塞に被る。戦隊単位で各個に落伍艦を掃討せよ」
離脱に失敗した敵主力艦隊の先陣がシャーテンブルク要塞の舳先に押し潰されたのを見た上級大将は、艦隊陣形を解き追撃戦の構えに入った。
既に敵艦隊中央は要塞の突入により恐慌状態に陥り要塞の突撃をもろに受けて爆発する艦、友軍艦に囲まれ身動きが取れずそのまま轢き潰される艦が続出している。
両翼は辛うじて集団としての体裁を保っているが、辛うじて要塞の突撃を受け流しはしたものの接触により深刻な損傷を負っている艦も少なくない。
帝国軍艦隊はそれでも尚果敢にターボレーザーの閃光を放ち続けて要塞に一矢報いんと奮闘するが、既に主力艦の半数以上を喪った彼等はその歩を止められる火力など到底持ち合わせてはいなかった。
時折剥き出しのイオン・エンジンが緑色の閃光に貫かれて影の城に微かな明かりを灯しはしたが、それだけだ。
自軍の圧倒的不利を悟った帝国軍艦隊は一刻も早い戦域からの離脱を試みるものの、猛迫する救国軍事会議艦隊がそれを許さない。
デストロイヤーは背を向ければ前面よりも圧倒的に無防備な艦尾を敵に晒すことになり、戦場への拘束を強制される。
中には果敢に反撃を試みて幾らかの敵艦を道連れにする勇壮な艦も存在したが、隻数で勝る救国軍事会議側はそうした敵ほど執拗かつ迅速な集中砲火で徹底的に黙らせた。
「敵中央集団、壊滅! 両翼の敵艦隊も統制を欠いています。わが方の軽快艦艇群による突撃が功を為しましたな」
参謀長のミーバー・ガスコン准将は興奮気味に自軍の戦果を確認している。
ブリュッヒャー上級大将はそれを咎めることもなく、僅かに口角を釣り上げて戦場を俯瞰した。
このような搦手、そうそう上手く決まるようなものではない。
それも、一度使えば次はない。
偶然と幸運が積み重なった先でなければ、同じ戦果を出すことは不可能だろう。
帝国軍は次の大規模会戦から、超大質量天体の投入を警戒する筈だ。もしかしたら、開発が進められている重力井戸発生装置搭載艦の研究と実戦投入が急がれることになるかもしれない。
むしろ一番避けるべきは、敵が警戒を強めても尚同じ奇策に頼り、自軍の艦隊運動が硬直することだ。
故に、今回の作戦で使用した戦術はただ一度きりのものでなければならない。
上級大将は潰走する敵艦隊の残骸を尻目にしながら、会戦の勝利に酔う将兵の歓声を聴覚から意図的に除外した。
「…………大勢は決したな。しかし、気を緩めないように。全艦、戦闘配備を維持しつつ前進。カミーノの様子を探る」
彼女にとって気がかりなのは、帝国軍艦隊の撃滅という一見派手で分かりやすい戦果ではない。
何故、帝国軍艦隊が
自軍の戦略的要衝を態々孤立させ、航路を断つように布陣していた敵艦隊。
あまりにも不可解な布陣は確かに自軍の勝利を容易とし、大戦果に繋がる結果を齎した。
しかし、想定されていた迎撃艦隊も防衛艦隊の存在も全く音沙汰がない現状は、むしろ上級大将を始め聡明な幾らかの艦隊指揮官の胸中を掻き乱して勝利の美酒に一抹の異物を混ぜ込む。
その謎の答えを目にした彼女達は、当初自らが企図した目的が