指揮官はつらいよ~美女美少女ばかりの職場でいかに性欲を発散するか~   作:サモアの女神はサンディエゴ

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バレンタインだマッソー!!

作者はバレンタインチョコを母親からしか貰った事が無いよ!!

幼なじみが下駄箱に2個程入っていたのを見て、眩しい物を見た気がしたよ!!

包装紙とリボンにラッピングされたチョコが輝いて見えたね!!

今回はそんな輝く事のお話だよ!!

それではレッツマッソー!!


バレンタインデー特別編その3(時雨様のチョコレート大作戦!!)

指揮官です。

 

今年もこの日がやって来ました。

 

乙女の純情をラッピングして渡すこの日が。

 

「この日ばかりはちゃんと空けとかないとな」

 

このバレンタインデーだけはちゃんと空けておかないと、後で地獄を見る事になる。

この母港に着任した時なんて………忘れてて糖尿病一直線な量のチョコレートに囲まれたからな。

主にヤベンジャーズのせいで。

 

「それでも貰えるってのは嬉しいよなぁ………前世で母親以外に貰った事なんて無かったし」

 

思い返しながら苦笑しながら今日終わらせておくべきの書類の最後の一枚に、俺はサインして決裁済みの箱に入れておいた。

童貞で彼女居ない歴=年齢だった前世に比べて、なんと恵まれた環境に居る事か。

この高揚感は筋肉との対話でマッソーとのシンクロ率が最高潮になった時と似ている。

 

「今年も気持ちの入りまくった渾身の一品ばかりだろうし、ありがたく食べないとな」

 

去年は睦月型の子達が全員の分を一つにして癒される笑顔と共に渡してきたり、ロイヤルの優雅卿ことフットが頬に手を当てながら恥ずかしそうにあ〜んしてくるなんてイベントもあった。

それぞれが思い思いの渡し方をしてくれるので、俺もそれを楽しみにしているのだ。

 

「ふふっ、楽しみになってきた…………よし、少し腹を空かしてカロリーを消費する為にも筋トレを……… 」

 

執務室内に用意してあるダンベルを視界に入れて上着を脱ぐ。

長袖のシャツを腕まくりしながらダンベルのある方へ近寄って行くと………不意に扉をノックする音が聞こえた。

 

「ん?もう来たのか?少し早い気がするが…………入れ」

 

早めに仕事が終わったとはいえ、まだ朝の9時を少し過ぎた頃。

いつもの感じだったら10時頃に渡しに来る筈なのだが………

そんな事を考えながら入室を許可する。

もしかすると緊急の案件があったのかもしれないから、皆のバレンタインデーを中止させる訳にもいかないので早急に対応すべきだと思ったのだが………

 

 

 

「し・き・か〜ん♡バレンタインチョコよ〜♡」

 

 

 

入って来たのは甘ったるい声を出しながら満面の笑みを浮かべた重桜の駆逐艦 時雨だった。

というかなんかおかしい。

ほんのり顔が赤いというか、歩き方がフラついている?

格好もどこから手に入れたのかフリルをあしらった白いエプロンに、ミニスカメイド服とガーターベルト付きの黒ニーソ。

更にこちらに差し出す綺麗にリボンと包装紙でラッピングされたチョコを持つ手は肉球付き手袋まで付けているのだ。

 

「し、時雨?」

 

「なぁにし・き・かん?あ、もしかして食べさせて欲しいのかしら?良いわよ?今日の時雨様は優しくて皆に幸運を振りまく存在なんだからね!」

 

声を掛けるとそう言ってケラケラと笑う時雨。

明らかにおかしい。

いつもならツンデレと小悪魔チックな感じで渡してくるのにどうしてこうなったんだ?

そんな疑問で頭が混乱してその場で固まっていると、時雨がチョコの包装紙とリボンを取りながら近寄って来てから彼女の様子がおかしい理由が分かった。

 

「………酒の匂い?」

 

「ほら、屈んで口を開けなさいな♡身長が高くて食べさせられないじゃないの♡」

 

その場でぴょんぴょんと飛び跳ねながら何とか食べさせようとする時雨から、僅かだがアルコールの匂いがした。

というかこれは………

 

「ウィスキーか?確かにチョコレートに入れる事もあるが………」

 

「ほ〜らぁ、早く屈みなさいっての!!」

 

匂い的には多分正解だろう。

ウィスキーボンボン的なチョコを用意しようとして、誤って時雨が飲んでしまったという事なのだろうか?

いや、それ以上にぴょんぴょん飛び跳ねる時雨のお胸様がバルンバルンしてる様がエロくてしょうがないんだが?

 

 

 

「あ〜もう!!バカ指揮官!!」

 

 

「ぬおっ?!」

 

股間の紳士がニッコリしそうな視界の情報にまた固まって居たら………時雨が俺の服を掴んで急に引き下ろした。

咄嗟の事に俺も対応できず、屈んでしまうと

 

 

 

「ん♡こんな幸運滅多に無いのよ?キスだけじゃなくてチョコもほら♡あむ♡ん〜♡ちゅる♡ぷはぁ♡美味しかった?」

 

 

 

「……………ゴクン、おう美味かった」

 

キスされてチョコを口移しで食べさせられた。

イタズラっぽくウインクしながら離れていく彼女の口からはチロリと赤い舌が覗き、ツーっと半透明な液体が伸びていくのが見える。

時雨自身もいつもは吊り目気味な目尻をトロンと下げ、赤い瞳はどこか潤んでいるように見えた。

 

「ねぇ指揮官。胸、見てたでしょ?」

 

「あ、いや、その………すまん」

 

そんな彼女に見蕩れていると、時雨は左手で自身のお胸様を軽く抑えながらそう言ってくる。

俺はしどろもどろになりながら、とにかく謝罪した。

だがよ………あんなにバルンバルンしてたんだぞ?

あんなにバルンバルンしてたら童貞の視線は釘漬け間違い無しだろうがよ。

いや、童貞だけじゃなく男ならガン見するって!!

時雨には申し訳ないが、筋肉との対話が出来そうにない今ならそうハッキリ言える。

だからここは甘んじて時雨からの罵倒を浴びようと身構えた。

しかし次の瞬間、時雨はとんでもない事を言い始める。

 

「良いわよ?指揮官なら触ってもね?」

 

「へ?」

 

俺は彼女の言う事が理解出来なかった。

馬鹿面を晒していると少しムッとした表情の時雨が顔を近づけて

 

「………バカ、女にここまで言わせるのはダメでしょ?指揮官になら………触らせてあげるって言ってるの♡」

 

そう言って胸元のボタンを一つづつ外し始めたのだ。

 

「まじ?」

 

「そう、マ・ジ♡」

 

時雨はそう言うとボタンの外れたメイド服の胸元を開いて見せる。

小柄な身体に備わったたわわなお胸様が黒のレースの着いたブラに包まれているのが見えた。

俺にはその光景がまるで輝く桃源郷のように見えていた。

手を伸ばせばすぐそこにある桃源郷がマジで眩しい。

 

「ほ〜ら、我慢なんてしなくて良いのよ?すぐに手を伸ばして触りなさいな♡」

 

「ぉ……マジか?………本当に?」

 

「指揮官以外には絶対触らせない場所よ?時雨様は指揮官の物なんだからね?」

 

心臓の音が鳴り響く。

喉が鳴って生唾を飲み込む。

極度の緊張状態の中で俺は震えるその手を時雨の胸に………

 

 

 

「お楽しみの所失礼致しますご主人様、バレンタインチョコをお渡し出来れば私の胸も触って頂けますでしょうか?」

 

 

 

「「え?」」

 

突然の声に時雨と二人でその方向を見ると、そこにはチョコレートを胸に抱いたベルファストの姿が………

というかその後ろには大鳳や隼鷹、赤城に加賀が興味深そうにこちらを見ている。

 

「ご主人様にチョコレートを渡すと胸を触って頂けるというご褒美が今年からあるのですよね?皆、楽しみに待っておりますよ?」

 

「指揮官様に触って頂けるのですよね?大鳳、ドキドキしてきましたわ♡」

 

「幼なじみの隼鷹の胸だっていっぱい触って下さいね?その後は………はぅ♡」

 

「指揮官様♡もう待ちきれませんわ♡この赤城、この時をずっと待っておりましわ♡」

 

「指揮官、早くしろ。そして私の胸も力強く頼むぞ?」

 

「「………………」」

 

固まる俺達をそっちのけで盛り上がる皆。

ほろ酔いで赤かった時雨の顔が更に赤くなる。

 

 

 

「ふにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

 

時雨は爆発した。

そしてその場から猫のようにシュルリと抜け出して執務室から走り去ってしまったのだ。

誰にもそれを止める事は出来なかった。

 

 

 

だが、俺にまだ災難は続く。

 

 

 

チョコレートを渡せば胸を触ってくれる、しかも皆の要望に応えた触り方をしてくれるという尾ひれまで付いた噂が飛び交ってしまったのだ。

 

 

 

実際に触ったのかって?

 

 

 

童貞には眩し過ぎて無理に決まってんだろうが!!!

 

 

 

ちなみに終息するのに三日掛かった挙句、仕事にまで支障が出たのはご愛嬌である。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

「……………はぁ」

 

自室のベッドで毛布に包まりながらため息を吐く。

あと少し、本当にあと少しだったのに。

今回のバレンタインデーのチョコレートを指揮官に渡して仲を進展………いや、それ以上に進める筈だった。

 

「その為にお酒もちょっと飲んで覚悟を決めてたのに………はぁ」

 

また、ため息が出た。

ため息は幸運を逃がすと言われているけれど、これは仕方の無いため息だと思う。

出陣前の景気付けのつもりでチョコ用のお酒を少し飲み、自分でも驚く位に大胆な事をした筈だった。

指揮官とキスどころか口移しまでして、胸まで開いて見せたのだ。

雪風が持っている少女漫画では、ここまで来たら後はベッドシーンへ移ってしまうはずだったのに………

 

「上手くいかなかったなぁ………はぁ」

 

参考にした漫画の通りに進んでいた筈だった。

でも上手くいかなかったのは何故なのか?

 

「もっと大胆に行くべきなのかな?この時雨様の肌を見て落ちないってのが悪いのよ………バカ指揮官」

 

いつもの指揮官への悪態には力が入っていない。

というよりもあと少しだったという悔しさが出てしまっていて、この悔しさは指揮官にぶつけるものでは無いと分かってしまっているからだ。

 

「どうすれば良いのよ………指揮官の筋トレを阻止した状態で告白してそのまま既成事実を作るのって。難易度が高過ぎるじゃない」

 

もっと誘惑するべきだったのか?

しかし、下品な女だと思われたくは無い。

指揮官には可愛く綺麗だと思っていて欲しい乙女心があるのだから。

とても難しいけど、そればかりでは指揮官は振り向いてはくれないだろう。

 

「難し過ぎるのよバカ指揮官………」

 

だいたい前提条件が筋トレをして発散する前に畳み掛ける事というのが難し過ぎる。

重桜の諜報機関の調べで分かった指揮官のストレス発散方法である筋トレ。

それが行われる前であれば、幸運が味方をしてくれる間は指揮官にアピールし放題だという。

それを利用した作戦だったのに………時間切れで他の人が来てしまい、失敗に終わってしまったのだ。

 

「…………まぁチョコレートは渡せたから良いよね?」

 

まだ唇に残る感触を撫でるように人差し指でなぞる。

お酒の力を借りてとはいえ、口移しという大胆な方法で指揮官に食べさせれたのは他の事が霞む位に輝く大金星ではなかろうか?

思い出したらまた顔が熱くなってきた。

 

 

 

「うぅ〜………早く時雨様を貰いなさいよ!!バカ指揮官!!…………待ってるんだからね」

 

 

 

近くにあった枕を胸に抱き締めてまた指揮官の事を思い浮かべる。

 

 

 

どうか指揮官が自分の事を意識してくれますように。

 

 

 

そしていつか特別なこの想いを受け入れてくれますようにと。

 

 

 





という事で輝く事のお話だったね!!

今年はくーちゃんのチョコとタペストリーを予約したんだけど………配送時間が仕事と被って受け取れてないよ!!

悲しいね!!

また明日に宅急便に電話して受け取らなきゃ!!

それでは今回はここまで!!

次回も皆でマッソーマッソー!!

友人にアズレン小説書いてるのがバレて言われた一言「史実側、宇宙人に侵略されている歴史にも居るんでしょこの指揮官?それってどんな感じなん?」これはいる?

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