ドラえもん のび太のSTARWARS   作:断空我

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映画の話が全く筆が進まず、このままだと永遠に話が進みそうにないので、ひとまず打ち切りにして、帝国の逆襲に進みます。

あまりストックがないので、変わらず亀更新ですが、付き合っていただけると助かります。

今回、ニンテンドー64の帝国の影から出てくるキャラクターがいます。

これだけで察する人達はいるでしょうけど。




Ep.5 帝国の逆襲
運び屋


ヤヴィンの戦いから三年が経過した。

帝国軍の攻撃を受けた反乱軍はヤヴィン第四衛星の基地を放棄。

追撃してくる帝国から逃げながら反乱軍は氷の惑星ホスにエコー基地を設立に成功する。

 

極寒に閉ざされたこの惑星に訪れようとする者はおらず帝国軍の追跡から逃れる為にうってつけであると判断した。

 

そんなエコー基地のある惑星ホスへ一隻の船が近づいていた。

 

ミレニアム・ファルコン号とどこか似た面影を持つ宇宙船【アウトライダー】の船長へ相棒ドロイド、リーボが声をかける。

 

「船長、惑星ホスがみえてきました」

 

「よし、専用コードを送信しろ」

 

「わかりました」

 

リーボが操作をしている横で船長のダッシュ・レンダーは速度を保ちながら惑星ホスに着陸の態勢をとる。

 

『こちらエコー基地、第3ベイへ着艦を』

 

「了解だ」

 

通信を終えた所でダッシュはため息を零す。

 

「やれやれ、これでようやく連中とおさらばできるな」

 

「そうですね。今回は中々にハードでした」

 

相棒のリーボの言葉に同意するダッシュ。

 

今回の“積み荷”はとても大変だった。

 

運び屋として危険な仕事を何度もこなしたことがあるベテランのダッシュですら何度、地獄を感じたか。

 

「しかし、あんな連中がまだ生きていた事に驚いたね」

 

「記録に残っている限り、今は僻地の監視を任されているようです」

 

「それを放棄して集まるんだからどれだけ帝国に人望がないのか、ま、俺も帝国嫌いだが」

 

相棒と話をしている間にアウトライダーはエコー基地に入る。

 

ゆっくりと着陸するアウトライダー。

 

アウトライダーのハッチが下りて船長のダッシュが姿を見せる。

 

第三ベイの入口から見覚えのある人物が現れてダッシュは破顔した。

 

「ハン!ハン・ソロじゃないか!」

 

「ダッシュ!久しぶりだな!」

 

「チューイも!」

 

現れたのは同じ運び屋のハン・ソロと彼の相棒チューバッカ。

 

今は反乱軍のメンバー。

 

再会を喜ぶ三人。

 

「そろそろいいか?」

 

そんな再会の三人へ声をかける者達。

 

「おい、ダッシュ、その後ろは?」

 

「今回の積み荷の一部だ」

 

ぞろぞろとアウトライダーから降りてきた連中は皆、同じ顔をしていた。

 

どこか帝国軍のトルーパーと似たアーマーを纏っているも違いがあるとすれば、肩や胴体のアーマーに赤や青、黄色等のペイントがされていることだろう。

 

その姿に帝国軍の士官だったソロは目を見開く。

 

「クローン・トルーパーか」

 

「ほぉ、俺達の事を知っているのか、坊主」

 

ニコリと一人が笑う。

 

「アンタら、帝国に反旗を翻して俺達に味方するのか?」

 

「違うな」

 

別のクローンが首を振る。

 

「俺達は帝国を赦せない、だが、反乱軍に味方するわけじゃない」

 

「じゃあ、何のために」

 

戸惑うソロの傍へ一体のドロイドが喜びの音を上げながらやってくる。

 

「おぉ!久しぶりだな!R3」

 

アストロメク・ドロイドR3は喜びの声を上げながらクローン達の周りを走る。

 

クローンの一体、ハードケースが笑顔でR3を撫でた。

 

「お前がいるって、ことは」

 

「兄弟!」

 

通路の入口から一人のクローンがやってくる。

 

ファイヴスだ。

 

「会いたかったぜ!」

 

「元気そうだな!」

 

「また、再会できて嬉しいぜ!」

 

クローン達は嬉しそうに再会を喜ぶ。

 

彼らの再会を邪魔するわけにもいかないと考えたソロはダッシュを連れて別エリアに移動する。

 

再会を喜んでいたハードケースはファイヴスへ尋ねた。

 

「なぁ、メッセージに書いてあった内容、あれは本当か!?」

 

「間違いない!彼がいるぞ!」

 

ファイヴスの言葉に彼らは破顔して続く。

 

 

 

クローン・トルーパー。

銀河帝国樹立の際、ターキン総督が効率等の点から製造を中止、平和をもたらした兵士である彼らは今や年老いて辺境の惑星の監視や窓際と呼べるような場所に追いやられていた。

そんな彼らが反乱軍に参加することを決めたのは帝国の知らない秘密回線にあるメッセージが届いたからだ。

 

――ノビタ・ノビが帰ってきた。

 

その知らせを受け、彼とと共に戦場を駆け抜けたクローン達は今の帝国に従わず、彼の下へ向かう事を決意。

密かに帝国を裏切り、反乱軍の拠点へ集まろうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ドラえもん、スパナを」

 

「はい」

 

エコー基地の格納庫の一角。

 

のび太とドラえもん、そしてスネ夫はスノースピーダーを極寒の中で耐えられるように改造していた。

 

「のび太、スピーダーに外付けでもいいから耐寒仕様のパーツを付けた方がいいんじゃないかな?被弾を避ける為にコンパクトとはいえ、この機体で極寒仕様は厳しいと思う」

 

「うーん、そうすると速度が落ちるからあまりとりたくないんだよ。敵が攻めてくるならおそらくウォーカーで来る。ウォーカーの一発の砲撃は危険、対峙するなら速度が命なんだ」

 

「のび太君が考えている。なんか、感動、温かい目」

 

「本当に驚いたな。のび太がそんなこというなんて」

 

「まぁ、これでも戦争を潜り抜けているからね。それより、ドラえもん、その目、怖いからやめてよ」

 

作業を続けながらのび太は気配を感じて作業を止める。

 

「のび太、どうした?」

 

「のび太君?」

 

「……」

 

スピーダーの下から出て、のび太は立ち上がる。

 

そして、入口へ視線を向けた。

 

スネ夫とドラえもんも入口をみる。

 

「なに、あの人たち?」

 

「ファイヴスさんと似ている?」

 

戸惑っている二人を置いて、のび太は嬉しそうに目を細める。

 

「みんな、久しぶりだね」

 

「将軍!」

 

のび太の言葉と共に彼らが一斉に敬礼をとる。

 

「生きていると信じておりました!」

 

「俺達、将軍と再び戦うべくきました!」

 

涙を零しながらカタップ、ハードケースが気持ちを伝える。

 

「ありがとう、カタップ、ハードケース」

 

のび太は二人へ感謝の気持ちを伝える。

 

「久しぶりだね、ドグマ」

 

「……お久しぶりです。将軍と共に戦えることがとても嬉しいです」

 

前は堅物だったドグマだが、様々な経験を得たのだろう。

 

どことなくレックスと似た雰囲気がある。

 

そして、一人。

 

「久しぶりだね、ウォルフ」

 

俯いているウォルフは震えている。

 

「自分は、ジェダイに恨まれています。しかし、死にたくは」

 

「落ち着いて」

 

震えているウォルフの肩へ手を置く。

 

彼にフォースを通して、恐怖に震えている心を癒す。

 

「キミはバイオチップでオーダー66によって強制的に従わされていたにすぎない、ジェダイを……彼らを殺した事で苦しんでいるなら、それ以上に多くの人を苦しみから救おう……それが償いになる筈だから」

 

「将軍、自分は、自分はぁああああ」

 

涙を零すウォルフをのび太は優しく抱きしめる。

 

「大丈夫だ。キミの事を僕は恨んでいない。恨んでいないよ。ウォルフ」

 

数分後、落ち着いたウォルフは泣いて真っ赤になりながらも綺麗な敬礼をする。

 

「来たのはこれだけか?」

 

「他の兄弟達に連絡をしているが遠方過ぎてすぐにこられない連中もいる。残念ながらすぐに集まることは厳しいでしょう」

 

「でも、仲間が一人でも来てくれることは嬉しいよ」

 

ウォルフの言葉にのび太は嬉しそうに答える。

 

「あぁ、紹介するよ。彼はドラえもん、そして、僕の故郷の友達のスネ夫」

 

「ドラえもんです。はじめまして」

 

挨拶をするドラえもんにハードケースがぽつりと呟く。

 

「すげぇ、タヌキ型ドロイドだ」

 

「僕はタヌキじゃなぁああああああああい!」

 

「あ、スネ夫です。よろしくお願いします」

 

叫ぶドラえもんをのび太が宥めている横でスネ夫が挨拶をする。

 

ハードケース達は興味津々という様子でスネ夫を囲む。

 

「あ、あの何か?」

 

「普通だな」

 

「変な髪形しているぞ?」

 

「見た目は普通の人間だな」

 

ハードケース、カタップ、ドグマがそれぞれに感想を告げる。

 

「お前達、落ち着け、すまないな。あのノビ将軍と同じ故郷という事で皆が興味津々なのだ」

 

ファイヴスが謝罪する。

 

「大丈夫です。のび太、作業を中断しよう」

 

スネ夫は首を振りながら作業を中断することにした。

 

「そうだね、この基地の事も案内したいし、あ!」

 

ポンとのび太は手を叩く。

 

「キミ達にルークの事を紹介しないと」

 

「ルーク?」

 

「誰です?」

 

戸惑うクローン達。

 

唯一、誰の事か知っているファイヴスは笑みを浮かべる。

 

彼らの驚く表情が楽しみだ。

 

その頃、偵察に出ていたルーク・スカイウォーカーが戻っていないという事態になっていることを彼らは知らなかった。

 

 

 




戦争で本来なら死んでいるクローンや反乱者達に出てくるクローンの一部を登場させました。

彼らは年老いていますが、腕は衰えていません。

それはつまり?


次回の更新も頑張ります。
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