ジョジョの奇妙な冒険~アメジストのif物語~   作:Tarako@如月銘酪

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初めての方ははじめまして、
前作から読んでくださっている方はこんにちは!
Tarakoです!
今回は第一章ファントムブラッドの赤の第二話、「ガーネットの粒」です!
前作をお読みになっていない方は、ぜひぜひお読みください!
プロローグhttps://syosetu.org/novel/237782/1.html
一章https://syosetu.org/novel/237782/2.html

***登場人物
ジョナサン・ジョースター
ジョースター家の長男。

ジョルノ・ジョバァーナ
ジョースター家の末っ子。スタンドは「ゴールドエクスペリエンス」

*スタンドについて*
ジョースター家では、生まれつきのスタンド使い(ジョルノ、仗助)以外はスタンド能力を持っていません。

■■オリジナルキャラクター■■

ジョラルジョリオ
年齢 21歳
性別 男
誕生日 五月二十三日
血液型 AB型
好きな色 輝くように美しい金色
好きなもの ブラックコーヒー、貴金属、装飾
好きなこと アクセサリーをつくること(特にピアス)
好きな曲 アイネ・クライネ・ナハトムジーク
嫌いなもの 甘いもの(砂糖菓子)悪夢
好きな偉人 ソクラテス
性格 ·場の空気に馴染めないことが多い
   ·少し謙虚(?)な姿勢を見せる
   ·心を開いた人には感情の突起が激しい自分を見せる。
   ·すぐに調子に乗る。
(そのせいで奇妙な事に巻き込まれやすい)
   ·情に熱くなる時がある。(黄金の精神を持つ)自分の意思を貫き通す覚悟がある。
癖 腕を掻く
ジョラル君だけはイラストの全体像があります!三話では累君の全体像になります!ぜひ見てください!

ジョラルの姿
https://www.pixiv.net/artworks/84802161

累乗内瑠
年齢 20歳
性別 男
誕生日 7月25日
血液型 O型
好きないろ 濁ったいろ
好きなこと 宝石デザイン、ブラックコーヒー
好きな曲 威風堂々
嫌いなもの 星、ごちゃごちゃしたもの
性格 芸術的なものに見とれる。神様を信じるタイプ。生まれつきスタンドを持っていて疎外感を感じている。自分が強いと思ってる。 
癖 辺りをキョロキョロ見渡す。

~あらすじ~

転生したジョースター家は、平和な生活を送っていた。が、「ジョラル」との出会いにより、様々な奇妙な冒険に足を踏み入れてしまったのだった……


二話 ガーネットの粒

 

【挿絵表示】

 

 

 …話し声と、雨の心地よい音が聞こえる。

ちかっちかっと、輝くのは金髪の青年の耳についた、ピアスだった。

プレナイト、という宝石だろう。

『物事の本質を見抜く力』という意味が込められている、ということを夢うつつな青年は知っていた。

 

 「……悪趣味だな」

金髪の、カールのかかった髪をもった青年が、驚くように振り返る。

ふわりと髪が風に舞う。

この日差しの暖かさは知っている。「日本」という国だったか。昔留学した時、細かい細工に見とれていた。

「プレナイト…か」

まっすぐにアメジストの瞳が、金髪の青年______ジョルノ・ジョバァーナの目をいぬく。

「これじゃあ美しくならない。もっと綺麗な造形美があるだろうに…あんた、見たところお偉いさんだろう?これはもっと…輝くべきだ」

早口でそう言う彼の言葉はもう呪文の様な言葉に聞こえる。

「……G,E」

吸い込むように深いエメラルドの瞳がそう呟くと、不確かなソレは、拳を繰り出した。

「……ッ」

避けた末にによろけた青年は、汗を垂らす。

 

 「え、えぇっと、ジョルノ、止めよう……?」

 青い髪をもつ彼の名前はジョナサン・ジョースター、ジョースター家の長男であり、真の「紳士」を目指す男性だ。かれが牽制すると、流石にやり過ぎたか、と思ったようで手を止める。

「すみません…悪い癖ですね」

静かに微笑む青年はまさに絵になる程の美しさをもっている。

「ここ、は、どこだ……?」

 やっと現状を理解したのか、ジョラルジョリオ……ジョラルは二人をじっくりと見つめる。彼らに敵意が無いことを確認した上での発言だった。

「僕はジョナサン・ジョースター、君はジョラルジョリオ…であってるかな?」

物腰柔らかく聞いてくるその姿勢は、まさに紳士だと万人が称するであろう風だった。

 

「あぁ。」とジョラルが答える。

 「あぁ、良かったよ。ジョルノが紐で縛ってつれてくるから、誘拐したのかと…でも、君に合えて良かった。とりあえず席にすわりなよ。」

ジョナサンが椅子に座るようにすすめ、ジョルノはコーヒーを三人ぶん淹れて持ってきた。

多分長い話になるのだろう、

 「あぁ。…コーヒーありがとう。」とジョラルが言うと、ジョルノが続けるように、いや、先程の質問に答えるように。

 

「いいえ、おもてなしですから。……なぜここに居るのか知りたいんですよね?…僕らはあなたの家族です。」

といった。 家族、というワードに、驚きを隠せないジョラルは、信じられない、というような眼差しを向ける。

「君のお父さんは、僕らのお父さんなんだよ。…今はもう居ないけれど。」

ジョナサンがジョルノの発言に付け加えることで、ジョラルはやっと理解したようだった。

そういえば自分の父親も亡くなっている。母と共に。

「……話せば長い話になる。……聞いてくれるかい?」

__________________

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*◇*

 

「つまり…纏めると、あんたらは異母家族で、俺はあんたらの家族で、あんたらは全員「奇妙な冒険」をしてきている…そして俺もその家族ってことは、不特定多数の人々に被害を及ぼす可能性があるからあんたらが保護したって事か……?」

随分壮大な話だなぁ、と、他人事のように考える。

「纏めるとそうなるかなー?」

小首を傾げる仕草は紳士と言うよりかは少年のような雰囲気だった。

「わかった……これからよろしく。」

にこ、と笑うジョラルは、まるで子供のようだった。

 

 「バカみたいな話だが、家族に憧れていたんだ。」

 深いアメジストの瞳が、物憂げに語る。

「ずっと、一人で生きてきた。」

ずっと、ひとりぼっちだった。

誰にも理解されず、いつの間にか理解されなくて良いや、なんて事を考えていたのだった。

そのせいで出来た溝はさらに深くなっていった。

それでも、何処かで、自分の『居場所』を求めていた。

「だから、嬉しい。」

静かに微笑む彼は、その心の内に、確かに黄金の精神が目覚め始めていた。

そして、この大切な幸せを守ろうという『覚悟』も。

 

 「ところで、あなた大学卒業生ですよね?どこ通っていたんですか?」

「宝飾造形大学短期大学部。」

「……。」

聞いたことの無い単語に頭にクエスチョンマークを浮かべている。

「宝石や貴金属の装飾、デザインなどをまばぶことができる所だ。俺はそこの短期大学部そつぎょー。」

「へぇ、そんなところがあるんだね。」

「……正式に卒業した訳では無さそうですね」

ジョナサンはきょとんとしているが、ジョラルは思いあたる節が有るらしく、目を泳がせる。

「うん。色々あって。」

「もしかしてだけど、中途退学って奴かい?」

ジョルノが、ジョナサンの淹れたコーヒーを飲む。思わず「美味しい」と溢す。

「あぁ、ひどい話だが、とある事件の濡れ衣を着せられてな。そのせいで退学になってしまった。…今じゃ戻りたいとも思わないが。」

それをいう彼の表情には、少し後悔の感情が現れていた。

 

「だ、だめだよ!学生は学べる時に学んでおくべきだ!」

と、立ち上がり、声を荒げ、(白熱の演技で)そう言うジョナサンを見たジョラルとジョルノは、少し、若干引いた様子を見せた。その二人を見たお陰で、落ち着いたジョナサンは、恥ずかしそうに静かに座った。

 

「まぁ、ジョナサンさんもこんなに薦めているのですし、こちらから、復帰できる様に準備させておきますね。」

場の空気を整えるようにジョルノが言うと、とんでもない、と言うような顔をしたジョラルが

「そんなこと、別に…」と言いかけた時、被せるように

「それに、あなたも戻りたかったらしいですし。」

と、反論させる隙を与えなかった。

その間ジョナサンはずっと赤面していた。

 

 

テレビ

『さて!今回の"ウワサの心霊"は、満月の晩、水面に立っているといつの間にか死んでしまう!という物です!』

『怖いですね~、何されるか分からないですもんね~』

『そうですよね~、既に老若男女問わず20人程が犠牲を受けているそうです。夜道には気をつけてくださいね!』

『では、次のコーナーです!』

 

 

 

宝飾造形大学 デザイン科

 

 

「聞いた?転校生の噂。」

 

風の噂。でも本当らしい。

 

「きいたきいた、累乗内 瑠(るいじょうと りゅう)ってやつだろ?」

 

転校してきた人はなんでも美青年で美しい宝石のデザインを考える人らしく。

 

「なんでも、ディオ・ブランドーの息子らしいよ」

 

しかも、ディオ・ブランドー、まばゆい程のカリスマを持ったあの男の息子だというのだから、全員が驚いた。

 

「あんな大手企業に勤めてるあの!?」

 

彼の才能、地位、名誉。バカみたいな話だが、誰もが口から手が出る程ほしいものばかり持っていた。

 

「なんてったってこんな大学にいるんだ……?」

 

誰もが考えた。どうして有名大学の法学部とかにいかなかったのか。そんな学力も資格も持っていて。羨み、憎み、感嘆し、一躍有名人となってしまった。

 

雑音が聞こえる。

まるで自分しか居ないような、そんな世界。

誰もが欲しがる才能や地位?

 

お前達は何一つ分かっていない!

 

いつの間にか孤立していた。

一人だけだった。

「……

そう呟いたガーネットの瞳は、駆け出す。

自分から全てを奪った存在。

忌々しく輝く星。

許せなかった。

赦すことはできなかった。

 

ジョースター家

 

「しかし、特異点が分からないと……」

 

「お、おいッ!」

ジョセフの声がする……

扉を開けたジョセフは……紫の蔦が腕を伝っている。

「なんだよこれぇ…ッ!」

それは、生まれつきもっている人間から見たら、嫌という程見たであろう精神のヴィジョン。まさに

「……スタンド……ッ!」

と呼ばれる存在だった。

「スタンドぉ~?」

「まさかッ……これが()()()!?僕らとジョラルが出会うことが…ッそれこそが特異点だったのかッ」

背後から、確かに気配がある…ッ

それは、予感にも似た気配!

長年にわたり続く因縁!

 

『セレーネッ』

白と黒に塗りつぶされた、牡牛のスタンドが窓ガラスを蹴散らして侵入する。

「ッ…これはっ!」

窓ガラスが四方八方に飛び散る。雨が、嵐のように吹き荒れ、侵入者にあたる。

身を守るように腕でカバーするも、端々から血が滴っている。じんわりとした痛みをジョルノやジョラルに襲う。

金髪にガーネットの瞳をもつ青年が立つ。雨に濡れた髪をかきあげてジョースター家の面々を見つめる。

「ッチ……本当に忌々しいな…"星"っていうのは……」

 彼は優雅に、そしてまっすぐにジョラルを見つめる。

その様はまるで昔話に出てくる王子様のような、顔立ちをしている。

瞳は本当にガーネットの宝石のようで、思わず目が離せない。

 

「おまえは…転校生の、瑠、か?」

彼は突然の状況に不安と恐怖を感じていた。

「俺の願いを叶えるために死んでくれ。ジョラルジョリオ。」

「……ガーネット、情熱、生命力を表す宝石か。」

「おう。安物さん?」

「どういうつもりなんだ。」

ジョラルはいたって平然を装って聞いてくる。

「あんたらは疑うかもしれないが、俺には神様の声が聞こえるんだ。…とても優しい声だった。幸せにしてくれるって、初めての信頼出来る人だったんだ。だから、だからさ、幸せになるには、『害』は必要ないって神様が言ってた。だから俺は、お前らを殺す。殺して、俺だって幸せになる!誰だってある権利だ……言いに決まってる。合法的だ。俺は『星』を消して、俺が幸せになる。……俺のために!」

 

to be continued…………

 

 

【挿絵表示】

 




今回もご閲覧いただきありがとうございました!
評価、感想、どしどし送ってください!お待ちしています!

次回予告!
「トパーズの輝きはどこにあるのか」
ジョルノと瑠の戦闘シーンからのジョラルとの展開は瞬きなんて出来ません!ぜひお楽しみに!次回もご覧くださいね?
Bon Voyage~!(よい人生を!)

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