ヒロアカに狂化スキル持ちオリ主を突っ込んだ物語

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思いつきでモノを書いたよ!


個性『狂化』

 

 俺の身体はボドボドダァ!? 

 

 うん、ネタじゃない。俺はテンセイシャーだ。正直死んだ時の記憶がないから、そういう設定だと思ってる。まあそれはいい。

 

 そしてジャンプ作品『僕のヒーローアカデミア』に転生したんだ。超最悪、ではないな。

 この世界で産まれたから戸籍もあるし、時代は現代とさして変わりない。異世界に行って不自由な生活を送るよりはよっぽど良いと言うものだ。

 

 しかしこの世界。『個性』という超常の力を持っているのが普通だ。

 勿論、幸か不幸か俺にもあった。

 

 個性『狂化』。知っているかな? fateに登場するサーヴァントに付属されるスキル。

 自身のステータスが強化される変わりに理性を失ったり暴走したりするやつ。

 

 聞いて分かったと思うだろうが。そうだ。俺も個性を使うと殆ど制御できない。

 

 そのお陰様で俺はヴィラン一歩手前だ。何故って? そうだな個性というのは、遺伝子に近いのだと思う。

 言うなれば体に刻まれた本能。獣や赤ん坊みたいに無意識に使えて当然の力。

 だからこそ俺は個性を封印できない。個性という体に生まれつき備わった器官をどう封印できると言う。

 

 確かに原作では個性とは制御できるものなのだろう。

 

 では、ここでだったら制御できるだろう? という前提を覆そう。

 

 

 ────俺の個性は『異形型』だ。

 

 

 は? とお思いの方も居るかもだが話を進めさせてもらう。

 

 個性『狂化』。

 使用者は理性を失い、言葉を介せず、肉体は強化される。

 

 そして元ネタであるfateでは()()()()()なのである。英霊に付与される狂化スキルはONOFFが出来ない。

 

俺の個性も元ネタに準じてかは知らんが、この個性は産まれた瞬間から、いや胎児として生まれた瞬間から発動しているのだ。

 

まあ16年という時間を殆ど個性と向き合い、制御しようと訓練の日々を送っていた。

正直前世の記憶の有り難みが凄い。この記憶がなければ俺は二十にもなって小学校からやり直しだ。

個性のせいでいつ暴走するのか分からず、その為学校にも通えず、家族にも迷惑は掛けっぱなし。個性が不安定な状況ではバイトも出来ず、過去に暴走したせいで、危険個性保持者として危険物扱いもされている。

 

 

───俺、刃鎖羅力一( バ サ ラ りきいち)は今年から雄英高校に入学試験に挑む。

 

───ヴィランではなく、バーサーカーでもなく。

 

───ヒーローになるために。

 

 

 

 

 

■■■(Grauu)*1

 

でも発声練習はもう少し頑張ればよかった。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

2月26日。

 

■■■■(GAaaaaa)ッ!!!!!!*2

「うわぁっ!?」

「な、なになにヴィラン!?」

「こ、怖ぇ」

 

 

苦節十と余年。遂にここまで来た。幼少時から個性の危険性に備えて人付き合い処か、家族との面会すら出来なかったあの時から、ここまで!

 

■■■、■■■■■(イカン、落ち着け俺)

「おい、邪魔だデカブツ!!」

「ちょっ、かっちゃん!?」

 

「■■?*3

 

感動に浸っていると後ろから声が、というか懐かしい声だ。

って、

 

■■(あっ)

「アン? 何ガンくれてやがる」

「あわ、あわわわ」

 

え、これ俺は何て返せばええのん? お日柄もよく? いや先ずは挨拶からか? おはよう? いやこんにちはか?

 

「んだコイツ」

「か、かかかっちゃん行こう!? ね!?」

「クソデクもビビり過ぎだ、死ねクソが」

 

■■■■(GAaaAAA)!!!!*4

 

......あれ? 居ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

なんやかんやあって会場に移動

 

そんなこんなと説明があった。

 


 

 

 

そして試験会場。

 

力一(りきいち)は目立っていた。いや何なら学校玄関前で騒いだ時からずっと目立っている。

そもそも力一は見た目が化け物だ。

 

筋骨隆々、肌は浅黒く、体長二メートル半近く。顔の彫りも深く、目付きも悪い。

要するにバーサーカー(ヘラクレス)だ。

 

そんな存在が威圧感漂わせ佇んでいる。大半の生徒がお前学生? と首を傾げ、教師達は問題児ねと慣れの姿勢。

 

 

 

何やかやあって(原作通り)事が進み

 

『ハイスタートー!』

 

■■■■■■(GAAAAAAAAA)ッ!!!!!!」

 

 

そして嵐が吹き荒れた。

 

踏み込んだ跡にはクレーターと足跡が深く残り、一足跳びに跳躍すればビルよりも高い。

電柱片手に走って行った。

 

「な、何あれ」

「化けもんじゃねーかっ」

「い、いぃ急げ急げ!!! アイツに構ってる暇はねぇ!!」

 

呆然と残された面々も我に帰り、負けてられないとばかりに走り出す。抵抗できない圧倒的暴力への恐怖を見ない振りして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『25ポイント』

 

『49ポイント』

 

『72ポイント』

 

『100ポイント』

 

 

邪魔する障害物を潰し、走って壊す道に謝りながら、電柱を振り回して蹂躙する。

袋小路を飛んで、ビル群すら飛び越えて。そして終盤。

 

現れたのは超巨大ロボット。

 

「ッ■■■■■■■■(ガアアアアアァァァァァ)ッッッ!!!!!」

 

 

 

叫び声、否咆哮だ。数メートル越しにビルのガラスが割れる程の咆哮。

 

俺の獲物だと、ぶっ潰すの意を込め叫んで、体を深く沈めて超跳躍!!

 

 

 

SM AASH(スマッシュ)ッッッッ!!!!!!」

 

■■■■■■■■(なんとぉぉぉぉぉ)!?!?!?」

 

おっとバーサーカー君、吹き飛んだァァァ!!!!!

ロボットの破片と共に吹き飛ばされ、宙を舞うもそれも一瞬。空中でグルンと数回縦回転すると態勢は整い、綺麗にY字着地。体操ならば一人十点は硬い。

 

 

■、■■■(あ、切れた)

自身の中のテンションが切れるのが分かった。残ったのは達成感や安堵。試験前の張り詰めた緊張感はなくなり、精神的な疲れが押し寄せる。

 

尚、肉体的な疲れは無い。強化された肉体にとってこの程度は準備体操のようなものだ。

 

 

 

 

 

 

 

その後は何事もなく、恙無く終わった。

 

後日届いた合格通知も来て、漸く彼は人としての新たな一歩を踏み出した。

 

 

*1
頑張る

*2
学校だあ!!!!

*3
えっ?

*4
こんにちは!!!!




(気力的に)続かない。

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