「とっととくたばれ糞野郎」

 

その一言を最期に蟲柱、胡蝶しのぶは実姉の仇、十二鬼月 童磨を道連れに死ぬ━━━━━━━━━━━

 

 

はずだったが、彼女は何故か異世界に転生していた。

そこで彼女は前世の知識を活かしてポーション職人になる決意を固めるのだった。

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異世界を舞う蝶 ~私、胡蝶しのぶは鬼殺隊 蟲柱からポーション職人に転職しました。~

とっととくたばれ糞野郎

 

それが、最期に言った言葉

 

その後私はあの鬼の最期を見て成仏する筈だった

 

 

なのに、

 

 

 

私、胡蝶しのぶは今姉さん達のいる天国にいません。

何故かとある宿屋の一室にいます。

ここが天国でないのは確かなようです。

 

 

***

 

 

全集中の呼吸

それは、耳飾りの剣士 こと継国縁壱が作り出し、そして今日まで脈々と受け継がれてきたもの。

 

様々な人間が原点 日の呼吸から派生技を編み出し、それも受け継がれてきた。

 

【呼吸を後世に伝えること】も鬼を殺すのと同じくらい重要な鬼殺隊の役目 だと誰かが言った。

 

(………だが、お前はどうだ?

胡蝶しのぶ………)

 

そう聞こえた気がしました。

そして目を覚ますと、私は草むらで寝ていたんです。

もしこの世に天国があるのなら、死んだら姉さんに会えるのではないかと考えていました。

 

「鬼殺隊を辞めて普通の女の子として長生きして欲しい」という姉さんの最期のお願いを無下にした事を怒られるのではないかと危惧してもいました。

しかし、事実はどうでしょうか?

 

天国とはこんなに貧相なものだったのかと つまらない考えをしていると、後ろに嫌な気配を感じて、体を前に倒しました。

 

ズドォン!!!!

 

文字にしたらこんなところでしょうか。

そんな音が私の鼓膜を震わせたんです。

 

見ると、鬼とは違う怪物が石でできた槌を振るってきました。顔はまるで豚のようで、脂肪分と筋肉が共存しているような体つきをしていました。

その時気づいたんです。私の手に日輪刀が無いことに。

 

蟲の呼吸を使えば逃げることくらいは出来るのではないかと考えていると、どこからともなく槍が飛んできて、その怪物の胸を貫通しました。

 

「危ねぇ危ねぇ!

危うく逃げられちまう所だったぜ!」

 

1人の男性が走ってきました。年齢は恐らく30代後半 体格だけでいえば悲鳴嶼さんとも勝負ができるくらいあったんです。

 

「おお、姉ちゃん 大丈夫か!!?

怪我してねぇかい!?」

 

姉ちゃん

それが私のことだと理解するのに少しかかりました。この人は言葉遣いこそ良くないけど真に私の事を気遣ってくれてるのだと言う事が分かります。

蟲柱 という肩書きを知らない彼には私の存在は弱者と認識されたようです。

 

 

***

 

 

「先程はどうもありがとうございました。

私はシノブ・コチョウと申します。」

 

私の前に駆け寄ったこの人は名前をプラド・コールと言うそうです。

名前があまりにも外国だったので、私も苗字と名前を入れ替えて名乗ることにしました。

 

「それはそうとあんた、珍しい格好してるけど、どこのもんだ?」

 

格好

それが死ぬ時の鬼殺隊 柱の隊服の事だと気づきました。見てみるとこのプラドという人の格好は見たことの無い種類だけどシンプルなデザインをしています。

 

どこのもんだ というのが故郷の話だと思ったので、私は適当に東の方から来ましたと言っておいたんです。

 

「………東、ねぇ。

見たところあんた、荷物 何も持ってねぇじゃねぇか。まさか盗賊にでもやられたのか?」

 

こんな大自然の真ん中で丸腰で座り込んでいたらそう思われるのも無理はないかも知れません。

 

「喉が乾いてんじゃねぇか。 ほら。」

 

そう言ってプラドさんは私にコップ一杯の水を差し出してくれました。

別に喉は乾いていませんでしたが、ありがたく頂くことにしました。

 

「あんた、これからどうするんだ?どこか行く宛てはあるのか?」

「それが、無いんです。というか私、自分の名前以外が思い出せなくて…………」

 

これは嘘です。 プラドさんにこれ以上 余計な心配をかけたくなかったから。

 

「そうかい。

なら、俺たちの村に来いよ。」

 

どうやら逆効果だったようです。

私はそのままプラドさんに連れられて、近くの村に来ました。

 

 

 

***

 

 

今更ですが、ここが天国でないのは確かなようです。

 

 

「あんた、剣の腕はあるってのは本当なのか?」

「はい。ですので、手頃な剣が一本あれば依頼をこなすことはできます。」

 

依頼

例えば特定の植物を採集する とか、特定の獣や怪物を倒す とか、とにかく与えられた仕事をこなせばお金が手に入る

この世界はそうできているらしいです。

 

「なら、こいつをやるよ。

うちのギルドの余りだがな。」

 

ギルド

複数の人間が集まり、依頼をこなして生計を立てる

さっき プラドさんがあの豚の怪物を倒したのも、その一環だったそうです。

 

彼が渡してきた剣は、細長くて私の身の丈に合う物でした。

嘘ではなく、最高の逸品だと そう感じました。

 

「それで、依頼はどこで受けられるんでしょうか?」

「ギルド本部に行って、ちゃんと冒険者登録をしないと無理だな。」

 

そうですか。

なので 私は今そのギルド本部にいます。

 

 

***

 

 

名前:シノブ・コチョウ

年齢:18歳

書類に書いたのはそれだけでした。

他にも職業 とか 使用可能な魔法 とか色々書く欄はありましたが、私に書けたのはその2つだけでした。

ちなみに ここで嘘を書くだけで軽犯罪にあたるらしいです。

 

「これでも冒険者登録って出来るんでしょうか?」

「可能ではありますが、それでもEランクからのスタートになりますね。

それで、装備はありますか?」

「装備ならあります。」

 

私はさっき彼に貰った剣を見せました。

 

「……なるほど。大量生産品ではありますか、品質はかなりありますね。」

 

まるで鑑定士のような口振りで評価しています。

 

「これなら問題はないでしょう。

早速 依頼を受けますか?」

「はい。 是非そうしてください!」

 

こうして、私 胡蝶しのぶの初仕事が始まったのです。

 

 

***

 

 

「ここですね。例の洞窟と言うのは。」

 

私が受けた依頼の内容は、【洞窟の中のゴブリンの群れの退治】でした。

プラドさんに貰った剣を片手に洞窟の中を進みます。すると、洞窟の奥から鳴き声が聞こえてきました。

 

おおよそ人間のものとは思えないような禍々しい代物。

そして洞窟奥から出てきたのがゴブリン。

体格は私より一回り下 子供と遜色ない程でした。全員 手には棍棒が握られています。

 

ゴブリンは私を見つけるや否や大喜びして走ってきました。

 

聞いた話によるとゴブリンは若い女性を好んでとらえ、辱めたり食べたりする習性があるそうです。

それってまるであの鬼のようだと思いませんか?

 

私のやることは決まっています。

 

 

全集中

蟲の呼吸

《蝶ノ舞 戯れ》

 

ズドズドズドズドッッ!!!!!

 

全集中の呼吸で活性化させた筋力に身を任せ、ゴブリン達との距離を詰め、その眉間に的確に鋒を打ち込みました。

それだけでゴブリンはバタバタと倒れます。

 

毒を仕込むことは出来ませんでしたが、退治するには十分な威力が出せました。

 

すると、今度は打って変わって巨大な体格のゴブリンが現れました。

ギルドで聞いたホブゴブリンという、ゴブリンの長のような存在なのだと言います。

 

そのホブゴブリンは私目掛けて手に持った棍棒を振り上げてきました。

しかし、蟲柱の私にそんな大振りな攻撃が通じるはずがありません。

 

蟲の呼吸

《蜂牙ノ舞 真靡き》

 

ズドォン!!!!!

 

ホブゴブリンとの距離を一瞬で詰め、その眉間を一突きにしました。

ホブゴブリンは倒れ伏し、辺りに轟音が響きます。

私はホブゴブリンの死体を飛び越えてそのすぐ向こうに着地しました。

 

「これで終わりですね。」

 

ホブゴブリン 討伐の証拠に首を切り取ってギルドに見せなければいけません。

私には鬼の頸を斬ることは出来ませんが、死んだゴブリンなら話は別だったようです。

 

こんなところでも鬼殺隊の技術が活かせるなんて、皮肉なものですね。

 

 

***

 

 

銀貨 50枚

それが依頼の報酬でした。

この世界の価格相場は分かりませんが、贅沢しなければ1週間は生活出来るそうです。

 

このまま依頼をこなしていくのもいいですが、何かもっと 自分の才能を活かせる仕事がありそうなものだと考えながら歩いていると、とある店が目に留まりました。

 

「すみません。」

「おお。珍しいね。 こんなちんけな店に客が来るなんて。」

 

私がその店に入ると、1人のおばあさんが穏やかな顔で出迎えてくれました。

 

「……これは何ですか?」

 

私の目に留まったのは、瓶詰めにされた何かの液体でした。

その時の私はそれに何か 思うものがあったんです。

 

「それはね、ポーションだよ。」

「ポーション?」

「知らないのかい? ありふれた【薬】だよ。」

「薬!!?」

 

その時、私は自分の感情が昂っていたのを覚えています。そうです。私のやりたいこととはこれだったのです。

 

「すみません、このポーションのこと、もっと詳しく教えてくれませんか!!?」

「おぉ。そりゃ 構わないけど、こんな老いぼれに教えられることなんて、たかが知れてるよ?」

 

 

おばあさんが私に教えてくれた事を箇条書すると、こんな所でしょうか。

 

・ポーションとは、魔物や植物を調合して作る薬である。

・理論上、どんなに強力な毒でも中和できるポーションを作ることが出来る。

・ポーション作りは一般的な商売で、それで生計を立てている人は大勢いる。

 

話を聞けば聞くほど興奮してくるのが感じ取れました。藤の花から毒を作った私にこそ、毒を作る技術、即ち薬を作る事こそ私の天職だったのです。

 

直ぐに私は行動を起こしました。

 

 

***

 

この世界にも、図書館のようなものがあったのです。

私はそこでポーションに関する書物を読み込み、依頼をこなしながらポーションに関する知識を詰め込みました。

 

幸い 私が生前にやってきた毒や薬の調合とポーションのそれは勝手がほとんど同じなので、まるで小学校のおさらいをやる感覚でスラスラと頭に入ってきました。

 

鬼を殺すための技術を、今度は人を救うために使うことが出来る。

考えただけでワクワクしてきます。

 

そして1週間後、初めてのポーション作りに成功しました。

薬草を調合してその効果を高めるという単純なものでしたが、これを1週間で作れるのは能力が高い証拠なんだそうです。

 

そしてまた1週間が経つ頃には、一端のポーション職人と同等の技術を身につけることに成功しました。

 

そしてその後、ポーション職人の資格を取る事にも成功しました。

 

 

こうしてポーション職人 シノブ・コチョウが誕生の運びとなったのです。

 

 

***

 

 

「おう、姉ちゃん 久しぶりだな!」

「お久しぶりです! プラドさん!」

 

とある酒場で、私はプラドさんと待ち合わせました。

 

「もう 2週間になるか。

あの後も依頼をやってるのか?」

「いいえ。私、あの後ポーションの勉強を始めたんです。それからポーション職人の資格を取ったんです!」

「ポーション職人か。 立派じゃねぇか!」

「ありがとうございます。」

 

プラドさんに手ほどきして貰ってから2週間が過ぎ、私はポーション職人として自分の店を始めました。

店を始めるにはポーションの技術だけでは足りなくて、経営の勉強も積み、こうして今に至ります。

 

「ポーションの店か。 繁盛してんのか?」

「それが、まだ開店して1日経ったばかりですのでぼちぼちとしか。」

 

ポーション自体は標準以上だという自負はあるのですが、やはり知名度がないと売れるものも売れないです。

 

「しかし、2週間で開店とは大したもんだな。元々 その手の経験でもあったのか?」

「はい。 そんな所ですね。」

 

芸は身を助けるとはよく言ったものです。

鬼を殺すくらいしか能がないと思っていたこの力が、こうして右も左も分からなかった自分を助けれくれてるんですから。

 

「ところであの服はもう着てないのか?」

 

あの服とは、鬼殺隊の隊服ですね。

 

「持ってはいますが、接客もあるのであの服を着るのは難しそうですね。」

 

あの依頼の後、接客向きの服と私服を何着か揃えました。

 

「それで、店はやっぱり賃貸なのか?」

「そうですね。まだ家が買えるだけの蓄えはありませんから。でも、私の起業を手助けしてくれたおばあさんがいたんです。」

「おばあさん?」

「そうなんです。私がポーションと出会ったのも、その人のおかげと言っても過言じゃないくらいに!」

 

あのおばあさんには感謝してもしきれません。もし 私の店が繁盛したら、彼女の店の宣伝もしなければいけませんね。

 

 

そんな話を続けていると、外がガヤガヤと騒がしいのに気づきました。

 

「どうしたんでしょう?」

「何だろうな。 祭りやるなんて言ってたか?」

 

そんな呑気なことを考えていると、酒場に1人の男性が凄い剣幕で飛び込んできました。

 

「大変だ!!! 外で魔族が暴れてるぞ!!!!」

「「!!!?」」

「子供が1人 人質に取られたんだ!!!

"毒"を打ち込まれてるらしい!!!!」

 

その言葉を聞くや否や、私の身体は勝手に外に飛び出していました。

 

 

***

 

 

「お前達は完全に包囲されている!!

大人しく投降しろ!!!」

「バカめ!! これが見えねぇのか!!?

このガキをバラされたくなかったら道を開けろぉ!!!!」

 

私が駆けつけると、そこには武装した人が4、5人立っていました。

あれがこの世界の警察的な役割を持つ人達です。

 

(魔族はあそこですね!!)

 

魔族は1人 子供を片腕で拘束し、紫色に変色した爪を頭部に押し付けていました。

恐らく あれが毒なのでしょう。

 

私は全集中の呼吸で全身の筋肉を活性化させ、魔族に飛び込みます。もちろん手にはプラドさんから貰った剣を握りしめて。

 

「お、おい君!!」

「あぁ? 何だ、このアマ!!!」

 

 

全集中

蟲の呼吸

《蜻蛉ノ舞 複眼六角》

 

ズドズドズドズドズドズドォン!!!!!

「アギッ!!!? アガッ!!!? アガァァァァッッ!!!!!」

 

その魔族の急所を的確に狙って六連突きを叩き込みました。しかし、殺すためではありません。

案の定その魔族は昏倒して倒れました。

 

「な!? か、確保!!!」

 

動揺していた人たちも冷静さを取り戻し、魔族は取り押さえられました。

 

「き、君!! 今のは一体………」

「麻酔を打ち込みました。 大丈夫です。殺してはいません。」

 

生前、鬼を殺すために日輪刀に藤の毒を仕込んだのと同じ 要領で剣に麻酔のポーションを仕込み、魔族に打ち込んだのです。

 

「し、しかし、あんな無謀な真似は……」

「お話なら後で聞きます! それより、人質が毒に侵されたと聞いたんですが、」

「それなら、そこに倒れていますよ。」

「この子ですね!!」

 

私は倒れ苦しんでいるその子に駆け寄りました。諸症状は紫色の斑点が体表に現れるといもの。

幸いこれは私が調査した種類の毒に該当していました。

 

「この毒を中和できるポーションは………

 

これです!!」

 

私は懐からビンを1つ 取り出しました。

 

「大丈夫ですか? ゆっくりでいいから飲んで下さい。」

 

その子はかなり衰弱していたけど、何とかポーションを飲んでくれました。

幸いにも、斑点はみるみるうちに引いていきました。しかし、まだ安心はできません。

 

「誰かお医者様はいませんか!!?」

 

私は野次馬に呼びかけました。

 

「私は医者じゃないけど、近くの病院なら案内出来る!!」

 

そう言って1人の男性が名乗り出てくれたので、

 

「助かります!! 手当は済ませましたがかなり衰弱しています!!! 早くお願いします!!!」

「わかった!!!」

 

その男性は少女を抱えて走り去って行きました。私にできることはもうありません。

 

「あ、あなた………」

 

振り返るとあの武装した人が立ってました。

そう言えばまだこの人との話が済んでいませんでした。

 

「すみません。 軽率な行動をとったのは謝ります。」

「そ、それはそれとして、あなたは一体…………」

 

「私ですか?

私はシノブ・コチョウ。

ポーション職人 兼 剣士 と覚えてください。」

 

 

 

***

 

 

拝啓 姉さん 冨岡さん

そして鬼殺隊の皆

お元気ですか? この世界に来てもう 3ヶ月が経ちます。

 

あの騒動がきっかけで、私の店は色々な人の目にとまって、そこそこ繁盛しだしました。

あの時 営業者の勉強も詰んだおかげで、安定した生活が送れています。

 

今更 姉さんがお願いした「鬼殺隊を辞めて普通の女の子として長生きする」という約束が守れそうです。

 

ところで最近 疑問に思うことがあるんですが、人って死んだら天国ではなく異世界に行くんでしょうか?

 

姉さんや煉獄さんも天国ではなく異世界で生活しているんでしょうか?

私の出会った人たちの中にも異世界から来た人がいるんでしょうか?

 

そんなつまらない事を考えながらこの手紙を書いています。

 

そうそう。 昨日 あの時の子から手紙が来たんです。本当ならこの場で読んであげたいところです。

 

それからあのプラドさんが結婚したと聞きました。それはもう嬉しいですよ。彼がいたおかげで今の私がいるんですから。

 

今も店は一人でやっています。

従業員を雇おうかとも考えましたが、それはもっと勉強を積んでからにしようと思ってます。

 

ところで、私が死んでからはどうなりましたか?

 

ほかの上弦や無惨は倒せたんでしょうか?

それを知ることやそれを知る術がないのが私の唯一の心残りです。

こういう時に 死んで天国に行けば良かったのかなと考えてしまいます。

 

まぁ、きっと倒せたと信じてます。

 

無惨を倒してやっと 鬼殺隊冥利に尽きるってものでしょう?

 

さて、短いですがそろそろ筆を止めたいと思います。

明日も早いですからね。

 

皆さん お元気で。

 

胡蝶しのぶ 敬具

 

 

「………はぁ。 全く、こんな手紙なんか書いて、どうするつもりなんでしょうかね。私は。」

 

完全に自己満足の手紙を書き終えて、私は床に着きました。

明日も朝早くから店の仕込みとかが多いですからね。

 

前途多難ではありますが、私はこの世界でポーション職人に転職して、幸せになれそうです。

 

胡蝶しのぶ

 

 

《完》



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