【実況】鬼滅の刃RPG【祝100周目】   作:ゆう31

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ほならね、ランキング乗ったし連続投稿しろってことでしょ?


強化イベント〜お目覚めまで

 

 こんな格言を知ってる?

 

 

 サンドイッチはね、パンよりも中のきゅうりが一番おいしいの。挟まれた方がいい味だすのよ。

 

 パンツァー!Foo!戦車道化した鬼滅の刃RPG、はーじまーるよー。

 

 太陽の光を沢山浴びた例の鉄で出来た戦車並みの大砲が直撃したら流石(笑)の無惨様と言えど肉片と共に浄化されるのでしょうか、少し気になりますがそんなことより。

 

 前回はオレ系ツンツンデレつり目美ショタを励ました所でしたね、前回のイベントを発生させたので、早速有一郎くんちゃんに稽古♀をしましょう。

 

 ほぼほぼ強化イベントだと思うのですが果たして、有一郎くんのポテンシャルは成長速度以外はほぼ無一郎くんと変わらないので技術が卓越的に伸びても、新技能の獲得或いは現技能の強化でもうま味ですね。

 

 派生呼吸になる可能性もありますが、これは一概にうま味とは言えないのでんにゃぴ……。

 

 は?いやいや何言ってんだ腐れ饅頭、派生呼吸の方がつえーだろバカかよ(笑)と思う視聴者アニキアネキ、ほならね、自分で検証してみよう!ぽももやってるんだしサ!☆

 

 え?めんどくさい?しょうがにゃいなぁ……(見抜き)

 

 

 キャラにもよるのですが有一郎くんの場合、風の呼吸を極めて行った方が強い事もあります、というか風の呼吸のバランスが良いねんな?攻守共に優れてて技術が十分なら連携もバッチシ!

 

 呼吸の相性もおほぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜!とみさくら語!なにもいうことがない……って感じなんすよね。

 

 有一郎くんの場合、未検証を除いて検証が完了している中では何通りか派生先があるのですが、その一つである「(さび)の呼吸」がちょっとうーん……微妙……。

 

 嵌れば強いタイプの呼吸なのですが基本的に上弦上位の実力者になると嵌る事なんて十回戦って一回あるかないかぐらいの博打なので、ほんなら風の呼吸でいいじゃんアゼルパイジャン

 

 まあそれ以外の呼吸ならうま味!特に攻めて攻めて攻めまくれ!な「嵐の呼吸」とかに派生してくれるとほぼ最終決戦までしょーもない上弦に近い実力持った自然発生クソモブ鬼にやられる事は無くなるのでね。

 

 なんなら1対1でも数分ぐらいおいた以下略バケ侍さんに持ち堪えてくれるんじゃ無いかにゃ?はにゃ?

 

 はてさて画面に戻りまして、有一郎くんのイベント発生日になったのでヒュイゴー⤴︎!

 

 

 “私の屋敷の庭を使って有一郎くんの稽古を始める。当初は木刀でやろうと思ったのだが「それじゃ意味ねぇだろ」と言われたので互いに日輪刀だ、遠慮はしなくて良いよ______始めよう“

 

 

 てな事で始まりました、今回は普通の組み合いや訓練イベントとは違い、ぽものプレイヤースキルが試されるようですね???

 

 イベント戦に近い戦闘なので条件を達成“させる”のが肝になります、臨花ちゃんが達成するのではなく、有一郎くんに達成してもらわないと強化成功!とならないのが開発の罠ですね?(キレ気味)

 

 プレイキャラが継子を作るとこんな感じの強化イベントが起きますね、しのぶさんプレイキャラにすると高確率でカナヲちゃんに対してこの系統のイベントが起きたりします。

 

 今回もその例に漏れず、一定時間以内に”覚醒”に該当する条件達成がS評価、プレイヤーキャラの全力の一撃を受けて戦闘続行状態がA評価、B評価とC評価は狙わないので説明は省略でポイーーーーー!

 

 これらを相手に達成させる為に、プレイヤーであるぽもが「演出」して達成する必要があり、頸を斬り落としてポイーーー!ってするだけの鬼討伐より全然難しいねんな?ただこのイベント戦が中々やり甲斐があるのも事実、ええやん……(ポッ)

 

 まず八百長染みた事をすると普通に判定失敗するので、露骨に手を抜いたりするのはNG、それこそ有一郎くんの“限り限り”を見極めて、いつかに話した覚醒の条件の一つ“強者との戦闘”を演出しましょう。

 

 この限り限りの見極めをミスると思いように成長してくれないのですが、ぽもの†サードアイ†は自信有りです、ガバれ?慢心?ふっ(失笑)ありえんて^

 

 ということで覚悟は良いか、ぽもは出来てる。イクゾッ!

 

 

 デッデッデデデデ

 

 

 

 カーン☆(イベント演出)

 

 

 ”限り限りの戦闘が時に人を強くする、私自身がそうであるように、それは有一郎くんも同じだ、常に一歩、二歩上の行動に有一郎くんはよく付いてくれている、すごいね“

 

 

 ”だから、君を信じて私は全力の一撃を繰り出す、行くよ“

 

 

 お、イベントスチルですね。はぇ〜〜〜くそかっこいい(小学生並みの感想)

 

 てかふと思ったんだけどこの手のイベントスチルどうなってんだ?オリキャラのデータを内部で確認してそれに一番近い該当するイラストを排出してるんすかね?

 

 どんな技術だよ、鬼滅の刃RPGは半世紀先の技術を取り入れた未来人の作ったゲームだった……?

 

 その時、脳内に溢れ出した、そもそも鬼滅の刃RPGは存

 

 

 致命的なエラーが発覚したので新しい饅頭に切り替えました、次のぽもは上手くやってくれるでしょう。

 

 

 とまあ冗談はさておき、ここまで来たらもう大丈夫です。

 

 A評価は確実に達成してくれるでしょう、S評価はんにゃぴ……やっぱ厳しいか、命を賭ける程の限り限りの戦闘じゃないと“覚醒”は発動してくれないからね。

 

 

 “煌の呼吸 捌の型 煌彩陸離(こうさいりんり)(あけぼの)、私の一撃を有一郎くんは一息入れた後に風が切り裂くような呼吸音と共に、正面から対抗する、暴風のような衝突が私の刀に伝わる、受け止めきれない、衝動を流すために大きく後ろに飛んだ”

 

 

 “風の呼吸の、私の知らない型……そうか、これが有一郎くんの答えなんだね”

 

 

 おっ、よもやよもやこれはもしかしなくても奥義習得では?ぽもは怪しんだ。

 

 人によって最後に覚える型、つまりは奥義の内容は異なるのですが、えーっと確か、有一郎くんの風の呼吸の奥義ってどんなんだったっけな……奥義の中でも強い類の奴だった気がするんすけど。

 

 てかあれか、奥義習得出来る程に風の呼吸極めたんすね、200/200の壁越えは成功してると見て良いです、まじか、この段階で?上振れてね?

 

 

 “透き通った視界で、これ以上の稽古は返って毒になると判断してここまでにした。有一郎くんは不満そうに私に近付こうとして、ふらっと体をよろめかせた、あれだけの威力を人の身で出したんだ、使用出来るのは一回か二回程度だろうか”

 

 

 “「俺は、強くなったか?」___もちろん、君は強い、誇って良い”

 

 

★☆★☆★〜達成!時透有一郎の強化に成功しました〜★☆★☆★

 

 『 〜EVENT 時透有一郎 奥義習得!他

 稽古評価 A−

 条件達成 是

 師範補正+

 最終評価 A』

 

 

 イキソッイクイク、ンアー‼︎‼︎‼︎

 

 最高結果ではありませんがそれに近しい結果ですね、奥義習得に加えて技能も増えました。何が増えたかまではゲームシステムが教えてくれませんでしたが、大幅に強化出来たことは間違いないですよォンアォン!

 

 あまりにも気持ち良過ぎるので反アルベド族の例の音輪っか^さんに抜いて♂もらいましょう、気持ち良過ぎんだろ!

 

 あ〜〜〜^生き返るわ〜〜〜^てな事で世界一位さんもにっこり、ぽもの餡子もピッカピカ!

 

 ほならね、これをきっかけに祭りのやべーやつの強化イベントも起こしちゃおうそうしよう!猪突猛進!伊之助、そこだッ!

 

 ほらほら、照れないで♡イベント起きて♡起きて♤起きて♢起きて♧

 

 

 ……あれっ。

 

 どうして倍速してるんですか?(疑問)

 

 編集しているぽもは一体何を考えているのでしょうか、倍速して尺が足りると思っているのでしょうか?ワケワカンナイヨー!これにはメスガキ帝王もこの表情である。

 

 いやいや本当にゲーム内時間で遊郭編が始まるタイミングまで後二ヶ月切ってるんすよ、始まるまでに最低二回はイベント起こさないとほぼ間違いなく宇髄さん1人だと死ぬ一歩寸前まで追い込まれちゃうんすよ。

 

 ちょっと?倍速やめてもらいますか?おいおいそろそろ二ヶ月どころか一ヶ月切っちゃうよ!おい!わかってんのか!

 

 ぁぁぁっぁぁぁ!!チャートが壊れちゃうでしょ!

 

 おっ?倍速が終わりました、ビビらせんなよ、ペッ!ホント困りますよね、ランダムイベントっていっつもそう、ぽもの事なんだと思ってるんですか?

 

 抱かせろちゃんと友情共演もしちゃいますよこんなん。てことでゲーム画面を見ていきまひょ^

 

 

 “真菰が起きたとしのぶから連絡が来た。良かった……お祝いに行かないとね”

 

 

 おっ、復帰しましたね、柱級の味方隊士が昏睡状態から起きて万全に戻るまで二週間ぐらいが平均ペースなので……ってことは遊郭編に間に合いますね?真菰ちゃん遊郭編参戦マジ?!

 

 参戦してくれると心強いっちゃ強いのですが復帰早々上弦戦に加入するクソローテは流石のぽももうーんと唸ってしまいますね、どうしたものか……

 

 お祝いに行くのはいいとして、宇髄さんは?

 

 

 “蝶屋敷に着いて、真菰が居る病室を開けると、慣れ親しんだ真菰の表情が出迎えてくれた……いろいろ、話すことは多そうだ、いっぱい話そう?”

 

 うんうん、いっぱい話そうね。

 

 所で祭りの神のイベントは?いえね、真菰ちゃんの復帰イベントは純粋に嬉しいですしやっぱ臨花ちゃんには真菰ちゃんかなー(復権派)案件なのですが、それはそれとして嫁が三人いる忍の人のイベントは?

 

 ……お、拠点のこと話してる、やったね真菰ちゃん!二人暮らしだよ(にっこり)まあ数年前から同棲してるんですけどね、奥さん。

 

 これでちゃんと二週間後辺りには真菰ちゃん完全復活なので、拠点の効力が発揮できる様になりますね、んーとなると真菰ちゃんが復帰したら柱同士の組み合わせどうなるんやろか?お館様次第ですが、出来れば真菰ちゃんと臨花ちゃんはペアで動きたいですね?

 

 まあそんな先の話は置いておいて、天元師匠(人違い)のイベントは?

 

 

 “……そろそろ任務に向かう時間だからと切り上げると真菰から「待っててね、直ぐに隣に立つから」と言ってくれた、うん……待ってるよ、真菰”

 

 

 真菰ちゃんのイケメン度が増してるような……真菰ちゃんは主人公で臨花ちゃんはヒロインだった?んにゃぴ、臨花ちゃんは主人公でありヒロインだよ(皇帝ペンギン三号)

 

 さて、真菰ちゃんも眠りから覚め、遊郭編が始まるまで一ヶ月を切りました、上弦戦が近づいて来ると否が応にも身が引き締まりますね。

 

 全体を通しても遊郭編で負ける事は、ここまで来れたプレイキャラクターの時点で片手で数える程度しかありませんが、それでも上弦の陸は厄介な相手な事には変わりません。

 

 原作以上の結果、つまりは上振れを狙うと途端に難易度が跳ね上がるのもぴえん超えてぱおん、インスタぽもも思わず正気に戻ってしまいかねますが、なんとかしたい所存。

 

 そんなこんなでキリが良いので、この辺で動画を終わらせ……って、おーい!待て待て待てぇい!(江戸っ子)

 

 宇髄天元さんの強化イベントは?!

 

 ファ!?おい、もう一ヶ月切ったぞ!マジで言ってんのか?!

 

 

 ちょぉぉぉぉもおおぉぉぉなんだよもぉぉぉぉぉやめてくれよぉぉぉぉ!!!!(ご視聴ありがとうございました)

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

 “遠慮はしなくて良いよ……始めよう“

 

 

 そう言って目の前の女___煌柱、俺の……師範は構え出した、無造作に取り出した刀の構えからは考えられない程の隙の無さ、ただそこに立っているだけでも感じ取れる程の、濃厚な”圧”

 

 強くなったと思った、実際、俺はあの頃と比べれば強くなってる。弟と比べればいつの間にか一歩先にアイツはいるが、それでも、師範は……臨花は俺が決して弱いわけじゃないって言ってくれた。

 

 別に驕ってる訳じゃなかった、俺と比べれば強い奴なんてそれこそ柱の数以上に数えられる。技術だけで言えば同じ風の呼吸の使い手で、上弦の弐との戦闘で生き延びた事のある粂野匡近の方が高い技術を持っている。

 

 純粋な身体能力だけで言えば、恋柱になった甘露寺蜜璃に俺は勝ると思ったことは無い。

 

 だから鬼殺隊最強に最も近いと陰で噂される目の前の人物はそれ以上なのは確実、その実力は計り知れないと思っていた。

 

 だから実際に相対した今、自分はある程度は強くなったと思っている今だからこそ、俺は戌亥臨花の実力を、自分の師範の事を今一度理解した。

 

 

 まだ、俺は何も理解できてなかったことを、理解した。

 

 

 ______離れ過ぎてる……ッ!何一つ、測れない!どれだけの事があれば、それだけの実力が手に入れられるんだ……!?

 

 

 “……来ないなら、私から行くよ”

 

 

 瞬間、知覚の限り限りで捉えた左からの斬撃に刀を反らせて受け流した、呼吸を繰り出そうとした時に、師範の姿がブレた。

 

「ッ!」

 

 師範の戦い方は千差万別で不規則だ、俺はそれを知っていた、だからだろうか、掴み掛かろうとしたその腕に気付いて、直ぐに背後に飛んで回避出来たのは。

 

 ただの体術じゃない、俺の知らない技術が混じったその技を対処する術を俺は知らない、このままペースを作らせる訳には行かない、間髪入れずに畳み掛ける師範に対して遠慮はいらない……ッ!

 

 

「風の呼吸 参ノ型 晴嵐風樹(せいらんふうじゅ)

 

 

足を踏み締め、、上から下へ切り下げる攻撃をいくつも繰り出すこの技を予め知っていたかの様に師範は体を動かして、刀での応対を選択した。

 

 競り合い、技術の応酬___ッ!ダメだ!もう既に押し負けている!刀を扱う技術が違い過ぎる、培われている年月が違う、純粋な経験の差を埋められるものがない……なら!

 

 

「伍ノ型 木枯らし颪!

 

 地面を蹴り飛んで回転する様に斬りかかる、立体的な俺の攻撃に対し何故か師範は刀を手放した、何が______と思考するより先に俺の体が左に大きく飛ばされた。

 

 

「ぐ……っ!」

 

 

 辛うじて受け身を取って受ける衝撃を最小限に収めて更に横に転がるように避ければ、狙い澄まされた投げ刀が投擲された、冷や汗が流れる。掴み飛ばされた?!どうやって……っいやそれよりも。

 

 攻撃の予測が出来ない!これが鬼殺隊士の頂点に位置する人、刀は使ってもそれだけが攻撃の術じゃない!体術以外にも投擲も使ってくる、まるで俺の限り限りを見極めるように“調整”されて行ってるのを感じる。

 

 透き通る世界、あの目は何を見ているんだ、その”世界“に一度でも入門すれば俺も何か掴めるのか?だがどうやって_____思考を遮るように投げられた投げ刀を刀で弾く。

 

 くそ、考える時間もない。

 

 どうする?どうすれば良い、だめだ、考えても何も開かない!ならいっそ……ッ!

 

「 壱ノ型 塵旋風・削ぎ!

 

 

 風と共に直線に向かって放つ、俺は風柱ほどこの型の完成度は高くないが、直進に向かっていく広範囲のこの攻撃を起点にすれば投擲する事は出来ないはず!

 

 師範の姿を刀が捉えた時、俺の視界から師範が消えた、上か?!違う、居ない___ッ?!

 

 

 “……忍術、見せるのは初めてだったね”

 

 

 左から聞こえた筈の声に反応し振り向こうとしたのを、第六感が感じ取った右からの微かな音の方に目を向け、反応する前に強烈な蹴りをまともに食らってしまう。

 

「げほッ……!んなのありかよ……っ」

 

 

 ああくそ。

 

 やっぱり強い、強過ぎて勝ち筋がまるでない、それに俺にはわかる。確かに師範は一切の手を抜いてないが、それだけだ、全力の攻撃じゃない、それが何より恐ろしい。

 

 対等以上の実力を持っていたって言われてる今は居ない岩柱は一体何者だったんだ……っ違うだろ!今はそれを考えてる場合じゃない。

 

 

 “……上げるよ”

 

 そんな溢れた声を聞き取って、迫り来るのを予測して動く、俺の知覚が反応出来る限り限りの攻撃が降り掛かってくる。

 

 一つの失敗が二つの攻撃になって返ってくる、切り崩そうとしてもあの手この手で反撃してくる、だけどもまだ食らいつけていける、まだ立てる、まだ出来る。

 

 そうか______この限り限りの戦闘が、師範を、過去の俺を、無一郎を強くしたのか______ッ!

 

 なら俺は、この稽古で、戦いで何か一つでも得なければならない!与えられているこの好機を物にしないといけない!

 

 思考が加速していく、思考を言語にまとめる事も出来なくなっていく中で、師範は一度仕切り直すように俺の体勢を崩した後に腕で掴んで吹き飛ばす。

 

 空中で体勢を整えて、次に来る攻撃に備えようと構えた時、目の前の相対してる師範の雰囲気が変わった。

 

 

 “行くよ、受け止めてみて”

 

 

 煌めきが世界を支配した。

 

 

 神々しい程に輝く世界に射殺すような目が俺を睨んだ、来る。今の今までが遊びだったんじゃないかって程の濃密な“死の香り”

 

 煌柱 戌亥臨花がそこに居た。

 

 

 “煌の呼吸___捌の型 煌彩陸離(こうさいりんり)(あけぼの)

 

 一瞬で間を詰め、上から叩き潰すように振るわれる一撃が迫っていく、思考が加速する、世界が停滞していく。

 

 止まっていく世界の中、一瞬、ほんの一瞬だけ世界が透けた(・・・・・・)

 

 一瞬の透けた世界で最適な呼吸と共に、自らの筋肉の動かし方を整えて、嵐のような、暴風のような音がした。

 

 それが俺の呼吸音だと知ったのは全てが終わった後。

 

 

「ッ______ァァァァァァアアア“ア”ア“!!」

 

 

 咄嗟に出た俺の答え、それは正面からの衝突だった。両の手で握り締めて、暴風を纏って薙ぎ払う様に振った刀と、輝きに満ちた世界を照らす太陽のような刀が触れ合う。

 

 拮抗は一瞬だったのか、それともその逆だったのかわからない、だが確かに俺はあの瞬間。

 

 

 “……っ、これは___”

 

 

 受け止めきれない。

 

 そう確かに聞こえた。

 

 

 俺の生み出した暴風が臨花を大きく後退させたのと、強烈な上からの衝撃が俺を弾け飛ばしたのは殆ど同じだった。

 

 受け身取る余裕がなく不恰好に転がるが、まだ立てる、まだやれるあの先の先まで俺は______ッ!!!

 

 “ここまで”

 

「なっ……!認めねぇぞ!俺はま、だ……っ」

 

 詰め寄ろうとした体がふらついて地面に倒れそうになるのを咄嗟に刀を突き立てて支えにする事で回避する。

 

 体が付いていけない、さっきのあの呼吸、型を使った反動だろうか、今までした事のない最適の呼吸が却って体力を使ったって言うのか。

 

 

「……っ、ああくそ……」

 

 

 刀を支えにするのをやめて、地面に座る、わかってる、これ以上の稽古は体を無意味の傷付ける以上の事は出来ない。

 

 ……あの最後の全力ですら、まだ届いてない、現に戦い始めてから今の至るまで臨花は呼吸一つすら乱れてない。

 

 或いは、それを成せるのが一瞬だけ見えた、あの透き通る世界なのだとしたら。

 

 あれが、俺の目指すべき領域なのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……なぁ」

 

 “ん……なに?有一郎くん”

 

「俺は、強くなったか?」

 

 

 

 “もちろん、君は強い、私の認めた継子だよ……誇って良い”

 

 

 

 ……俺に刀を、戦い方を教えてくれた人からこう言ってもらうのは悪い気はしない

 

 照れ臭かったからその時の師範の顔は見れてねえ、だが確かにあった俺の胸のつっかえは取れた。

 

 

 

 “有一郎くんなら、遠くない内に私を超えられる”

 

 

「……そうかよ」

 

 

 

 師範、それは流石に無理があんだろ……

 

 

 呆れたのも相まってか、体の疲れが急速に眠気へと向かっていき、抗うよりも先に俺は目を閉じた。

 




感想評価あざます!ここすきセンセンソャル!励みです
じゃ、今週のG3の馬券当ててくるから……^^ほな来週
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