お節介な転生TS鬼巫女ロリババァの話の外伝   作:葛城

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あったかもしれない、IFの設定みたいなもの


もしも、鬼姫がSCPとして財団と接触していたら

 

 SCP-114514-older Lolita (驚異的な若作り)

 

 アイテム番号:SCP-114514

 

 オブジェクトクラス:Keter → Euclid

 

 

 

 特別収容プロトコル:

 

 SCP-114514を檻やコンテナや収容室など、考えうる限りのありとあらゆる物理的な拘束は不可能であることが判明しています。また、不規則にその所在を消失させ、出現を繰り返します。財団の探査能力を持ってしてもどこへ消失したのか、どこから出現するのかは掴めず、現時点では発見次第対応に当たるという状態です。

 

 SCP-114514は物理的な意味での肉体を持ち合わせておらず、触れることも出来ません。目視(肉眼)によって姿を視認出来るのは『適正』を持つ一部の職員(研究者、警備、クラスD、その他)のみです。その際、SCP-114514を直視するのは極力避けてください。

 

 映像装置(監視カメラ等)によってその位置をある程度特定することが可能です。この場合は『適正』の有無に関わらずその姿を確認することが出来ますが、直視した時点から軽度の症状を覚える場合があり、視認する時間が長ければ長い程症状が悪化する傾向にあります。

 

『適正』を持つ者の中には、SCP-114514に近づくだけで発症する危険性を有しています。その際、多くの状況において一人での活動が困難な状態に陥る可能性が高いので、単独での接近は厳禁です。偶発的にSCP-114514へと接近してしまった場合は速やかに距離を取ってください。個人差はありますが、概ね50m以上距離が空けば自発的な行動に支障が出ない程度にまで症状が緩和します。

 

 SCP-114514は常に自発的に行動し、同じ場所に留めて置くことが不可能の為、『適性』を持つ職員が24時間体制でその所在を確認しておく必要があります。SCP-114514は食べ物(特に、嗜好品としてのアルコール飲料と、それに適応する食品)への執着が強く、それらを与えておけば特定の場所に留めておくことが比較的可能であることが分かっています。

 

 SCP-114514を捕獲するに当たって把握しておかなければならない前提が三つと、それに伴う副次的な要素が三つあります。

 

 

 

 前提1:SCP-114514は言語を理解する知能と感情があります。不用意な発言はSCP-114514の機嫌を損ねる場合がありますが、言葉による誘導が可能です。

 

 副次的要素1:SCP-114514が理解出来る言語は『日本語のみ』であり、かつ、『和製英語には対応していない』。日本語以外を用いて会話を続けると機嫌を損ねる可能性があります。

 

 

 

 前提2:活性化している状態にある時は、如何な状況にあっても距離を取り、不活性化の状態になる時まで近づいてはなりません。

 

 副次的要素2:職員に対する(研究者、警備、クラスD、その他)現時点での(××年××月××日)活性化はありません。

 

 

 

 前提3:SCP-114514をあまり放置しておくと機嫌を損ねてしまいます。上層部の指示に従って適度なアプローチを心がけてください。その際、必ず食べ物等の、SCP-114514が喜ぶであろうプレゼントを用意しなければなりません。

 

 副次的要素3:暗くて静かな場所よりも、パーティ等、賑やかな場所を好んで近づいて来ます。

 

 

 

 この計六つを常に念頭に入れた上で捕獲に当たり、捕獲が失敗しても不用意な行動や言動は行わず、常に敵意がないということをSCP-114514に示してください。

 

 非常時や偶発的な状況を除いて、SCP-114514に対する職員側からのアプローチは許可されていません。アプローチを行う際は事前の準備とO5-司令部の一人以上の承認を得た上で行ってください。どのようなアプローチであっても詳細を必ずレポートに纏め、提出することが義務付けられています。ただし、アプローチを行った者は『重度の二日酔い』にも似た症状を発症する場合が多く、最長48時間の提出猶予期間が設けられています。

 

 捕獲に当たっては全職員(研究者、警備、クラスD、その他)が協力して捜索を行い、発見しても不用意に騒ぎ立てることはせず、高圧的な態度に出てもいけません。常に目上の者に対して接するように低姿勢を心がけ、SCP-114514の機嫌を損ねないようにしてください。

 

 

 

 説明:

 

 SCP-114514が最初にその存在を確認されたのは、財団が保有する○○○でした。その後、どのようなルートを辿って○○○○へとやって来たのかは分かっていません。一部の研究者はSCP-114514がある種の認識改変能力を有している可能性を示唆していますが、現時点でそれを裏付ける根拠は乏しく、大多数の研究者がその説を否定しています。

 

 SCP-114514の外観は、不活性時において身長140~150cm程度の東洋系の顔立ちの少女。活性化時において170~180cm程度の、6本腕の女性であることが判明しています。平時は基本的に不活性化状態で行動し、特有の事態(SCP-114514曰く、『とびきり面倒なやつが現れたのじゃ』)に見舞われない限りは、不活性化を維持し続けているとのことです。

 

 

 

 SCP-114514の姿を確認出来るのは『適正』を持つ一部の職員(研究者、警備、クラスD、その他)と、映像装置を介した場合にのみです。この『適正』を持つ者の中からさらに限られた人員にのみ、SCP-114514の『声』を確認することが出来ます。この『声』に関してはあらゆる録音・映像機器を用いても採取することは叶っていません。現時点でそれがSCR-114514の『声』か、あるいはもっと別の何かであるか、その違いを決定付ける論拠は何も出ていません。

 

 また、SCP-114514が発する言葉は『日本語』に限定され、『訛り』が強く、『~のじゃ』といった独特の言い回しが多用されています。

 

 その為、SCP-114514と対話を行う時は、メインとなる質問者役が1名、聞き取り役となるサブを出来うる限り多く集めます。そして、SCP-114514の言葉を一字一句書き記し、各自サブが書き記した言葉を照らしあわせて齟齬を無くしてゆき、それをメインへと伝え、そしてサブは再びSCP-114514の返事を書き記し……という手順を繰り返して対話を行います。

 

 赤外線や紫外線を問わず、ありとあらゆる光線や物質を透過(すり抜ける)する性質を持ち、通常、その身体に触れることは出来ません。また、SCP-○○○○を含めた多数のSCPによる認識障害や、SCPからもたらされる、あらゆる接触、干渉、影響をも受け付けません。故に、現状、SCP-114514を完全な意味で確保、収容、保護を行うことは不可能となっており、破壊することも不可能となっています。

 

 SCP-114514自身の発言により、千年以上も前からSCP-114514が存在していたということや、『日本』にて誕生したということが判明しているが、現時点でそれが事実であるかは調べようがなく、SCP-114514が語る知識や過去においても、実際の歴史と比べて微妙な齟齬が見られるので、真偽は保留となっています。

 

 こちらから敵意を向けさえしなければ職員(研究者、警備、クラスD、その他)に対して攻撃的行動を取る様子はなく、現時点での対応は『監視』と『誘導』に限定されています。これは施設外においても例外ではなく、必要であるとO5-司令部より指示が下されない限り、あくまで最低限の監視に留めてください。

 

 

 

 その際、SCP-114514を直視してはなりません。緊急時、必要時を除き、SCP-114514を観測する際は映像機器を介して行ってください。また、その時間に応じて観測者に様々な悪影響を及ぼすことが分かっています。

 

 この悪影響は観測する時間が長ければ長いほど重篤化する傾向にあるため、観測を行う際は最低でも48人1組のチームを作り、30分毎に監視を交代してください。

 

 短時間では『怯え』、『不安』といった情緒不安定な精神状態に陥り、長時間では『錯乱』、『強い恐怖感』を抱くようになり、最終的に精神への重大なダメージを負う危険性があります。

 

 これは、活性化時、不活性化時のどちらかにおいてでも発生します。活性化時と比べて、不活性化時での影響が少ないので、何かしらのアプローチを行う際は極力、不活性化時にて行ってください。

 

 また、SCP-114514には好き嫌いが存在します。これは生物や他のSCPの区別なく、純粋なSCP-114514の好みが関わっていると思われます。この『嫌い』に該当するのは主に他のSCPのようで、特に危険性の高いとされているSCPに対して敵意が強いようです。

 

 施設内において危険性が高いとされるSCPの脱走事案が発生した場合、施設職員が気付くよりも前に攻撃に向かう場合があります。検証するには不確定要素と危険要素が多いのですが、SCP-114514を抑える積極的な手立てがない以上、傍観するよりない現状です。

 

 

 

 映像記録:脱走したSCP-106への攻撃事案

 

 ○月×日○○時○○分○○秒:──組織による工作と思われる妨害活動により脱走したSCP-106に気付いたSCP-114514が、SCP-106がいる区画へと向かい、接近したのち攻撃を開始。SCP-106はあらゆる物理的損傷を受けない(映像記録にも、損傷を受けている様子は見られなかった)とされていましたが、SCP-106はSCP-114514による何らかの干渉(映像では確認されませんでした)に対して非常に嫌がる様子を見せ、接触から78秒後にポケットディメンジョンへと逃げ込みました。SCP-114514もポケットディメンジョンに入り込もうとしましたが上手くいかず、その後、職員による回収手順を踏まえてSCP-106が休止状態に至るまで、施設中を動き回っていたようです。

 

 

 

 映像記録:脱走したSCP-173への攻撃事案

 

 ○月○日○○時○○分○○秒:──組織による工作と思われる妨害活動により脱走したSCP-173に気付いたSCP-114514が、SCP-173がいる区画へと向かい、接近したのち攻撃を開始。SCP-173も同様にSCP-114514への攻撃を開始しましたが、SCP-114514の性質によって肉体的損傷を与えることが出来ず、また、SCP-114514もSCP-173への直接的攻撃を行うことが出来ないようで、互いが互いを空振りし合った後、駆け付けた職員の手で捕獲のち収容されました。

 

 

 

 映像記録:脱走したSCP-682への攻撃事案

 

 ○月○日○○時○○分○○秒:──組織による工作と思われる妨害活動により脱走したSCP-682に気付いたSCP-114514が、SCP-682がいる区画へと向かい、接近したのち攻撃を開始。この際、SCP-114514は接触して13秒後に活性化し、SCP-682において攻撃を行う。肉体的損傷はないが、何らかの形でSCP-682へとダメージを与えているようで、短時間ではあるがSCP-682の活動を休止させることに成功。ただし、SCP-114514でもSCP-682を破壊することは出来ませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 各自が書き記した内容に検証を行って文書化したSCP-114514との対話記録

 

 

 

 ──博士:あなたは、どこから来たのですか? 

 

 SCP-114514:知らん。気づいたらここに居たのじゃ

 

 ──博士:気づいたら、というと、具体的にどのような状態ですか? 

 

 SCP-114514:知らん。うたたねして、気が付いたらここじゃ。同じことを言わせるでないわ

 

 ──博士:失礼、気を悪くさせてしまったら申し訳ない。では、あなたは元の場所へ帰る手立てを持ち合わせていますか? 

 

 SCP-114514:さあ、な。ワシにとってここは、夢なのか現世なのか区別がつかぬ場所。目が覚めればまた元の場所じゃ……どちらにしてもここに居る間は厄介になるがのう

 

 ──博士:構いませんよ、お気になさらず。ところで話は変わりますが、あなたはどうして他のSCPに対して敵対心を見せるのですか? 

 

 SCP-114514:えす、しー、ぴー……じゃったかのう。まあ、敵対というかワシが一方的に気に食わんだけじゃ。特別、やつらをどうこうしたいと思っておるわけではないのじゃ

 

 ──博士:気に食わない……失礼ですが、いったい何が、何処が気に食わないのかを教えていただけますか? 

 

 SCP-114514:全部じゃ。あやつら、生きている者たちを玩具か何かだとしか思っておらぬ。より強くなる為でもなく、ただ無意味に殺す……ワシはそれが気に食わぬのよ

 

 ──博士:結果的に私たちはあなたに助けられたことが何度かありましたが、それについてはどう思っていますか? 

 

 SCP-114514:ワシが勝手にやっておるだけじゃから、何も思ってはおらぬ。しかしまあ……酒とツマミを供えてくれれば、それで良いのじゃ

 

 ──博士:分かりました、手配しておきます。質問を続けますが、その助ける者たちの中にクラスDが含まれていないようですが、何か理由があってのことで? 

 

 SCP-114514:くらす・でぃ……ああ、あの外道共か。質問に質問を返すのも何じゃが、何故、あやつらを助ける理由がワシにあると思うのじゃ? 

 

 ──博士:それは……

 

<十数秒程の沈黙>

 

 ──博士:……罪を犯した物は助けない、ということですか? 

 

 SCP-114514:少し違う。あやつらの目を見れば、あやつらも悲惨な境遇を経てあのようになったのは分かる。その点に関しては同情の余地はある。じゃが、それで好き勝手に振る舞える理由にもならんし、言い訳にもならぬ

 

 ──博士:と、言いますと? 

 

 SCP-114514:あやつらは皆、超えてはならぬ一線を越えてしもうた。ワシも、あやつらも、望むに望まぬに限らず定めを超えてしまった者は皆、相応の結果を受け入れなければならぬ。ワシには結果を跳ね除ける力があって、あやつらにはない。そういうことじゃな。

 

 ──博士:なるほど……それでは最後に、あなたは私達財団をどのような存在だと捉えていますか? 

 

 SCP-114514:健気なやつらじゃ。あるいは、哀れなやつら、か。ワシが言えた義理ではないが、道理の通じぬやつらと向き合うのは、まっこと疲れることじゃなからな

 

<一分程の沈黙>

 

 ──博士:……ありがとうございました。これで、今回のインタビューを終わりとします。

 

 SCP-114514:うむ、有意義な時間であったのじゃ。ところで、供え物の酒なのじゃが、あの……ほれ……赤い……

 

 ──博士:赤ワインのことですか? 

 

 SCP-114514:うむ、その赤わいんというやつじゃが、どうもワシの口には合わぬ。悪くはないのじゃが、もそっとこう……透き通っているやつというか、飲み口が程好いというか……冷酒が欲しいのじゃ

 

 ──博士:透き通っている、冷酒……分かりました。それではよく冷やした白ワインを手配致しますが、好みの銘柄はありますか? 出来うる限りご希望の物を用意致しますが? 

 

<数秒ほどの沈黙>

 

 SCP-114514:ん、んん、あ、いや、わいんというやつじゃなくてな、ワシが飲みたいのはこう、温めて良し、冷やしても良しなやつでな

 

 ──博士:なるほど、それでしたら冷やしたワインと温めたワインを両方ご用意致します。他に御所望の品はありますか? 

 

<数秒ほどの沈黙>

 

 SCP-114514:あー、うん。まあそれで良い。ツマミはそうじゃな……煎餅が良いのじゃ。タレがしっかりと浸み込んだやつじゃぞ

 

 ──博士:分かりました。評判のスナック菓子を手配致します。

 

 

 

 

 

 各自が書き記した内容に検証を行って文書化した、SCP-114514との対話記録#2

 

 

 

 SCP-114514:おい、──! お前、何じゃアレは! ワシに『舞』を見せると言うておったのは嘘か! ワシを謀ったか! 

 

 ──博士: 落ち着いてください。私たちはあなたを騙してはいません。アレが、私たちにとっての『舞』なのです。最後まで映像を確認したあなたには分かるはずです

 

 SCP-114514:嘘をつけ! ならば何故、あの娘たちは服を脱いだのじゃ! 煌びやかな出で立ちがあってこそ栄えるものを、脱いでしまえば、せっかくの『舞』の美しさも半減するじゃろうが!

 

 ──博士:勘違いしています。よくよく見てください。彼女たちは確かに服を脱ぎましたが、 その肌に多種多様のタトゥー……IREZUMI(入れ墨)があったでしょう。

 

 SCP-114514:なぬ!? そんなものがあるわけが──

 

<十秒ほどの沈黙>

 

 SCP-114514:……あ~、あった、のじゃ。

 

 ──博士:私たちの間では、肌に描かれたモノも『美』なのです。その証拠に、彼女たちはほら……赤ん坊のように肌が綺麗で、IREZUMI(入れ墨)

 

 を見せびらかすように身体を振っていたでしょう? 

 

 SCP-114514:……うむ

 

 ──博士:それらを踏まえた上で、もう一度観賞してみてください。まあ、さすがに二度も踊るのは彼女たちの負担にもなりますし、今度は映像になりますが……

 

<10分程の映像をSCP-114514は観賞する>

 

 SCP-114514:……うむ

 

 ──博士:どうです? 

 

 SCP-114514:……悪くはない

 

 ──博士:大きいでしょう? 

 

 SCP-114514: うむ

 

 ──博士:嫌いじゃないでしょう? 

 

 SCP-114514:……まあ、な。胸とはあのように揺れるものなのじゃな。しかし、大きいのは好きな方じゃが、限度というものが……何を食えば、あのように実るのじゃ? 

 

 ──博士:さあ、そこまでは私たちにも……ところで、私たちが今しがた見せたこの映像ですが、実は私たちの言葉では違う呼び名となっております。もし、似たようなモノを見たくなった時は申し出てください

 

 SCP-114514:う、うむ……それで、何と呼ばれているのじゃ?

 

 ──博士:地方によって呼び方に多少の違いはありますが、一般的に通じるのは『ストリップ』 です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 補遺:

 

 

 

 SCP-114514とのコミュニケーションを図ることは可能です。その際、人語を解する他の──と同じような対応を行ってはなりません。質問する場合は回りくどい言い回しはせず、プレゼントを用意した上で、単刀直入に尋ねるよう心掛けてください。同様に、SCP-114514からの質問や言動に対しては誠意を持って応対し、SCP-114514が理解出来るよう努めて返答してください。

 

 また、SCP-114514は(映像越しに確認出来る範囲では)その姿かたちから女性として扱おうとする者もいますが、SCP-114514を女性として扱ってはいけません。男性的な感覚も保有しているようで、彼(あるいは、彼女)と応対する際は、SCP-114514をSCPではなく、一つの存在として認識したうえで、アプローチを行ってください。

 

 SCP-114514の性格は人間で言うなれば『寂しがり屋』であり、あまり放って置くと構って欲しくて何かしらの問題行動を取る場合があります。大体は報告する必要がないぐらいの些事に終始することが多く、その内容の9割は『職員が個人的に所有している嗜好品(主に、酒類)の紛失』となっています。

 

 どうやら一部のSCPに対して強い敵対心を抱いており、何らかの要因によって職員(クラスDを除く)が攻撃(あるいは、職員の生命が危ぶまれる可能性)を受ける際、その攻撃が職員に及ぶ前に妨害を行い、状況によっては職員をそこへ近づけさせないといった防衛行動を取る場合があり、その時は強い悪寒や怖気といった形で職員に危機を知らせます。先述したその二つに限らず、SCP-114514による何かしらの干渉を行われたと感じた場合は速やかにそこを離れ、症状が出なくなるまで退避を続けてください。

 

 

 

 他にもSCP-052-JPに対しては強い忌避感を抱いているようで、このSCP-052-JPを用いてある程度SCP-114514の活動を抑制し、コントロールすることが可能です。ただし、SCP-052-JPを使用するとSCP-114514の機嫌が確実に損なわれ、場合によっては使用した者やそれに関係する者たちへと攻撃を行う危険性がある為、現在では如何なる理由であってもSCP-052-JPを用いたSCP-114514のコントロールは禁止されています。

 

 

 

 禁則事項その1:

 

 ──博士は、SCP-114514に対して、SCP-052-JPを用いた悪戯行ってはなりません。また、無断で日本支部よりSCP-052-JPを取り寄せてはなりませんし、様々な道具を用いた悪戯も厳禁とします。他にも、SCP-114514に対して嘘の情報や、誤解を招く情報を与えてはなりません。見つかり次第、事情聴取の後に拘束します。

 

 

 

 禁則事項その2:

 

 SCP-114514の傍で、不特定の一組の男女(あるいは同性同士での)が、互いに好意を向けあう態度、あるいは互いを親密と捉えているといった態度を取ってはなりません。特に、一般的な美しさの基準における『美男子』が、不特定多数の異性より行為を向けられているといった、特定の人物が多方面より好意を向けられている等の情報をSCP-114514に知られてはなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 




以上、終わり、閉廷! 


みんな解散! ラブ&ピース!
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