織斑イチカの収束   作:monmo

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 お久しぶりです。第二期編を期待してしまった方は申し訳ありません。この物語の設定をまとめる名目でこのページを作りました。
 第二期編についてはまだまだお待ちください。


登場人物 & 機体設定

【登場人物紹介】

 

 

 

《織斑 イチカ(彼)》

 『インフィニット・ストラトス』の『織斑 一夏』に憑依してしまった男。知識としてあるのは一期までのアニメの内容のみ。白式は本物の織斑 一夏の精神とリンクしなかったせいか、初期化が終わっただけで一次移行すらしていない。唯一、零落白夜は束のおかげで元々雪片に備わっていたので、発動する事はできた。以降、機体の調整は本人が自分で行なっている。

 福音戦時には二次移行の様な姿を見せたが、その時には彼の意識はなく、また元に戻ってしまった。しかし、白式の精神である少女には酷く気に入られている様子。一人称は「俺」

 席は最前列の真ん中。ちなみに教卓のせいで死角になっており、居眠りしてもほとんどバレない位置である。部屋はシャルロットの騒動がなくなった後は一人部屋。しかしヒロイン達はもちろん、クラスメイトや先輩もお構いなしに入ってくる。部活は箒のワガママに付き合い、剣道部に所属している。

 趣味は煙草、酒、女、ISの整備、訓練。憑依前の経験か、拳銃や刀などの扱い方はある程度の理解がある。意外にも甘いものが好きであり、コーヒーなどは苦手。

 搭乗ISは専用機『白式』 単一仕様能力は『零落白夜』

 

 

 

《篠ノ之 箒》

 メインヒロイン、その1。いわゆる『ファースト幼馴染み』 長い黒髪をリボンで結んでポニーテールにしている。長年の剣道で鍛えられた体は実際よりも長身の印象があるが、実際はそんな高くない。年齢不相応に大きい胸の持ち主で、本人も相当気にしているが、最近それは解消されたらしい。様変わりしてしまったイチカに対して動揺しつつも、難聴と鈍感が消えてある意味まともになってしまった彼に惹かれている。

 席は最前列の一番左(これは山田先生などが立つ教卓から見てではなく、教室の後ろから見た左右で示す) 剣道部所属で一夏が特に抵抗する事もなく剣道部に所属した時は、内心で喜んでいた。最初は部屋も一夏と同室だったが、引っ越した後は静音と同室になった。一人称は「私」

 実家は剣術道場でもある篠ノ之神社。そのため、幼い頃から剣道をたしなんでおり、実力は高い。中学3年生の時に全国大会で優勝し新聞の表紙を飾った。一夏とは剣術道場の同門で小学校では1年生の時からずっと同じ学級だった。一夏と知り合った当初は馬が合わず、たびたび衝突していたが、小学2年生の時、同級生の男子児童らのいじめから守ってくれたことを切っ掛けに好意を抱き名前で呼び合う仲になる。その後は剣道を通じて打ち解けていったが、小学4年生の時に引っ越したため、離れ離れになった。それから一夏とIS学園で6年ぶりに再会した。IS学園でも剣道部に所属している。制服は標準デザインのままだが、イチカが好きだという噂を聞いてからスカートは短めにしている。ただし、膝近くまであるブーツに白のニーソックスも穿いているため、露出はそれほどない。

 昔から人付き合いが苦手で集団から孤立する傾向があったが、学園入学後は少しずつ周囲に溶け込むようになり、友人と買い物に行くようにまでなった。一夏に対しては照れもあり何かと暴力的な態度を取ることが多かったが、それを自分の悪い癖であると自覚するようになり、次第にその傾向も薄れてきている。

 入学当初は味なし炒飯を作るなど料理の腕は高くなかったが、以後は大量の失敗を得て上達して純粋に料理がうまいと言われるまでになった。

 姉である束がISを発明して以来、小学4年生の時から政府の重要人物保護プログラムにより日本各地を転々とさせられており、現在は一家離散状態。親がどこに暮らしているのかも箒は知らされていない。後にもっとも保護が必要な束が失踪してからは執拗な監視と聴取を繰り返されており、心身共に負担を受け続けてきた。IS学園にも束の妹という理由で政府により入学させられたため、束にはかなりのコンプレックスを感じている。そうした過酷な生活の影響からか、カッとなって暴力的行動に出易く、力に溺れて自分や周りを見失うといったこともあり本人も気にしている。しかし、自分の誕生日に『紅椿』を約束通りにプレゼントされて以降、彼女との関係を改めようとしたが、イチカにキスをした時の出来事を思い出しては余計な怒りばかりを募らせている。

 中学3年生の時の剣道の全国大会では優勝したものの、試合後にそれが単なる憂さ晴らしでしかなかったことに気付いて強い自己嫌悪に陥った。福音と交戦した際にも紅椿の性能を過信して、危うく致命傷になる事態を招く一因となった。元々ISに対しては道具以上の感覚を持っていなかった事と自責の念もあり、自分は何も変わってはいないと思い詰めていたが、イチカからの言葉を聞き、更には命を課して自分を守ろうとした彼に対する思いを明確にした後、自分自身に踏ん切りがつき、彼に告白して正式に付き合う事になった。

 IS学園入学当初は、一夏ほどではないもののISに関する成績は芳しいものではなかったが、次第にその身体能力の高さと剣道の腕がISの操縦に活かされるようになる。紅椿を貰ってからすぐ天月と空裂を使いこなすなど、ポテンシャルは元々高い。

 搭乗ISは専用機『紅椿』 紅椿に乗る前は、近接特化の『打鉄』 その時の装備は、近接ブレード『(あおい)』 アサルトライフル『焔火(ほむらび)』 オートマチック型ハンドガン『LARE(ラーレ)』 対物シールド『(あけぼの)』 小型近接ブレード『(さえずり)

 7月7日生まれ。身長は160cm 血液型はO型。スリーサイズは、B98 W60 H91のIカップ。

 

 

 

《セシリア・オルコット》

 メインヒロイン、その2。イギリスの代表候補生。最初こそ彼の対応のおかげで惚れられる事はなかったものの、日々の訓練や食事、会話などをよく務めており、ラウラとの戦いに助けられてしまった後はいつの間にか惚れるというチョロインっぷりを晒した。一人称は「わたくし」

 席は左から2列目の後ろから2番目。テニス部に所属しているが、腕はヘタクソ。また、料理の腕も壊滅的で、一度イチカに自身の作った料理を無理矢理口に押し込まれた事がある。ピアノを弾く事ができ、そちらの腕前は上々。部屋はセシリアと同じ、イギリス人のお嬢様がルームメイトなため、まるで改装でもされているかの様に内装が豪華になっている。

 縦ロールにととのえた長い金髪に透き通った碧眼が特徴。自分の容姿に自信をもっているが、白人女性としてはやや小さめの胸がコンプレックス。ただし、ヒロインのなかでは大きいほうで、イラストでも充分に大きく描かれている。イギリスの名門貴族の出自で、過去に両親を列車の事故で亡くし、勉強を重ねて周囲の大人たちから両親の遺産を守ってきた努力家でもある。男尊女卑の時代だったころから実家発展に尽力した母親のことは尊敬していたが、婿養子という立場の弱さから母親に対し卑屈になる父親に対しては憤りを覚えていた。制服には自分流の改造を加えており、パニエやペチコートを組み込んだドレス風のデザインとなっている。また、スカートの下は黒いストッキングを着用している。BTの適正値は、イギリス国内であるなら現時点で彼女が最高であるが、その稼働率は37%。本人はこれを非常に気にしている。

 当初は両親に関する事情から男を蔑視し、一夏に対して高圧的な態度をとっていたが、彼とのクラス代表を決めるIS模擬戦の中で、最後まで諦めようとせず自分に一撃を報いた彼に対し、強い好意を抱くようになる。それは彼女の理想とする男の想像であったのだが、あまりにもインパクトが強すぎて彼女へライバル心と勘違いする。それ以降、一夏への態度は一変するが、彼の事は「織斑さん」と呼び、代表候補生として培ってきた知識や経験を活かして彼のIS操縦技術の向上を手助けしようとしている。

 当初は『世界で唯一の男性IS操縦者』という彼の立場を理解しているつもりでいたが、お茶会でその更に世界の先を語る彼に対して、一抹の不安と恐れを覚えつつも、この男を逃してはならないという使命感に駆られる。後にラウラとの戦いの時に彼に助け出され、自分の思いが闘争心ではなく恋である事に気づき、積極的なアプローチを始める。今現在の目標としては一夏を婿入りさせる事である。

 その育ちのためかプライドが高く、上品な口調と物腰から大人びて見えるが、一夏に自分を印象づけたいがために無理な背伸びをするなど年相応に子供っぽい面も見せており、何事にもポーズから入る節があるが、違和感があることから隙だらけであり、ほかのヒロインたちに比べて、周りにからかわれることが多い。

 搭乗ISは専用機『ブルー・ティアーズ』

 12月24日生まれ。身長は156cm 血液型はO型。スリーサイズは、B85 W54 H82のEカップ。

 

 

 

凰 鈴音(ファン リンイン)

 メインヒロイン、その3。中国の代表候補生。いわゆる『セカンド幼馴染み』 2組なので存在感はヒロイン達の仲では一番影が薄いが、一期で自分の思いを伝える事ができたので、彼には積極的なアプローチを仕掛けている。ただ、大人びた態度や、偉そうな大人はまだ嫌いな様だ。イチカも本物に習って、彼女の事を「(りん)」と愛称で呼んでいる。一人称は「あたし」

 ツインテールの髪に小柄な体格と八重歯が特徴的なかわいらしい見た目だが、サバサバした性格で気性が激しいところがあり、考えるよりも行動というタイプ。協調性に欠けたところがあり、年上に対しても敬語を用いず対等の口調で話す。自他共に認めるほどフットワークが軽く、IS学園に編入してきた時に持ってきた私物もボストンバッグ一つで収まるほどだった。中学3年からISの勉強を始め、猛勉強の末に1年で専用機持ちの代表候補生になったという努力家の一面もある。貧乳に最大のコンプレックスを抱いており、指摘されると激昂する。制服には自分流の改造をかなり加えていて、冬服でも肩の部分が露出しており、夏服に至ってはチューブブラの上にへそだしのブラウス、ショートパンツ丈のキュロットと標準デザインから大きく逸脱している。実家が元々は中華料理店だったため、中華料理が得意。一夏と知り合った頃は壊滅的だったらしいが、その後上達した模様。中華料理以外も見栄えはよくないが味はまともらしい。戦闘力は高く、動体視力も優れている。

 箒が引っ越していったのと入れ違いの形で、小学5年生の始めに一夏のいる学校に転校してきて知り合い、初対面の時には一夏の顔面にグーパンチをしているらしいが、理由は不明。それから中学2年生の終わり、両親の離婚のため、中国に帰国するまで一夏と時間を共にした。中学に入ってからは一夏・弾との3人でよく遊んでいたが、弾の妹である蘭に対しては一夏を巡ってライバル意識のようなものを持っていた。当時は実家の中華料理屋に一夏がよく食事に来ており、鈴の方も一夏の自宅に頻繁に遊びに行っていたため、今でも彼の自宅の部屋へ気兼ねなく入っていくなど勝手知ったる仲だが、千冬には苦手意識を持っている。また、その頃から一夏にずっと好意を抱いているもののなかなか素直になれず、自らの気持ちをうまく伝えることができずにいたなど、箒に次いでツンデレの傾向が強い。一夏のIS学園入学を知り、彼を追いかける形で再来日、新年度開始早々の四月に途中編入として入学してきた。元々軍部から入学を勧められていたときは他国に興味がなく拒否していたが、一夏の入学の件を知ると一転して軍部を脅す形で編入した。

 中学の転校前に酢豚の約束をしていたが、イチカも理解できなかったため瓦解する。その後、クラス代表戦からの無人機襲撃事件の後に、彼から約束を受け取れず、世界の情勢を語られるが、彼女にとってはそんな事どうでもよかったのと、無人機戦時に昔の彼の面影を感じたため、再度告白。以後、積極的なアプローチを始める。

 部活動はラクロス部。ルームメイトは同じく2組に所属する『ティナ・ハミルトン』 ちなみにティナはイチカともう関わり合いがある。

 実はなんと、彼に言われた通り夏休み中に父親の家に一人で伺っていた。関係自体は悪くはなかったらしいが、病気を患っている事をなんとなくだが察している。

 搭乗ISは専用機『甲龍』

 身長は150cm 血液型はB型。スリーサイズは、B75 W53 H78のBカップ。

 

 

 

《シャルロット・デュノア》

 メインヒロイン、その4。フランスのIS企業『デュノア社』の令嬢。原作と違って代表候補生ではない(代表候補生だと目立つので、話に無理が出る) 国際IS委員会の目を欺けるため、一応は男装が好きな女子という名目になっている。彼との出会いを得てか、性格はかなり積極的になった。一人称は「僕」 しかし、デレると「わたし」になる。

 金髪に紫の瞳を持つ、中性的な顔立ちの美少女。髪を首の後ろで束ねており、一見ショートカットに見えるため、ボーイッシュな印象を与える。華奢な体型だが、胸の大きさは普通程度にはある。初登場時は男装し、一夏の他にも存在した男性操縦者という触れ込みで『シャルル・デュノア』という偽名を名乗ってIS学園に転入してきた。デュノア社の社長の実子だが、愛人との間に生まれた娘であるため、2年前に母親が死亡した後はデュノア家に引き取られたが、事実上居場所がなかった。その後、偶然IS適性が高いことが判明したことから、自分の意志と関係なくIS開発のための道具として扱われてきた。IS学園へ転入したのも、デュノア社がIS開発の遅れによる経営危機に陥ったため、数少ない男性の操縦者として世間の注目を集めることで会社をアピールするとともに、一夏に接近して彼とそのISである白式のデータを盗め、という社長命令によるものであった。

 当初、男同士ということで一夏と部屋も同室となり、訓練や私生活を通して友情を深めていたが、すぐに女性である事がイチカによって千冬達に伝わってしまうのを目撃してしまう。精神的に追い詰められていた所を彼の気遣いで限界まで追い込まれ、とうとう真相を告げてしまうが、全ては自分を救うためだという彼の真意を知ったのと、同時に自分の居場所を作ってくれた彼にとてつもない好意を抱くようになる。学年別タッグマッチでラウラと戦った際にイチカが咄嗟に叫んだ『シャル』という略称を気に入っており、浴場での情事の後に愛称として付けられる。なお、実家の意向に逆らったものの、デュノア社からは滞りなく武装や追加装備がシャルロットに届いている。

 男装していた時は、制服は無改造のままだったが、喉仏が無いのを隠すためか、下にハイネックのシャツを着るなど、暑苦しそうな服装をしていた。女子用の制服に変わった後も特に改造はしていないが、スカートの丈は箒と同様に短めとなっている。さらに素足にスニーカーを穿いているため、肌の露出はかなり大きい。ちなみに男装時の服装は残しており、たまに一夏とお揃いで着ている事があるそうだ。

 席は右から2列目の最後尾である7番目(ちなみに、シャルとラウラが転入してきた事により、1組の総員は32名になっている) 部屋は一夏と離れてからは、ラウラと同室になっている。年頃の少女の感覚に疎いラウラの世話を焼いたりして良好な関係を築いている。街に出ると周囲の人々が思わず見とれるほどの美少女なのだが、上記の通り顔立ちに中性的なところがあり、男装すると違和感なく美少年に見られるため、女性として再入学した後は次第にそれを気にするようになってきている。またその点で、外見は小柄で神秘的な美少女であるラウラを羨ましがっているところがある。

 穏和で控え目な優等生で人当りも良く、ヒロインの中では珍しく一夏とも初対面時から関係は良好。だが、まれに嫉妬のあまり暴走する事がある。細かな作業が得意であり、趣味は機械いじりやISの操縦。そして銃火器を扱うのが好きで、新しいISや武器を見ると目を輝かせてしまう。何事もそつなくこなす器用さを持ち、転入当初は苦手だった箸も、臨海学校の時にはまったく問題なく使えるようになっていた。人付き合いでも常に場の空気に気を配っており、個性の強い他のヒロインの面々のフォローに苦心するはめになることも多い。反面、結果的に抜け駆けのような形になることも多いため、その点で他のヒロインの面々から警戒されている。部活動は料理部に所属。料理の腕は高い。

 搭乗ISは専用機『ラファール・リヴァイブ・カスタム Mk.II』

 身長は154cm 血液型はAB型。スリーサイズは、B83 W55 H81のDカップ。

 

 

 

《ラウラ・ボーデヴィッヒ》

 メインヒロイン、その5。ドイツの代表候補生。ドイツのIS配備特殊部隊『シュヴァルツェ・ハーゼ』隊長。階級は少佐。彼の真の存在を知っている、唯一のヒロイン。様々な女性達から好意を寄せられている彼を見て、不安と空しさを覚えつつも、少し嫉妬している様だ。一人称は「私」

 長い銀髪に、右目は赤色で左目は金色のオッドアイを持ち、左目の方には黒い眼帯をしている。体格はかなり小柄でかつ細身だが、ヒロインの中で唯一の正規の軍人であり、もともと遺伝子強化試験体(簡単にいえば生体兵器に近い試験管ベビー)として生み出されたこともあって、体術なども含め戦闘能力はきわめて高い。ちなみに、唾液には微量だが医療用ナノマシンが含まれている。

 戦うための道具としてありとあらゆる兵器の操縦方法や戦略などを体得し、好成績を収めてきた。しかしISの登場後、ISとの適合性向上のために行われたヴォーダン・オージェの不適合により左目が金色に変色し、能力を制御しきれず以降の訓練では全て基準以下の成績となってしまう。このことから『できそこない』と見なされて存在意義を見失っていたが、ISの教官として赴任した千冬の特訓により部隊最強の座に再度上り詰めた。この経緯から、ラウラは彼女を尊敬し『教官』と呼んでいる。制服は一部改造を加えており、スカートではなく第二次大戦時のドイツ空軍の軍服に似たデザインのズボンを穿いている。

 シャルロットと同時期にIS学園に転入し、彼女の存在も怪しんでいた。元々は冷徹な性格の持ち主で、表情の変化にも乏しく、その威圧感から部隊内でも孤立していた。転入当初は一夏に対して、千冬がモンド・グロッソ2連覇を逃した遠因を作ったことから、『教官に汚点を残させた張本人』として毛嫌いしていたが、黙々とISのデータ収集をする姿とモニターに映った白式を使いこなす彼の姿を見てすぐに考えを改めた。他の学生たちの事も見下しており、後のツーマンセルのトーナメントでも、パートナーである箒のことを足手まといと決めつけ、連携を全くとろうとしなかった。しかし、その際に起きた自身のISの暴走を一夏に救われ、その時にISの精神世界で見た彼の本当の姿に恐怖を覚えつつも、その強さに興味を抱く。

 イチカには惚れていると言うよりは、憑依者という人智を超えた存在である彼を畏怖しつつも、自分とよく似た一面を持つ彼に仲間意識の様な思いを抱いている。その後は自由奔放な彼に呆れつつも、確かな強さを持つ彼に最期までついて行く腹づもりである。なお、夏休み中に裸で彼の布団に潜り込み、そのまま彼に『開発』されてしまった。

 席はシャルロットの左隣。ルームメイトとなったシャルロットを始めとする他の生徒との交流を通じて次第に性格も柔和になり、年頃の少女らしい反応を見せるようにもなってきている。しかし、これまで軍の戦いの道具(生体兵器)としての生き方ばかり叩き込まれてきたため、一般的な学生や年頃の少女の感覚に疎い上、部隊の仲間から日本の文化に対する色々な(誤った)知識を吹き込まれているので、おかしな行動を取ってしまうことも多い。明快かつロジカルな考え方をする傾向が強く、思ったことはストレートに口にするため、一夏への好意もことあるごとにはっきりと公言しており、一夏に好意を持つ他の専用機持ちの面々からはその性格を羨ましがられている。戦い以外の事に関してはほぼ子供の様な思考の持ち主なので、非常に素直。また、味覚が彼の影響を受けたせいか、彼女も甘い物が好きである。

 ヒロイン達との仲は基本的に悪くはなく、一夏のことでも多少、妬む程度。

 部活動は茶道部に所属。なお、料理の腕に関しては、刃物の扱いに非常に長けているうえに軍のローテーションで食事係も経験しているため、できなくはない模様。

 搭乗ISは専用機『シュヴァルツェア・レーゲン』

 身長は148cm 血液型はAB型。スリーサイズは、B78 W54 H79のBカップ。

 

 

 

《布仏 本音》

 一夏のクラスメイト。ISの整備からコンピューターのハッキングまでこなせる一方、ISの操縦そのものは苦手な模様。制服や私服は袖の余ったダボダボな服を好み、寝間着は着ぐるみパジャマを着ている。いつものんびりした雰囲気を醸し出しているせいか、周りからは『のほほんさん』と呼ばれている。

 趣味はISの整備と、お菓子を食べる事。一夏はISの整備技術を彼女から学んだ為、どうしても腰が低くなってしまう。

 身長は156cm 血液型はO型。スリーサイズは、B91 W59 H89のHカップ

 

 

 

《相川 清香》

 一夏のクラスメイト。席は最前列の1番右。部活はハンドボール部で趣味はジョギングと筋力トレーニング。実はこのふたつの趣味は一夏も同じであり、時たま一緒にトレーニングをしている光景を他の彼女達に目撃されている。ちなみに、学園に来てからプライベートでイチカと一緒にいる時間は、彼女の方が箒達よりも長い。

 

 

 

《鷹月 静音》

 一夏のクラスメイト。ヘアピンで髪を留めている。席は前列中央の前から3列目、一夏の2つ後ろである。部屋は箒と同室で、その前は一人部屋だった。しっかり者と評される一方でくだらないジョークや悪ふざけが好きな一面も隠し持っている。ISの操縦よりも整備、主にセシリアのBTの調整などに協力している事が多い。

 

 

 

《岸原 理子》

 一夏のクラスメイト。カチューシャを付けた眼鏡っ娘。席は一夏の1つ後ろ。自称だがウザキャラで『リコリン』と呼ばれたがっている。ちなみにイチカはリコリンと呼んでいる。訓練には積極的で、ISを借りれれば真っ先に彼へ勝負を挑んでいる。

 

 

 

《黛 薫子》

 2年の先輩。写真部に所属しており、2年で部長を務めている。注目の話題である一夏を取材したがっているが、その方法はマスゴミに近い。

 イベントで事あるごとに一夏に接触を図っているため、彼との交流もなんやかんやで深く、ISの整備を教えた事もある。

 

 

 

《織斑 千冬》

 織斑 一夏の姉であり、1年1組の担任。茶道部の顧問で1年の寮長も務めている。雰囲気の様変わりしてしまった一夏を反抗期と捉えたが、その心境には動揺を隠せないでいる。『千冬姉』と呼ばれると指導されるのは相変わらずだが、一夏が無茶する場面が多くなったせいで時折デレを見せたり、普段は『織斑』呼びの所を『一夏』と呼んでしまう事が増えた。

 かつては日本の代表を務めており、その過去を知るものには『ブリュンヒルデ』と呼ばれる事が多いが、本人はその呼ばれ方を嫌っている。

 ナターシャとはIS世界大会『モンド・グロッソ』以来の腐れ縁だが、おそらくはそれ以外にも何か共通点がある可能性が高い。

 一夏の誘拐事件を境に、1年ほどドイツ軍に出向してIS操縦者を育成する教官を務めた。ラウラとはその時に出会った。その後、現役を引退して1年ほどの空白期間を経てIS学園に教師として赴任した。

 束とは小学校以来の付き合い。彼女の夢を理解しており、それ故に素っ頓狂な行動にも協力していたのだが、ISの宇宙開拓が絶望的になった今、その協力も無意味になったと半ば諦めている。

 身長は166cm 血液型はA型。スリーサイズは、B88 W61 H85のEカップ。

 

 

 

《山田 真耶》

 一夏のクラスの副担任。彼の過去を知らないので、彼女には今の彼が素の状態だと認識されている。身長は平均程度だが、童顔なせいで実際より低く見える。ちなみにと言うか、もちろん処女。

 常に生徒にも敬語を使う温和な教師。押しが弱く、やや天然で、ドジな所があるが生徒に対する賞罰はきちんとしている。あがり症で、大勢の前で堂々としている千冬を尊敬している。

 元日本代表候補でISの操縦技術は千冬が認めるほどの高さを誇り、模擬戦ではセシリアと鈴音の二人の代表候補性が同時に挑んでも歯が立たなかった。ただ、あがり症なせいかプレッシャーに弱く混乱しやすい一面があり、一夏の入学試験の際の対戦でもなぜか壁に突っ込んで自滅し、IS使用の実習初日にも制御不能になって一夏と激突している。

 身長は155cm 血液型はO型。スリーサイズは、B105 W63 H88のKカップ。

 

 

 

《五反田 弾》

 一夏の唯一の男友達。実家は食堂を営んでいる。雰囲気が変わったイチカに対し、動揺しつつもいつも通りの対応を見せている。女心を知ったおかげでずいぶんと肩の荷が下りたらしい。中学時代は一夏や鈴との3人で遊んでいたために鈴のこともよく知っており、彼女や妹をはじめとした女性の想いに無頓着な一夏にはあきれていた。妹である蘭には弱く、不用意な言動をしては彼女から制裁を受けるというのがお約束となっているが、実際には彼女の事を大切に思っている。

 実は、飛行機が好きであり、戦闘機のパイロットに憧れて……いた。

 

 

 

《五反田 蘭》

 弾の妹。中学3年生。五反田食堂の看板娘。一夏に片想いしており、彼の前では猫を被って清純でおしとやかな女性を演じているが、実際には男勝りで強気の性格の持ち主。普段はかなりラフな服装で、長い髪を後ろで無造作にクリップでまとめている。彼を追ってIS学園への入学を目指しており、IS簡易適性試験を受けてA判定を出している。しかし、彼の周囲にライバルがいることを知り、強い危機感を抱いている。また幼なじみだった鈴に対しても、当時から一夏を巡ってライバル心を抱いていた模様。兄に対する態度はぞんざいだが、内心では頼りになる兄だと思っている。

 

 

 

《五反田 厳》

 五反田食堂の店主で弾と蘭の祖父。年齢は80を超えているが料理人としては健在で、肌は浅黒く腕も筋骨隆々であり中華鍋を一度に2つ振れるほどの剛腕の持ち主。今でこそ厳格な雰囲気を出しているが、昔は結構ヤンチャしていたらしい。

 孫娘の蘭を溺愛しているが、弾の事も当然大切にしている。

 

 

 

《五反田 蓮》

 五反田食堂の看板娘で弾と蘭の母。「あらあらうふふ」といった雰囲気がよく似合う、とても愛嬌がある美人。すでに四十路だがパッと見、20代後半にしか見えない。

 

 

 

《クラリッサ・ハルフォーフ》

 ドイツのIS配備特殊部隊『シュヴァルツェ・ハーゼ』副隊長。階級は大尉。ラウラと同じ、左目には眼帯をつけている。

 日本のサブカルチャーの大ファンで主にマンガやアニメを好んでいるが、そこから日本文化の知識を得ているためか、実際の内容はかなり偏っている。しかし、今回はなんとその知識がラウラにとって吉と出る事になった。

 部隊内で多くの問題をかかえていたラウラが自分に水着の話題を持ちかけるほどに変わってくれた事を嬉しく思っている一方、一夏との関係に非常に深い興味を隠しきれずにいる。

 どうでもいいが、彼女もラウラにマスコット的な可愛さがあると理解している。

 

 

 

《ナターシャ・ファイルズ》

 アメリカ、フロリダ州代表候補生であり、IS『シルバリオ・ゴスペル』の操縦者。階級は中佐。髪型は鮮やかで艶やかな長い金髪で、千冬よりも背が高い。千冬とはモンド・グロッソ以来の面識がある。イーリスとは表向きはアメリカ空軍のテスト操縦者であり、裏は『地図にない基地(イレイズド)』と呼ばれる特殊部隊に所属している。イーリスのことは「イーリィ」と呼んでおり、階級以上の絆がある。

 自身のIS(銀の福音)のことを「あの子」と呼び、母親のように愛着を持ち、暴走を仕組んだ人物に対して怒りをあらわにしている。また、助けてくれた一夏の頬にお礼のキスをした事で、箒達の嫉妬を煽ったが、本人が寝てたのでそこまでの大事にはならなかった。

 その後、南米のロケット工場見学で再開すると、彼にイタズラっぽくアプローチを仕掛けるも千冬に阻まれる。工場襲撃時は見ず知らずのISで戦闘に参加して彼を援護するなど、能力は非常に高い。

 搭乗ISは専用機『シルバリオ・ゴスペル』 凍結後、現在は専用機を持っていない。

 

 

 

《イーリス・コーリング》

 アメリカ、テキサス州代表候補にして、合衆国の代表。階級は少佐。褐色肌で金髪のショートヘアが特徴。ナターシャと同じく『地図にない基地』に所属している。表向きはアメリカ海兵隊。ナターシャとは階級こそ上だが「ナタル」と呼ぶなど、砕けた口調で話し合える仲である。

 非常に大雑把でガサツかつ戦闘狂であり、イチカが基地を訪れた際には仕事の訓練も放棄して彼に決闘を挑んだ。それでも、自他共に認める合衆国代表であり、それに並ぶ実力も有しているが、性格故に足元を掬われかねないのがたまにキズである。

 搭乗ISは、タイガーストライプに塗装された『ファング・クエイク』

 

 

 

《ユージン》

 南米のロケット工場基地の特殊技術スタッフ。ISや兵器の開発に凄まじい才能があり、ついには自分では動かせないISのアーキテクトまで担当してしまった。白人でイギリス訛りの英語を話すのだが、産まれはどこなのか本人もわかっていない。

 

 

 

《スコール・ミューゼル》

 『亡国機業(ファントム・タスク)』という組織に所属する女性であり、南米のロケット工場兼海軍基地を襲撃した主犯。詳細は不明だが、ナターシャとは少なからず面識がある様だ。

 搭乗ISは専用機『ゴールデン・ドーン』

 

 

 

《エム(織斑マドカ)》

 スコールと同じく、南米のロケット工場兼海軍基地を攻撃した主犯の一人。BTの鋭角軌道射撃を完璧に扱いこなしており、ISの操縦技術は常軌を逸している。一夏と白式を激しく敵視しているが、詳細は不明。スコールによって行動を束縛されている様だが、彼女の正体が明らかになるのはもう少し先の事である。

 搭乗ISは専用機『サイレント・ゼフィルス』

 

 

 

《篠ノ之 束》

 ISの創始者であり、箒の姉。彼女はIS本来の目的である宇宙開発に力を注ぐため、亡国機業に匿ってもらうかわりに、彼等からの仕事をこなしている。

 IS本来の目的である宇宙開拓を望んだイチカに対しては、千冬の弟という事もあって愛情に近い表現を示した。

 ロケット工場のスタッフに無償で技術を提供したのは、同じ宇宙開拓という志を持った彼等に可能性を見た……らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【 IS 機体設定】

 

 

 

《白式》

 日本製の第三世代型IS。『世界で唯一ISを使える男』である彼のために用意された専用機。原作と違って一次移行もしていないため、白と言うよりは鉛色の装甲をしている。束のおかげあってか、『零落白夜』は発動する事ができた。待機形態は鉛色の腕輪。

 元々は日本のIS企業が設計開発していた代物だが、開発が頓挫して欠陥機として凍結されていたものを束がもらい受けて完成させた機体であるため、スペックは非常に高い。後の紅椿に採用された『展開装甲』技術の試験機としての側面があり『雪片弐型』にその機構が組み込まれている。そのせいか、元からある仕様として形態移行もしていない素の状態から単一仕様能力(ワンオフ・アビリティー)が使えるように作られているほか、かつての『白騎士』だけが持っていた操縦者の生体再生能力も備わっており、『白騎士』と『暮桜』両方の特性を備えた機体といえる。

 機体のコアには千冬の最初の乗機『白騎士』のコアが使われており、武装も『白騎士』『暮桜』の後継となるものが搭載されている。そのおかげで雪片や零落白夜を発動する事はできたのだが、エネルギー0からの再起動や、操縦者の肉体の再生など、開発した束や『白騎士』の操縦者である千冬でも分からない機能を有している。

 総エネルギー量は32000。これは『打鉄』や『ラファール』なのどの量産型ISの平均値から比較すると、若干低めである。代わりと言わんばかりに各種ブースターとスラスターの性能及びシールドエネルギーの濃度と再生能力が高くなっている。

 武装は刀型の近接ブレード『雪片弐型』のみ。彼はもっぱら『雪片』と呼んでいる。これ一本に拡張領域(バススロット)の全てを使用しており、後付装備(イコライザ)ができない。そのため、白式には近接戦用の機体にも標準装備されている射撃用センサーリンクシステムが搭載されていないが、後に彼はシャルロットのデータを引用させて製作した近距離射撃用システムを別のOSで組み込み、戦闘時に手動で切り替えながら運用している。雪片自体には第四世代技術である『展開装甲』が使われており、この展開装甲は束が実験代わりに無理やりねじ込んだものである。

 単一仕様能力『零落白夜』は自身のエネルギーを犠牲にして、相手のシールドバリアを削る能力。使用の際は刀身の峰が変形し、エネルギーの刃を形成する。相手のエネルギー兵器による攻撃を無効化したり、シールドバリアーを斬り裂くことで相手のシールドエネルギーに直接ダメージを与えられる白式最大の攻撃能力で『対IS兵装』とも言える。自身のシールドエネルギーを消費して稼動するため、使用するほど自身も危機に陥ってしまう諸刃の剣でもある。そのため彼は攻撃する瞬間にしか能力を発動させない技能を日々鍛錬している。千冬の乗機だった『暮桜』と同じ能力だが、本来別の機体で同じ単一仕様能力が発現することはなく、束は千冬と繋がりの深い白騎士のコアが暮桜のコアとコア・ネットワークを介して情報をやりとりし、『零落白夜』を自らの能力として開発していたのではないかと推測している。

 福音戦時には二次移行の様な姿を見せたが、これは彼の強い意思を白式が形の定まらないまま具現化させた姿であり、本来の二次移行の姿ではない。武装は不明だが、零落白夜に近いエネルギーを自由自在に形を変えて操作する能力があるとその時周りにいた彼女達には認識されている。

 

 

 

《紅椿》

 束が箒の誕生日プレゼントとして制作した、第四世代型IS。ちなみに見た目はOL版基準。白式の対となる存在で、コンビ運用を前提として開発された機体。エネルギーを消滅させる白式に対して増幅させる紅椿という立ち位置であり、互いを停止させる抑止力としての意味も持つ。待機形態は手首に巻かれた金と銀の鈴が一対になってついている赤い紐。代表候補生ではない箒が1年生の時点で専用機を持つことは本来不可能だが、彼女の姉の束が箒のためだけに直々に開発した。そのため、このISは現在どこの国にも所属していない。全世界がまだ第三世代型の実用化に躍起になっている中、世代を飛び越えてしまった紅椿の登場は世界中の努力を全て無意味なものにしてしまい、その帰属を巡って各国の争いの火種にもなりかねない存在となっている。

 総エネルギー量は56000。これは中量型のISの中では抜きん出て総量が高い。現行機を遥かに凌駕する機体性能に加え、即時万能対応機という現在机上の空論なはずの第四世代型のコンセプトを実現し、全身のアーマーになっている完成型の『展開装甲』を稼動させることで攻撃・防御・機動のあらゆる状況に即応することが可能。さらに束が独自開発した無段階移行(シームレス・シフト)システムが組み込まれており、蓄積経験値により性能強化やパーツ単位での自己開発が随時行われるほか、高度な操縦支援システムを備えており、操縦者に依存しない機動性能を持つ。つまり、ある程度は勝手に動いているのである。

 武装は刀型の近接ブレード『天月(あまつき)』と『空裂(からわれ)』の二刀流。それぞれの刀身からはエネルギーを放出し、斬撃波とホーミングレーザーの2種類のエネルギー波を自由に切り替えて放つ事ができる。原作にて、福音戦で得られるハズだった単一使用能力『絢爛舞踏』は、イチカの白式が破茶滅茶に暴れてしまったため、まだ発動すらしていない。

 紅椿の要である可変装甲『展開装甲』は両腕肩脚部と背部に装備され、そのひとつひとつが自動支援プログラムにより変形するのだが、イチカが暴れたため、まだハイスピード・シフト(高速軌道形態)という速度だけを追求した形態に切り替える事しかできない。しかし、その速度は常にイグニッション・ブーストで移動しているが如くの速さを誇る。

 

 

 

《ブルー・ティアーズ》

 イギリスの第三世代型IS。なお、機体のデザインはアニメ基準。主に遠〜中距離射撃を主体とした機体だが、第三世代兵器『BT兵器』のデータをサンプリングするために開発された実験・試作機という意味合いの方が濃い。待機形態は左耳の青いイヤーカフス。

 総エネルギー量は36000。装甲は若干、エネルギー兵器に対して強くなっている。

 武装は主力レーザーライフルの『スターライト Mk.III』とエネルギー型の近接ブレード『インター・セプター』 そして機体名と同じ名前が示された遠隔無線誘導兵器『BT(ブルー・ティアーズ)』 これは扱いこなす事さえすれば相手の死角からの全方位オールレンジ攻撃が可能で、本機の名前の由来でもある。装備によっては機体に接続することでスラスターとしても機能する。ただし、ビットを展開している間、操縦者のセシリアはビットの制御に集中しなければならないので他の武器と連携できず、彼女が無防備になるという弱点も持ち合わせている。 BTにはレーザーとミサイルの2種類があり、レーザーBT4基は浮遊ユニット、ミサイルBT2基は両腰部に付属している。彼女のBTはガンダムでいうファンネルの扱いに近い、というかほぼ同じ。BTの操作には脳に強い負荷がかかり、軽度なら頭痛程度で済むが、重度になると意識の混濁や、意識の喪失、器官からの流血などが起こる。

 福音戦時には強襲用高機動パッケージ『ストライク・ガンナー』を装着していた。本パッケージ装備時は6基のブルー・ティアーズは射撃機能を封印し、完全にスカート状のスラスターとしてのみ運用する。彼女はそこから普段と同じ要領で攻撃をするためのBTを4基、元ある浮遊ユニットに装着し、高速移動と援護射撃のBTを両立させていた。武装はスターライトに代わって全長3メートルのレーザーライフル『スターダスト・シューター』 頭部のバイザーになっているヘッドギアはBTの制御能力を高める超高感度ハイパーセンサー『ブリリアント・クリアランス』を装備していた。

 

 

 

甲龍(シェンロン)

 中国の第三世代型IS。一応だが中国の正式採用型である。待機形態は手についている黒のブレスレット。正式名称は『シェンロン』だが、イチカも他の人も『こうりゅう』と呼んでいる。衝撃砲こと『龍砲』は原作通り、目視で確認する事ができない。また、手動で溜め撃ちができるようになっている。

 総エネルギー量は40000。燃費と安定性を第一に設計されている。

 武装は大型の青龍刀『双天牙月(そうてんがげつ)』 これは2基装備されており、連結することで投擲武器としても使用できる。両方の浮遊ユニットには衝撃砲こと『龍咆(りゅうほう)』が1門ずつ備わっている。これは空間自体に圧力をかけ砲身を作り、左右の翼から衝撃を砲弾として打ち出す大砲である。砲弾だけではなく、砲身すら目に見えないのが特徴。故に射角も存在しないが有効射程が短く、距離を取られると威力が著しく減衰する欠点がある。拡散衝撃砲や貫通衝撃砲などの種類があるが、機体を組み換えないと変換できない。

 福音戦時には、龍砲の機能増幅パッケージ『(バオ)』を装備していた。甲龍の主装備である龍砲が2門から4門に増設、弾も通常時の不可視の弾丸ではなく赤い炎を纏った拡散衝撃砲に変更。更に近接武器だった『双天牙月』の代わりに、両腕両手足に近接戦用のクロー『鋭爪(えいそう)』が取り付けられていた。

 

 

 

《ラファール・リヴァイブ・カスタム Mk.II》

 フランスの量産型である『ラファール・リヴァイブ』をシャルロットがカスタマイズした機体。ちなみにデザインはアニメ版基準。あと忘れがちだが、世代は第二世代型。基本装備の一部を外した上で後付け装備用に拡張領域を原型機の2倍にまで追加しており、その搭載量は追加装備だけで20基になる。大容量の拡張領域を活用し、事前に武装の呼び出しをせずに戦闘と同時進行で武装を呼び出す高速切替(ラピッド・スイッチ)など、彼女の操縦技術力を相まって距離を選ばない戦いができる。

 総エネルギー量は42000。装甲をいくつか外したため、防御能力とエネルギー量が落ちたが、代わりにブースターが増設されて機動力が上がっている。待機形態は十字のマークのついたオレンジ色のネックレス・トップ。

 現在シャルロットがインストールしている武装は、アサルトライフル『ヴェント』×2 マシンガン×2 軽機関銃『デザート・スネーク』 重機関銃『デザート・フォックス』 ショットガン『レイン・オブ・サタディ』 サブマシンガン×2 スナイパーライフル バズーカ『ガルム』 ガトリングガン レールガン グレネードランチャー ロケットランチャー 物理シールド『ヘキサグラム』 ハンドガン 近接ブレード『アイアン・カッター』 プラズマカッター『ブレッド・スライサー』 パイルバンカー『グレー・スケール』 更には外付け&内蔵として各種ミサイルポッド複数 炸裂手榴弾 煙幕手榴弾。特に『グレー・スケール』は直撃すれば並のISでも一撃で戦闘不能に追い込まれなねない代物である。

 福音戦時には防御パッケージ『ガーデン・カーテン』を装備していた。これはラファールに補助アームを増設し、実体シールド2枚とエネルギーシールド2枚により防御機能を向上させている。一見防御一辺倒になりがちに見えるが、シャルの高速切替によって防御の間を縫って攻撃が可能。シールドが基本的に展開されているので、重量による速度の低下をカバーするために、左右の肩と背部に1基ずつ増設スラスターを追加で装備している。

 

 

 

《シュヴァルツェア・レーゲン》

 ドイツの第三世代型IS。ドイツ語表記は『Schwarzer Regen』 日本語で『黒い雨』という意味である。密かに組み込まれていた国際条約違反のVTシステムが暴走し、1度は一夏によって破壊されたが、コアが無事だったので予備パーツで補い、復活させた。

 総エネルギー量は65000。圧倒的な実弾防御を誇るが、運動性能は高い。待機形態は腿の黒いレッグバンド。

 武装は肩の浮遊ユニットに接続された大型レールカノン『アハト・アハト』と両肩とリアアーマーに計6基装備されたワイヤーブレード『ランケ・クリング』 両腕手首にはプラズマ手刀が仕込まれている。更に手の平に第三世代兵器として『AIC』と呼ばれる機能を搭載する。『AIC(アクティブ・イナーシャル・キャンセラー)』は和名で慣性停止結界と呼ばれるが、ラウラ自身は『停止結界』と呼んでいる。もともとISに搭載されているPICを発展させたもの。対象の慣性を任意に停止させることができ、1対1では反則的な効果を発揮するが、使用には多量の集中力が必要であり、複数機を相手する場合には部が悪く、実体がないエネルギー兵器には効果が無い。

 機体には『VTシステム(Valkyrie Trace System(ヴァルキリー・トレース・システム)の略)』が搭載されており、過去のモンド・グロッソ優勝者の戦闘方法をデータ化し、そのまま再現する事ができた。パイロットに能力以上のスペックを要求するため、肉体に莫大な負荷が掛かり、場合によっては生命が危ぶまれており、現在あらゆる企業・国家での開発が禁止されている。シュヴァルツェア・レーゲンに搭載されたものは機体の損害がレベルDに達し、最大限に達したラウラの負の感情(戦闘で敗北した悔しさやそれから来る怒り)を機動キーに発動するように設定・欺瞞されていた。暴走後、修理の際にシステムは取り除かれたが、データ自体は残っている。また、このシステムを研究していた施設は束によって壊滅している。

 福音戦時には、砲戦パッケージ『パンツァー・カノニーア』を装備していた。これは、レールカノン『ブリッツ』を肩に2門装備し、遠距離からの砲撃・狙撃対策として2枚の物理シールドを左右、正面に展開する。外見は小さな要塞であり、飛行はほぼ不可能になるが、アイゼンを外せば水平移動は可能である。

 

 

 

《打鉄》

 日本純国産の量産機である第二世代型IS。灰色の武者鎧のような形態をしており、両肩部分に装備された楯は破壊される前に装甲が再生するほど防御力に特化している。

 総エネルギー量は35000。性能が安定しており使いやすい。

 主兵装として、刀型の近接用ブレード『(あおい)』とアサルトライフル『焔火(ほむらび)』を標準装備している。

 専用機や第二世代でも後期型のISが各部のアーマーを大型化して手足を延長した形態にしているのに対して基本的に搭乗者本来の体格からあまり逸脱しないサイズなので扱いやすい。ただし、追加装備の種類によっては大幅に変化する。柔軟な仕様の日本製OSによって第二世代でも最大数の追加装備(パッケージ)に対応しており、超長距離射撃装備『撃鉄(げきてつ)』は命中率の世界記録を保持している。

 

 

 

《ラファール・リヴァイブ》

 フランス、デュノア社製の第二世代型IS。第二世代最後期の機体でそのスペックは第三世代型初期に劣らない。別名『飛翔する武器庫』の異名を持っている。

 総エネルギー量は45000。現在配備されている量産ISの中では最後発だが世界第3位のシェアを誇り、7カ国でライセンス生産され、12カ国で制式採用されている。

 シャルロットの『ラファール・リヴァイブ・カスタム Mk.II』の原型で、操縦しやすく汎用性が高い。それにより操縦者を選ばないことと、多様性役割切り替えを両立している。外見上の特徴は、ネイビーカラーをした4枚の多方向加速推進翼である。

 

 

 

《シルバリオ・ゴスペル》

 ナターシャ・ファイルスの第三世代型IS。『ブルー・ティアーズ』と同様に射撃特化型の機体であり、アメリカ・イスラエルで特殊射撃による広域殲滅を目的に共同開発された軍用ISでもある。ハワイ沖で試験運用していたところ、外部からの不正アクセスによってコア・ネットワークから切断され、暴走を起こした。しかし、不正アクセスを仕掛けたのは束だが、その後の行動には一切関与しておらず、また束はISの動きは真っ直ぐ日本を目指していたため、暴走ではないと考えている。

 武装は大型スラスターと広域射撃武器を融合させた36の砲口をもつウィングスラスター型の新型システム『銀の鐘(シルバー・ベル)』 これは高密度に圧縮されたエネルギー弾を全方位へ射出するとともに、常時瞬時加速と同程度の急加速が行える高出力の多方向推進装置(マルチスラスター)としての機能を備える。

 戦闘で追い詰められた際は、防衛機能として機体が自ら無理やり第二形態に移行した。切断された主翼を再生し、機動速度など性能が著しく上昇。そもそもが軍用ISとはいえ、それを考慮しても異常なまでの高性能さと攻撃力を発揮した。

 そこから更にダメージを与え続けた結果、原作にはない三次移行を果たしてしまった。主翼は左右に3対の6枚の翼となり、全身から余剰エネルギーを放出するほどの出力を誇り、代表候補生とその専用機に対しても圧倒的な性能をみせつけた。

 最終的には暴走した白式に圧倒され、岸壁に叩きつけられて機能を停止した。コアは無事だったが暴走を起こした事から、現在は機体ごと凍結処置がとられてしまった。

 

 

 

《ゴーレム》

 一夏と鈴のクラス対抗戦に乱入して来た機体。デザインはOL版。無人機である事など、通常のISとして差異が大きいため、世代区別はされていない。

 武装はアリーナのシールドバリアーを破壊するほどの威力を持つ強力なビーム砲を両肩と両腕に1門ずつ、計4門。更には頭部にも隠しビーム砲を搭載されている。

 一夏たちとの戦闘ではセシリアによって機能中枢が修復不可能なほどに破壊されて解析はできなかったものの、コアはIS学園で秘密裏に回収された。

 

 

 

《ファング・クエイク(イーリス・コーリング専用機)》

 アメリカが開発に成功させた、量産機の第三世代型IS。その中でもイーリスの専用機は機体カラーをタイガーストライプに塗装されている。見た目はラウラのシュヴァルツェア・レーゲンに近い重量型で、所々角ばったデザインをしている。浮遊ユニットはリボルバー銃のシリンダーの様な形をしており、彼女は4基搭載している。

 総エネルギー量は62000。甲龍と同じコンセプトで開発されているため、安定性と稼動効率に特化している。

 武装は強化型バズーカ『GAN01-SS-WBP』と大型ガトリングガン『GAN01-SS-WGP』 グレネードガン『GAN01-NSS-WGG』 重アサルトライフル『GAN02-NSS-WR』の他、ブルドーザーのシャベルの様な形状をした巨大な鉄塊『GAN01-SS-WD』を2個 背部には16連垂直ミサイルポッド『OSAGE(オーセージ)03』を2基、更には自身の拳とISサイズの大型ナイフを主武器としており、彼女の高い操縦技術とIS自体の重量と相まって凄まじい威力を発揮する。また、浮遊ユニットにはイグニッション・ブースト用のエネルギーを充填しておく機能が備わっており、成功率は40%と心許ないが浮遊ユニットの4基のスラスターによる個別連続瞬時加速(リボルバー・イグニッション・ブースト)を行うこともできる。

 

 

 

《ロケットブースター試験用IS》

 南米のロケット工場で束から受け取った未登録のISコアをユージンがロケットブースターの試験用のためだけにアーキテクトして作り上げたIS。故に名前は付けられていない。ちなみに第二世代。

 下半身はハイヒールを一足揃えた様な形をしたホバータンクというISとしてはかなり異彩な形状をしているが、それ故に地面や水面などを他のISよりも素早く滑走する事が可能になっている。特に前進速度だけならば、他の第三世代機よりも速く移動する事ができるが、上昇能力が低いためIS本来の優位性である三次元戦闘は苦手としている。

 武装は本来は試験用のためなので装備されていなかったが、ロケット工場襲撃の際にナターシャが乗り込み、武装をインストールした、その時は大型のスナイパーライフル『GAN01-SS-WSN』と重機関銃『GAN01-SS-WHM』を装備していた。

 

 

 

《サイレント・ゼフィルス》

 エムの第三世代型IS。経由は不明だがイギリスから強奪した実験機体。機体カラーはブルー・ティアーズよりも濃い青色。ちなみにデザインはアニメ版。

 BT兵器搭載ISの2号機で、セシリアのブルー・ティアーズである1号機のデータが基盤となっている。

 BTの数はセシリアのブルー・ティアーズを超える8基。内、6基がレーザーBTで残りの2基はエネルギーシールドを展開するBTである。しかも、セシリアのように使用中に他動作不可能という欠陥もないが、これは機体そのものの性能ではなく、エムのBT適正の産物とも言える。

 武装はレーザーガトリング『アシッド・レイン』 レーザーライフル『スター・ブレイカー』 プラズマライフル『FLUORITE(フローライト)』 そのほか、近接戦用のナイフを装備している。

 

 

 

《ゴールデン・ドーン》

 スコールの第三世代型IS。経由どころか出所も不明のコアを仕様されており、その名の通り全身に金色のカラーリングが施されている。先端が開閉式となっている巨大な尾を持ち、近接戦闘時には3本目の腕として用いられる。

 武装は両肩に備わっている炎の鞭『プロミネンス』 これはそのまま流動する炎として射出する事のみならず、高速回転させて全身を覆えば防御シールドとしても使える。両腕部には火の粉を凝縮して火球を放つ砲身『ソリッド・フレア』 これは溜め撃ちが可能で最大威力で放つ『デッドリー・サン』は着弾と同時に大爆発を起こす。尾の先にはISのエネルギーシールドも通過する超高温の熱線を放つ砲身『インペリアル・レイ』が備えられている。

 

 

 

《暮桜》

 かつて千冬がモンド・グロッソの時に乗っていた機体。詳細は不明だが、イチカは動画で見た事がある。武装は『雪片』のみ。

 

 

 

《白騎士》

 かつて千冬が白騎士事件時に乗っていた機体。詳細は不明だが、コアは無事に白式へ受け継がれた。

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