20**年、世界では人間のかわりに機巧人形を主流に様々なことに使うようになった。
 工場やサービス業でも使われ、戦闘なども人間がやる戦いは少なくなっているが、ない訳ではない。
 
 軍やPMC社が数多くの機巧人形を使用し代理戦争や要人警護を行っている。
 
 その中でも多くの機巧人形を保有し、なおかつ、軍やPMC社の持っている機巧人形よりも高性能な人形を持っているPMC社がある。
 そのPMC社の名を「BLACK HOUND」社と呼ぶ。
 
 社長と幹部以外の人間はおらず、全て機巧人形で構成された異色のPMC社である。
 また、社長と幹部は全員女性であり、戦闘能力が高い人物が多いが、後方で指揮することが多い。
 機巧人形以外にも多くの戦車などの戦術機巧兵器を保有しており、軍からの仕事も依頼されることがあるため、この兵器等の保有や使用を許可されている。
 このPMC社はアメリカの荒野に独自の基地を保有しており、機巧人形や戦術機巧兵器、武装を製造する工廠や地下格納庫、簡易的な滑走路や着陸場などもある。
 
 BLACK HOUND社は機巧人形たちのことを戦術機巧人形と呼称し、それぞれに名前をつけている。
 
 
 彼女たちが月に一度行う、全社員を集めて行う大規模集会をしているときに…
 
 突如、大地震が彼女たちに襲い掛かった。
 今まで経験したことのない揺れであったため緊急事態と判断し、社長や幹部、隊長たちの命令で安全な施設に避難した。
 
 辺りは黒い霧に包まれ、突然白い閃光が迸り、全員の視界を奪った。
 
 彼女たちの視界が戻って見えるようになったとき、見えた光景は……
 
 薄暗い雲が空を覆い、数多の廃墟と硝煙などの匂いが立ち込める見知らぬ土地に基地ごと移動していた……

第一章 偶発的戦闘
  大零話 プロローグ()
  第一話 見知らぬ土地
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