ウマ娘の為に親切された山奥の旅館『凱旋荘』。

 夏季合宿で訪れた私達を出迎えてくれた仲居さんは、なんと淡茶色髪のウマ娘だった。
 足取りに無駄もなく、働きぶりから体力も申し分ない。そして、この大きな旅館をほぼ一人で切り盛りしているのだから、根性も中々のものだろう。
 それでも彼女は、レースには出ていない。不思議でならなかった。

「――レースに出たいって事、考えなかったの?」
「はい。私なんかには、到底務まりませんから。ははは」

 これは、その旅館に訪れたウマ娘たちと彼女の交流と成長の軌跡を綴った物語。

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『若女将は小学生』みたいなタイトルだって? 気にすんな。

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  01 ウマ娘の仲居さん()
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